日本人の、核に対する意識の低さを批判する啓蒙の書である。
本書の評価すべき点は、
「持たない、作らない、持ち込ませない」の非核三原則に加え、
「論じない」という四点目の「べからずの空気」について、氏の土俵において、
つまり言葉によって厳密に思想を試みるという点である。
「論じない」ばかりか、「考えない」「単語を口に出すことすらしない」その空気は
何も核武装に限った話ではないが、とりあえずの端緒として、
核武装の話題はうってつけの題材だったのではなかろうか。
何ゆえ、日本人はかくも言葉によって順序立てて、あるべき姿を志向すること、
その行為自体を軽視するのか。
早い話、現状維持もしくは現状追認の馬鹿話に終始して、過去や未来について含意した
話の展開ができないのか、しようとしないのか。
問題は、流行好き、流行依存、状況適応主義の国民性にこそある。
言葉を駆使した思索を育む土壌は、この島国において絶望的に貧困であると言わざるをない。
本書に底流しているのは、西部氏の評論活動の根本動機に濃厚に関わる言葉遣いへの憤懣であろう。
氏の他の著書の如く、道徳や倫理、理念といった抽象的な概念への言及ではなく、
核といった具体的、軍事的な事柄への言及によって、その憤りは俄然強く炙り出された感がある。
ぺちゃくちゃと駄弁詭弁に舌と時を費やす刹那主義からいち早く脱却せよ、
教科書に書いてある理論さえ信じていればそれで万事問題ないといった理論、理念至上主義はいい加減卒業せよ。
氏が30年も前から言い続けていることが、30年経った現在においても未だ威力を失わない現状は、
嘆くべき代物でしかない。
本書は良書である。
が、問題は、「語らない」空気を作り出すような気質を根底に持っている大多数の日本人が、
本書を手に取ろうとすることは勿論、本書を熟読玩味した上で言葉遣いを改めるなどといった
論理的な思考展開を演じることができるのか、という点である。
こんなことは言いたくないのだが、西部氏の闘いは既に負け戦の気配が濃厚なのではないか。
本人も既にご承知の上での言論活動だというのは想像に難くないが、
それにしても、氏が誠実であろうとすればするほど、却って玉砕気分が醸し出されてしまう現状は、
いくら時を経たところで好転し得る代物ではないのではなかろうか。
と、安易にニヒルの崖っぷちから飛び降りたくもなるが、結果はどうあれ
やはり私は西部氏の選択した過程、闘争手段に応援の姿勢を取らざるを得ない。
つける薬がなかろうが何だろうが、処方なり調合なりを諦める手はない。
我こそはせめてもの良心の体現者たらん、と大見得を切り、
滑稽なほどに真剣に振る舞って、ただただ規範への接近を試みる以外に、他にやるべきことなんざありはしない。
言葉遣い、思索に興味がある方はご一読あれ。
よほどヘンテコリンな左曲りの肝っ玉の持ち主でなければ、
知的、哲学的に得るところ大であることをお約束する。

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核武装論――当たり前の話をしようではないか (講談社現代新書) 新書 – 2007/3/16
西部 邁
(著)
「唯一の被爆国」という自己欺瞞をただす!「非核三原則」には嗤いを、「核の傘」には疑いを。日本の核武装に現実味を感じていないのは日本人だけだ。偽善的な平和主義に老師ニシベは「核」新論を展開する
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/3/16
- ISBN-104061498843
- ISBN-13978-4061498846
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
核について、ましてや核武装について確固とした意見を持とうとするならば、最低この一冊を熟読する必要がある。
心ある人、日本人としての矜持を持つ人、日本民族としての誇りを持っている人ならば、読後、意を強く人と
今までの考えが間違っていた、軽く考えていたと反省する人とに別れるだろう。
何も感じない人或いは核武装反対を続ける人は、日本語の分からない阿呆か洗脳が解けない反日本人、加えて
中途半端な知識人・文化人・評論家及び殆どの政治家である。彼らは、半可通の知識と間違った人権意識を持ち、
左側(国内)からの攻撃に耐えられないクズと言える。
もっと多くの人に、読んでもらいたい。
心ある人、日本人としての矜持を持つ人、日本民族としての誇りを持っている人ならば、読後、意を強く人と
今までの考えが間違っていた、軽く考えていたと反省する人とに別れるだろう。
