幾人かのクリエイターが緩く関連した様々な企画を同時進行する「ドラゴンレイド」シリーズリプレイ第一弾が、
処女作を完結させたばかりのベーテGMによってスタートという、聞くだに楽しそうな新作の開幕。
プレイヤーは4人、SNEリプレイとしてはちょっと少なめな気がしますが、ベーテGMの繰り出す強力なエネミーにどう対応するかが楽しみです。
生み出されたキャラクターも性格・データとも個性的で今後に期待、回復役が居ないと言いつつ、プリースト、コンジャラー、マギテックを揃えているので問題なし。
特に元アイドルの蓮っ葉ドワーフ戦士と、ボディコンシャス&エキセントリックフロウライトはお気に入りです。
オープニングで宿敵登場の顔見せ、難点となる「敵の強さを示すこととアクシデントを防止することの両立」を楽しいアイデアでクリアしていて、
実際に遊んでる人には参考になるかも、多用は出来ないと思いますが。
ストーリーは新航路開発の護衛の依頼で始まる。そして、停泊地での新地方紹介と冒険がメイン。
ちゃんとジョリーロジャーを掲げた海賊船や嵐で遭難、新地方での異文化圏との遭遇トラブルと一通り定番が取り揃えられていて、今後も安心して楽しめそう。
ただ、いきなりアウェイクンを持っているプリーストが真っ先に墜ちる戦闘で結構スリリング。少ないと思ったPC人数も新地方で一人追加で戦力も万全。
しかもフェアリーテイマーで、5人中4人が回復魔法使いで、残りの一人がタンクファイターという、ディフェンシブなバランスのパーティ。
「ドラゴンレイド」のタイトルどおり、新地方は竜との関係が深そう、デュボールとの違いをどう出していくかも期待したい。
特にベーテGMは、先のキャンペーンでもそうだったけど、登場するアイテムや設定等が技術レベルや時代背景を考慮した合理的なものになっていて、
変な違和感に邪魔されずに物語を楽しむのに集中させてくれる力量あるので、新地方の設定にはさらに期待が深まる。
ドラゴンが武力の象徴として爵位の基準になる地方設定と、邪教&狂信者が「新たなる世界が~」とか喚く敵対勢力が冒頭の強敵と絡んで、面白い物語になりそうです。
巻末に、エネミーデータがイラスト付で付いてます。このイラストもコミカルでとっても楽しい。
※余談
異文化圏との遭遇トラブルの例えが神解説。阪神タイガースとサッカーの組み合わせには爆笑しました。
SNEのリプレイは時々こうした神まった例え話が素晴らしいですね。秋田リプレイのマキシムの剣と俺の嫁フィギュアのたとえ話も傑作でしたし。
¥704¥704 税込
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ソード・ワールド2.0 リプレイ 千竜と刃の革命 (1) Departure (富士見ドラゴンブック) 文庫 – 2014/8/20
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購入オプションとあわせ買い
千竜舞う大地、プロセルシア地方。蛮族に強襲され、漂着した四人の冒険者が目にしたのは、蒼穹を覆い尽くす竜と竜騎士の戦争だった! ? ご存じ、アメリカ人GMベーテが紡ぐ、ドラゴンレイド・ファーストリプレイ!
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/富士見書房
- 発売日2014/8/20
- ISBN-104040702948
- ISBN-13978-4040702940
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/富士見書房 (2014/8/20)
- 発売日 : 2014/8/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4040702948
- ISBN-13 : 978-4040702940
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,225,627位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 800位富士見ドラゴンブック
- - 233,046位文庫
- カスタマーレビュー:
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2015年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
辛口かもしれませんが、PCの一人であるイルムに難がある、と感じてしまいます。
言動幼い上に無意味に口汚く、やや視野の狭いロールプレイに拘っている印象で、
他PCやNPCに対する気遣いが足りなく感じます。一言で言えば、やや独りよがりに見えました。
