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反動世代―日本の政治を取り戻す 単行本 – 2013/6/28

4.2 5つ星のうち4.2 14個の評価

もう改革にはうんざりだ!
反グローバリズムを掲げ、超パワーの保守世代が問う新しい「国のあり方」とは。「当たり前のことを、言うべきときに言う」彼らの存在は今なぜ注目されるのか。

日本の政治・経済・外交は大きく動いている。安倍首相の政策をめぐる論議も喧しい。
保守を自認する40代論客の「日本の政治を取り戻す」インタビュー集。多士済々の4人だが、思考停止を嫌いプラグマティックに物事を捉えることは共通している。
反構造改革を唱え、新自由主義、グローバル経済に抗する。保守思想を再認識することで、新たな日本を考察する画期的試み。
インタビュアーは東日本大震災で打撃を受けた子どもたちをテーマに大宅賞を受賞した森健氏。
本書に「今なぜ反動世代の主張が世の中に必要とされているのか」を通奏低音とすることで、激しやすいインタビュー集に味わいを出す。
4人の発言を要約する。
中野剛志
「反TPPを提言、公共事業問題では公共事業を支持、原発事故では原発を支持しました。いずれも世論的には保身にならない逆張りです」
三橋貴明
「とくにいま日本はチャンスなのです。対外純資産国で、グローバル化していない。それで覇権国家になれる」
柴山桂太
「ケインズを研究して惹かれたのは『不確実性』というテーマです。だれも未来のことはわからないのに、それでも行動するということです」
施光恒
「秩序意識や規律意識も長期的信頼のために構築され、ものづくりや経済も長期的観点で捉えて成功している。そこに日本の強みがあるのです」
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商品の説明

著者について

中野 剛志
1971年生まれ。経済産業省所管の外郭団体勤務。評論家。
著書に『TPP亡国論』『官僚の反逆』『日本防衛論』などがある。講談社現代新書『国力とは何か』はロングセラー。

三橋 貴明
1969年生まれ。作家、経済評論家、中小企業診断士。
著書に『本当はヤバイ!韓国経済』『売国奴に告ぐ!』『コレキヨの恋文』『日本大復活の真相』などがある。

柴山 桂太
1974年生まれ。滋賀大学経済学部社会システム学科准教授。専門は政治・社会思想史、現代社会論。著書に『静かなる大恐慌』などがある。

施 光恒
1971年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。著書に『リベラリズムの再生』『ナショナリズムの政治学』などがある。

森 健
1968年生まれ。ジャーナリスト。『「つなみ」の子どもたち』『つなみ被災地のこども80人の作文集』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
著書に『就活って何だ―人事部長から学生へ』『僕らの就活戦記』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2013/6/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/6/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 258ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062183307
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062183307
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 2 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 14個の評価

著者について

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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
14グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さくインタビュー・編と書かれていたので間違えたが人物ルポルタージュに編者の評論的なものを加えた本である。
その結果仕上がりは、当然の如く虻蜂取らずとなっている。
そこで、四人の考えはそれぞれの著書によるとしてその成り立ちと人中心に纏めることとする。

先ず中野さんは、私立の中高一貫校出で一浪後東大、更に一浪後通産省入省。
「個人主義」の疑問を欧米人のデュルケム・トクヴィルから学ぶ。ハイエクについても通説と異なり伝統や共同体に属していない個人主義は偽だと述べているのを発見した。それらのことから、思想をしっかり持つことの重要性を認識した。
通産省の忙しさは、尋常でなくそのため社会を見る眼が曇り又新聞に書いてあるような事しか言えなくなり一念発起して英国に留学した。専攻は、ナショナリズムである。
発言には、確固とした基礎があり良く見えてソツがないということである。

三橋さんは、ヤフー掲示板、2ちゃんねるで言論活動を始めた。理由は他に手段がなかったからである。そして、グラフを掲示するためホームページを開設し証明するソースとして官公庁のデータを示すことにした。インターネット時代に適合したのである。
選挙をやってみて政治家はみんな知っているが紙の勉強では分からないことが沢山分かった。
イデオロギーに与することなく環境が変わっても同じ視点でものを言わなければ失業する学者ではないので、例えばデフレ、インフレによってその解決策が異なるのは当然であるというスタンスを採る。
その身動きは軽快で気持ちが良いほどである。

