これは福澤徹三氏がノベライズしただけで原作は違うんですよね?
福澤徹三さんが好きなので読んだのですが、愕然としました。
最初知らずに福澤氏の原作かと思って読んでいたので、
うそでしょ? ってあまりに凡庸な展開に思ってしまいましたよ。
あちこちのちょっと怖い話を切り貼りしたような話で全然怖くないし。
肝心の太古からの呪われた土地の話はうやむやのうちに終わっちゃってるし、
何なんでしょうか?これは。
福澤徹三氏の小説はどこか陰湿でいながら独特の絶妙なデリケートさがあって
そこにゾクゾクするのにこれ、ほとんどどっかの新人作家が書かされてような
小説じゃないですかい?
福澤徹三さんが好きなだけに、文句たらたらです。
それに本はやたらと余白多いし、こんなあつさになるような内容じゃないですよ。
ま、読み易くっていいんだけど。

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オトシモノ (角川ホラー文庫 122-1) 文庫 – 2006/9/1
福澤 徹三
(著)
拾っては、いけない……。
駅でオトシモノの定期券を拾った人物が次々と行方不明になる。線路で流産し子供を喪った女性の霊が関係していると突き止めた女子高生奈々は、呪いを解こうと奔走するが…。この秋一番の注目ホラー映画のノベライズ!
駅でオトシモノの定期券を拾った人物が次々と行方不明になる。線路で流産し子供を喪った女性の霊が関係していると突き止めた女子高生奈々は、呪いを解こうと奔走するが…。この秋一番の注目ホラー映画のノベライズ!
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/9/1
- ISBN-104043834012
- ISBN-13978-4043834013
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/9/1)
- 発売日 : 2006/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 198ページ
- ISBN-10 : 4043834012
- ISBN-13 : 978-4043834013
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,634,132位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年、福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。2008年『すじぼり』(角川文庫)で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルで執筆。著書に『灰色の犬』『群青の魚』(光文社文庫)『そのひと皿にめぐりあうとき』(光文社)、『黒い百物語』『怖の日常』『忌談』(角川ホラー文庫)、『作家ごはん』(講談社文庫)『羊の国のイリヤ』(小学館文庫)、『死に金』『おれたちに偏差値はない』(文春文庫)など多数。『東京難民』(光文社文庫)は映画化、『白日の鴉』(光文社文庫)はテレビドラマ化、『侠飯』『Iターン』(文春文庫)はテレビドラマ化・コミック化された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年6月20日に日本でレビュー済み
怖いとは全く感じませんでした。
恐怖を煽る表現や読者に想像させる表現や描写などがあまりなかったように思います。
ただスラスラ読めて展開もスムーズに進むのでそれなりに楽しめました。
恐怖を煽る表現や読者に想像させる表現や描写などがあまりなかったように思います。
ただスラスラ読めて展開もスムーズに進むのでそれなりに楽しめました。
2007年4月25日に日本でレビュー済み
終盤の何とも微妙な展開や、クサい台詞などに、若干失笑ですが、
読みやすく、分かりやすいし、ノベライズなので、
まぁよくある邦画ホラーだなぁ、といった印象でした。
展開もよみやすかったりしますが、下手に捻りまくるよりは、気楽に楽しめるので、いいんじゃないか、と思います。
読みやすく、分かりやすいし、ノベライズなので、
まぁよくある邦画ホラーだなぁ、といった印象でした。
展開もよみやすかったりしますが、下手に捻りまくるよりは、気楽に楽しめるので、いいんじゃないか、と思います。
2007年4月11日に日本でレビュー済み
拾ってはいけないはずの定期券を拾ってしまったことで次々と起こる怪現象。その真相をつきとめた女子高校生の運命は???赤い定期券を発端に物語は動き、展開してゆく。駅という日常的な場所、拾われてしまった赤い定期券、ホームに現れる謎の女、女子高生の妹の失踪、親友の死、すべてはつながっているが、最後に妹を地底の駅に助けに行く主人公の救出劇はなかなか迫力があり、映像であればなお息もつかせぬ緊張感とおぞましさが入り乱れるラストであると想像する。実際映画化されているので
恐怖感という意味においては星5つレベルかもしれない。日常ありふれた風景の切り取られた一片の裏側にもしこんな恐怖があったら…と思わず想像してしまう物語であった。駅には毎日さまざまな事件や物語が生まれている。見える人、見えない人、いろいろいるだろうけれど、いちいちそれらが見えたとしたらきっと怖いのだろうな、この物語みたいに…通勤のおともにいかがですか?
恐怖感という意味においては星5つレベルかもしれない。日常ありふれた風景の切り取られた一片の裏側にもしこんな恐怖があったら…と思わず想像してしまう物語であった。駅には毎日さまざまな事件や物語が生まれている。見える人、見えない人、いろいろいるだろうけれど、いちいちそれらが見えたとしたらきっと怖いのだろうな、この物語みたいに…通勤のおともにいかがですか?