ある程度親しいゆえ馴れ合いでなんとか廻せている部分も感じてはいるのですが、
一話での、(言いがかりはあったとはいえ)男爵に無為に喧嘩を売ったあげく自分本位の理論で状況をややこしくするのは、
GMや、立場を尊重されなかったロルフにとって内心どうだったのだろう、と考えてしまいます。
このあたりの違和感はユニスにも言えますが、主観的な勝利による権利を主張する前に、もう少しスマートな立ち回りもあったというか、
他人の領域を侵犯したのは事実であり、土地には土地の文化があるように思います。
利己的な賠償に気を取られて他PC(およびNPC)の顔を潰すプレイというのは、物語上の登場人物として読むならまだしも、同じ卓を囲む遊び相手としては辛く感じます。
彼女を除いた全体としては、GMも含めて終始楽しそうな感じは大変に微笑ましいと感じました。
戦闘のバランスも接待になりすぎないハードさがあるとは思いますし、イルムは自分で設定した奇妙なキャラプレイに引っ張られ過ぎたのかとも思う部分もあるため、個人的にはもう少し軟化というか、自分本位のRPに対する軌道修正があれば。
言動幼い上に無意味に口汚く、やや視野の狭いロールプレイに拘っている印象で、
他PCやNPCに対する気遣いが足りなく感じます。一言で言えば、やや独りよがりに見えました。
ある程度親しいゆえ馴れ合いでなんとか廻せている部分も感じてはいるのですが、
一話での、(言いがかりはあったとはいえ)男爵に無為に喧嘩を売ったあげく自分本位の理論で状況をややこしくするのは、
GMや、立場を尊重されなかったロルフにとって内心どうだったのだろう、と考えてしまいます。
このあたりの違和感はユニスにも言えますが、主観的な勝利による権利を主張する前に、もう少しスマートな立ち回りもあったというか、
他人の領域を侵犯したのは事実であり、土地には土地の文化があるように思います。
利己的な賠償に気を取られて他PC(およびNPC)の顔を潰すプレイというのは、物語上の登場人物として読むならまだしも、同じ卓を囲む遊び相手としては辛く感じます。
彼女を除いた全体としては、GMも含めて終始楽しそうな感じは大変に微笑ましいと感じました。
戦闘のバランスも接待になりすぎないハードさがあるとは思いますし、イルムは自分で設定した奇妙なキャラプレイに引っ張られ過ぎたのかとも思う部分もあるため、個人的にはもう少し軟化というか、自分本位のRPに対する軌道修正があれば。
2014年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前リプレイでベーテGMのファンになっちゃいました。
SWに不必要な料理描写のスキルが今作でも披露されてます。この料理とPCキル設定の戦闘バランスが特徴的なベーテリプレイは
やっぱり日本人GMとは違う何かを感じられますし、期待してしまいます。
ここまで書くと、際物設定の極端なリプレイばかりか?と思われるかも知れませんが、ドラゴンブックのセオリーにはちゃんと当てはまっているのでご安心を。
どちらかと言えば、戦闘特技の組み合わせやアルケミスカードの効果など、さらっと解りやすく記載されていて疑問に思わず読み進める事ができます。
できれば前作USAをご覧いただいてから、こちらをお読み頂くとGMの思考がよく解り、楽しさが数倍UPすると思います。
SWに不必要な料理描写のスキルが今作でも披露されてます。この料理とPCキル設定の戦闘バランスが特徴的なベーテリプレイは
やっぱり日本人GMとは違う何かを感じられますし、期待してしまいます。
ここまで書くと、際物設定の極端なリプレイばかりか?と思われるかも知れませんが、ドラゴンブックのセオリーにはちゃんと当てはまっているのでご安心を。
どちらかと言えば、戦闘特技の組み合わせやアルケミスカードの効果など、さらっと解りやすく記載されていて疑問に思わず読み進める事ができます。
できれば前作USAをご覧いただいてから、こちらをお読み頂くとGMの思考がよく解り、楽しさが数倍UPすると思います。
2014年8月24日に日本でレビュー済み
存在も装丁も個性的なベーテ氏リプレイが再び登場。
グランドキャンペーンのリプレイ先陣を切るのはガッデム(USA)シリーズでベリーハード且つ大らかと言う個性的なロングキャンペーンを完結させたベーテ氏。
新たなる地方を舞台に、凶悪すぎるドラゴンと個性的すぎるエネミーを携えてアドベンチャーズに挑戦を叩きつける。
そしてそれを上回るダイスの神。
前作に負けず劣らぬ個性的なPCたちも魅力的だ(あきらかに前作から引き継いだ方もいるような気が)。
煙草中毒で元妹系アイドルのヤンキー女ドワーフ。
危険すぎる言動のガチタンク・リルドラケン。
調子に乗ると失敗する不幸印の都会派エルフ。
精神異次元ドラゴン大好き露出フロウライト。
乗ってる馬(レンタル)が強い貴族の次男坊。
