プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥792¥792 税込
ポイント: 24pt
(3%)
無料お届け日:
3月21日 木曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥792¥792 税込
ポイント: 24pt
(3%)
無料お届け日:
3月21日 木曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥2
中古品:
¥2

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
地球の水が危ない (岩波新書 新赤版 827) 新書 – 2003/2/20
高橋 裕
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥792","priceAmount":792.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"792","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Ggy0GP7789%2BpYuyIMTIpNb16w89EEbhagFKy86XFBIx9kcydT%2BlZayvYDlkzpn4eryXw9y5GSClRZxAiOsg0YB%2FtT9Y93QQa4wt6pwWQ%2Ft7O48Hl2HuJZnr05kP5EM%2F3","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥2","priceAmount":2.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Ggy0GP7789%2BpYuyIMTIpNb16w89EEbhacg%2B2nHNU7WUnXZ9elHOl9MtwKG1KkNPu6BPKLGShm0C0wJUUPWnUO4SpgZOe%2FWAGKc8J3mCYfbL8LUE5iRqLgy2Lg62%2BhJOrF0CIDaGzQoDHWmmNo1vLEvB0osy2nF00QEQffx2IfeuSL9p41GAm6Q%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
世界中で水不足,水汚染,洪水が頻発している.また陸地の45%を占める国際河川地域で対立や紛争が絶えない.このように深刻化する水問題は,膨大な食料輸入などを介して世界の水環境に大きな影響を与えている日本にも,その責任の一端があるのではないか.世界各地の水問題の現状を報告し,その危機的状況を訴える.
- ISBN-104004308275
- ISBN-13978-4004308270
- 出版社岩波書店
- 発売日2003/2/20
- 言語日本語
- 本の長さ216ページ
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 地球の水が危ない (岩波新書 新赤版 827)
¥792¥792
最短で3月21日 木曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥946¥946
4月 5 - 7 日にお届け
通常9~10日以内に発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2003/2/20)
- 発売日 : 2003/2/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 216ページ
- ISBN-10 : 4004308275
- ISBN-13 : 978-4004308270
- Amazon 売れ筋ランキング: - 685,087位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界の水の実情を具体的事例を紹介しながら理解できる内容です。
はじめは人口増から起こる水需要の高まり。貧困から生じる十分な水の恩恵を受けられない多くの人々の存在や食料不足から生じる農業用水確保。など世界が抱える水問題の現状が紹介されています。
次に、水問題に起因した実例を紹介しています。
例えば、中国の水需要はこの25年間で20倍以上に増加し、中国北部では地下水くみ上げにより、年1〜1.5mもの地下水低下を生じている。黄河では河川の水が下流まで到達しない断流がしばしば発生し、97年には年間200日以上、断流があった。
バングラデシュやインドでは井戸掘り合戦により年々井戸が深くなり、深い地下水層に潜むヒ素に出会い、深刻な問題になっている。
ヨルダン川が流れ込む死海は、地中海面下400mで、水面はなおも毎年1m近く低下中。
続いて、国際河川という流域が何カ国にも及ぶ大河川の水利用における事例を紹介しています。国際河川にダムを造ることによる問題。ユーフラテス川、ナイル川、コロラド川などの事例でわかりやすいです。
その後は世界の水と日本人について。確かに今でも高騰するガソリンより高価なミネラルウォーターを私たちは文句を言わずに買っています。確かに身近な話題です。
最後の方は、上記の流れを受けた世界的な動きについてを報告しています。世界の目が水問題を意識し、世界水フォーラム開催へ向けた経緯などが紹介されています。また、水に恵まれている我が国の河川法改正の流れやその評価なども紹介されています。最後のあたりでは著者が我が国の河川行政に深く関わってきた思いが強く述べられています。
水問題に興味がある方は必読の1冊だと思います。
はじめは人口増から起こる水需要の高まり。貧困から生じる十分な水の恩恵を受けられない多くの人々の存在や食料不足から生じる農業用水確保。など世界が抱える水問題の現状が紹介されています。
