プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,440¥1,440 税込
発送元: Amazon 販売者: アイダ商会
¥1,440¥1,440 税込
発送元: Amazon
販売者: アイダ商会
¥7¥7 税込
配送料 ¥240 5月16日-18日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥7¥7 税込
配送料 ¥240 5月16日-18日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
浅田真央 さらなる高みへ 単行本 – 2011/2/16
吉田順
(著)
ダブルポイント 詳細
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,440","priceAmount":1440.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,440","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"PHIZg%2Btha0iGYQNSE4obld5tQZtR5amjnhQgweGFzNfZD%2FWJiP%2B49VrXDM9q%2BDpz7pVdcHRDqqGq4BCy54ruobkpw8n7arCLQNiJbg61vUhmoEn2ip2m0pKL5iy3RI8dAH%2FE%2FJ1Q4Ivf1StXS43P5Lf%2BrH%2Fpbl4WwWeao6SfkemqZ9%2FwsvnlQow%2FKmYZMS2y","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥7","priceAmount":7.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"7","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"PHIZg%2Btha0iGYQNSE4obld5tQZtR5amjWvkiRp0SAKO6K06YsFgNgEpuz666v8X2zpLZHHqj06ltiQDUG1vX3ShThKHfvEY2Rbg%2FSJicCpzup04xLMP2EGvyxr6UGRiZReDE3x50Uv0j2u19O5at7hNGcujxPI3UuhPKQ3sGZcswIQCGkzooQA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
バンクーバー五輪で頬をつたった「悔し涙」。それは、浅田真央にとって新しいスタートとなった。苦悩や葛藤、悔しさを、前に進むエネルギー、そして笑顔に変えて、浅田真央の、ソチ五輪に向けての新たな物語が、いまはじまる。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社学研教育出版
- 発売日2011/2/16
- 寸法13.7 x 2.9 x 19.6 cm
- ISBN-104052032926
- ISBN-13978-4052032929
登録情報
- 出版社 : 学研教育出版 (2011/2/16)
- 発売日 : 2011/2/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4052032926
- ISBN-13 : 978-4052032929
- 寸法 : 13.7 x 2.9 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,156,887位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,716位児童文学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
