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震災と鉄道全記録 鉄路よ熱く甦れ (アエラムック) 大型本 – 2011/8/20
巨大津波という天災と原発事故という人災による未曽有の複合災害を引き起こした東日本大震災を、「鉄道」という視点から記録。
今回の震災では、北は八戸線から南は常磐線、鹿島臨海鉄道まで、東北から関東にかけて沿岸部を走る鉄道路線を中心に甚大な被害が出ました。
そのすべてを、震災前、震災直後、そして復興に向けた現在の写真や、詳細な路線図、データ、歴史資料、関係者の証言を交えて綴ります。
鉄道と街は古来、共存関係にあります。集落がある場所に鉄道が敷かれ、駅ができた場所に街が生まれる。被災地の復興を考える上でも、ぜひ多くの人に知っていただきたい一冊です。今回と同じ被災地に、大きな被害をもたらした明治・昭和三陸大津波や、チリ地震津波、さらに関東大震災など明治以降の大地震と鉄道被害を当時の朝日新聞やアサヒグラフの復刻記事で綴る「鉄道と震災全史」の特集もあります。
また、東日本大震災の発生当時に被災線区を走っていた列車の位置や詳細データ、東北新幹線の走行位置、津波の浸水区間がわかる詳細な路線地図もあります。
●震災前、直後、現在の定点フォトグラビア 「3・11」きのう・今日・あした
石巻線女川駅(宮城県女川町)、仙石線東名駅(宮城県東松島市)、山田線陸中山田駅(岩手県山田町)など。
●巻頭メッセージ特別寄稿・菅原文太 「みちのくの復興は、鉄道とともにある」
●被災全線・全列車・全駅ルポ
(1)「宮沢賢治の歌碑だけが残る駅も」三陸鉄道北リアス線
(2)「空襲に耐えた橋も流出」JR山田線
(3)「トンネルの中、筆談で乗客誘導」三陸鉄道南リアス線
(4)「戦前から残る木造駅舎も消えた」JR大船渡線
(5)「『悲願80年の鉄路』復活なるか」JR気仙沼線
(6)「上りと下りで明暗分けた」JR石巻線・仙石線
(7)「『原発』で時間が止まった」JR常磐線
(8)「橋梁も流出」JR八戸線
(9)「中心機能が大ダメージ」仙台空港線
(10)「M9.0の地震が直撃」ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道など
●貨物列車の被害も調査
(1)JR貨物
被災を乗り越え救援輸送/震災7日後にガソリンを搬送した臨時貨物列車の全行程路線図/被災した「92列車」流出コンテナ全75個の中身
(2)日本経済支えるローカル貨物線も被災
仙台臨海鉄道/福島臨海鉄道/八戸臨海鉄道/岩手開発鉄道
●「そのとき海辺を15本の列車が走っていた」
東日本大震災被災全盛詳細列車地点地図/被災全列車・全駅と、在来線、新幹線の列車停止位置。津波の浸水区間も明示。
●朝日新聞、アサヒグラフの復刻記事でたどる「鉄道と震災」全史
・「熱海線では汽車が海中に転落」関東大震災/「八戸線が被災し『救援列車』が急行」昭和三陸地震/「山田線、大船渡線が被災も1カ月で復旧」チリ地震津波
・その他、濃尾地震/明治三陸地震/北丹後地震/昭和東南海地震/昭和南海地震/福井地震/新潟地震/十勝沖地震/日本海中部地震/阪神大震災/山陽線特急転覆/伊勢湾台風
今回の震災では、北は八戸線から南は常磐線、鹿島臨海鉄道まで、東北から関東にかけて沿岸部を走る鉄道路線を中心に甚大な被害が出ました。
そのすべてを、震災前、震災直後、そして復興に向けた現在の写真や、詳細な路線図、データ、歴史資料、関係者の証言を交えて綴ります。
鉄道と街は古来、共存関係にあります。集落がある場所に鉄道が敷かれ、駅ができた場所に街が生まれる。被災地の復興を考える上でも、ぜひ多くの人に知っていただきたい一冊です。今回と同じ被災地に、大きな被害をもたらした明治・昭和三陸大津波や、チリ地震津波、さらに関東大震災など明治以降の大地震と鉄道被害を当時の朝日新聞やアサヒグラフの復刻記事で綴る「鉄道と震災全史」の特集もあります。
また、東日本大震災の発生当時に被災線区を走っていた列車の位置や詳細データ、東北新幹線の走行位置、津波の浸水区間がわかる詳細な路線地図もあります。