何も感じない人或いは核武装反対を続ける人は、日本語の分からない阿呆か洗脳が解けない反日本人、加えて
中途半端な知識人・文化人・評論家及び殆どの政治家である。彼らは、半可通の知識と間違った人権意識を持ち、
左側(国内)からの攻撃に耐えられないクズと言える。
もっと多くの人に、読んでもらいたい。
2016年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後日本人が極端にまで忌避してきた核武装論議。ただ、その是非、可否を議論しようとするだけで狂喜のウルトラナショナリストとして扱われて来た。然しなが
ら、何故そこまでこの議論を忌避することに正当な理由があるかということに関して、私は今まで明白な説明を聞いたことがない。西部は現代の最も論理
明晰な思想家の一人として、この核武装論を避けて来た、いや、この世に存在していないかの如く扱ってきた日本人の戦後の平和ボケを極めて論理的に喝
破する。核武装をする資格のある国家とは、という説明から始まり、米国の核の傘というものが如何に現在では破綻した非現実的な意味合いしかもってい
ないかということを論破していく。そして、「平和」とは戦争のない状態をいうのであり、戦争のない状態を醸造するのに、核武装を頂点とした武装論が理論と
して十分成り立つことを丁寧に説明する。国際的常識である集団的自衛権の行使に対して、あれだけ「抵抗」を見せた一部の日本人がまず理解すべき理
論である。自尊、自立は国家としての最高位の目標であり、その目標を達成するのに「核」は有力な手段であること、ゆえに核武装のあり方について、
「正々堂々と」議論すべきだというのが、西部の論点である。歴史上唯一の被爆国である我が国が、いつまでも核の恐ろしさだけを嘆いていても、戦争のな
い状態は作り出せない。国家として平和を維持しようという活力が非常に強く、また民主主義が世界でも最も進んでいる国の一つである日本が、米国従属
主義から一歩歴史的に歩み出す為にも、まずそのような議論をすることにアレルギーを感じないないような国になることが必要であろう。ここまで核武装論を明
確に理屈付けした書物はなかなかない。核武装に賛否はあっても、まずは多くの日本人が必読すべき書であると思う。
ら、何故そこまでこの議論を忌避することに正当な理由があるかということに関して、私は今まで明白な説明を聞いたことがない。西部は現代の最も論理
明晰な思想家の一人として、この核武装論を避けて来た、いや、この世に存在していないかの如く扱ってきた日本人の戦後の平和ボケを極めて論理的に喝
破する。核武装をする資格のある国家とは、という説明から始まり、米国の核の傘というものが如何に現在では破綻した非現実的な意味合いしかもってい
ないかということを論破していく。そして、「平和」とは戦争のない状態をいうのであり、戦争のない状態を醸造するのに、核武装を頂点とした武装論が理論と
して十分成り立つことを丁寧に説明する。国際的常識である集団的自衛権の行使に対して、あれだけ「抵抗」を見せた一部の日本人がまず理解すべき理
論である。自尊、自立は国家としての最高位の目標であり、その目標を達成するのに「核」は有力な手段であること、ゆえに核武装のあり方について、
「正々堂々と」議論すべきだというのが、西部の論点である。歴史上唯一の被爆国である我が国が、いつまでも核の恐ろしさだけを嘆いていても、戦争のな
い状態は作り出せない。国家として平和を維持しようという活力が非常に強く、また民主主義が世界でも最も進んでいる国の一つである日本が、米国従属
主義から一歩歴史的に歩み出す為にも、まずそのような議論をすることにアレルギーを感じないないような国になることが必要であろう。ここまで核武装論を明
確に理屈付けした書物はなかなかない。核武装に賛否はあっても、まずは多くの日本人が必読すべき書であると思う。
2023年12月4日に日本でレビュー済み
核武装論 西部邁著
カタカナの外国語が多いので、これに引っ掛かって難解。