真央さんのフィギュアスケート選手としての成長の過程が、きめ細かな取材でよく描かれている。印象に残った点を挙げると、
<山田満知子コーチの教えは、技術的なことにとどまらなかった。「心が豊かになればスケートは変わる」と考えていた山田コーチは、ことあるごとに「感動することの大切さ」を教えた。たとえばレストランで食事をしているときなら、店内に飾られた花を見て「ほら真央、見てごらん、こういうところにも命があるよ」と教える。真央は花を見つめ、命を思った。山田コーチのもとで、真央の技術と感受性は、大きく磨かれていった。>
<真央の「がんばる」姿は、普通の人の「がんばる」とは違う。「歯を食いしばって、我慢して」というイメージとはかけ離れていた。「とにかく、楽しそうなんですよ。練習量はものすごく多いんですけど、ずっと鼻歌を歌っている感じなんです。」
大好きなスケートを、とことんまで楽しむこと。それが、真央の「がんばる」の意味だった。できないことができるようになれば楽しい。楽しいから、いくらでも練習できる。真央は練習が大好きだった。>
またフィギュアスケートでは、精神面でのコントロールがいかに大変かもよくわかった。
<フィギュアスケートは対人競技ではなく、採点競技である。自分の演技にいかに集中するかが重要になる。だから「優勝」への意識は演技の邪魔にしかならない。集中力がそがれてしまうし、ミスの原因になってしまう。その緊張が真央を弱気にさせていた。(略)これ以降、真央は自分の意志とは関係なく、「勝ちを意識することによる緊張」にしばられるようになる。それとどう向き合っていくのか。その葛藤は、バンクーバーの大舞台まで続いていくことになる。>
<翌日のフリー、真央は硬くなっていた。「勝たなきゃ」その思いが、またも真央の心と体を締め付けていた。(略)ステップを終えてトリプルアクセルに入る直前、「転ぶかも」という弱気なイメージがよぎった。そのことが、踏切のタイミングを遅らせていた。(略)優勝を逃したことよりも、迷ったままで試合を終えてしまったことが、何よりも悔しかった。
思い切り跳んで転ぶのなら仕方がない。でも、真央が迷い、躊躇して転んだことを、母は見抜いていた。「やれることをやらないのは、スケーターとして一番恥ずかしいことじゃないの。失敗してもいいから、思い切って跳びなさい」
これ以来、どんなに大きな失敗をしても、真央は最後まで精一杯滑りきるようになる。「あきらめない心」。それこそが、2位に終わった2006年グランプリファイナルの、一番の収穫だった。>
驚いたことに、優勝した2006-2007シーズンの全日本選手権や、2007-2008シーズンの世界選手権の直前に、手の指の骨折や足首の靭帯損傷という深刻なアクシデントをかかえていたこともわかった。
<不思議なことに、全日本選手権の日が近づいても、真央はほとんど焦りや不安を感じなかった。骨折のせいで、練習が思うように進まなかったにもかかわらずである。骨折というアクシデントが逆に、真央の力みを取り去っていたのかもしれない。
大会前の記者会見では、もちろん骨折のことは言わず、「優勝を目指します」と力強く宣言した。迷いはなかった。何かが吹っ切れたような気がした。>
<ようやくテーピングがとれたのは、世界選手権に出発する、わずか数日前のことだった。幸い、痛みは取れた。しかし、練習量は圧倒的に不足している。それでも、真央は前向きだった。「アクシデントがあったときのほうが、試合では調子がいい」>
フィギュアスケートの奥の深さについても描かれている。
<小塚コーチによれば、スケーティングの良し悪しは、「音」に現れるのだという。それまでの真央のスケーティングには、時折「ガシャッ」という音が混じっていた。それは、氷に脚の力が伝わりきっていない証拠だった。エッジが氷を正確にとらえていれば、氷を押した10の力は、無駄なく10のまま推進力となる。そして「ググウッ」という低い音がする。>
<タチアナの指導は、演技をさらに深めるもの、すなわち感情表現へと向かった。たとえば、上半身で反動をつけながら両手を胸の前で結び、それを天に向かって開く冒頭の演技。1秒ほどの短い演技を、真央は何十回も真剣に繰り返した。1回演技するたびに曲が止められ、タチアナの檄が飛ぶ。「それはあなたの100パーセントじゃないわ、もっと気持ちを前に出して!」
