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海を感じる時・水平線上にて (講談社文芸文庫) 文庫 – 1995/3/6

3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

《海は暗く深い女たちの血にみちている。私は身体の一部として海を感じている。……》年上の男子生徒とのセックスの体験を鋭利な感覚で捉えて、身体の芯が震える程の鮮烈な感銘を与えた秀作。作家の出発を告げた群像新人賞受賞「海を感じる時」と、大学生となった、その後の性意識と体験を描き深めた野間文芸新人賞「水平線上にて」。力作2篇収録。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1995/3/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/3/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 390ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061963155
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061963153
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.3 x 15.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

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中沢 けい
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「海を感じる時」は、最近映画化されたので興味を持って読みました。外見ではおそらくわからないであろう女の子の内面、でもすごく自虐的。娘はこんな風に成長して欲しくないな。完全に母親目線ですね。「水平線上にて」はシチュエーションが酷似してます。同じ女の子かと思うくらい。素晴らしかったのは言葉の遣い方です。平凡な人間の何気ない思いつき、心の動きを見事な言葉遣いで表現しています。それを読んでいるだけでも楽しかった。内容はあまり心に残りませんでしたが。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中沢けいさんデビューの頃は、なんだか暗い女の子が出てきたなーって感じだったが、最近良い作家度を上げていて2作同時映画化されたので、このさいkindleになってたまらないし購入してみた。『海を感じる時』は昔読んだときよりずっと好感度。女子高生の繊細な神経を感じられるようになったのは、読む方がやっと少し成長したためかも。それにしても男の子の気持ちを良く分かっていらっしゃる。早熟だったのですね。しかし、そのあとに「水平線上にて」はきつい。冗長。70歳くらいになったら読み直してみましょうか?
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者よりも少し年下だが、当時、女子高校生の執筆ということで、衝撃を受けた。自分とはまったく違う世界に生きているのだと思った。こんなに若くして虚無を知ってしまってどうするのだろう、と今読み返して思う。数年前の映画には失望したが、山口百恵がヒロインだったら、似合っていたかもしれない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年9月5日に日本でレビュー済み
なんかタバコと酒とセックスの話ばっかりしてるんだけど何一つ頭の中に残らない
時間の無駄の代表作
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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