28、ノンシャラス(無関心、無感動)29、NPT(核兵器不拡散条約)IAEA(国際原子力機関)ヴィルトゥ(徳)40、WMD(ウェポンズ・オブ・マス・デストラクション・大量破壊兵器)レファレンダム(国民投票)ポピュリズム(人気主義・人民主義)54、CTBT(包括的核実験禁止条約)59、PP(プリベンティブ・プリエムプション・予防的先制攻撃)61、フォリビリティ・可謬性・人間は間違いを犯しうる存在)63、クリティカル・ライン(境界線)、スロピー・ヘビット(ふしだらな習慣)オリジナル・シン(原罪)80、シニシズム(冷笑的態度)ナレッジ・オブ・イグノランス(無知の知)81、デーモス(民衆)82、コモンマン(庶民)マス・マン(大衆人)84、イマジナリー(虚)85、ニヒル(無)86、パクス(協定)パクト(協定)91、ファンダメンタル(経済の基礎的条件、物価上昇率、財政収支、売り上げ、利益)ゴーイング・コンサーン(継続する事業体)99、リスク(危険)クライシス(危機)テクニカル・ナレッジ(技術知)プラクティカル・ナレッジ(実際知)アニムス・ドミヌンディ(支配しようとする欲動)101、オーダー(秩序)ユニタリー(統一的)ラショナル(合理的)リスキー(確率分布の与えられている類の不確実)104、コントラクティヴィズム(設計主義)105、IT(インフォメーション・テクノロジー・情報技術)HO(ヒューマン・オーガニゼーション・人間組織)106、ニュークリア・スプレッド(核拡散)ネオコン(新保守主義)グローバリズム(世界に普遍的な価値が具体的に確立されるべきだとする考え方)アメリカン・ユニラテラリズム(単独主義)インペリアリズム(帝国主義)サヴァイバル・オヴ・フィッテスト(再適者生存)108、アンファン・テリヴル(恐るべき子供達)110、イークオル・パートナーシップ(対等提携)WMD(大量破壊兵器)111、プロテクトレイト(保護領)113、ステーティズム(政府主導の画一主義的な国益計算)114、アライド・ネーションズ(連合国)
放射線被害は、福島の原発事故でも発生しており、放射線障害は遺伝子レベルでの変化を起こし、生物の生存が不可能となります。それを考えると、核武装論議は必要ですが、核武装を勧めるのは、疑問です。
カタカナ語が多いのに、ABCCに触れることが一つもないのが大いなる疑問です。ABCCは、「1946年、広島・長崎の原爆被爆者における放射線の医学的・生物学的晩発影響の長期的調査を米国学士院-学術会議(NAS-NRC)が行うべきであるとするハリー・トルーマン米国大統領令を受けて、原爆傷害調査委員会ABCC)が設立されました。当初、運営資金は米国原子力委員会(AEC)が提供していましたが、その後、米国公衆衛生総局、国立がん研究所、国立心臓・肺研究所からも資金提供がありました。1948年、日本国厚生省(現 厚生労働省)の国立予防衛生研究所が正式に調査プログラムに参加しました。ABCCは、1975年4月に発足した放射線影響研究所の前身です。」
放射線影響研究所の研究成果は、核論議では、絶対に検討すべきデーターの一つだと思います。主張の底流には、西部邁先生の味わった、敗戦の屈辱と、それを挽回したいと言う、大和魂の国粋主義的な本音が見え隠れしているように感じます。戦争を知っていて、戦争に間に合わなかった男・西部の意地を感じました。本当の話はこの核被害からこそ始まるべきだと思いました。これを検討して、それで核弾頭を持たなくてはならない、と言う展開があるのかもしれませんが、あるなら、それを教えて欲しかったです。
強硬な主張をしている人が自殺をしたりすると、その思想と生き様のちぐはぐさにがっかりします。
カタカナの外国語が多いので、これに引っ掛かって難解。
28、ノンシャラス(無関心、無感動)29、NPT(核兵器不拡散条約)IAEA(国際原子力機関)ヴィルトゥ(徳)40、WMD(ウェポンズ・オブ・マス・デストラクション・大量破壊兵器)レファレンダム(国民投票)ポピュリズム(人気主義・人民主義)54、CTBT(包括的核実験禁止条約)59、PP(プリベンティブ・プリエムプション・予防的先制攻撃)61、フォリビリティ・可謬性・人間は間違いを犯しうる存在)63、クリティカル・ライン(境界線)、スロピー・ヘビット(ふしだらな習慣)オリジナル・シン(原罪)80、シニシズム(冷笑的態度)ナレッジ・オブ・イグノランス(無知の知)81、デーモス(民衆)82、コモンマン(庶民)マス・マン(大衆人)84、イマジナリー(虚)85、ニヒル(無)86、パクス(協定)パクト(協定)91、ファンダメンタル(経済の基礎的条件、物価上昇率、財政収支、売り上げ、利益)ゴーイング・コンサーン(継続する事業体)99、リスク(危険)クライシス(危機)テクニカル・ナレッジ(技術知)プラクティカル・ナレッジ(実際知)アニムス・ドミヌンディ(支配しようとする欲動)101、オーダー(秩序)ユニタリー(統一的)ラショナル(合理的)リスキー(確率分布の与えられている類の不確実)104、コントラクティヴィズム(設計主義)105、IT(インフォメーション・テクノロジー・情報技術)HO(ヒューマン・オーガニゼーション・人間組織)106、ニュークリア・スプレッド(核拡散)ネオコン(新保守主義)グローバリズム(世界に普遍的な価値が具体的に確立されるべきだとする考え方)アメリカン・ユニラテラリズム(単独主義)インペリアリズム(帝国主義)サヴァイバル・オヴ・フィッテスト(再適者生存)108、アンファン・テリヴル(恐るべき子供達)110、イークオル・パートナーシップ(対等提携)WMD(大量破壊兵器)111、プロテクトレイト(保護領)113、ステーティズム(政府主導の画一主義的な国益計算)114、アライド・ネーションズ(連合国)