もう1度やってみる。すると確かに、それまでよりも大きな感情が湧き上がるのを感じた。「そうか、真剣にやっているつもりでも、まだまだ100パーセントじゃなかったんだな。もっともっと、上があったんだ」>
また、真央さんを支えてきた多くの人々の姿にも感動させられた。
2008年の世界選手権の時、痛んだスケート靴を佐藤信夫コーチと小塚嗣彦コーチが修繕してくれたという。両コーチは、同じく世界選手権に出場する小塚崇彦と中野友加里の指導で忙しかったにもかかわらず、二人で手分けをしながら夜遅くまでかかって、真央のスケート靴を修繕してくれたのである。
バンクーバーオリンピックのシーズン、真央は不調が続き、全日本選手権まであと1か月に迫っても、調子は戻ってこなかった。そんなある日、廊下で長久保コーチとすれ違った時、長久保コーチは真央に、ジャンプの入りのスピードが落ちているとアドバイスした。これは、日本のフィギュアスケート界では異例なことだったという。日本では、コーチは自分の指導する選手以外にはアドバイスはしないというのが暗黙のルールであり、ましてや長久保氏は、真央と代表枠を争う鈴木明子選手のコーチで、通常であれば、考えられないことだった。それでも長久保コーチが声をかけたのは、真央が苦しむ姿を「見るに見かねた」からだという。「私だけじゃなく、真央ちゃんにバンクーバーでメダルをとらせてあげたいとみんな思っていたんだと思います。真央ちゃんが暗い顔をして廊下を歩いているのを見たら、もう見るに見かねましてね」
長久保コーチのおかげで、ジャンプの感覚が戻ってきた真央だったが、想像を絶するプレッシャーに締め付けられ、全日本選手権の2週間前、ついに爆発してしまった。その時、支えてくれたのは、姉の舞さんだった。舞さんとの他愛ない話を続けて、気持ちが楽になった。<それはまるで、大好きなスケートに出会ったころの二人のようだった。スケーティングから始めて、簡単なジャンプを跳んで、楽な気持ちのまま加速して、そして真央は跳んだ。(略)あんなに苦労していたのが嘘のように、間隔が戻っていた。
何度跳んでみても、その感覚はブレなかった。(略)その日、真央のトリプルアクセルは、笑顔とともに蘇った。>
バンクーバーオリンピックで、真央は3度のトリプルアクセルを成功させ、自己ベストを更新した。それでも真央は悔しがった。何より悔しかったのは、目標にしていた「パーフェクトな滑り」ができなかったことだった。金メダルを獲れなかったことよりも、そのことのほうがずっと悔しかった。
バンクーバーオリンピック後、真央は佐藤コーチのもと、スケーティング技術を一からやり直す。<真央が本当に欲しいのは、順位でもメダルでもない。目指しているのは、どこまでも、大好きなスケートを上手くなること。そして、より高度なプログラムで、パーフェクトな演技をすること。バンクーバーでの銀メダルは、そのための大切なステップだったのだ。>
真央さんの夢は、ジャンプもスピンもステップもスパイラルもすべてが完璧な究極のスケーターになることだという。やり直しを始めてから4年目の今シーズン、確実に成果は現れている。
真央さんの向上心の高さに感動した。また、これだけ多くの関係者に丁寧な取材をした著者の努力に感服した。
<山田満知子コーチの教えは、技術的なことにとどまらなかった。「心が豊かになればスケートは変わる」と考えていた山田コーチは、ことあるごとに「感動することの大切さ」を教えた。たとえばレストランで食事をしているときなら、店内に飾られた花を見て「ほら真央、見てごらん、こういうところにも命があるよ」と教える。真央は花を見つめ、命を思った。山田コーチのもとで、真央の技術と感受性は、大きく磨かれていった。>
<真央の「がんばる」姿は、普通の人の「がんばる」とは違う。「歯を食いしばって、我慢して」というイメージとはかけ離れていた。「とにかく、楽しそうなんですよ。練習量はものすごく多いんですけど、ずっと鼻歌を歌っている感じなんです。」
大好きなスケートを、とことんまで楽しむこと。それが、真央の「がんばる」の意味だった。できないことができるようになれば楽しい。楽しいから、いくらでも練習できる。真央は練習が大好きだった。>
