名著です。
文中にある
平成七年、当時、中国の首相だった李鵬氏がオーストラリアのハワード首相との会談で「日本は国家じゃない。二十年後には消えてなくなっているだろう」と発言した、とのくだりに寒気がした。
最近の日本が中国、朝鮮半島から内政干渉とも言えるような馬鹿にされた態度を取られる原因を作ったのは、他でもない、独立国家としての日本人であることを忘れてしまった日本人そのものなのだ、と思い知らされる。
右とか左とかではなく、国民ひとりひとりが自分自身と社会、日本という国に責任感を持つことが大切なのだ。
今の日本には日本という国が進むべき羅針盤を示せる、国家観、歴史観、文化観を持った強力なリーダーが喫緊に必要なのだ。
日本という国家が独立を保てなくなる将来がそこまで来ているということに、国民全体が気付くべきだ。
特に若者達に読んで欲しい作品である。
むしろ教科書にすべき。

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日本をダメにした売国奴は誰だ! (講談社+α文庫) 文庫 – 2006/2/21
前野 徹
(著)
捏造された歴史を徹底論破!!憂国の識者、経済人、政治家が語り継いだ「真実の戦後史」!!
石原慎太郎氏激賞!!
「歴史を軽んずる者は歴史に罰せられる」――。歴史の真実と対面しようとしない国家や民族は必ず没落する。いま美しいニッポンの精神文化を取り戻すため、「最後の国士」が、狡猾に自虐史観を捏造した犯人を暴く!政界・財界両方の「裏面史」をすべて目撃した唯一の生き証人として、戦後の歴史の虚構を、綿密な構成、精緻な筆致で覆す大作。読んだあと、祖国ニッポンへの誇りと愛情が100倍になり、日本再生の「起死回生策」が見えてくる!
石原慎太郎氏激賞!!
「歴史を軽んずる者は歴史に罰せられる」――。歴史の真実と対面しようとしない国家や民族は必ず没落する。いま美しいニッポンの精神文化を取り戻すため、「最後の国士」が、狡猾に自虐史観を捏造した犯人を暴く!政界・財界両方の「裏面史」をすべて目撃した唯一の生き証人として、戦後の歴史の虚構を、綿密な構成、精緻な筆致で覆す大作。読んだあと、祖国ニッポンへの誇りと愛情が100倍になり、日本再生の「起死回生策」が見えてくる!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/2/21
- ISBN-10406256999X
- ISBN-13978-4062569996
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/2/21)
- 発売日 : 2006/2/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 406256999X
- ISBN-13 : 978-4062569996
- Amazon 売れ筋ランキング: - 896,917位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 829位日本論
- - 1,255位講談社+α文庫
- - 5,906位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2006年6月8日に日本でレビュー済み
我が国は過去類例を見ないほど病んでいる。戦後GHQが散布し、培養に力を傾注
してきた"自虐史観"という名の病原菌に多くの国民が犯されてしまった。この
ウィルスに感染した者は、心に国家のない無責任な人間に変質してしまう。
感染者は政治家・官僚・東大・マスコミ・文化人、果ては総理大臣にまで至り、
彼らを媒介として更なる感染が進行した。その増殖は留まることを知らず、日本
社会の隅々に達し、我が国の魂を根幹から蝕んだ。現代日本人の心の荒廃は、
日々報道される忌まわしい事件に象徴されている。我が国の中枢にありながら
"無責任"の限りを尽くした連中の大罪は万死に値するだろう。
我々一人ひとりが"治療"に立ち上がる時だ。だがその前に"感染源"をしっかりと
突き止め、密封する作業が必要である。本書では憎むべき我が国の"トロイの
木馬"、他国にとっての優秀な第五列たちを実名で指弾する。売国奴たちの本質
と、彼らの垂れ流してきた害毒とはどのようなものだったのかを徹底検証して
みせる。本書を読めば、腐臭がどこから漂ってくるかの鼻が鍛えられるはずだ。
「たとえ、敗れるとわかっていても、最後まで戦う」前野氏の悲痛な武士道に