前作同様、プレイヤーたちが合わさって登場人物の幅を広げたり物語を作っていく感じがある。
SW2.0のリプレイの中でも独特のデザインを引き継いでいて、前作を読んでいた人ならなじみ深いと思えるだろう。ぶっちゃけ四コマとか特に。
先陣を任されるだけあって先々の展開が期待できるロングシリーズになりそうだ。
もちろん、冒険者たちが死ななければ、であるが。
グランドキャンペーンのリプレイ先陣を切るのはガッデム(USA)シリーズでベリーハード且つ大らかと言う個性的なロングキャンペーンを完結させたベーテ氏。
新たなる地方を舞台に、凶悪すぎるドラゴンと個性的すぎるエネミーを携えてアドベンチャーズに挑戦を叩きつける。
そしてそれを上回るダイスの神。
前作に負けず劣らぬ個性的なPCたちも魅力的だ(あきらかに前作から引き継いだ方もいるような気が)。
煙草中毒で元妹系アイドルのヤンキー女ドワーフ。
危険すぎる言動のガチタンク・リルドラケン。
調子に乗ると失敗する不幸印の都会派エルフ。
精神異次元ドラゴン大好き露出フロウライト。
乗ってる馬(レンタル)が強い貴族の次男坊。
前作同様、プレイヤーたちが合わさって登場人物の幅を広げたり物語を作っていく感じがある。
SW2.0のリプレイの中でも独特のデザインを引き継いでいて、前作を読んでいた人ならなじみ深いと思えるだろう。ぶっちゃけ四コマとか特に。
先陣を任されるだけあって先々の展開が期待できるロングシリーズになりそうだ。
もちろん、冒険者たちが死ななければ、であるが。
2014年8月21日に日本でレビュー済み
ソード・ワールド2.0のグランドキャンペーン「ドラゴンレイド」第一弾リプレイですが、
初手をベーテ氏にしたのは好判断だったと思います。
「in USA」で見せた自身もプレイヤーの一人のように楽しむマスタースタイルは今回も健在で、
モンスターの強力な特殊能力に怯えるプレイヤーたちを見て喜び、戦闘に敗北すれば本気で悔しがる
彼のスタイルは「読み専」などと言われているリプレイしか読まない読者にも実プレイの良さが伝わると思います。
プレイヤーキャラクターたちはまだ1巻という事もあっていわゆるキャラ立ちには差がありますが、
(特に貴族のロルフくんはキャンペーンに合わせて作られた分ほとんどキャラが立っていません)
女ドワーフのイルムは良くも悪くも頭4つ分ほど突出しています。
先行して出た「戦竜伝」では正直ピンとこなかったドラゴンレイドですが、今作を読む限り
今後の展開が楽しみです。
初手をベーテ氏にしたのは好判断だったと思います。
「in USA」で見せた自身もプレイヤーの一人のように楽しむマスタースタイルは今回も健在で、
モンスターの強力な特殊能力に怯えるプレイヤーたちを見て喜び、戦闘に敗北すれば本気で悔しがる
彼のスタイルは「読み専」などと言われているリプレイしか読まない読者にも実プレイの良さが伝わると思います。
プレイヤーキャラクターたちはまだ1巻という事もあっていわゆるキャラ立ちには差がありますが、
(特に貴族のロルフくんはキャンペーンに合わせて作られた分ほとんどキャラが立っていません)
女ドワーフのイルムは良くも悪くも頭4つ分ほど突出しています。
先行して出た「戦竜伝」では正直ピンとこなかったドラゴンレイドですが、今作を読む限り
今後の展開が楽しみです。
2014年8月20日に日本でレビュー済み
今夏から始まるSW2.0連動物語第一弾で中レベル(冒険者LV7)PTリプレイ。
女性キャラ3人+某サイヤ人&ボンボンとナンパキャラなしの構成で、
色ネタに頼れない反動なのかキャラ立てがはっきりしていて個人的には前シリーズよりも好印象。
ベーテGMならではの細かな食事描写や双葉さんの四コマも健在で面白いリプレイ本でした。
ただ2話構成なのが少々残念。
1話毎のページ数は多いので1冊として薄いわけではないけど、
やはり少々物足りなさを感じてしまうのは否めないところ。
それでも次巻以降への期待点も加えて満点評価で。
女性キャラ3人+某サイヤ人&ボンボンとナンパキャラなしの構成で、
色ネタに頼れない反動なのかキャラ立てがはっきりしていて個人的には前シリーズよりも好印象。
ベーテGMならではの細かな食事描写や双葉さんの四コマも健在で面白いリプレイ本でした。
ただ2話構成なのが少々残念。
1話毎のページ数は多いので1冊として薄いわけではないけど、
やはり少々物足りなさを感じてしまうのは否めないところ。
それでも次巻以降への期待点も加えて満点評価で。
2014年8月21日に日本でレビュー済み
蜥蜴:ゴクウ ロリ:ブラクラのキチガイ女 女エルフ:巨乳 動く鉱物:最高! 貴族:ドウデモイイ
相変わらずベーテのリプレイは面白い。動く鉱物のプレーヤーは前回のチビマッチョか?ロリドワーフはまんまだな。
相変わらずベーテのリプレイは面白い。動く鉱物のプレーヤーは前回のチビマッチョか?ロリドワーフはまんまだな。