またフィギュアスケートでは、精神面でのコントロールがいかに大変かもよくわかった。
<フィギュアスケートは対人競技ではなく、採点競技である。自分の演技にいかに集中するかが重要になる。だから「優勝」への意識は演技の邪魔にしかならない。集中力がそがれてしまうし、ミスの原因になってしまう。その緊張が真央を弱気にさせていた。(略)これ以降、真央は自分の意志とは関係なく、「勝ちを意識することによる緊張」にしばられるようになる。それとどう向き合っていくのか。その葛藤は、バンクーバーの大舞台まで続いていくことになる。>
<翌日のフリー、真央は硬くなっていた。「勝たなきゃ」その思いが、またも真央の心と体を締め付けていた。(略)ステップを終えてトリプルアクセルに入る直前、「転ぶかも」という弱気なイメージがよぎった。そのことが、踏切のタイミングを遅らせていた。(略)優勝を逃したことよりも、迷ったままで試合を終えてしまったことが、何よりも悔しかった。
思い切り跳んで転ぶのなら仕方がない。でも、真央が迷い、躊躇して転んだことを、母は見抜いていた。「やれることをやらないのは、スケーターとして一番恥ずかしいことじゃないの。失敗してもいいから、思い切って跳びなさい」
これ以来、どんなに大きな失敗をしても、真央は最後まで精一杯滑りきるようになる。「あきらめない心」。それこそが、2位に終わった2006年グランプリファイナルの、一番の収穫だった。>
驚いたことに、優勝した2006-2007シーズンの全日本選手権や、2007-2008シーズンの世界選手権の直前に、手の指の骨折や足首の靭帯損傷という深刻なアクシデントをかかえていたこともわかった。
<不思議なことに、全日本選手権の日が近づいても、真央はほとんど焦りや不安を感じなかった。骨折のせいで、練習が思うように進まなかったにもかかわらずである。骨折というアクシデントが逆に、真央の力みを取り去っていたのかもしれない。
大会前の記者会見では、もちろん骨折のことは言わず、「優勝を目指します」と力強く宣言した。迷いはなかった。何かが吹っ切れたような気がした。>
<ようやくテーピングがとれたのは、世界選手権に出発する、わずか数日前のことだった。幸い、痛みは取れた。しかし、練習量は圧倒的に不足している。それでも、真央は前向きだった。「アクシデントがあったときのほうが、試合では調子がいい」>
フィギュアスケートの奥の深さについても描かれている。
<小塚コーチによれば、スケーティングの良し悪しは、「音」に現れるのだという。それまでの真央のスケーティングには、時折「ガシャッ」という音が混じっていた。それは、氷に脚の力が伝わりきっていない証拠だった。エッジが氷を正確にとらえていれば、氷を押した10の力は、無駄なく10のまま推進力となる。そして「ググウッ」という低い音がする。>
<タチアナの指導は、演技をさらに深めるもの、すなわち感情表現へと向かった。たとえば、上半身で反動をつけながら両手を胸の前で結び、それを天に向かって開く冒頭の演技。1秒ほどの短い演技を、真央は何十回も真剣に繰り返した。1回演技するたびに曲が止められ、タチアナの檄が飛ぶ。「それはあなたの100パーセントじゃないわ、もっと気持ちを前に出して!」
もう1度やってみる。すると確かに、それまでよりも大きな感情が湧き上がるのを感じた。「そうか、真剣にやっているつもりでも、まだまだ100パーセントじゃなかったんだな。もっともっと、上があったんだ」>
また、真央さんを支えてきた多くの人々の姿にも感動させられた。
2008年の世界選手権の時、痛んだスケート靴を佐藤信夫コーチと小塚嗣彦コーチが修繕してくれたという。両コーチは、同じく世界選手権に出場する小塚崇彦と中野友加里の指導で忙しかったにもかかわらず、二人で手分けをしながら夜遅くまでかかって、真央のスケート靴を修繕してくれたのである。
