面白いです。他の本には出ていない情報がたくさん出ています。
ただし、著者は、別に日本の新幹線は海外に売り込むために出来たわけではないことを理解されていないように思います。

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[図説]日本vs.ヨーロッパ「新幹線」戦争――日本の新幹線は世界で勝てるのか (【図説】日本の鉄道) 単行本(ソフトカバー) – 2013/6/21
川島 令三
(著)
「世界初の日本」VS「世界最速のヨーロッパ」。最高速度だけでなく輸出シェアも追い抜かれた日本のガラパゴス新幹線の生き残る道は
- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/6/21
- ISBN-104062183889
- ISBN-13978-4062183888
商品の説明
著者について
川島 令三
川島令三(かわしま・りょうぞう)
1950年、兵庫県に生まれる。鉄道アナリスト。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て鉄道図書刊行会に勤務、「鉄道ピクトリアル」「電気車の科学」を編集。 現在は「鉄道アナリスト」として執筆を中心に活動中。早稲田大学非常勤講師。鉄道友の会会員。全国鉄道利用者会議会員。
著書には『全国鉄道事情大研究』シリーズ(草思社)、『新線鉄道計画徹底ガイド』 シリーズ(山海堂)、『徹底チェック』車両シリーズ、『鉄道再生論』(以上、中央書院)、『日本の鉄道名所100を歩く』『鉄道カレンダー』『至高の名列車名路線の旅』(以上、講談社+α新書)、『〈図解〉日本三大都市 幻の鉄道計画』『〈図解〉 日本三大都市 未完の鉄道路線』『〈図解〉超新説 全国未完成鉄道路線』(以上、 講談社+α文庫)、『〈図解〉新説 全国寝台列車未来予想図』(以上、講談社)などがある。
川島令三(かわしま・りょうぞう)
1950年、兵庫県に生まれる。鉄道アナリスト。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て鉄道図書刊行会に勤務、「鉄道ピクトリアル」「電気車の科学」を編集。 現在は「鉄道アナリスト」として執筆を中心に活動中。早稲田大学非常勤講師。鉄道友の会会員。全国鉄道利用者会議会員。
著書には『全国鉄道事情大研究』シリーズ(草思社)、『新線鉄道計画徹底ガイド』 シリーズ(山海堂)、『徹底チェック』車両シリーズ、『鉄道再生論』(以上、中央書院)、『日本の鉄道名所100を歩く』『鉄道カレンダー』『至高の名列車名路線の旅』(以上、講談社+α新書)、『〈図解〉日本三大都市 幻の鉄道計画』『〈図解〉 日本三大都市 未完の鉄道路線』『〈図解〉超新説 全国未完成鉄道路線』(以上、 講談社+α文庫)、『〈図解〉新説 全国寝台列車未来予想図』(以上、講談社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/6/21)
- 発売日 : 2013/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 276ページ
- ISBN-10 : 4062183889
- ISBN-13 : 978-4062183888
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,070,702位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,666位鉄道 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
失礼を承知で書くが、学問を修めた者が読むと、論点が偏り、視野が狭くて読みづらい。
私は新幹線があらゆる面でナンバーワンだとは思っていないが、まず、何を根拠に各国の
高速鉄道の設計最高速度が決まっているのか、を説明スべき。著書はひたすら新幹線は
ここがだめで、設計最高速度が260km、それに対してTGVはここが素晴らしい、と
褒め称えているが、そもそも、新幹線とTGVのコンセプトが全く異なっている
ことを本当に理解しているのかが疑問。あまりにもナンセンスな展開で、読むに耐えず、
途中で放棄した。後で違う展開になるのかは知らないが、前半だけでこれは逆に変な
知識を刷り込まれそうだし、どうでもいいことに拘泥するので、読むのを止めた。
著者はハード面の単純性能にのみ価値を見出しているようだが、フランスのだだっ広くのんびり
とした田舎の平原を高速専用区間についてはひたすら飛ばしまくるTGVと、輸送力重視で山あり
谷ありトンネル、地震ありの狭い国土を秒単位で高速で走る新幹線では、最高速度だけで比較でき
