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ヘイト・スピーチとは何か (岩波新書) 新書 – 2013/12/21
師岡 康子
(著)
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差別、侮辱、排除の言葉の暴力を、路上やネット上で撒き散らすヘイト・スピーチは、表現の自由として守られるべきなのか。深刻な被害は、既存の法や対抗の言説では防げない。悪質な差別の法規制は、すでに国際社会の共通了解だ。各国の経験を振り返り、共に生きる社会の構築へ向かうために。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2013/12/21
- 寸法11.5 x 1 x 17.5 cm
- ISBN-104004314607
- ISBN-13978-4004314608
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2013/12/21)
- 発売日 : 2013/12/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4004314607
- ISBN-13 : 978-4004314608
- 寸法 : 11.5 x 1 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 228,467位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38位在日外国人・残留孤児
- - 1,121位岩波新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本社会に蔓延するヘイトに対する法規制を積極的に導入せよと主張するものです。
とりわけ在日コリアンを標的とするヘイトの現状、ヘイトを問題視する様々な取り組み、
そもそも「ヘイト」とは何か、国際的な合意が奈辺にあるか、諸外国の取り組み、当の
問題に対する日本国内の言論状況など、非常に広汎にわたるトピックを要領よくまとめ
ており、非常に勉強になります。
しかしながら、表現の自由に立脚する慎重論の受け止め方が十分でない、どういう
立脚点から差別に反対するかという点が不明瞭であったりなど、いくつか疑問点もなし
とは言えませんが、新書であることからも、問題の紹介としてはお勧めできます。
さらに、本書で【論じられていないこと】こそ、今後、慎重に検討されねばならないという
意味でも、十分な役割を果たしていると思えます。
本書で論じられてないことは、(1)どうして法規制なのかという説得(他の抑制手段との得
失比較論)、(2)諸外国の規制導入にあたってなされたであろう議論の紹介(結果としての
現にある規制の紹介ではなく、その規制に至るまでの様々な立場相互の論争の紹介。諸
外国の規制は、さまざまに変遷しているので、そうした規制の再検討や運用上、提起された
であろう議論をこそ参照すべきです。)、(3)規制の効果(諸外国の規制は、実際に有効で
あるのかどうか)・・・といったものです。
本書の記述を通して、基礎知識を得た上で、より建設的に、そしてより公正な社会を
めざすために、私たちは何を吟味しなければいけないのかが明らかになると思えます。
なお、新書であり、問題の所在を知らしめることに注力した結果、やむを得ないものかとも
思いますが、本書の記述は「丁寧」ではありません。
とりわけ在日コリアンを標的とするヘイトの現状、ヘイトを問題視する様々な取り組み、
そもそも「ヘイト」とは何か、国際的な合意が奈辺にあるか、諸外国の取り組み、当の
問題に対する日本国内の言論状況など、非常に広汎にわたるトピックを要領よくまとめ
ており、非常に勉強になります。
しかしながら、表現の自由に立脚する慎重論の受け止め方が十分でない、どういう
立脚点から差別に反対するかという点が不明瞭であったりなど、いくつか疑問点もなし
とは言えませんが、新書であることからも、問題の紹介としてはお勧めできます。
さらに、本書で【論じられていないこと】こそ、今後、慎重に検討されねばならないという
意味でも、十分な役割を果たしていると思えます。
本書で論じられてないことは、(1)どうして法規制なのかという説得(他の抑制手段との得
失比較論)、(2)諸外国の規制導入にあたってなされたであろう議論の紹介(結果としての
現にある規制の紹介ではなく、その規制に至るまでの様々な立場相互の論争の紹介。諸
外国の規制は、さまざまに変遷しているので、そうした規制の再検討や運用上、提起された
であろう議論をこそ参照すべきです。)、(3)規制の効果(諸外国の規制は、実際に有効で
あるのかどうか)・・・といったものです。
本書の記述を通して、基礎知識を得た上で、より建設的に、そしてより公正な社会を
めざすために、私たちは何を吟味しなければいけないのかが明らかになると思えます。
なお、新書であり、問題の所在を知らしめることに注力した結果、やむを得ないものかとも
思いますが、本書の記述は「丁寧」ではありません。
2014年3月22日に日本でレビュー済み