次に、水問題に起因した実例を紹介しています。
例えば、中国の水需要はこの25年間で20倍以上に増加し、中国北部では地下水くみ上げにより、年1〜1.5mもの地下水低下を生じている。黄河では河川の水が下流まで到達しない断流がしばしば発生し、97年には年間200日以上、断流があった。
バングラデシュやインドでは井戸掘り合戦により年々井戸が深くなり、深い地下水層に潜むヒ素に出会い、深刻な問題になっている。
ヨルダン川が流れ込む死海は、地中海面下400mで、水面はなおも毎年1m近く低下中。
続いて、国際河川という流域が何カ国にも及ぶ大河川の水利用における事例を紹介しています。国際河川にダムを造ることによる問題。ユーフラテス川、ナイル川、コロラド川などの事例でわかりやすいです。
その後は世界の水と日本人について。確かに今でも高騰するガソリンより高価なミネラルウォーターを私たちは文句を言わずに買っています。確かに身近な話題です。
最後の方は、上記の流れを受けた世界的な動きについてを報告しています。世界の目が水問題を意識し、世界水フォーラム開催へ向けた経緯などが紹介されています。また、水に恵まれている我が国の河川法改正の流れやその評価なども紹介されています。最後のあたりでは著者が我が国の河川行政に深く関わってきた思いが強く述べられています。
水問題に興味がある方は必読の1冊だと思います。
2014年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学の課題図書になっており、読みました。
なかなか興味ある内容でした。
なかなか興味ある内容でした。
2013年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
水質汚染のことが知りたくて購入したけれど、水問題自体がフォーカスされていて、あまり納得がいく内容ではなかった。
地球の水問題を知りたい人には、良いのかも。
地球の水問題を知りたい人には、良いのかも。
2008年1月14日に日本でレビュー済み
いわゆる水問題について、人口増加から水不足の問題がますます深刻になっていくくらいの知識しかなかったが、この本を読んで問題はより複雑で解決が難しいことを知った。
たとえば途上国の水不足について、よくNGOが支援しているように地下水があるところは井戸を掘れば良いと思っていたが、それは大きな間違いだった。地下水を過剰に汲み上げると、地下水位が低下していき枯渇する。水位が低下すると深い層に潜んでいた毒物に地下水が汚染されてしまう。バングラデシュやインド、中国などでは既にこの問題が顕在化しているという。
ダム建設の問題は、環境を悪化させるという面しか聞いたことがなかったが、先進国と途上国では事情が違うため同一に論じることができないそうだ。洪水被害の軽減や旱魃の回避など、ダムのメリットを考察することなしにデメリットばかり強調してはならない。
また、国際河川の管理などは、水資源を争って国家間が対立することが多く、解決の難しい問題である。今後、不足していく水を巡って、紛争はますます増えていくだろう。
そして、水資源の豊富な日本が水を大量に輸入しているという現状にも驚いた。というのは、食糧や木材を輸入することでそれを生産するために使われた水を間接的に輸入することになっているのだ。
自分の無知さもあって、全体的に学べる部分が多かった。これらの問題は、工業の発展に伴って工業用水の使用量が増えるなど、貧困国が経済的に発展することでは解決しない。個人の水意識の改善というと、やや陳腐な結論のように思えるが、それが極めて重要なことだと改めて確認できた。
たとえば途上国の水不足について、よくNGOが支援しているように地下水があるところは井戸を掘れば良いと思っていたが、それは大きな間違いだった。地下水を過剰に汲み上げると、地下水位が低下していき枯渇する。水位が低下すると深い層に潜んでいた毒物に地下水が汚染されてしまう。バングラデシュやインド、中国などでは既にこの問題が顕在化しているという。
ダム建設の問題は、環境を悪化させるという面しか聞いたことがなかったが、先進国と途上国では事情が違うため同一に論じることができないそうだ。洪水被害の軽減や旱魃の回避など、ダムのメリットを考察することなしにデメリットばかり強調してはならない。
また、国際河川の管理などは、水資源を争って国家間が対立することが多く、解決の難しい問題である。今後、不足していく水を巡って、紛争はますます増えていくだろう。
そして、水資源の豊富な日本が水を大量に輸入しているという現状にも驚いた。というのは、食糧や木材を輸入することでそれを生産するために使われた水を間接的に輸入することになっているのだ。
自分の無知さもあって、全体的に学べる部分が多かった。これらの問題は、工業の発展に伴って工業用水の使用量が増えるなど、貧困国が経済的に発展することでは解決しない。個人の水意識の改善というと、やや陳腐な結論のように思えるが、それが極めて重要なことだと改めて確認できた。
2004年8月21日に日本でレビュー済み
当たり外れの多い新書において、この本は隠れた名著だと思います。
数字や論理的支えがしっかりした上での良心的で熱のこもった弁術は非常に文章力に富んでいます。
また、具体と抽象のバランスも絶妙で、こうした理科系の本にありがちな、抽象論のみのわかりにくい議論や
具体論だらけの一般性のない専門的な議論もありません。
さらに、世界の概論から国際河川へと続く前半部、日本の歴史的状況から現在のベクトル、問題点を導く
後半部の流れはさすが、の一言。
数字的、また具体例から水の問題がかなり重大であることがわかり、かつ多くの提言があります。
例えば、第三次中東戦争が水問題に起因するという事実に始まり各国際河川の具体的な国際対立、国際協調の流れはおもしろいです。
