発売当時(執筆中の期間も含めて)の流行「異世界行っちゃった系の作品です。
主人公が、滅多やたらに「ここは夢の中の世界なんだ」ということを主張したいようで、くどい・・・もといウザイくらい「夢である」というフレーズの単語が連発します。おかげで物語のテンポが崩壊し、とてつもなく読みにくい作品となっています。
現実を受け入れられなさ過ぎる主人公なのか、はたまた記憶から「夢である」ということが飛ばないようにしたいのか、よく分かりません。
また主人公のデッキ(カードセット)が「とりあえずレア度が高い」ものを組み合わせただけで、原作ゲームをやったことのある人からすると「何を考えて組み合わせたのか良く分からない」デッキとなっています。
趣味デッキといってしまえばカタが付きますが・・・・・・。
面白かったという方もいましたので、深く気にせず読む分には、特に問題なさそうですが、あれこれ考えたり、場面を想像しながら読む人にはオススメしません。
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