バンクーバーオリンピックのシーズン、真央は不調が続き、全日本選手権まであと1か月に迫っても、調子は戻ってこなかった。そんなある日、廊下で長久保コーチとすれ違った時、長久保コーチは真央に、ジャンプの入りのスピードが落ちているとアドバイスした。これは、日本のフィギュアスケート界では異例なことだったという。日本では、コーチは自分の指導する選手以外にはアドバイスはしないというのが暗黙のルールであり、ましてや長久保氏は、真央と代表枠を争う鈴木明子選手のコーチで、通常であれば、考えられないことだった。それでも長久保コーチが声をかけたのは、真央が苦しむ姿を「見るに見かねた」からだという。「私だけじゃなく、真央ちゃんにバンクーバーでメダルをとらせてあげたいとみんな思っていたんだと思います。真央ちゃんが暗い顔をして廊下を歩いているのを見たら、もう見るに見かねましてね」
長久保コーチのおかげで、ジャンプの感覚が戻ってきた真央だったが、想像を絶するプレッシャーに締め付けられ、全日本選手権の2週間前、ついに爆発してしまった。その時、支えてくれたのは、姉の舞さんだった。舞さんとの他愛ない話を続けて、気持ちが楽になった。<それはまるで、大好きなスケートに出会ったころの二人のようだった。スケーティングから始めて、簡単なジャンプを跳んで、楽な気持ちのまま加速して、そして真央は跳んだ。(略)あんなに苦労していたのが嘘のように、間隔が戻っていた。
何度跳んでみても、その感覚はブレなかった。(略)その日、真央のトリプルアクセルは、笑顔とともに蘇った。>
バンクーバーオリンピックで、真央は3度のトリプルアクセルを成功させ、自己ベストを更新した。それでも真央は悔しがった。何より悔しかったのは、目標にしていた「パーフェクトな滑り」ができなかったことだった。金メダルを獲れなかったことよりも、そのことのほうがずっと悔しかった。
バンクーバーオリンピック後、真央は佐藤コーチのもと、スケーティング技術を一からやり直す。<真央が本当に欲しいのは、順位でもメダルでもない。目指しているのは、どこまでも、大好きなスケートを上手くなること。そして、より高度なプログラムで、パーフェクトな演技をすること。バンクーバーでの銀メダルは、そのための大切なステップだったのだ。>
真央さんの夢は、ジャンプもスピンもステップもスパイラルもすべてが完璧な究極のスケーターになることだという。やり直しを始めてから4年目の今シーズン、確実に成果は現れている。
真央さんの向上心の高さに感動した。また、これだけ多くの関係者に丁寧な取材をした著者の努力に感服した。
2016年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
真央ちゃんのファンだが、報道されていることのしか知らなかったので、読んでみた。
根性の入りが違う人だと本当に思ったし、益々応援したくなった。
何も話さない意志と言い訳をしない潔さ、彼女の影の苦労をもっと早く知っていたらと
思わずにはいられない。真央ちゃんの素晴らしさを沢山の人に知ってもらいたい。
根性の入りが違う人だと本当に思ったし、益々応援したくなった。
何も話さない意志と言い訳をしない潔さ、彼女の影の苦労をもっと早く知っていたらと
思わずにはいられない。真央ちゃんの素晴らしさを沢山の人に知ってもらいたい。
2017年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
益々のファンになりました🎵子供?いや孫と言ってもいい位の真央ちゃんに逆に励まされて毎日を過ごしています✨結果が悪くても、選手を卒業しても応援しています✨
2019年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数々の困難に見舞われても、何度も何度も立ち上がって立ち向かっていく真央ちゃんに、自分も負けずに頑張ろう!と力をもらいました。
真央ちゃん、ありがとう!
星5にしたかったですが、ライバルでも何でもない格下選手の名前が頻繁に出てきてたので、星4にさせていただきました。
どう見ても技術不足なのに4回転成功した男子より高い点数取ったり、ソチの時には他のメダリストにインタビューボイコットされたりと問題ありの選手の名前なんか見たくありません。
格が違いすぎるのに、メディアがライバル視して騒いでたのも意味不明です。
真央ちゃん、ありがとう!
