2010年1月19日JALは負債総額2兆3221億円で倒産した。
その規模はリーマン・ブラザーズの日本法人、協栄生命、千代田生命に続いて戦後4番目だ。
そのJAL再生について、どのようにタスクフォースが組まれ、政治家・ターンアラウンドを託された彼らがどのように動いたのかを赤裸々にした本。
既存の勢力との戦いや、様々な思惑があるなかで、再生することの難しさというのは改めて感じた。
再生に必要なのは、当然の戦略は必要だが、利害関係の対立する人たちを前にどのように会社を整理するのか。
その重要性をこの本を読んで改めて感じた。
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堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産 単行本 – 2010/4/20
大鹿 靖明
(著)
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購入オプションとあわせ買い
戦後最大の倒産とも言われるJALの会社更生法申請。ナショナル・フラッグはいかにして崩壊していったのか? 民主党の政権交代以降、前原大臣に委嘱されたタスクフォース、官邸、財務省、金融機関はそれぞれどう動いたのか。そして、国際線・労働組合・企業年金・独自の企業文化など、さまざまな問題を抱えながら、JALは本当に再建できるのか? AERA編集部の記者が驚愕の真実に迫るノンフィクション!
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2010/4/20
- ISBN-104023308102
- ISBN-13978-4023308107
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2010/4/20)
- 発売日 : 2010/4/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 336ページ
- ISBN-10 : 4023308102
- ISBN-13 : 978-4023308107
- Amazon 売れ筋ランキング: - 487,334位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,932位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ジャーナリスト・ノンフィクション作家 1965年、東京生まれ。早稲田大政治経済学部政治学科卒。88年、朝日新聞社入社。現在も同社勤務(経済部記者)。朝日新聞の再生をめざす「朝日新聞再生機構」メンバー。
代表作は、第28回講談社ノンフィクション賞と第5回新潮ドキュメント賞の候補作となった『ヒルズ黙示録 検証・ライブドア』(2006年)、第34回講談社ノンフィクション賞受賞作の『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故』(12年)、『東芝の悲劇』(17年)。最新作は『金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿』(21年)。
他の著書に『ヒルズ黙示録・最終章』(06年)、『堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産』(10年)、編著書としてジャーナリスト、ノンフィクション作家10人との対談集『ジャーナリズムの現場から』(14年)がある。
このほか、取材班に加わったものとして『ゴーンショック 日産カルロス・ゴーン事件の真実』(20年)、『プロメテウスの罠 7』(17年)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月12日に日本でレビュー済み
2014年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
JALって赤と青の赤い方だっけ?くらいの認識しかせずに飛行機にのっていた
恥ずかしい理系の人間でしたが、
先日発売となった半沢直樹シリーズの新作 銀翼のイカロスを読んで
モデルとなった舞台を詳しく知りたくなってキンドルで購入しました。
非常にわかりやすく、飽きさせないテンポの良い本だと。
他の方々が記載されているように最後の言葉が印象的でした。
恥ずかしい理系の人間でしたが、
先日発売となった半沢直樹シリーズの新作 銀翼のイカロスを読んで
モデルとなった舞台を詳しく知りたくなってキンドルで購入しました。
非常にわかりやすく、飽きさせないテンポの良い本だと。
他の方々が記載されているように最後の言葉が印象的でした。
2023年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすがは、朝日の記者さんどいうだけあって、再生の会長に就任した稲盛さんについては、お飾りの名前だけで一流企業の経営者からは、相手にもされずとの極評ぶり。偏見だらけじゃないですか?推測論で文章書いてるし!