●震災前、直後、現在の定点フォトグラビア 「3・11」きのう・今日・あした
石巻線女川駅(宮城県女川町)、仙石線東名駅(宮城県東松島市)、山田線陸中山田駅(岩手県山田町)など。
●巻頭メッセージ特別寄稿・菅原文太 「みちのくの復興は、鉄道とともにある」
●被災全線・全列車・全駅ルポ
(1)「宮沢賢治の歌碑だけが残る駅も」三陸鉄道北リアス線
(2)「空襲に耐えた橋も流出」JR山田線
(3)「トンネルの中、筆談で乗客誘導」三陸鉄道南リアス線
(4)「戦前から残る木造駅舎も消えた」JR大船渡線
(5)「『悲願80年の鉄路』復活なるか」JR気仙沼線
(6)「上りと下りで明暗分けた」JR石巻線・仙石線
(7)「『原発』で時間が止まった」JR常磐線
(8)「橋梁も流出」JR八戸線
(9)「中心機能が大ダメージ」仙台空港線
(10)「M9.0の地震が直撃」ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道など
●貨物列車の被害も調査
(1)JR貨物
被災を乗り越え救援輸送/震災7日後にガソリンを搬送した臨時貨物列車の全行程路線図/被災した「92列車」流出コンテナ全75個の中身
(2)日本経済支えるローカル貨物線も被災
仙台臨海鉄道/福島臨海鉄道/八戸臨海鉄道/岩手開発鉄道
●「そのとき海辺を15本の列車が走っていた」
東日本大震災被災全盛詳細列車地点地図/被災全列車・全駅と、在来線、新幹線の列車停止位置。津波の浸水区間も明示。
●朝日新聞、アサヒグラフの復刻記事でたどる「鉄道と震災」全史
・「熱海線では汽車が海中に転落」関東大震災/「八戸線が被災し『救援列車』が急行」昭和三陸地震/「山田線、大船渡線が被災も1カ月で復旧」チリ地震津波
・その他、濃尾地震/明治三陸地震/北丹後地震/昭和東南海地震/昭和南海地震/福井地震/新潟地震/十勝沖地震/日本海中部地震/阪神大震災/山陽線特急転覆/伊勢湾台風
- 本の長さ161ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2011/8/20
- ISBN-104022744421
- ISBN-13978-4022744425
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2011/8/20)
- 発売日 : 2011/8/20
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 161ページ
- ISBN-10 : 4022744421
- ISBN-13 : 978-4022744425
- Amazon 売れ筋ランキング: - 865,219位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,261位鉄道 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
貴重な歴史資料、ありがとうございました。
2017年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
震災前から何度か乗った三陸鉄道。応援の意味を含め購入しました。
2018年12月25日に日本でレビュー済み
図書館本
涙を止めることが出来ない光景が無数と言ってよいほど画像に納められています。
鉄道という単なる輸送手段としての無機物とはまったく異なる身近な存在。
喜怒哀楽の人生劇場が繰り広げられたであろう駅舎、そして客車。
最初のページ
「経済効率」がすべてではない。
これまでも。これからも・・・・・。
復刻記事として関東大震災、昭和三陸自身、チリ地震津波等を当時の新聞写真等をつかって掲載しています。
そして
原発30キロ圏内全鉄道46路線と駅(総数423)を示し、その駅や鉄道にはマニュアルも訓練も行われていないことを指摘します。
さらに、リニア中央新幹線 神話は守れるか、という記事も掲載されています。
運転手がいないリニア、時速500キロ、ほとんどが地下を走行し南アルプスをトンネルで抜ける。