この本の、私にとって、良い点は、国連が第二次世界大戦後に形成した「国際人権基準」を紹介していることである。そして、ヘイト・スピーチを字句通りの「憎悪表現」という感情一般として解釈すべきではなく、人種、民族、性、或は障害者などの少数者(マイノリティ)に対する差別に基づく攻撃を指す、との解釈で論じていることである。また、世界の中で、日本がこの「国際人権基準」に対してどのような状況にあるかも説明されていて興味深い。残念ながら、日本は、北朝鮮の拉致被害者を取り戻そうと国際社会に訴えている割には、この点に於いてはあまりいい位置には居ない。
著者の言いたいことはこうだ。日本においては、近年の在日朝鮮人へのヘイト・スピーチや、昔から部落民と呼ばれ、賤民と虐げられてきた人びとや、アイヌの人達への差別があった、しかし、日本にはそういう差別に基づくヘイト・スピーチを取り締まる法律が無い、政府の言い分は、言論の自由に基づき、言論による攻撃は取り締まるのが難しいためだと言う、一方で、セクシャル・ハラスメントに対する法による取り締まりはあるのだから、全ての言論を自由という名の下に野放しにしているわけではなく、要は、国がこういう人種差別的な行為を取り締まる気があるかないかなのだ、と著者は糾弾するのだった。
一方で、この本の悪い点は、外国人に対する批判や法的な対応をすべて差別、として見ている点である。竹島に上陸した韓国大統領に抗議して日本政府が大使を韓国から引き上げたことを、「喧嘩腰の態度を示した」とか、「河野談話の見直しや靖国神社に祀られた英霊の賛美など、反中国・韓国・朝鮮の姿勢をあらわにした」、など、その他にも幾つか、およそ表面だけ見てその奥にある物を見ようとしない短絡的な態度には、辟易する場面もある。
さはさりながらである、ヘイト・スピーチを端とするある種の日本人の心の奥にある外国人嫌い(xenophobia)や、拝外性について警鐘を鳴らしているので、時には気分の悪くなる部分もあるかもしれないが、我慢して一読した方がよいと思うのである。
著者の言いたいことはこうだ。日本においては、近年の在日朝鮮人へのヘイト・スピーチや、昔から部落民と呼ばれ、賤民と虐げられてきた人びとや、アイヌの人達への差別があった、しかし、日本にはそういう差別に基づくヘイト・スピーチを取り締まる法律が無い、政府の言い分は、言論の自由に基づき、言論による攻撃は取り締まるのが難しいためだと言う、一方で、セクシャル・ハラスメントに対する法による取り締まりはあるのだから、全ての言論を自由という名の下に野放しにしているわけではなく、要は、国がこういう人種差別的な行為を取り締まる気があるかないかなのだ、と著者は糾弾するのだった。
一方で、この本の悪い点は、外国人に対する批判や法的な対応をすべて差別、として見ている点である。竹島に上陸した韓国大統領に抗議して日本政府が大使を韓国から引き上げたことを、「喧嘩腰の態度を示した」とか、「河野談話の見直しや靖国神社に祀られた英霊の賛美など、反中国・韓国・朝鮮の姿勢をあらわにした」、など、その他にも幾つか、およそ表面だけ見てその奥にある物を見ようとしない短絡的な態度には、辟易する場面もある。
さはさりながらである、ヘイト・スピーチを端とするある種の日本人の心の奥にある外国人嫌い(xenophobia)や、拝外性について警鐘を鳴らしているので、時には気分の悪くなる部分もあるかもしれないが、我慢して一読した方がよいと思うのである。
2015年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「朝鮮人は××!」「従軍慰安婦は××!」聞くに耐えないことばをがなり立てながら進行する集団に遭遇したことがある。心が鉛のように重くなり、血の気がひき、足がすくんだ。この社会でマジョリティの立場にある私さえそんな恐怖を感じる。攻撃される当のマイノリティに属する人にとってはどうなのだろう…。しかし、差別と侮辱、排除の言動も、「表現の自由」として規制すべきでないのだろうか。
表現の自由は、日本国憲法の保障する様々な自由の中で最も重要な権利として位置づけられている。政府のみならず、憲法研究者の多数派が、ヘイトスピーチに関する法規制に対して慎重論であるのは、この表現の自由の重要性を強調するからだ。師岡も、当然、世界共通の認識でもある、表現の自由の自己実現と自己統治の意義を重視する。その上で、慎重論の理由ひとつひとつを検討し、反論していく。
そもそも、自己実現からも自己統治からも、ヘイトスピーチは正当化されない。規制による萎縮効果については、脅迫、名誉毀損、侮辱などについては萎縮効果の危険性も承知の上で刑事規制されているが、これは、法益侵害の観点から規制が必要だからである。ヘイトスピーチも同様に深刻な法益侵害があるのだから、萎縮効果を最小限にする工夫をしつつ、規制する方策がとられるべきである。現に、各国の規制や国際人権基準においても様々な明確化の努力がなされてきた。
