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乃木若葉は勇者である 下 単行本 – 2017/3/30
ついに西暦から神世紀へ――初代勇者たちの軌跡、ここに完結
人気TVアニメ『結城友奈は勇者である』から300年前、初代勇者たちの物語ついに完結。彼女たちの生きた証とその勇気は次代の勇者たちへと引き継がれる――。さらに単行本描きおろしエピソードも収録。
人気TVアニメ『結城友奈は勇者である』から300年前、初代勇者たちの物語ついに完結。彼女たちの生きた証とその勇気は次代の勇者たちへと引き継がれる――。さらに単行本描きおろしエピソードも収録。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/3/30
- ISBN-104048928570
- ISBN-13978-4048928571
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/3/30)
- 発売日 : 2017/3/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4048928570
- ISBN-13 : 978-4048928571
- Amazon 売れ筋ランキング: - 146,838位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,700位ライトノベル (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、エグい展開に拒絶反応が強く出る人にはダメージが大きいかもしれません。
個人的には誰も致命傷を負わない大団円よりもこうした生々しさを帯びているお話のほうがずっとタイプなので好みには合致していました。
とはいってもやはり辛い展開に変わりはなく、当分は尾をひきそうです。
キャラクターは見た目のみならず態度も(コミックキャラの文法として)特徴的で可愛く、作中での容赦のない待遇とのギャップがより映えているのかもしれません。
読めて良かったです。
丸亀城に行ったらきっと泣きます。
個人的には誰も致命傷を負わない大団円よりもこうした生々しさを帯びているお話のほうがずっとタイプなので好みには合致していました。
とはいってもやはり辛い展開に変わりはなく、当分は尾をひきそうです。
キャラクターは見た目のみならず態度も(コミックキャラの文法として)特徴的で可愛く、作中での容赦のない待遇とのギャップがより映えているのかもしれません。
読めて良かったです。
丸亀城に行ったらきっと泣きます。
2017年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなりネタバレも含んで書きます。
テレビアニメ『結城友奈は勇者である』の300年前の物語になります。
上巻ではその世界観と勇者や巫女の役目、仲間たちの衝突を経て絆を深めていく描写などが丁寧に描かれました。
この下巻では仲間同士の絆の発展や、西暦の時代の終焉と神世紀のはじまりなどが描かれています。
仲間の死、ネットの誹謗中傷、自己中心的な住民の手のひら返しなど、巻末のインタビューでも言及されていたように、かなり生々しく過酷な状況が描写されています。
このあたりは正直、物語の特性上当然ではありますが読んでいて気分が良いものではないので、好き嫌いが分かれる部分もあるかもしれません。
しかし、だからこそ苦難や不安をはねのけて懸命にもがく勇者たちが一層輝いて見えました。
『結城友奈は勇者である』を視聴した方であれば周知のとおりですが、壁の外があの状況になっている以上、バッドエンドに近い形になるのは止むを得ません。
しかし、それでも未来に希望は託され、そして書き下ろしの『託されたバトン』を読み終えると、微かに救われたような気持ちになりました。
勇者や巫女が懸命に生きた証は、四国や人類の存在そのものだったのです。
書き下ろしの『託されたバトン』について。
300年という時を越えて脈々と受け継がれてきたバトンを受け取る様子は、
あくまで日常描写の中にあるにも関わらず、この物語の壮大さを感じさせてくれました。
結城友奈ちゃんの
「私たちの今があるのは、ずーっと昔からの、たくさんの人たちの積み重ねのおかげなんだね。……感謝しないといけないね」
という言葉は、そのまま私たちの現実世界でも同じことが言えると思いました。
勇者部の供物が戻ってきたのも、友奈ちゃんの意識が戻ってきたことも、作中で人類が未だ途絶えていないことも、
すべて勇者である彼女たちが最終的に諦めずにもがき、積み重ねたからこそ成し遂げたことだと思います。
