とっても良い本でした。
どんな風に良いか?というと・・・
ーーーーーーーーーーーーーー
A このまえパパは、自分だけの幻の世界に生きている男の人の話をしてくれた。
B まぼろし。ひょっとしてここもまぼろし?
ーーーーーーーーーーーーーーー
Aでは、誰もいない城郭の中でぽつんと馬に乗っている騎士の絵が。
Bでは、望遠鏡を使って鏡の中の自分を見つめている子供の絵が。
このユーモアがすばらしい。絵とセリフ。そのマッチの仕方の味わいは大人にこそ味わえる本。
たしかに”自分”なんて、鏡の中の自分を望遠鏡を使って見ている、ようなものかもしれませんね。
読むのは10分で終わってしまうけれど、作るのは何年も掛かるような本。
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永い夜 単行本(ソフトカバー) – 1999/5/28
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生きている限り、だれもが抱く、不安、孤独……。
さまざまな想いが駆けめぐる、眠れない夜のはじまり──。
だれか、わたしを見てくれている?
愛されなくなるのが、不安……。
とりのこされるのが、こわい。
人生って最初から決められているもの?
死ぬときがきたら、自分でわかるのかな……。
’97ボローニャ児童図書展フィクション青少年部門賞受賞。’96ドイツで最も美しい本賞受賞。
厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財/日本図書館協会選定図書
さまざまな想いが駆けめぐる、眠れない夜のはじまり──。
だれか、わたしを見てくれている?
愛されなくなるのが、不安……。
とりのこされるのが、こわい。
人生って最初から決められているもの?
死ぬときがきたら、自分でわかるのかな……。
’97ボローニャ児童図書展フィクション青少年部門賞受賞。’96ドイツで最も美しい本賞受賞。
厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財/日本図書館協会選定図書
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1999/5/28
- 寸法21 x 2.2 x 13.9 cm
- ISBN-10406209665X
- ISBN-13978-4062096652
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
だれか、わたしを見ていてくれる? 人生って最初から決められているもの? さまざまな想いが駆けめぐる、眠れない夜のはじまり。’97年ボローニャ児童図書展フィクション青少年部門賞ほか数々の賞を受賞。
著者について
【ミシェル・レミュー】
1955年生まれ。カナダ在住のイラストレーター。現在、ドイツ、フランス、カナダで活躍中。本書では1997年にボローニャ児童図書展でフィクション青少年部門賞、ドイツで最も美しい本賞など多数受賞し、アメリカ、フランス、デンマーク、ノルウェーなどで、各国語版の翻訳が決まっている。
【森絵都】
1968年東京生まれ。第31回講談社児童文学新人賞受賞。受賞作『リズム』で椋鳩十児童文学賞、『宇宙のみなしご』で産経児童出版文化賞、野間児童文芸新人賞、『つきのふね』で野間児童文芸賞と受賞多数(いずれも講談社刊)。ほかに『カラフル』(理論社)『にんきものの本』シリーズ(童心社)などがある。
1955年生まれ。カナダ在住のイラストレーター。現在、ドイツ、フランス、カナダで活躍中。本書では1997年にボローニャ児童図書展でフィクション青少年部門賞、ドイツで最も美しい本賞など多数受賞し、アメリカ、フランス、デンマーク、ノルウェーなどで、各国語版の翻訳が決まっている。
【森絵都】
1968年東京生まれ。第31回講談社児童文学新人賞受賞。受賞作『リズム』で椋鳩十児童文学賞、『宇宙のみなしご』で産経児童出版文化賞、野間児童文芸新人賞、『つきのふね』で野間児童文芸賞と受賞多数(いずれも講談社刊)。ほかに『カラフル』(理論社)『にんきものの本』シリーズ(童心社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1999/5/28)
- 発売日 : 1999/5/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 236ページ
- ISBN-10 : 406209665X
- ISBN-13 : 978-4062096652
- 寸法 : 21 x 2.2 x 13.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 267,340位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,966位絵本 (本)
- - 14,261位アート・建築・デザイン (本)
- - 17,454位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。91年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』 で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞を、『カラフル』で産経児童出版文 化賞を、『つきのふね』で野間児童文芸賞を、『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞。2006年『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直 木賞を受賞した(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 宇宙のみなしご (ISBN-13: 978-4043941087 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対応が早く商品状態も良くたいへん気に入りました。
価格も適正で良かった。
価格も適正で良かった。
2003年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夜、とくに独りの夜っていろんなことを考えてしまう。
夜の闇のように深く、深く。
