インドや中国で女児が歓迎されず,性比のアンバランスをきたしているということは知っていたが,古い因習などが無くなっていくことや経済発展で徐々に減るものだと思っていた.しかし実際には近代化することで少子化が進み,さらにはエコーが普及して,むしろ男女産み分け(男子を好む)が増える傾向にあるとは驚いた.
また,減ったのだから女子の権利が向上するかというと,むしろそうでもない事例ばかりのようだ.
一人娘の男親として,途上国の女の子支援に寄付するきっかけになった本でした.
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¥3,900¥3,900 税込
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女性のいない世界 性比不均衡がもたらす恐怖のシナリオ 単行本(ソフトカバー) – 2012/6/22
マーラ・ヴィステンドール
(著),
大田 直子
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
米国人である著者が、北京の幼稚園で男女児の人数が圧倒的に違うのを目の当たりにし、妊婦がお腹の子が女の子だと知ると中絶するという話を耳にして衝撃を受け、綿密な調査を重ねてその真相を明らかにしたのが本書である。人口統計上、中国の子どもの男女比が不均衡であるのは確かであり、その傾向はインドやベトナムなどアジア全域、さらには東欧にも広がっている。その直接の原因は男子が跡を継ぐ家父長制や男性優位の社会背景であるが、安易に胎児の性別を判断できる技術が発達したこと、そして人口爆発による危機を回避するための人口抑制策が推進されたことなど、欧米諸国が深く関与していることを著者は洞察している。そして男女比不均衡が引き起こす社会問題について、外国人花嫁、売春婦の人身売買、暴力犯罪の増加など、赤裸々な実話を交えてその深刻さを訴える。
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/6/22
- ISBN-104062160188
- ISBN-13978-4062160186
商品の説明
著者について
マーラ・ヴィステンドール
北京駐在の『サイエンス』誌記者。『サイエンティフィック・アメリカン』『ポピュラー・サイエンス』『フィナンシャルタイムズ』などにも寄稿。この10年間は中国に滞在し、考古学から宇宙計画まであらゆることについてリポートしている。上海の復旦大学でジャーナリズムを教えた経験をもち、国際的なジャーナリズム推進の組織「ラウンド・アース・メディア」の顧問も務める。
大田 直子
おおた・なおこ
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒。訳書にブライアン・グリーン『隠れていた宇宙』、オリヴァー・サックス『心の視力』『音楽嗜好症』、マット・リドレー『繁栄』(共訳)、ダグラス・ブラウン『101回目の夜』、マイケル・J・ロオジエ『関係の法則』ほか多数。
北京駐在の『サイエンス』誌記者。『サイエンティフィック・アメリカン』『ポピュラー・サイエンス』『フィナンシャルタイムズ』などにも寄稿。この10年間は中国に滞在し、考古学から宇宙計画まであらゆることについてリポートしている。上海の復旦大学でジャーナリズムを教えた経験をもち、国際的なジャーナリズム推進の組織「ラウンド・アース・メディア」の顧問も務める。
大田 直子
おおた・なおこ
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒。訳書にブライアン・グリーン『隠れていた宇宙』、オリヴァー・サックス『心の視力』『音楽嗜好症』、マット・リドレー『繁栄』(共訳)、ダグラス・ブラウン『101回目の夜』、マイケル・J・ロオジエ『関係の法則』ほか多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/6/22)
- 発売日 : 2012/6/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 344ページ
- ISBN-10 : 4062160188
- ISBN-13 : 978-4062160186
- Amazon 売れ筋ランキング: - 799,504位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 98,998位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はっきり言ってショックでした。世の中がこんなことになってるとは!衝撃的な本でした。
2013年1月20日に日本でレビュー済み
中国、インドで男子のみ産んで女子は中絶するため
性比バランスが偏っているというのは社会統計サイトで
知ってはいました。インドで女の持参金がなくなって
男が結納金を用意するようになるのかぐらいに思っていましたが、
もっと壮絶な社会になりかねないようです。
普通に暮らしていて同じ文化の女性と婚姻できなかったら
カネで外部から買ってくる、もしくは一時的にカネで買う(買春)わけで
そこでカネと暴力がのさばるようになるのです。
女が希少になっても女の地位が向上はしない!
今、インドで悲惨な集団強姦事件があったことが報道されていて
背景はこれなのかと戦慄しました。
もうひとつ、国家間で緊張状態になったとき戦争になるかどうかは
若い男性がそこにどれだけいるかで決まるということを考えると
経済的に損失になるだけだから向こうは大事にはしないだろうと
いう現実的な発想が全く「現実的」とは限らないということです。
性比バランスが偏っているというのは社会統計サイトで
知ってはいました。インドで女の持参金がなくなって
男が結納金を用意するようになるのかぐらいに思っていましたが、
もっと壮絶な社会になりかねないようです。
普通に暮らしていて同じ文化の女性と婚姻できなかったら
カネで外部から買ってくる、もしくは一時的にカネで買う(買春)わけで
そこでカネと暴力がのさばるようになるのです。
女が希少になっても女の地位が向上はしない!
今、インドで悲惨な集団強姦事件があったことが報道されていて
背景はこれなのかと戦慄しました。
もうひとつ、国家間で緊張状態になったとき戦争になるかどうかは
若い男性がそこにどれだけいるかで決まるということを考えると
経済的に損失になるだけだから向こうは大事にはしないだろうと
いう現実的な発想が全く「現実的」とは限らないということです。
2021年11月3日に日本でレビュー済み
女児は切られ、徐々に国の将来を蝕み、現在進行形で恐怖の結果が出た国も多い。男余りも女余りも女に損。