星5にしたかったですが、ライバルでも何でもない格下選手の名前が頻繁に出てきてたので、星4にさせていただきました。
どう見ても技術不足なのに4回転成功した男子より高い点数取ったり、ソチの時には他のメダリストにインタビューボイコットされたりと問題ありの選手の名前なんか見たくありません。
格が違いすぎるのに、メディアがライバル視して騒いでたのも意味不明です。
2014年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆さんがレビューに書いて下さった通りで素晴らしい本でした。
浅田選手についてテレビや雑誌の特集記事よりしっくりきて納得出来ます。
私は後作「浅田真央 そして、その瞬間へ」と合わせて読みましたが
ぜひこれから読む方にも後作と一緒に読んで欲しいです。
より浅田真央ちゃんのファンになりました、ずっと応援していきたいです。
浅田選手についてテレビや雑誌の特集記事よりしっくりきて納得出来ます。
私は後作「浅田真央 そして、その瞬間へ」と合わせて読みましたが
ぜひこれから読む方にも後作と一緒に読んで欲しいです。
より浅田真央ちゃんのファンになりました、ずっと応援していきたいです。
2011年2月28日に日本でレビュー済み
浅田真央選手の…というより、フィギュアスケートの書籍を購入したのは、これが初めてです。
自分は2007年 世界選手権からの、遅咲きファンです。
「内容が非常に良い」という評判を耳にしたため、今回手に取ってみました。
評判どおり、丁寧且つ真摯に浅田選手が取材されている、非常に読み応えがある本です。
中表紙には真央ちゃんサインがあり、巻頭には折込みのフルカラー写真が掲載されています。
幼少期の頃からつい最近のものまで多数のスナップが掲載されており、中でも最も大きい写真は、
バンクーバー五輪 SPでの笑顔の一枚と、銀メダルを首に掲げて観客に笑顔で応えている一枚です。
本書は誕生からスケートとの出合い、ジュニア時代の快進撃、真央ちゃんフィーバー、
世界女王、五輪前の試練のシーズン、バンクーバーへ向けて…という具合で、時系列ごとに
浅田選手の20年間の軌跡が丁寧に綴られています。
こんなことがあったのか!と驚くようなエピソードもしばしば。
読み進めるたびに感じたことは、浅田選手がいかに周りの様々な人から愛されているのだな、ということ。
私たちが知らないところで、こんな人もあんな人も、浅田選手を助けてくれていたエピソードを知り、
とても心を打たれました。
非常に興味深かったのが、小塚コーチのスケート靴選びのエピソード。
この他にも一流の指導者の方からの、ジャンプの跳び方のアドバイス等、目からうろこな
エピソードが多々ありました。
なおこの本の読者第一号は、浅田真央選手本人だそうです。
2010年12月初旬に原稿を渡されたそうで、練習の合間をぬって、しっかりと原稿に目を通して
くれたそうです。
最も印象深かったのは、五輪切符がかかった全日本選手権前〜バンクーバーまでへの道程のエピソードです。
子供の頃から夢を見ていた大舞台まで、あと残り僅か。
極限の状態まで追い込まれた浅田選手の気持ちは、とても素人には想像がつかない、計り知れないプレッシャーだったと思われます。
そんな中でも、全日本でのあの見事な演技。そしてバンクーバーオリンピック。
完璧で花が咲いたような満面の笑みで終了した、ショートプログラム。
そして運命のフリースケーティング。
あのたった2個のミスを、彼女はどれほど悔やんで悔やんで、自分を責めたことでしょう。
もしあのミスが無ければ、完璧に演技出来ていたとしたら、嗚咽を堪えるようなあそこまで辛そうな
泣き方はしなかったのではないかと感じました。
スポーツの世界は本当に厳しい。
選手本人がどれ程努力を重ねても、本番のたった一つの小さなミスで、勝敗が左右されてしまう。
またどれだけ沢山の人が願っても、思い通りにはならないことも山ほどある。
でもだからこそ、真剣に勝負した姿が美しく、見ているこちら側も心から感動する。
常にスケートと正面から向き合い、体当たりで挑戦し続ける真摯な姿が、何よりも多くの人の心を掴んで
離さないのだと思う。これが浅田真央の最大の魅力なんだろうなと。
あの涙で終わったバンクーバーから、早一年。
まだまだ留まることを知らず、更なる高みへと昇って行く浅田選手。
きっと浅田選手が見ているものは、もっとずっとずっと先なんでしょうね。
巻末の後書きには、浅田選手の今現在の「夢」が書かれています。
この記述を見たときに、「これだから真央ちゃんファンはやめられない!!」と心底思いました。