私は共鳴する。そして彼の戦陣の隊列の末席を汚すことを許してほしい。
してきた"自虐史観"という名の病原菌に多くの国民が犯されてしまった。この
ウィルスに感染した者は、心に国家のない無責任な人間に変質してしまう。
感染者は政治家・官僚・東大・マスコミ・文化人、果ては総理大臣にまで至り、
彼らを媒介として更なる感染が進行した。その増殖は留まることを知らず、日本
社会の隅々に達し、我が国の魂を根幹から蝕んだ。現代日本人の心の荒廃は、
日々報道される忌まわしい事件に象徴されている。我が国の中枢にありながら
"無責任"の限りを尽くした連中の大罪は万死に値するだろう。
我々一人ひとりが"治療"に立ち上がる時だ。だがその前に"感染源"をしっかりと
突き止め、密封する作業が必要である。本書では憎むべき我が国の"トロイの
木馬"、他国にとっての優秀な第五列たちを実名で指弾する。売国奴たちの本質
と、彼らの垂れ流してきた害毒とはどのようなものだったのかを徹底検証して
みせる。本書を読めば、腐臭がどこから漂ってくるかの鼻が鍛えられるはずだ。
「たとえ、敗れるとわかっていても、最後まで戦う」前野氏の悲痛な武士道に
私は共鳴する。そして彼の戦陣の隊列の末席を汚すことを許してほしい。
2008年4月22日に日本でレビュー済み
国を占領するのは武力ではなく、判断能力を奪うことである。
戦後GHQが徹底的に日本人の判断能力を奪うことに傾注したのも、日本人を人間としてではなく動物として扱うためである。
本著は、その思想に迎合するかのように外国に媚びへつらい「国益」という免罪符を掲げて血税を垂れ流しにした政治家らを挙げています。マスコミが絶対に書かない(書けない)内容ですので、ご一読をお勧めします。
最近、福田首相は「北朝鮮と国交が正常化したら、日本からボーナスがあると伝えてくれ」と韓国の李大統領に繰り返し北の将軍様に伝言を頼んだと聞きます。本書に続刊が出たら彼もまた掲載されるにふさわしい人物といえるでしょう。
普段、あまり本を読まない高校生の娘が「学校で習ったことと違う…」と食い入るように読みました。昨今の歴史捏造や偏向報道に一石を投じる名著だと思います。
戦後GHQが徹底的に日本人の判断能力を奪うことに傾注したのも、日本人を人間としてではなく動物として扱うためである。
本著は、その思想に迎合するかのように外国に媚びへつらい「国益」という免罪符を掲げて血税を垂れ流しにした政治家らを挙げています。マスコミが絶対に書かない(書けない)内容ですので、ご一読をお勧めします。
最近、福田首相は「北朝鮮と国交が正常化したら、日本からボーナスがあると伝えてくれ」と韓国の李大統領に繰り返し北の将軍様に伝言を頼んだと聞きます。本書に続刊が出たら彼もまた掲載されるにふさわしい人物といえるでしょう。
普段、あまり本を読まない高校生の娘が「学校で習ったことと違う…」と食い入るように読みました。昨今の歴史捏造や偏向報道に一石を投じる名著だと思います。
2006年4月30日に日本でレビュー済み
先日、米沖縄海兵隊のグアム移転関連費用として、約60億ドルを日本側が負担することで日米間の合意がなされた。
これだけでも憤りを感じるが、アメリカはさらに米軍再編費用として日本側に3兆円もの負担を要求し、日本政府の御偉方の中には「臨時増税で賄う」なんて意見まで飛び出す始末だ。
いったいこの国は何のために存在しているのかと疑いたくなってくる。
彼らの辞書に「愛国」の二文字は無いのだろう。
「愛国心は国粋主義を生み、それが軍部の暴走を引き起こした」というようなことを教師から教わったが、私は決して愛国が悪いことだとは思わない。
悪いのはあくまで独善であって、愛国心は国の存続に必要不可欠なのだ。
愛国心と武士道精神を失ったままでは、必然的に日本は滅んでしまうだろう。
事態は悪化する一方だが、私もいち日本人として、日本的精神の復活と、日本人としての誇りを取り戻すことを訴えていきたい。
これだけでも憤りを感じるが、アメリカはさらに米軍再編費用として日本側に3兆円もの負担を要求し、日本政府の御偉方の中には「臨時増税で賄う」なんて意見まで飛び出す始末だ。
いったいこの国は何のために存在しているのかと疑いたくなってくる。
彼らの辞書に「愛国」の二文字は無いのだろう。
「愛国心は国粋主義を生み、それが軍部の暴走を引き起こした」というようなことを教師から教わったが、私は決して愛国が悪いことだとは思わない。
悪いのはあくまで独善であって、愛国心は国の存続に必要不可欠なのだ。