柴山さんは、ケインズの研究家である
東京の私立中高一貫校出身であるが単純な独り暮らし志向から京大を志望し師佐伯啓志及びその師の西部邁の影響を強く受けた。
主張は、グローバル化の流れが変って最早、貿易・投資で繋がろうとする遣り方では巧くいかないことが解かりつつありTPPも実態としては、自由貿易というよりブロック経済を目指している。ところが、安倍総理は90年度以降何度も取り上げてきた英語教育の推進(事実上のアメリカ化という愚策)や解雇規制の見直し(窮乏化)をまた俎上に載せ時代の変化を捉えていない。「安倍再登板」とは、「脱グローバル化」を見据えた国家戦力の再構築であったはずである。なぜならば、今のグローバル企業に日本人だけの企業など存在しないからである。
また、今後は「通貨」=金融覇権がメインテーマとなる。それはゲームの胴元となるからである。
憲法については、イギリスの法典群(成文法ではない)を範にするのが良い。そして、具体的には戦争をしないではなく、暴力を正しく使用する、或いはしないは今を生きる人たちの常識に基づいて決定するという事である。

施さんは、祖父が台湾人というクォーターであるが中国語は話せない。イギリス留学でイギリス大学院生が自分の生活感覚による直観を使った明るさが印象的でありそこには知的興奮があった。日本の場合それが切り離されていて暗く面白くなくなっている。自由主義とか安定した経済社会は根幹にナショナリズムがないと成立しないとするリベラル・ナショナリズムを日本に紹介した。基本は、日本的なるものを良しとする思想である。そして、一人では間違うことがあるという「可謬主義」に軸足を置く。欧州で生まれた自由主義(リベラリズム)はあくまでローカルなものであるということである。
日本は、他国の制度や文明を取り入れた長い歴史があり帝国主義的でなくその国毎の自由民主主義(=翻訳と土着化)を創るべきで安倍総理が云う普遍的価値である自由民主主義や市場経済を世界に広めるというがそれは欧米生まれであり拙いのではないだろうか。
今のようなグローバル化とは、アメリカ化でありフィリッピン化である。そして、その結果がどうなるかは格差社会一つ取っても明らかで暗いものである。
昨今の漫画のテーマは「友情・努力・勝利」から、「運・血筋・才能」となっている。
以上。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
右にも左にも嫌われる「反動世代」を代表する、今まさに注目すべき若手論者の人となりがわかります。

インタビュー集というのか、ルポタージュというのか、筆者の立ち位置が明確にあるようでないようで・・・、
悪く言えば著者のバイアスを排して読むのが面倒でしたが、取り上げられた皆さんの思想がどこから来たのか、
その背景をちょっと覗いた気がして面白かった

4人の皆さんの著書や雑誌の記事などはよく読みますが、この方々(この世代の人たち?)は、
プラグマティズムをごく自然に身に着けているようで、彼らより古い世代の私としては羨ましく思えます。

戦後レジュームからの脱却とか、日本を取り戻すとか、どうもしっくり来る言葉は見当たりませんが、
先の大戦の冷静な評価は勿論のこと、古代からの日本の歴史や国柄を理解した上で新しい日本を造っていく、
そんな世代の誕生を感じます。
(一つ残念なのは藤井聡先生が取り上げられていないこと。この4名を語る上でキーパーソンだと思います)
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4人の生い立ちや現在の思想に至った経緯を知ることができ面白かった。
4人の著作を読んで興味を持った方はおすすめ
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
取り上げられている4人の論者のことをよく知らないけれど、ちょっと気になっているというような人にちょうどいいんじゃないでしょうか。
各人の著書を読んだ人には物足りないかと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人たちの主張は日本の将来の事を真剣に考えている。
TVに出ている御用学者、何も判っていない御用評論家、御用ジャーナリスト。
コイツ等自民党安倍政権と一緒になって日本を潰す。
この本を読んで国民は眼を覚ましてもらわないと困る。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年7月28日に日本でレビュー済み
中野剛志、三橋貴明、柴山桂太、施光恒という4人の論客の主張とその周辺を紹介している。
編者の森健はこの4人が「保守」と簡単にレッテル張り、分類されることのないように、どちらかと言えば、
左的視点からこの本を読むであろう読者を想定して紹介している印象である。
ただ、その配慮が、構成にまわりくどさを持たせており、もっと単刀直入に4人の主張を紹介してほしいという印象である。
あと、三橋の取り上げかただけが、少し荒い印象を受ける。独特の経歴を持つ三橋の紹介こそ配慮が必要だと思うのだが。

この「若手」4人の主張は堅実であり、事実や数字、先人の蓄積などのそれぞれの根拠に基づいて主張されている。そして
彼らが主に批判対象とするグローバリストたちのほうが上の世代に属するにも関わらず軽佻であるという対比が非常に鮮やか。
根拠を示して説得力ある持論を主張する・・。この当たり前の言論活動をする4人が新鮮だということは、現在があたり前の世
の中ではないということの証明ということになるのだろうか。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今を語るのに必要な4人の生い立ちというか、思想の根源がわかるように思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月2日に日本でレビュー済み
最近は知識も教養も能力もないのに
畜群相手にぼろもうけの商売する度胸が
あれば何ぼでも売れる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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