自分は2007年 世界選手権からの、遅咲きファンです。
「内容が非常に良い」という評判を耳にしたため、今回手に取ってみました。
評判どおり、丁寧且つ真摯に浅田選手が取材されている、非常に読み応えがある本です。
中表紙には真央ちゃんサインがあり、巻頭には折込みのフルカラー写真が掲載されています。
幼少期の頃からつい最近のものまで多数のスナップが掲載されており、中でも最も大きい写真は、
バンクーバー五輪 SPでの笑顔の一枚と、銀メダルを首に掲げて観客に笑顔で応えている一枚です。
本書は誕生からスケートとの出合い、ジュニア時代の快進撃、真央ちゃんフィーバー、
世界女王、五輪前の試練のシーズン、バンクーバーへ向けて…という具合で、時系列ごとに
浅田選手の20年間の軌跡が丁寧に綴られています。
こんなことがあったのか!と驚くようなエピソードもしばしば。
読み進めるたびに感じたことは、浅田選手がいかに周りの様々な人から愛されているのだな、ということ。
私たちが知らないところで、こんな人もあんな人も、浅田選手を助けてくれていたエピソードを知り、
とても心を打たれました。
非常に興味深かったのが、小塚コーチのスケート靴選びのエピソード。
この他にも一流の指導者の方からの、ジャンプの跳び方のアドバイス等、目からうろこな
エピソードが多々ありました。
なおこの本の読者第一号は、浅田真央選手本人だそうです。
2010年12月初旬に原稿を渡されたそうで、練習の合間をぬって、しっかりと原稿に目を通して
くれたそうです。
最も印象深かったのは、五輪切符がかかった全日本選手権前〜バンクーバーまでへの道程のエピソードです。
子供の頃から夢を見ていた大舞台まで、あと残り僅か。
極限の状態まで追い込まれた浅田選手の気持ちは、とても素人には想像がつかない、計り知れないプレッシャーだったと思われます。
そんな中でも、全日本でのあの見事な演技。そしてバンクーバーオリンピック。
完璧で花が咲いたような満面の笑みで終了した、ショートプログラム。
そして運命のフリースケーティング。
あのたった2個のミスを、彼女はどれほど悔やんで悔やんで、自分を責めたことでしょう。
もしあのミスが無ければ、完璧に演技出来ていたとしたら、嗚咽を堪えるようなあそこまで辛そうな
泣き方はしなかったのではないかと感じました。
スポーツの世界は本当に厳しい。
選手本人がどれ程努力を重ねても、本番のたった一つの小さなミスで、勝敗が左右されてしまう。
またどれだけ沢山の人が願っても、思い通りにはならないことも山ほどある。
でもだからこそ、真剣に勝負した姿が美しく、見ているこちら側も心から感動する。
常にスケートと正面から向き合い、体当たりで挑戦し続ける真摯な姿が、何よりも多くの人の心を掴んで
離さないのだと思う。これが浅田真央の最大の魅力なんだろうなと。
あの涙で終わったバンクーバーから、早一年。
まだまだ留まることを知らず、更なる高みへと昇って行く浅田選手。
きっと浅田選手が見ているものは、もっとずっとずっと先なんでしょうね。
巻末の後書きには、浅田選手の今現在の「夢」が書かれています。
この記述を見たときに、「これだから真央ちゃんファンはやめられない!!」と心底思いました。
2011年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何かで特別な才能を発揮している人や成功をしている人は、必ずといっていいほど、辛い局面を乗り越え、いい時期を超え、努力し、涙し乗り越えている。言葉で言うのは簡単だけど、本当にそれを実行するのは極めて難しいと実感します。
それを身をもって実行している真央ちゃんはかっこいいと思います。そしてただかっこいいだけではなく、かわいらしく、自然体で、まっすぐで強い。そんな姿を見て感動しない人はいないのではないかと思ってしまう。
そんな軌跡が非常に分かりやすく書かれている本です。
途中何度か涙しました。
舞ちゃんの辛かった時期、それを乗り越えて辛い時期の真央ちゃんを舞ちゃんが励ます場面は、強く心を打たれました。
心が洗われます。
それを身をもって実行している真央ちゃんはかっこいいと思います。そしてただかっこいいだけではなく、かわいらしく、自然体で、まっすぐで強い。そんな姿を見て感動しない人はいないのではないかと思ってしまう。
そんな軌跡が非常に分かりやすく書かれている本です。
途中何度か涙しました。
舞ちゃんの辛かった時期、それを乗り越えて辛い時期の真央ちゃんを舞ちゃんが励ます場面は、強く心を打たれました。
心が洗われます。