放射線被害は、福島の原発事故でも発生しており、放射線障害は遺伝子レベルでの変化を起こし、生物の生存が不可能となります。それを考えると、核武装論議は必要ですが、核武装を勧めるのは、疑問です。
カタカナ語が多いのに、ABCCに触れることが一つもないのが大いなる疑問です。ABCCは、「1946年、広島・長崎の原爆被爆者における放射線の医学的・生物学的晩発影響の長期的調査を米国学士院-学術会議(NAS-NRC)が行うべきであるとするハリー・トルーマン米国大統領令を受けて、原爆傷害調査委員会ABCC)が設立されました。当初、運営資金は米国原子力委員会(AEC)が提供していましたが、その後、米国公衆衛生総局、国立がん研究所、国立心臓・肺研究所からも資金提供がありました。1948年、日本国厚生省(現 厚生労働省)の国立予防衛生研究所が正式に調査プログラムに参加しました。ABCCは、1975年4月に発足した放射線影響研究所の前身です。」
放射線影響研究所の研究成果は、核論議では、絶対に検討すべきデーターの一つだと思います。主張の底流には、西部邁先生の味わった、敗戦の屈辱と、それを挽回したいと言う、大和魂の国粋主義的な本音が見え隠れしているように感じます。戦争を知っていて、戦争に間に合わなかった男・西部の意地を感じました。本当の話はこの核被害からこそ始まるべきだと思いました。これを検討して、それで核弾頭を持たなくてはならない、と言う展開があるのかもしれませんが、あるなら、それを教えて欲しかったです。
強硬な主張をしている人が自殺をしたりすると、その思想と生き様のちぐはぐさにがっかりします。
2014年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の常識は世界の非常識。原因は世界との交流が乏しいから。
日本語と欧州の言語との親和性が低いのが原因だが、江藤淳著「閉ざされた言語空間」に詳細がある通り、米軍の日本世論改造計画にも大きな原因がある。
その結果、左翼を中心に日本にまかり通っている世界の非常識を世界的常識から懇切に解説している。
もとより連合軍の常任理事国は全て核兵器を持っている。核兵器を拡散させない努力は持つ者が利点を痛感しているからだ。
日本語と欧州の言語との親和性が低いのが原因だが、江藤淳著「閉ざされた言語空間」に詳細がある通り、米軍の日本世論改造計画にも大きな原因がある。
その結果、左翼を中心に日本にまかり通っている世界の非常識を世界的常識から懇切に解説している。
もとより連合軍の常任理事国は全て核兵器を持っている。核兵器を拡散させない努力は持つ者が利点を痛感しているからだ。
2007年4月10日に日本でレビュー済み
この本でも参照している、"中国の「核」が世界を制す:伊藤 貫"を読んだ後だったので、
非常に内容が薄く感じられた。米国在住の伊藤氏が書いた本が、豊富なデータや
要人とのディスカッションを元に書かれた内容であるのに対し、
この本はインターネットで引けるような内容に
ただ自分なりの感想をつけ加えた程度にしか思えなかった。
まあ値段が安いので、値段相応の程度で書いたのかもしれないが。
とにかく伊藤氏の本をまず読むべし。
非常に内容が薄く感じられた。米国在住の伊藤氏が書いた本が、豊富なデータや
要人とのディスカッションを元に書かれた内容であるのに対し、
この本はインターネットで引けるような内容に
ただ自分なりの感想をつけ加えた程度にしか思えなかった。
まあ値段が安いので、値段相応の程度で書いたのかもしれないが。
とにかく伊藤氏の本をまず読むべし。
2022年3月6日に日本でレビュー済み
2022年のウクライナ危機戦争で蘇る西部邁氏の保守からの名著。
「核シェアリング議論」で読みました。紙版は絶版で古書価格3000円になってしまっています。
核保有をするかどうかは別にして、議論はするべきです。
面白く読みました。
「核シェアリング議論」で読みました。紙版は絶版で古書価格3000円になってしまっています。
核保有をするかどうかは別にして、議論はするべきです。
面白く読みました。