現在、まだ車両の設計も行われていないというJR東海広報部の話も出ています。
ちなみに東北新幹線では試運転中の列車は今回の震災で脱線したと書かれています。
涙を止めることが出来ない光景が無数と言ってよいほど画像に納められています。
鉄道という単なる輸送手段としての無機物とはまったく異なる身近な存在。
喜怒哀楽の人生劇場が繰り広げられたであろう駅舎、そして客車。
最初のページ
「経済効率」がすべてではない。
これまでも。これからも・・・・・。
復刻記事として関東大震災、昭和三陸自身、チリ地震津波等を当時の新聞写真等をつかって掲載しています。
そして
原発30キロ圏内全鉄道46路線と駅(総数423)を示し、その駅や鉄道にはマニュアルも訓練も行われていないことを指摘します。
さらに、リニア中央新幹線 神話は守れるか、という記事も掲載されています。
運転手がいないリニア、時速500キロ、ほとんどが地下を走行し南アルプスをトンネルで抜ける。
現在、まだ車両の設計も行われていないというJR東海広報部の話も出ています。
ちなみに東北新幹線では試運転中の列車は今回の震災で脱線したと書かれています。
2014年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速丁寧な対応有難うございました。また御機会がございましたら宜しくお願い致します。
2011年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
震災から半年以上経ったが、今も復興が進んでいない地域も多いという。
この本は、震災を鉄道という視点から記録した貴重な一冊。
巻頭カラーページでは、震災前、震災直後、7月の駅の定点フォトが続く。穏やかな日常、衝撃的な光景、線路が撤去されたままの駅……。
震災の被害を受けたエリアの鉄道に乗ったことがあるだけに胸が痛む。
被災した全路線、全駅の詳細なデータ、150日ドキュメントなどの細かな記述は、調査や確認作業が大変だっただろうと思う。
朝日新聞、アサヒグラフの復刻記事で綴った「鉄道と震災」全史は興味深く読んだ。そして思ったのは、同じ悲しみを繰り返していると
いうこと。綴じ込みの「津波による浸水区間路線図」、「東京に大津波で危ない地下鉄」、「国内21原発30キロ圏内全46路線と駅」などが、
今後の震災対策の役に立つことを願う。
「復興ルートはどうなる」という記事にも書かれているが、未だに復興ルートが決まっていない区間がある。住民の方々は鉄道やバスを
乗り継ぎ、不便な思いをしているという。1日も早い運転再開、そして、被災地の復興を心から祈りたい。
この本は、震災を鉄道という視点から記録した貴重な一冊。
巻頭カラーページでは、震災前、震災直後、7月の駅の定点フォトが続く。穏やかな日常、衝撃的な光景、線路が撤去されたままの駅……。
震災の被害を受けたエリアの鉄道に乗ったことがあるだけに胸が痛む。
被災した全路線、全駅の詳細なデータ、150日ドキュメントなどの細かな記述は、調査や確認作業が大変だっただろうと思う。
朝日新聞、アサヒグラフの復刻記事で綴った「鉄道と震災」全史は興味深く読んだ。そして思ったのは、同じ悲しみを繰り返していると
いうこと。綴じ込みの「津波による浸水区間路線図」、「東京に大津波で危ない地下鉄」、「国内21原発30キロ圏内全46路線と駅」などが、
今後の震災対策の役に立つことを願う。
「復興ルートはどうなる」という記事にも書かれているが、未だに復興ルートが決まっていない区間がある。住民の方々は鉄道やバスを
乗り継ぎ、不便な思いをしているという。1日も早い運転再開、そして、被災地の復興を心から祈りたい。
2011年8月22日に日本でレビュー済み
書店で鉄道雑誌のチェックをしていて、見つけました。
軽い気持ちで本を開くと、いきなり女川駅に停車していたキハ48が墓地の上で横たわっている衝撃的な写真・・
立ち読みとするにはあまりにも重く、購入して持ち帰ったものの、正視できない写真が続く。
キハ100、205系、E721系・・鉄道車両が屍を晒している写真は鉄道ファンにはあまりにも衝撃的だ。