現実でも科学の発展や病気の治療薬の開発など、人が諦めずに積み重ねたことで成し遂げた偉業が数多くあり、月並みですがそういったことが大事なことなんだなと思います。
過酷な物語ではありますが、『勇者である』シリーズの勇気と友情の物語という要素はきちんと受け継がれています。
他シリーズとのつながりや世界観をより奥深く楽しめ、なにより心を揺さぶられるとても良い作品でした。
テレビアニメ『結城友奈は勇者である』の300年前の物語になります。
上巻ではその世界観と勇者や巫女の役目、仲間たちの衝突を経て絆を深めていく描写などが丁寧に描かれました。
この下巻では仲間同士の絆の発展や、西暦の時代の終焉と神世紀のはじまりなどが描かれています。
仲間の死、ネットの誹謗中傷、自己中心的な住民の手のひら返しなど、巻末のインタビューでも言及されていたように、かなり生々しく過酷な状況が描写されています。
このあたりは正直、物語の特性上当然ではありますが読んでいて気分が良いものではないので、好き嫌いが分かれる部分もあるかもしれません。
しかし、だからこそ苦難や不安をはねのけて懸命にもがく勇者たちが一層輝いて見えました。
『結城友奈は勇者である』を視聴した方であれば周知のとおりですが、壁の外があの状況になっている以上、バッドエンドに近い形になるのは止むを得ません。
しかし、それでも未来に希望は託され、そして書き下ろしの『託されたバトン』を読み終えると、微かに救われたような気持ちになりました。
勇者や巫女が懸命に生きた証は、四国や人類の存在そのものだったのです。
書き下ろしの『託されたバトン』について。
300年という時を越えて脈々と受け継がれてきたバトンを受け取る様子は、
あくまで日常描写の中にあるにも関わらず、この物語の壮大さを感じさせてくれました。
結城友奈ちゃんの
「私たちの今があるのは、ずーっと昔からの、たくさんの人たちの積み重ねのおかげなんだね。……感謝しないといけないね」
という言葉は、そのまま私たちの現実世界でも同じことが言えると思いました。
勇者部の供物が戻ってきたのも、友奈ちゃんの意識が戻ってきたことも、作中で人類が未だ途絶えていないことも、
すべて勇者である彼女たちが最終的に諦めずにもがき、積み重ねたからこそ成し遂げたことだと思います。
現実でも科学の発展や病気の治療薬の開発など、人が諦めずに積み重ねたことで成し遂げた偉業が数多くあり、月並みですがそういったことが大事なことなんだなと思います。
過酷な物語ではありますが、『勇者である』シリーズの勇気と友情の物語という要素はきちんと受け継がれています。
他シリーズとのつながりや世界観をより奥深く楽しめ、なにより心を揺さぶられるとても良い作品でした。
2017年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もしも西暦に勇者が居たらきっとこんな感じだったのかな?でも私は忘れない■■■■そして■■■という勇者が天の敵や周りの人々そして己自身に打ち勝ち、切り札で摩耗していく中でも最後は勇者として散って逝った事を、私は信じてる、■■■■と■■■がいずれ神世紀で姉妹として再び巡り合うであろう事を、私は見届けた‼西暦の勇者達が激動の時代を狭く閉じられた世界で、強く咲き誇り、美しく散っていった事を‼
↑のはただやってみたかっただけです⋯ここからは読んだ感想を率直に書き連ねます。
まず今回の勇者であるシリーズに携わった方々にお疲れさまと言いたいです。上下巻共に構成設定内容イラストどれをとっても素晴らしいの一言に尽きる作品でした。内容が過去の二作と比べると過酷なもので尚且つ大まかな結末は1作目で既に突きつけられていたので分かっていましたが、いざその瞬間を読むと何とも言えない絶望感に抑え込まれました。下巻は表紙が上巻と見比べると上巻が白を基調として穢れの無い様なイメージに対して、下巻は黒く濁りゆく心と赤いタイトルは血を彷彿とさせ、勇者達が戦いで摩耗してゆくと同時に待ち受ける壮絶な結末を思わせる雰囲気が出ており。良くも悪くも凄いと思いました。
上巻が世界の置かれた状況と個々の勇者の話しと対立からの再起そして結束を描き、比較的に明るくあまり暗い印象を受けなかったので最初は「聞いてた話と違うじゃん」と軽く考えていました。が⋯下巻を開くや否や、出だしからの鬱展開に続き押し寄せる絶望、それに対峙する希望となる勇者達をことごとく摘み取る天の敵「許さんぞ勇者キラー二名‼ス●ーピオンそしてレ●貴様らに言ってるんだぞ」そして神世紀とは逆に公にされた事により敵は異形の者だけにあらず、見事な掌返しをしてくる国民、最後の最後まで勇者を信じた諏訪の人々を見習え‼