また、日本は一次産品の貿易による水輸入国であるという指摘など、水問題に対する日本人の認識の甘さへの警告も
非常に適切で、理論的構築がしっかりしています。
霞堤の意義を問い直す議論において信玄堤に始まる霞堤の理念、失われていく過程など、歴史的にもしっかり紐解かれています。
戦後の治水政策の変遷が謎を残すことなく詳しく書かれ、一方で一言山梨で毎年行なわれる治水のお祭り
「御幸祭」の意識にも触れます。バランスが絶妙なんです。
信玄堤に守られた町竜王町出身で、御幸祭を楽しんでいた私としてもちょっとうれしいです。蛇足ですが、竜王町という名前も
水に関する伝説から生まれたもので洪水に対する昔の人々の関心は知られるところです。
後半に行くに従い、日本人としての強い問題提起がなされていきますが、安心して納得しながら読み進めることができました。
これこそが新書だ、と強く勧められる本です。『地球の水が危ない』というタイトルに興味を持ったすべての人を
満足させられる包括的・具体的・理論的な内容であると思いますし、単純におもしろい、と感じることができました。
数字や論理的支えがしっかりした上での良心的で熱のこもった弁術は非常に文章力に富んでいます。
また、具体と抽象のバランスも絶妙で、こうした理科系の本にありがちな、抽象論のみのわかりにくい議論や
具体論だらけの一般性のない専門的な議論もありません。
さらに、世界の概論から国際河川へと続く前半部、日本の歴史的状況から現在のベクトル、問題点を導く
後半部の流れはさすが、の一言。
数字的、また具体例から水の問題がかなり重大であることがわかり、かつ多くの提言があります。
例えば、第三次中東戦争が水問題に起因するという事実に始まり各国際河川の具体的な国際対立、国際協調の流れはおもしろいです。
また、日本は一次産品の貿易による水輸入国であるという指摘など、水問題に対する日本人の認識の甘さへの警告も
非常に適切で、理論的構築がしっかりしています。
霞堤の意義を問い直す議論において信玄堤に始まる霞堤の理念、失われていく過程など、歴史的にもしっかり紐解かれています。
戦後の治水政策の変遷が謎を残すことなく詳しく書かれ、一方で一言山梨で毎年行なわれる治水のお祭り
「御幸祭」の意識にも触れます。バランスが絶妙なんです。
信玄堤に守られた町竜王町出身で、御幸祭を楽しんでいた私としてもちょっとうれしいです。蛇足ですが、竜王町という名前も
水に関する伝説から生まれたもので洪水に対する昔の人々の関心は知られるところです。
後半に行くに従い、日本人としての強い問題提起がなされていきますが、安心して納得しながら読み進めることができました。
これこそが新書だ、と強く勧められる本です。『地球の水が危ない』というタイトルに興味を持ったすべての人を
満足させられる包括的・具体的・理論的な内容であると思いますし、単純におもしろい、と感じることができました。
2008年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
紛争のタネにもなっている水にかかわる国家間の問題や日本における水の問題などについて書いている.著者も日本人は水資源の問題には無関心になりやすいと指摘しているが,アジアの水問題に関しては日本が指導的なやくわりをはたすべきだと主張している.しかし,「湯水のように」水をつかう日本人にそのやくわりがはたせるのだろうか?
2009年3月6日に日本でレビュー済み
地球の水が危ない。こんな事いわれても実感わかない。蛇口をひねって出てくるのが当たり前の生活をしている自分にとっては、少なくともそうだ。水問題について書かれた本は数多く存在するが、本書はかなり読みやすいので、入門書としておススメである。「地球の水が危ない」というタイトルであるが、内容はタイトルからイメージするのと、ちょっと違うなという感じがしないでもない。そして抽象的な議論で終わってしまっている気がするが、世界が水で病んでいるということは十分伝わってくる。
世界では水不足、水汚染が原因で毎年400万人が亡くなっている。これはつまり8秒に1人が水問題に関連して亡くなっていることを表している。この事実には驚いたし、辛かった。著者は、地球は運命共同体であり、地球人としての行動が必要不可欠だ、と述べている。もちろんそれが簡単に出来るのなら、それに越したことはない。しかしそれを自覚し、地球的連帯を築くにはどうすればいいのかという点が最大の問題なのではないか。
本書では明治時代に日本の水事業発展に尽力した、古市公威氏のエピソードが述べられている。あまりの猛勉強ぶりに「体を壊すよ」と心配してくれた下宿先の女主人に対して古市氏はこのように述べたそうだ。「自分が一日休むと、日本の発展が一日遅れます」。
今人類は彼が日本に向けたベクトルを、世界に向け同じくらい尽力しなければならないのだろう。そして、それには自然の中での共生という条件が伴う。これは決して不可能ではない。そう信じたい。
世界では水不足、水汚染が原因で毎年400万人が亡くなっている。これはつまり8秒に1人が水問題に関連して亡くなっていることを表している。この事実には驚いたし、辛かった。著者は、地球は運命共同体であり、地球人としての行動が必要不可欠だ、と述べている。もちろんそれが簡単に出来るのなら、それに越したことはない。しかしそれを自覚し、地球的連帯を築くにはどうすればいいのかという点が最大の問題なのではないか。
本書では明治時代に日本の水事業発展に尽力した、古市公威氏のエピソードが述べられている。あまりの猛勉強ぶりに「体を壊すよ」と心配してくれた下宿先の女主人に対して古市氏はこのように述べたそうだ。「自分が一日休むと、日本の発展が一日遅れます」。
今人類は彼が日本に向けたベクトルを、世界に向け同じくらい尽力しなければならないのだろう。そして、それには自然の中での共生という条件が伴う。これは決して不可能ではない。そう信じたい。