この本は被災後の復旧の過程もわかるように工夫されていて、表紙の三陸鉄道の写真は非常に印象的で、心の底から応援したい気持ちにさせる。
僕はこの本にある鉄道では唯一ひたちなか海浜鉄道を震災後に訪問しただけだが、それでも、この震災が鉄道に与えたダメージをいやと言うほど実感したし、鉄道が復旧することの大切さも改めて感じて居る。
この本の内容に戻れば、途中にある過去の震災初め大災害の鉄道の様子を当時の朝日新聞からピックアップしている点は評価できるが、中ほどのページに入れられているので非常に見づらい。
こういう重要な資料は本の後半に一括でまとめてくれたほうが見やすいと思うのだが。
いずれにせよ、鉄道から震災を見据えた稀有な良書である事は間違いがない。
軽い気持ちで本を開くと、いきなり女川駅に停車していたキハ48が墓地の上で横たわっている衝撃的な写真・・
立ち読みとするにはあまりにも重く、購入して持ち帰ったものの、正視できない写真が続く。
キハ100、205系、E721系・・鉄道車両が屍を晒している写真は鉄道ファンにはあまりにも衝撃的だ。
この本は被災後の復旧の過程もわかるように工夫されていて、表紙の三陸鉄道の写真は非常に印象的で、心の底から応援したい気持ちにさせる。
僕はこの本にある鉄道では唯一ひたちなか海浜鉄道を震災後に訪問しただけだが、それでも、この震災が鉄道に与えたダメージをいやと言うほど実感したし、鉄道が復旧することの大切さも改めて感じて居る。
この本の内容に戻れば、途中にある過去の震災初め大災害の鉄道の様子を当時の朝日新聞からピックアップしている点は評価できるが、中ほどのページに入れられているので非常に見づらい。
こういう重要な資料は本の後半に一括でまとめてくれたほうが見やすいと思うのだが。
いずれにせよ、鉄道から震災を見据えた稀有な良書である事は間違いがない。
2011年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
AERAの別冊。朝日新聞がバックにあるだけに鉄道雑誌と比べると取材力は抜群。
東日本大震災で被災した列車の関係者を取材するなど、生々しい震災当日の様子が書かれている。
また、過去の朝日新聞やアサヒグラフの記事から、過去の鉄道の地震被害を紹介しているページもあり、過去の被災状況も知ることができた。
紹介されている震災当時営業していた旅客線に全線乗車している私としては、読んでいて涙が出てくるほどの記事もあった
東日本大震災で被災した列車の関係者を取材するなど、生々しい震災当日の様子が書かれている。
また、過去の朝日新聞やアサヒグラフの記事から、過去の鉄道の地震被害を紹介しているページもあり、過去の被災状況も知ることができた。
紹介されている震災当時営業していた旅客線に全線乗車している私としては、読んでいて涙が出てくるほどの記事もあった
2011年9月14日に日本でレビュー済み
関東・東北での震災鉄道記録としては申し分ないです。
これは他のレビューと同様です。
ただし、函館駅浸水をはじめとしたJR北海道の事や、
鉄道車両部品不足で運行本数制限になったJR西日本の事は1文も明記されておらず、
津波警報における不通区間・運休列車はもっと広大なものだったので、
「全記録」と言うには一般的なものであり、業務記録としては不足感があります。
この本のページ数関係におけるだとは思われます。
あくまで、東日本震災においては関東・東北地方での記録として見る方が宜しいかと思われます。
重箱の隅を突く様な指摘では御座いますが。
これは他のレビューと同様です。
ただし、函館駅浸水をはじめとしたJR北海道の事や、
鉄道車両部品不足で運行本数制限になったJR西日本の事は1文も明記されておらず、
津波警報における不通区間・運休列車はもっと広大なものだったので、
「全記録」と言うには一般的なものであり、業務記録としては不足感があります。
この本のページ数関係におけるだとは思われます。
あくまで、東日本震災においては関東・東北地方での記録として見る方が宜しいかと思われます。
重箱の隅を突く様な指摘では御座いますが。