この事や■■の暴走もあってか大赦の隠蔽体質に拍車をかけることに⋯書下ろしでもある様に■■■がやがて大赦の中枢を担う存在になり、組織改革をする中で組織の秘匿性と腐敗を防ぐ為に色々やったみたいだけど、満開を秘密にしてたりとダンマリが過ぎる様で結果空回りと言うか悪循環に陥ってる風に思えました。
今回の勇者の話しの結末は人類が赦されたという形で締めくくられますが、その為の犠牲が大きく、人がしてきた業に比べればそれに相応しい罰なのかと西暦を生きる自分もふと考えさせられます。今回のテーマは赦されるざる人々の本質にあると思います、西暦では人々が真実を知っている分それが神々に試されているのではないか?そういう解釈があり審判の結果として、残すに値しないと判断した天神は結果一部を残し全てを焼き尽くしても、地神が守る地を赦したのは大赦が願い乞うたからでは無く、神と対峙し圧倒的な力を前にしても挑み続けた勇者と自らの命を捧げ願いを届けようとした巫女に僅かな希望を見出したからこそな気がします。
一番印象に残ったシーンは最後の勇者となった■■が最後まで諦めずに戦おう決意した場面で、■■■が来てある事を告げ不穏な空気に包まれます。が、■■が察した所で■■■が涙を流します。そこから力を捨て全てを受け入れなくてはならないと取り戻せないと悟った時、初めて涙を流します。あれだけ強かで誰よりも誇り高く進み続けた■■が最後に見せた大泣きのシーンはこちらまで泣きそうになりました。
こんな感じで絶望ばかりの印象で書いてきましたが、勇者は決して諦めない。これはシリーズで一巻していることで、書下ろしで希望が投下されました。そう、勇気のバトンです。これは大事なことなのでここには書きませんが、読めば西暦に遺された勇者や巫女たちがしてきたことは決して無駄ではなかった。神々を見事に欺いてみせたと思いたいです。実は全部筒抜けであえて見逃してたとかだったら怖いですが⋯
この作品を読んで繋いでゆくことの大切さを教えてもらいきました、有難う勇者達‼‼
↑のはただやってみたかっただけです⋯ここからは読んだ感想を率直に書き連ねます。
まず今回の勇者であるシリーズに携わった方々にお疲れさまと言いたいです。上下巻共に構成設定内容イラストどれをとっても素晴らしいの一言に尽きる作品でした。内容が過去の二作と比べると過酷なもので尚且つ大まかな結末は1作目で既に突きつけられていたので分かっていましたが、いざその瞬間を読むと何とも言えない絶望感に抑え込まれました。下巻は表紙が上巻と見比べると上巻が白を基調として穢れの無い様なイメージに対して、下巻は黒く濁りゆく心と赤いタイトルは血を彷彿とさせ、勇者達が戦いで摩耗してゆくと同時に待ち受ける壮絶な結末を思わせる雰囲気が出ており。良くも悪くも凄いと思いました。
上巻が世界の置かれた状況と個々の勇者の話しと対立からの再起そして結束を描き、比較的に明るくあまり暗い印象を受けなかったので最初は「聞いてた話と違うじゃん」と軽く考えていました。が⋯下巻を開くや否や、出だしからの鬱展開に続き押し寄せる絶望、それに対峙する希望となる勇者達をことごとく摘み取る天の敵「許さんぞ勇者キラー二名‼ス●ーピオンそしてレ●貴様らに言ってるんだぞ」そして神世紀とは逆に公にされた事により敵は異形の者だけにあらず、見事な掌返しをしてくる国民、最後の最後まで勇者を信じた諏訪の人々を見習え‼
この事や■■の暴走もあってか大赦の隠蔽体質に拍車をかけることに⋯書下ろしでもある様に■■■がやがて大赦の中枢を担う存在になり、組織改革をする中で組織の秘匿性と腐敗を防ぐ為に色々やったみたいだけど、満開を秘密にしてたりとダンマリが過ぎる様で結果空回りと言うか悪循環に陥ってる風に思えました。
今回の勇者の話しの結末は人類が赦されたという形で締めくくられますが、その為の犠牲が大きく、人がしてきた業に比べればそれに相応しい罰なのかと西暦を生きる自分もふと考えさせられます。今回のテーマは赦されるざる人々の本質にあると思います、西暦では人々が真実を知っている分それが神々に試されているのではないか?そういう解釈があり審判の結果として、残すに値しないと判断した天神は結果一部を残し全てを焼き尽くしても、地神が守る地を赦したのは大赦が願い乞うたからでは無く、神と対峙し圧倒的な力を前にしても挑み続けた勇者と自らの命を捧げ願いを届けようとした巫女に僅かな希望を見出したからこそな気がします。
一番印象に残ったシーンは最後の勇者となった■■が最後まで諦めずに戦おう決意した場面で、■■■が来てある事を告げ不穏な空気に包まれます。が、■■が察した所で■■■が涙を流します。そこから力を捨て全てを受け入れなくてはならないと取り戻せないと悟った時、初めて涙を流します。あれだけ強かで誰よりも誇り高く進み続けた■■が最後に見せた大泣きのシーンはこちらまで泣きそうになりました。