さすがの朝日さんって感想でした。
さすがの朝日さんって感想でした。
2010年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を締めくくる最後の一言が印象的でした。
JALの次はメディア。
著者の次の作品を期待しています。
JALの次はメディア。
著者の次の作品を期待しています。
2016年9月17日に日本でレビュー済み
いくつかの小説や再現ドラマなどが頭をよぎりますが
それとも違う内部の緊迫した様子などが伝わってきて
読み物として面白かったです。
JALに対してあまり詳しくないけれどもという人でも
すんなり入れると思います。
それとも違う内部の緊迫した様子などが伝わってきて
読み物として面白かったです。
JALに対してあまり詳しくないけれどもという人でも
すんなり入れると思います。
2011年1月15日に日本でレビュー済み
JAL破綻の経緯を原因から事後処理まで、綿密な取材を基に客観的な筆致で綴ったドキュメンタリー。政財界著名人を含む非常に多くの関係者が登場するが、各人(間)のプロフィールが細大漏らさず紹介されていたり、その間の会談の模様が提示されたり、負債額等の具体的な数値が適所で明記されていたり、本書が労作である事が窺える。
JAL破綻の原因が親方日の丸的体質にあった事は論を待たないが、それにしても酷い。通常の企業経営の枠から逸脱している。赤字要因の不採算路線、特に国際線からの撤退、人件費削減、高額な企業年金削減、レガシーコスト(パイロットやCAを含めるべき)の処分の甘さ、バブル化した子会社の整理など実施すべき施策を不退転の決意で実行する意志が皆無。原因をリーマン・ショック等の外的要因に求めるだけである。詳細なP/Lもマトモに作成せず、世間の常識から乖離した組合が8つもあると言うから呆れる他はない。
しかし全体として、記述の主体はタスクフォース・支援機構による再生処理である。錯綜した状況が巧く整理されている。航空行政の関係省(国交省、財務省、経産省)間の縄張り争い、政官の主導権争い、政治家の権益確保等、裏の駆け引きも赤裸々に描かれている。だが、再生計画の大前提は公的資金の巨額投入である。不可解である。それでいて当事者には「痛みを分かち合う」姿勢が全く感じられない。企業年金削減策に反対する多数のOB、早期退職を含む人件費削減策に抵抗する組合・社員の姿がTV・新聞で報道されている現状はそれを如実に示している。彼らにとってはJAL破綻は他人事なのだろう。冷静な筆致で綴られているだけに余計に際立つ。JAL社員・OBの生の声を聞いてみたかったが、客観的事実を示すだけで充分との意図が著者にあったのだろう。巻末で著者の舌鋒はメディアにも向けられている。JAL・航空行政の今後の更なる混迷を強く予感させる書である。
JAL破綻の原因が親方日の丸的体質にあった事は論を待たないが、それにしても酷い。通常の企業経営の枠から逸脱している。赤字要因の不採算路線、特に国際線からの撤退、人件費削減、高額な企業年金削減、レガシーコスト(パイロットやCAを含めるべき)の処分の甘さ、バブル化した子会社の整理など実施すべき施策を不退転の決意で実行する意志が皆無。原因をリーマン・ショック等の外的要因に求めるだけである。詳細なP/Lもマトモに作成せず、世間の常識から乖離した組合が8つもあると言うから呆れる他はない。
しかし全体として、記述の主体はタスクフォース・支援機構による再生処理である。錯綜した状況が巧く整理されている。航空行政の関係省(国交省、財務省、経産省)間の縄張り争い、政官の主導権争い、政治家の権益確保等、裏の駆け引きも赤裸々に描かれている。だが、再生計画の大前提は公的資金の巨額投入である。不可解である。それでいて当事者には「痛みを分かち合う」姿勢が全く感じられない。企業年金削減策に反対する多数のOB、早期退職を含む人件費削減策に抵抗する組合・社員の姿がTV・新聞で報道されている現状はそれを如実に示している。彼らにとってはJAL破綻は他人事なのだろう。冷静な筆致で綴られているだけに余計に際立つ。JAL社員・OBの生の声を聞いてみたかったが、客観的事実を示すだけで充分との意図が著者にあったのだろう。巻末で著者の舌鋒はメディアにも向けられている。JAL・航空行政の今後の更なる混迷を強く予感させる書である。
2010年4月27日に日本でレビュー済み
昨年来、大きな動きのあったJALですが、本書ではJALが法的整理を経て
今日に至る過程を克明に描写しています。
とは言っても、新聞で報じられているような表面上の出来事の羅列ではなく、
JALを取り巻く利害関係者の心情にまで深く踏み込んだ取材が為されており、
ノンフィクションながら小説を読んでいるようです。
JAL問題に関心のある人はもちろん、企業ノンフィクションを普段読まない
方にもお奨めの一冊です!!
今日に至る過程を克明に描写しています。
とは言っても、新聞で報じられているような表面上の出来事の羅列ではなく、
JALを取り巻く利害関係者の心情にまで深く踏み込んだ取材が為されており、
ノンフィクションながら小説を読んでいるようです。
JAL問題に関心のある人はもちろん、企業ノンフィクションを普段読まない
方にもお奨めの一冊です!!
2010年5月27日に日本でレビュー済み
JAL問題はJALはもちろん、政治家、国交省、財務省、銀行、企業再生専門家など取材対象が多岐にわたる。多様なニュースソースから個別に流れる記事をたどっても、破たんに至る道筋が見えにくかった。著者は利害の絡まる複雑な事象をひとりでカバーしたからこそ、より全体像に迫れたといえる。簡単な年表や人物相関図などがあれば、より理解を助けるだろう。著者の取材から逃げ回ったのか、幾人かのキーパーソンの肉声は取れていない。JAL問題は終息からはほど遠い。続編を期待する。