梓澤先生とは安保法制反対のデモでたまたま知り合い、非常に熱いお人柄に、この文章とは全然(といってはなんですが)違うのねと面白かったです。
やはり文章ともなると非常に冷静なタッチで(とはいえそこここに「地」が顔を出すのですが)、あらゆる報道被害の問題点とその防止法について深く考察されており、これ一冊読んでおけばだいたい大丈夫!と言えるレベルです。
非常におすすめ。
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報道被害 (岩波新書 新赤版 1060) 新書 – 2007/1/19
梓澤 和幸
(著)
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- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2007/1/19
- ISBN-104004310601
- ISBN-13978-4004310600
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- 出版社 : 岩波書店 (2007/1/19)
- 発売日 : 2007/1/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4004310601
- ISBN-13 : 978-4004310600
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2016年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一方的にメディアを叩くのではなく現場で働いている記者の現状を考慮してなぜ報道被害が生まれるのか、改善するにはどうすればいいのかわかりやすく章立てあり深く考えさせられた。
2014年1月27日に日本でレビュー済み
事例を紹介し、実際にどのような行動がなされたか
報道の被害者となった場合にどうするかが書かれています。
また報道機関としてあるべき形と近年の法律について
どのような接点や問題があるかが書かれています。
最後はやや法律の話となっていますので星は4つとしました。
しかし全体として文は短く容易に読み進められ理解もしやすいと思います。
報道の被害者となった場合にどうするかが書かれています。
また報道機関としてあるべき形と近年の法律について
どのような接点や問題があるかが書かれています。
最後はやや法律の話となっていますので星は4つとしました。
しかし全体として文は短く容易に読み進められ理解もしやすいと思います。
2007年3月17日に日本でレビュー済み
警察によって被疑者と疑われ、警察情報を鵜呑みにするメディアによって名誉やプライバシーが侵害された例、犯罪被害者が集中豪雨型取材などによってプライバシーが侵害された例などについて、丹念に事実を追い、メディアのあり方に警鐘を鳴らしています。そして、報道被害をなくし、報道を市民のものとして変えていくための建設的な提言をしています。
報道のあり方を考える場合の必読文献と思います。
事実への迫り方、対策を考えていく道筋などにも深く感銘を受けました。
多くの人がこの本を読めば、メディアのあり方は変わっていくのではないかと思いました。
報道のあり方を考える場合の必読文献と思います。
事実への迫り方、対策を考えていく道筋などにも深く感銘を受けました。
多くの人がこの本を読めば、メディアのあり方は変わっていくのではないかと思いました。
2007年11月21日に日本でレビュー済み
最近事件になるとしきりにワイドショーで過熱的に報道する事件が増えている。今で言ったら「朝青龍問題」にしろ「秋田連続児童殺害事件」にしろ、「亀田家」にしろ…。
私はこの2つの事件についていえることはこの過熱報道による報道被害にあるのではないかと考える。ではその報道被害とはいったいどのようなものなのか。本書では「松本サリン事件」「桶川ストーカー殺人事件」「福岡一家四人殺人事件」を中心に取り上げられている。
なぜこの報道被害があるのかというと加熱し続ける競争にあると指摘している。当然TV局や新聞社、週刊誌がどこより早くもそしてより詳細なスクープを求めている。それについては私も否定できない。しかし、「やりすぎ」というものがある。上の事件はそれを象徴している。確かに真実を知りたいというのはある。しかしそれによって被害者のプライバシーが破られ、第二第三の陵辱にあってしまうことも忘れてはならない。時々行き過ぎの訂正報道などがあるがほとんどの被害ではそういう訂正・お詫びが見られないというところもやはりメディアが正すべき所でなかろうか。
メディア・リテラシーと叫ばれている世の中、もっとメディアにもモラルがなければその信用が失墜する。もう失墜しているか…。
私はこの2つの事件についていえることはこの過熱報道による報道被害にあるのではないかと考える。ではその報道被害とはいったいどのようなものなのか。本書では「松本サリン事件」「桶川ストーカー殺人事件」「福岡一家四人殺人事件」を中心に取り上げられている。
なぜこの報道被害があるのかというと加熱し続ける競争にあると指摘している。当然TV局や新聞社、週刊誌がどこより早くもそしてより詳細なスクープを求めている。それについては私も否定できない。しかし、「やりすぎ」というものがある。上の事件はそれを象徴している。確かに真実を知りたいというのはある。しかしそれによって被害者のプライバシーが破られ、第二第三の陵辱にあってしまうことも忘れてはならない。時々行き過ぎの訂正報道などがあるがほとんどの被害ではそういう訂正・お詫びが見られないというところもやはりメディアが正すべき所でなかろうか。
メディア・リテラシーと叫ばれている世の中、もっとメディアにもモラルがなければその信用が失墜する。もう失墜しているか…。
2013年12月29日に日本でレビュー済み
「報道被害」というタイトルで、著者が弁護士の方なので、司法の立場からメディアを一方的にこき下ろした本かとも思いましたが、それは杞憂でした。第六章の最後に出てくる「報道被害問題と表現の自由」という言葉をタイトルにしたほうが内容を十全に表現しているのではないでしょうか。法律に携わる人にありがちな、正確な叙述に固執し過ぎるあまり、結果文意が散漫になるといったことがなく、問題点や要点を、「第一に・・・、第二に・・・」といった形で明確にしてくれるので、最後までとても読みやすかったです。内容的には、個人情報保護法案等について触れられた第五章が、先日閣議決定された秘密保護法案にまで国の執拗な意図(というか悪意という)が一貫していることを明らかにしていて、興味深かった、とか書くと、危機意識の欠如と謗られてしまうかもしれません。それと、これは強い自戒を込めて書きますが、第三章の福岡一家四人殺人事件は、今回本書を読むまで、被害にあわれた女性の兄に関する風説が近隣でまことしやかに囁かれていたのを、全く鵜呑みにしていました。そういったことと合わせて、示唆と含蓄に富んだ一冊でありました。