次に、ヘイトスピーチは良質の議論によって駆逐されるという主張は、ナチズムがヘイトスピーチを行い、反対勢力を駆逐して権力をとった歴史に照らし、説得力はない。そもそも不平等な社会において、思想の自由市場が存在しうるのか。この原理的な問題はおいても、マイノリティの場合、数も少なく、差別により社会的に不利な立場におかれて、発言する機会も少なく、力も抑えられている。対等な人間とはみなされず、存在自体認めないヘイトスピーチに、深く傷つき、心身も蝕まれる。その苦痛を乗り越えて、議論に参加することは、容易ではない。対抗言論を主張するマジョリティは、マイノリティの苦痛を認識出来ているとは言い難い。
そして、法規制より教育・啓蒙だという考えについては、法規制と教育・啓蒙は矛盾しないとする。
などなど、「憲法の偉い先生が規制に慎重論なのだから、規制は難しいのだろう」と私は思考停止状態だった―と、目がさめる思い。このような思考停止状態は、結果として、マイノリティの差別放置に加担することになる。
日本政府も、傍観者的態度を取り続けてきた。人種差別撤廃条約他国際人権条約に批准したという法的立場からしても、 歴史的立場からしても、差別をなくす責任があるというのに(政府がどのように言い逃れをし、国際社会から呆れられてきたかは、第2章に詳しい)。しかし、諸国は、差別に向き合い、法的規制に果敢に取り組んできた(イギリス、ドイツ、カナダ、オーストラリアを取り上げた第3章参照)。いずれも日本での法制度設計に参考になる。
日本社会が問われているのは、法規制か表現の自由かの選択ではなく、マイノリティに対する差別を今のまま合法として是認しその苦しみを放置し続けるのか、それともこれまでの差別を反省し、差別のない社会をつくるのか、ということではないか。あとがきに記されたこの問いかけを、この社会は真摯に受け止めねばならない。新書ながら、重厚な一冊。多くの人に読んでほしい本である。
表現の自由は、日本国憲法の保障する様々な自由の中で最も重要な権利として位置づけられている。政府のみならず、憲法研究者の多数派が、ヘイトスピーチに関する法規制に対して慎重論であるのは、この表現の自由の重要性を強調するからだ。師岡も、当然、世界共通の認識でもある、表現の自由の自己実現と自己統治の意義を重視する。その上で、慎重論の理由ひとつひとつを検討し、反論していく。
そもそも、自己実現からも自己統治からも、ヘイトスピーチは正当化されない。規制による萎縮効果については、脅迫、名誉毀損、侮辱などについては萎縮効果の危険性も承知の上で刑事規制されているが、これは、法益侵害の観点から規制が必要だからである。ヘイトスピーチも同様に深刻な法益侵害があるのだから、萎縮効果を最小限にする工夫をしつつ、規制する方策がとられるべきである。現に、各国の規制や国際人権基準においても様々な明確化の努力がなされてきた。
次に、ヘイトスピーチは良質の議論によって駆逐されるという主張は、ナチズムがヘイトスピーチを行い、反対勢力を駆逐して権力をとった歴史に照らし、説得力はない。そもそも不平等な社会において、思想の自由市場が存在しうるのか。この原理的な問題はおいても、マイノリティの場合、数も少なく、差別により社会的に不利な立場におかれて、発言する機会も少なく、力も抑えられている。対等な人間とはみなされず、存在自体認めないヘイトスピーチに、深く傷つき、心身も蝕まれる。その苦痛を乗り越えて、議論に参加することは、容易ではない。対抗言論を主張するマジョリティは、マイノリティの苦痛を認識出来ているとは言い難い。
そして、法規制より教育・啓蒙だという考えについては、法規制と教育・啓蒙は矛盾しないとする。
などなど、「憲法の偉い先生が規制に慎重論なのだから、規制は難しいのだろう」と私は思考停止状態だった―と、目がさめる思い。このような思考停止状態は、結果として、マイノリティの差別放置に加担することになる。
日本政府も、傍観者的態度を取り続けてきた。人種差別撤廃条約他国際人権条約に批准したという法的立場からしても、 歴史的立場からしても、差別をなくす責任があるというのに(政府がどのように言い逃れをし、国際社会から呆れられてきたかは、第2章に詳しい)。しかし、諸国は、差別に向き合い、法的規制に果敢に取り組んできた(イギリス、ドイツ、カナダ、オーストラリアを取り上げた第3章参照)。いずれも日本での法制度設計に参考になる。
日本社会が問われているのは、法規制か表現の自由かの選択ではなく、マイノリティに対する差別を今のまま合法として是認しその苦しみを放置し続けるのか、それともこれまでの差別を反省し、差別のない社会をつくるのか、ということではないか。あとがきに記されたこの問いかけを、この社会は真摯に受け止めねばならない。新書ながら、重厚な一冊。多くの人に読んでほしい本である。
2024年1月14日に日本でレビュー済み
中立性もない在日外国人(特に在日朝鮮人擁護についてが露骨)のゴリ押しな主張だけの本。
教化する気もない一方的な内容。
これではただの文章を使った暴力だ。
教化する気もない一方的な内容。
これではただの文章を使った暴力だ。
2017年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヘイトスピーチ問題について、なぜ日本では法規制ができないのか(政府の不作為+国民の無理解)、諸外国ではどうなっているのか(法規制が常識)といった論点を包括的、かつ分かりやすく網羅した素晴らしい入門書。関心ある全ての人に一読をお勧めしたい。