こんな感じで絶望ばかりの印象で書いてきましたが、勇者は決して諦めない。これはシリーズで一巻していることで、書下ろしで希望が投下されました。そう、勇気のバトンです。これは大事なことなのでここには書きませんが、読めば西暦に遺された勇者や巫女たちがしてきたことは決して無駄ではなかった。神々を見事に欺いてみせたと思いたいです。実は全部筒抜けであえて見逃してたとかだったら怖いですが⋯
この作品を読んで繋いでゆくことの大切さを教えてもらいきました、有難う勇者達‼‼
2018年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメの勇者の章のOPでなんで郡ちゃんがおらんのやろって思ってたけどあんなことが・・・
アニメを見てからなので漫画を見るかのように情景が浮かんできてスラスラ読めた。
セリフなんかもくさい表現がなく素直な感じで伝わりやすかった。
反面、心に残るような表現が少なかったかなー。そうは言っても勇者も必死で戦ってるからしゃーないか。
アニメを見てからなので漫画を見るかのように情景が浮かんできてスラスラ読めた。
セリフなんかもくさい表現がなく素直な感じで伝わりやすかった。
反面、心に残るような表現が少なかったかなー。そうは言っても勇者も必死で戦ってるからしゃーないか。
2018年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物の思い、すれ違いなど、丁寧に描写されており、
ぐいぐいとこの世界観に惹き込まれました。
終盤に向かってどんどんと「勇者」であることと、一方で「年端もいかない一少女」に過ぎないことに
悩み、苦しんでいく様子は単に感動した・・・という以上にいろいろと考えさせらました。
少しオーバーな表現ですが、人として大切なことを改めて考え直させてくれるほどの影響力がありました。
ぐいぐいとこの世界観に惹き込まれました。
終盤に向かってどんどんと「勇者」であることと、一方で「年端もいかない一少女」に過ぎないことに
悩み、苦しんでいく様子は単に感動した・・・という以上にいろいろと考えさせらました。
少しオーバーな表現ですが、人として大切なことを改めて考え直させてくれるほどの影響力がありました。
2017年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶望からの絶望、すこし休憩を挟んでから絶望、さらに追加で絶望、トドメに絶望。
そして最後に残った僅かな希望。
全体の流れを表すとそんな感じです。
いつ襲ってくるかわからない強大な敵、立ち向かうには不十分な力とそれに伴う副作用、一人また一人と壮絶な最期と遂げていく仲間たち、やがて判明する過酷すぎる真実といった具合に負の成分が詰め込まれており、それでも勇気と希望をもって戦い続ける姿には『ゆゆゆ』の世界に引き込まれた人ならば間違いなく魅せられると思います。
『結城友奈は勇者である』や『鷲尾須美は勇者である』に繋がる伏線やどうしてあんな風になっていたのかといったことも色々と説明されているので、どちらかを見たことがある人には是非とも読んで欲しいです。
個人的には『結城友奈は勇者である』の物語の中で大赦が何故あそこまで秘密主義であったのかの理由に物凄く共感せざるを得ませんでした。
小ネタになりますが、上巻が白い背景に青文字のタイトルという清廉としたイメージを抱かせるのに対し、下巻が真っ黒な背景に赤文字のタイトルという不穏なイメージを抱かせる背表紙には確信犯的な悪意しか感じないですね。
そして最後に残った僅かな希望。
全体の流れを表すとそんな感じです。
いつ襲ってくるかわからない強大な敵、立ち向かうには不十分な力とそれに伴う副作用、一人また一人と壮絶な最期と遂げていく仲間たち、やがて判明する過酷すぎる真実といった具合に負の成分が詰め込まれており、それでも勇気と希望をもって戦い続ける姿には『ゆゆゆ』の世界に引き込まれた人ならば間違いなく魅せられると思います。
『結城友奈は勇者である』や『鷲尾須美は勇者である』に繋がる伏線やどうしてあんな風になっていたのかといったことも色々と説明されているので、どちらかを見たことがある人には是非とも読んで欲しいです。
個人的には『結城友奈は勇者である』の物語の中で大赦が何故あそこまで秘密主義であったのかの理由に物凄く共感せざるを得ませんでした。
小ネタになりますが、上巻が白い背景に青文字のタイトルという清廉としたイメージを抱かせるのに対し、下巻が真っ黒な背景に赤文字のタイトルという不穏なイメージを抱かせる背表紙には確信犯的な悪意しか感じないですね。