愛国心と武士道精神を失ったままでは、必然的に日本は滅んでしまうだろう。
事態は悪化する一方だが、私もいち日本人として、日本的精神の復活と、日本人としての誇りを取り戻すことを訴えていきたい。
2006年5月15日に日本でレビュー済み
過激な題名に反して、非常に冷静に客観的に、現在の日本の窮状を作り出した元凶をあぶり出している。
総理大臣、政治家、左翼思想の染み付いたマスコミ・文化人に加え、東大出身者と官僚の罪の重さには、積み重ねてきた慣習の重さゆえに容易には改めることが困難な状況を思うにつれ、陰鬱な気持ちにさせられる。
東大出身者とそれが支配する官僚の世界は、現実的な立法権を持っている上にミスをしても責任を取らされることもなく、自分の利益にさえなれば国民の金がどうなっても構わないという、特権階級者の異常な世界である。そして国の予算のうちの大分部分をこの官僚たちが何のチェックもなく自由に配分できる、ということを始めて知り、空恐ろしさを感じる。
本書の全般に渡って、著者の指摘は非常に的確であり、日本の置かれている状況を完璧なまでに把握している。この本に書かれている内容を、できるだけ多くの日本人が読んで理解して、選挙などで日本人として取るべき行動を取ってくれることを願わずにはいられない。
総理大臣、政治家、左翼思想の染み付いたマスコミ・文化人に加え、東大出身者と官僚の罪の重さには、積み重ねてきた慣習の重さゆえに容易には改めることが困難な状況を思うにつれ、陰鬱な気持ちにさせられる。
東大出身者とそれが支配する官僚の世界は、現実的な立法権を持っている上にミスをしても責任を取らされることもなく、自分の利益にさえなれば国民の金がどうなっても構わないという、特権階級者の異常な世界である。そして国の予算のうちの大分部分をこの官僚たちが何のチェックもなく自由に配分できる、ということを始めて知り、空恐ろしさを感じる。
本書の全般に渡って、著者の指摘は非常に的確であり、日本の置かれている状況を完璧なまでに把握している。この本に書かれている内容を、できるだけ多くの日本人が読んで理解して、選挙などで日本人として取るべき行動を取ってくれることを願わずにはいられない。
2007年11月12日に日本でレビュー済み
まだ途中までしか読んでいませんが、読んだそばから元に戻って、一言一言を噛み締めながら進めています。とにかく、日本人の誇るべき美徳を、自分も取り戻さねばならない。そんな強い思いが、読んでいると自分の心を突き刺します。私は今一度、正しい歴史を学ぼうと思います。また、少しでも気骨のある明治以前の日本人に近づくべく、仕事でぶつかる様々な局面に対して、日本人の美意識、美徳、品格に照らして、自分の行動を決めていこうと思いました。
この著者が訴えたいことを、一人一人が心に刻み、先人の生き方に習って、自らを改めていくことが、この本を読んだときからそれぞれのミッションになると思います。それを国民一人一人が実行に移したとき、かつての日本が蘇るのでしょう。レビューになってませんが、誰かにそう呼びかけたくて書いてしまいました。
一人でも多くの人、政治家、教師、企業経営者、マスコミの人に、特に読んでもらいたいと思います。
この著者が訴えたいことを、一人一人が心に刻み、先人の生き方に習って、自らを改めていくことが、この本を読んだときからそれぞれのミッションになると思います。それを国民一人一人が実行に移したとき、かつての日本が蘇るのでしょう。レビューになってませんが、誰かにそう呼びかけたくて書いてしまいました。
一人でも多くの人、政治家、教師、企業経営者、マスコミの人に、特に読んでもらいたいと思います。
2006年3月5日に日本でレビュー済み
国家は、国土を守る、国民の生命を守る、国民の財産を守るという3つの大原則を抱えている。それに伝統と文化を形成することで「独立国」といえる。
ところが政治や経済、マスコミにおいてそれに反する事例がたくさん記載されていて、情けなくなってしまった。
国益を考えることを改めて定着させるには、野党がしっかりするか、マスコミが襟を糺すか、いずれにしても良い処方箋は浮かんでこない。しかしそういった問題を認識するには最適の本です。
ところが政治や経済、マスコミにおいてそれに反する事例がたくさん記載されていて、情けなくなってしまった。
国益を考えることを改めて定着させるには、野党がしっかりするか、マスコミが襟を糺すか、いずれにしても良い処方箋は浮かんでこない。しかしそういった問題を認識するには最適の本です。