へたをすると、その深みにはまって抜け出せなくなってしまいそうな。
この本には、夜の深みを感じたことのある誰もが考えたことがあるであろう思考の「かけら」がかき集められている。
明確な答えなんて、ない。
だから、最後はちょっと「うーん?」て感じでちょっと物足りないかな、と思いましたが、やっぱり、突き詰めちゃうと夜の闇の深みにはまってしまうので、おなかすいた!なのかもしれません。
思ったより、分厚い本でした。
夜の闇のように深く、深く。
へたをすると、その深みにはまって抜け出せなくなってしまいそうな。
この本には、夜の深みを感じたことのある誰もが考えたことがあるであろう思考の「かけら」がかき集められている。
明確な答えなんて、ない。
だから、最後はちょっと「うーん?」て感じでちょっと物足りないかな、と思いましたが、やっぱり、突き詰めちゃうと夜の闇の深みにはまってしまうので、おなかすいた!なのかもしれません。
思ったより、分厚い本でした。
2011年7月22日に日本でレビュー済み
おやすみのキスをママにして、ベッドに入る「わたし」。眠れない夜。「永遠」から「わたしの将来」、人類の意味。様々な問い・疑問を思い浮かべる「わたし」。「永い夜」。
そんな彼女に唯一しっかり生身の感触を与えてくれるのは愛犬のフィド。フィドはいつも自信があるように見える。
寝付けない時、考えた色んなこと。知りたい欲望。そうした想いが蘇ってきました。
造りはモノクロのペン画に、問い、というシンプルな見開き。分厚いです。そりゃそうだ。『永い夜』だから。
そんな彼女に唯一しっかり生身の感触を与えてくれるのは愛犬のフィド。フィドはいつも自信があるように見える。
寝付けない時、考えた色んなこと。知りたい欲望。そうした想いが蘇ってきました。
造りはモノクロのペン画に、問い、というシンプルな見開き。分厚いです。そりゃそうだ。『永い夜』だから。
2010年6月24日に日本でレビュー済み
ヨーロッパのいくつかの国では。
その年に出された本の中から“最も美しい本賞”ってのを決めているようで。
この『永い夜』は、1996年の“ドイツで最も美しい本”。
絵本といえどもあなどるなかれ。
この本のなかに出てくる文章は、そのほとんどが各ページに1,2行ずつ。
最後の1ページまで続くモノクロの世界が、ひとつひとつの絵のなかに織り込まれたメッセージを、あざやかに彩ってくれています。
横にのびた独特の形状から、手に持ったときのずっしり感まで。
いつまでも大切に読んでいきたくなるような一冊です。
その年に出された本の中から“最も美しい本賞”ってのを決めているようで。
この『永い夜』は、1996年の“ドイツで最も美しい本”。
絵本といえどもあなどるなかれ。
この本のなかに出てくる文章は、そのほとんどが各ページに1,2行ずつ。
最後の1ページまで続くモノクロの世界が、ひとつひとつの絵のなかに織り込まれたメッセージを、あざやかに彩ってくれています。
横にのびた独特の形状から、手に持ったときのずっしり感まで。
いつまでも大切に読んでいきたくなるような一冊です。
2010年5月27日に日本でレビュー済み
小さな絵本の中に、すべてがありました。
生きることのすべてが。
シンプルな絵、なのに、哲学風な疑問のひとつひとつを、
ユーモアいっぱいに、表現していて。
読めば読むほど、じわじわ沁みてくる感じです。
絵本に、こんなことができるのか! と
いい意味で、自分自身の常識を覆されました。
生きることのすべてが。
シンプルな絵、なのに、哲学風な疑問のひとつひとつを、
ユーモアいっぱいに、表現していて。
読めば読むほど、じわじわ沁みてくる感じです。
絵本に、こんなことができるのか! と
いい意味で、自分自身の常識を覆されました。
2012年4月28日に日本でレビュー済み
眠れない永い夜は、自分を見つめ、泣いて、笑って、考えます。
考えることがしんどいときは、活字の世界に埋もれます。
「自分で自分がどうにもならないとき―。」
「誰かにぎゅっと抱きしめてほしいと思う。」
頃もとうに過ぎてはおりますが、
「もしも自分の体をとりかえることができたら」
「せめてイヤなところだけでも隠せたら!」
と未だに願い、
「ただし、わたしの自由にやりたいときには、
どうかひとりにしてほしい。
世界中のみんなからほうっておかれたいときもある。」
に限りなく同感します。
眠れない夜があっても、朝は必ず来ます。
お腹もすきます。
本書は、眠れない永い夜に寄り添っていただける
YA〜向きの絵本ような。
考えることがしんどいときは、活字の世界に埋もれます。
「自分で自分がどうにもならないとき―。」
「誰かにぎゅっと抱きしめてほしいと思う。」
頃もとうに過ぎてはおりますが、
「もしも自分の体をとりかえることができたら」
「せめてイヤなところだけでも隠せたら!」
と未だに願い、
「ただし、わたしの自由にやりたいときには、
どうかひとりにしてほしい。
世界中のみんなからほうっておかれたいときもある。」
に限りなく同感します。
眠れない夜があっても、朝は必ず来ます。
お腹もすきます。
本書は、眠れない永い夜に寄り添っていただける
YA〜向きの絵本ような。
2007年9月17日に日本でレビュー済み
このような絵本のことを大人のための絵本というのかなという本です。
絵は独特ですが、私はとても好きです。シンプルでざっとペンで描いてるんだけど無駄のない線。
文章を上手に形(絵)に置き換えてます。
話はやはり逸品でしょう。
誰しもが走馬灯のように孤独な夜に脳内を巡る一瞬を見事に捕らえてます。
こういう感覚的なものを絵本に置き換えようとした作者には拍手ですね。
このような瞬間は誰しも経験しても、眠って朝になってしまえば忘れてしまうものではないでしょうか。
暗い天井を見上げながら、眠れない夜のこと。
心に響きました。
辛いことがあったから。
そのような人に寄り添う力がある本です。
買ってから5年経ちますが、今も読み返します。
絵は独特ですが、私はとても好きです。シンプルでざっとペンで描いてるんだけど無駄のない線。
文章を上手に形(絵)に置き換えてます。
話はやはり逸品でしょう。
誰しもが走馬灯のように孤独な夜に脳内を巡る一瞬を見事に捕らえてます。
こういう感覚的なものを絵本に置き換えようとした作者には拍手ですね。
このような瞬間は誰しも経験しても、眠って朝になってしまえば忘れてしまうものではないでしょうか。
暗い天井を見上げながら、眠れない夜のこと。
心に響きました。
辛いことがあったから。
そのような人に寄り添う力がある本です。
買ってから5年経ちますが、今も読み返します。