対訳なので、原詩の英語と対比しながら読めました。非常にありがたい。
「無垢の予兆」の詩が最後に掲載されていたので、飛びつきました。
なんと、全132行の詩 “Auguries of Innocence” の最初の4行のみ。
そこで、要望です。
本書巻末の、長文の「ブレイク略伝」、「あとがき」、広告は不要です。
代わりに、その空いたスペースに、「無垢の予兆」の全132行の対訳を載せてほしい。
『セルの書』(全125行)と同じくらいのスペースになると予想されます。
もうひとつ要望。
編者を柴田元幸さんに変えてほしい。
理由: 翻訳者に徹しているから。

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ブレイク詩集(対訳): イギリス詩人選 4 (岩波文庫 赤 217-2 イギリス詩人選 4) 文庫 – 2004/6/16
ウィリアム ブレイク
(著),
松島 正一
(編集)
画家,彫版師,預言者…と多面的な顔をもつイギリスの詩人ブレイク(1757―1827).その神秘的かつ幻想的な詩は,イギリス・ロマン派の端緒と言われる.『無垢と経験の歌』『セルの書』『天国と地獄の結婚』『アルビヨンの娘たちの幻覚』『詩的素描』『ピカリング稿本』などから,そのエッセンスを対訳形式で収録.
- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/6/16
- 寸法10.5 x 2 x 14.8 cm
- ISBN-104003221729
- ISBN-13978-4003221723
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2004/6/16)
- 発売日 : 2004/6/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 300ページ
- ISBN-10 : 4003221729
- ISBN-13 : 978-4003221723
- 寸法 : 10.5 x 2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 115,230位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 236位戯曲・シナリオ (本)
- - 303位詩集
- - 780位英米文学研究
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2023年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対訳の注が懇切丁寧で、とても親切。ブレイクの素朴で美しい魂が伝わってきた。
2018年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく大学の先生方がウイリアム・ブレイクの詩を研究をしているのを耳にします。
そこで私も対訳詩集と言う事なので英語の醍醐味と詩集の醍醐味に触れたいと思っています。
一番注目したいのは英語の韻律です。
スピーキングにもライティングにもライムを施す事で味わいが一層増して来ると思います。
期待して読み進めて行きたいと思います。
そこで私も対訳詩集と言う事なので英語の醍醐味と詩集の醍醐味に触れたいと思っています。
一番注目したいのは英語の韻律です。
スピーキングにもライティングにもライムを施す事で味わいが一層増して来ると思います。
期待して読み進めて行きたいと思います。
2013年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミルトンの一節、エルサレムがあるか期待したんですが、
有りませんでした。
うーん、他の書籍を探してみるしかないですね。
これはこれで、対訳本としては参考になりますので星三つで。
有りませんでした。
うーん、他の書籍を探してみるしかないですね。
これはこれで、対訳本としては参考になりますので星三つで。
2019年8月7日に日本でレビュー済み
「To see a World in a Grain of Sand
And a Heaven in a Wild Flower.
Hold Infinity in the palm of your hand
And Eternity in an hour.」
ラストはやはりこの詩だった。
芭蕉にも通じるような繊細かつ素朴な詩は私も大好きだ。
最初の方にあった
「Tyger Tyger, burning bright,
In the forests of the night;
What immortal hand or eye.
Could frame thy fearful symmetry?」
も生命力に溢れ、かつ、神秘的で良い詩だ。
ブレイクは幼い頃から幻視能力があり大人に成ってからは予言者めいた神秘家の側面があったようだ。
しかし、まともな教育は受けられず一介の彫版師として生涯を終えた。
行動半径もほぼロンドン近辺だけだったようだ。
スピノザも世俗的快楽に背を向け屋根裏部屋でレンズ磨きの仕事をしながら哲学書の執筆に励んだそうだ。
ヴィトゲンシュタインも生涯を哲学に費やし友人の家で息絶えた。
その哲学には頷けない所もあるがサルトルも亡命者に支援したりしながら自らは生涯3DK程の家に住み妻と二人慎ましく生きたそうだ。
サルトルはともかく彼らが後世に強い影響を残すとは思っていなかっただろう。
しかし、世紀を隔て極東に生きる私にしっかり届いている。
And a Heaven in a Wild Flower.
Hold Infinity in the palm of your hand
And Eternity in an hour.」
ラストはやはりこの詩だった。
芭蕉にも通じるような繊細かつ素朴な詩は私も大好きだ。
最初の方にあった
「Tyger Tyger, burning bright,
In the forests of the night;
What immortal hand or eye.
Could frame thy fearful symmetry?」
も生命力に溢れ、かつ、神秘的で良い詩だ。
ブレイクは幼い頃から幻視能力があり大人に成ってからは予言者めいた神秘家の側面があったようだ。
しかし、まともな教育は受けられず一介の彫版師として生涯を終えた。
行動半径もほぼロンドン近辺だけだったようだ。
スピノザも世俗的快楽に背を向け屋根裏部屋でレンズ磨きの仕事をしながら哲学書の執筆に励んだそうだ。
ヴィトゲンシュタインも生涯を哲学に費やし友人の家で息絶えた。
その哲学には頷けない所もあるがサルトルも亡命者に支援したりしながら自らは生涯3DK程の家に住み妻と二人慎ましく生きたそうだ。
サルトルはともかく彼らが後世に強い影響を残すとは思っていなかっただろう。
しかし、世紀を隔て極東に生きる私にしっかり届いている。
2017年5月20日に日本でレビュー済み
中野幸次の著書に
「わたしの誕生を司った天使が言った
歓びと笑みをもって形作られた小さな命よ
行きて愛せ、地上にいかなる者の助けがなくとも」
というブレイクの詩があった。
この本に載っているかもしれないという思いで買ったけど
無駄だった。
無償の愛をうたっている詩だ。
この詩からマザー・テレサが思いうかぶのは私だけだろうか。
残念なことに、この詩以上のものが載ってなかった。
「わたしの誕生を司った天使が言った
歓びと笑みをもって形作られた小さな命よ
行きて愛せ、地上にいかなる者の助けがなくとも」
というブレイクの詩があった。
この本に載っているかもしれないという思いで買ったけど
無駄だった。
無償の愛をうたっている詩だ。
この詩からマザー・テレサが思いうかぶのは私だけだろうか。
残念なことに、この詩以上のものが載ってなかった。
2015年4月27日に日本でレビュー済み
対訳のため、通常の翻訳版よりは、収録されている詩の数は少ない。
無垢と経験の歌は全てが収録されているが、後は初期の詩的素描から少しと、その他の作品を収録している。
後期の代表作で、神秘主義的な内容の、ミルトン、イエルサレムからは、全く収録されていない。
訳者は、その理由をあとがきで記しているが、今ひとつ納得感がない。
無垢と経験の歌を少し削ってでも、上記のどちらかから、一部を収録して欲しかった。
無垢と経験の歌は全てが収録されているが、後は初期の詩的素描から少しと、その他の作品を収録している。
後期の代表作で、神秘主義的な内容の、ミルトン、イエルサレムからは、全く収録されていない。
訳者は、その理由をあとがきで記しているが、今ひとつ納得感がない。
無垢と経験の歌を少し削ってでも、上記のどちらかから、一部を収録して欲しかった。