ない。
著者はスペインにも負けた新幹線と言うが、先日のスペインのソフト・ハード両面の致命的
欠陥による脱線という大惨事で、80名もの人命が失われたことにより、新幹線技術がいかに
優れて、完成されたものかを認識しただろう。著者が東海大学の鉄道同好会で、何を経験し、
鉄道研究に人生をかける気になったのかを問いたいものである。
私は新幹線があらゆる面でナンバーワンだとは思っていないが、まず、何を根拠に各国の
高速鉄道の設計最高速度が決まっているのか、を説明スべき。著書はひたすら新幹線は
ここがだめで、設計最高速度が260km、それに対してTGVはここが素晴らしい、と
褒め称えているが、そもそも、新幹線とTGVのコンセプトが全く異なっている
ことを本当に理解しているのかが疑問。あまりにもナンセンスな展開で、読むに耐えず、
途中で放棄した。後で違う展開になるのかは知らないが、前半だけでこれは逆に変な
知識を刷り込まれそうだし、どうでもいいことに拘泥するので、読むのを止めた。
著者はハード面の単純性能にのみ価値を見出しているようだが、フランスのだだっ広くのんびり
とした田舎の平原を高速専用区間についてはひたすら飛ばしまくるTGVと、輸送力重視で山あり
谷ありトンネル、地震ありの狭い国土を秒単位で高速で走る新幹線では、最高速度だけで比較でき
ない。
著者はスペインにも負けた新幹線と言うが、先日のスペインのソフト・ハード両面の致命的
欠陥による脱線という大惨事で、80名もの人命が失われたことにより、新幹線技術がいかに
優れて、完成されたものかを認識しただろう。著者が東海大学の鉄道同好会で、何を経験し、
鉄道研究に人生をかける気になったのかを問いたいものである。
2013年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の新幹線の今の現状をよく知ることができ、フランスなどヨーロッパの高速鉄道の特徴を知ることができた。配線図や路線図も記載されているので読みごたえがある。
2013年11月11日に日本でレビュー済み
本書は日本の新幹線(整備新幹線を含む)と欧州のそれらを各国の鉄道事情(鉄道の経営体制や鉄道としての歴史)に加えて経済,地理面から比較して詳述している.
ここではフランス,ドイツ,イタリア,スペインでの高速鉄道を対象に実際に著者が実地踏査して書いているようである(米国の例も一部紹介されている).鉄道技術の比較は単純ではなく多くの観点から検討されている.
例えば,比較項目として,車両のデザイン,最高速度,加速度,ブレーキ性能,カーブの曲率半径,線路の上下の勾配,上下線の車両間隔,車両の幅と長さ,機関車方式と電車方式,トネンル断面積,すれ違い時の揺れの大小,在来線との直通運転,線路の建設費と工期,モーターの騒音,雨漏り,静粛性,ゆれ,普通車の居住性,ダイヤ密度,ダイヤの余裕度,都市部の通過方法,郊外部での線路の直線性,旅客運搬能力,貨物列車の同時運行,逆線運転の可否,駅における線路配置,軌道間変換車両,狭軌/標準軌/広軌そして乗り心地などが挙げられている.各国の高速鉄道の仕様決定に至る背景がよく分かる.
欧州各地の路線配置が詳しいので楽しめるファンもいる事だろう.
望むらくは,著者が強調している,軌道の間隔を走行中に変化させる軌道間変換車両のメカニズムなどを詳述して欲しかった.更に,レールや車輪,パンタグラフやモーター,歯車,連結器,バネなどは本書では扱っていないが,これらの技術があってこそであるので取り上げるべきであったろう.
ここではフランス,ドイツ,イタリア,スペインでの高速鉄道を対象に実際に著者が実地踏査して書いているようである(米国の例も一部紹介されている).鉄道技術の比較は単純ではなく多くの観点から検討されている.
例えば,比較項目として,車両のデザイン,最高速度,加速度,ブレーキ性能,カーブの曲率半径,線路の上下の勾配,上下線の車両間隔,車両の幅と長さ,機関車方式と電車方式,トネンル断面積,すれ違い時の揺れの大小,在来線との直通運転,線路の建設費と工期,モーターの騒音,雨漏り,静粛性,ゆれ,普通車の居住性,ダイヤ密度,ダイヤの余裕度,都市部の通過方法,郊外部での線路の直線性,旅客運搬能力,貨物列車の同時運行,逆線運転の可否,駅における線路配置,軌道間変換車両,狭軌/標準軌/広軌そして乗り心地などが挙げられている.各国の高速鉄道の仕様決定に至る背景がよく分かる.
欧州各地の路線配置が詳しいので楽しめるファンもいる事だろう.
望むらくは,著者が強調している,軌道の間隔を走行中に変化させる軌道間変換車両のメカニズムなどを詳述して欲しかった.更に,レールや車輪,パンタグラフやモーター,歯車,連結器,バネなどは本書では扱っていないが,これらの技術があってこそであるので取り上げるべきであったろう.