家元のファンなので買いましたが
家元の言うことは概ね肯定する私でも今回はちょっと理屈に合いませんでした
でもこれは戦争体験者と未経験者の差というしかない
家元のいう粗末にするなわかるんですけどあんまり大事にして意地になって腹下してたら
余計になんやかんやと余計な出費や消費に繋がって結局粗末にする事に繋がるんじゃないかと
そういう部分が腑に落ちなかったので評価を下げました
文明ではなく分化の人である家元が食文化に否定的な気もする
家元は食えない時代を経験しないやつは駄目というけど経験してる家元が
その時代が終わってるのに今尚食えない時代の価値観基準に取残されていては
経験してない我々にはちょっと理解が及びませんね
果たして家元が未だにそうなってしまっているのに現代でそんな価値観固定される位の経験する必要あるのかと
明治時代だって食文化の花が咲いていたのだしたまたま食えない狭間の時代を知ってしまった家元がいってるのが正しいのか
っていうとそうじゃないと思うのであくまでこの本は家元的な価値観を本にしたものにすぎません

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食い物を粗末にするな: 並の日本人の食文化論 (講談社+α新書 5-1B) 単行本 – 2000/3/1
立川 談志
(著)
飽食・贅沢の日本人よ今にバチが当たるゾ!!
不景気だって?なら、なぜ食い物を捨てる!天才落語家が「美味い水掛け飯」「正しいカレーの作り方」「ペット様の食生活」他を論じる!!
こんなに世の中に食い物が氾濫してるのに、まだあせり、ガッつき、あれも、これもと食い漁り、“それを食わなきゃ生きてる価値が無い”とばかりに群がり、集まり、食らいつく。見ようによっちゃあ地獄であり餓鬼である。戦中、戦後の、あの物資(もの)の無かった時代、芋と水ばかりの中にわずかに米の浮いていた「雑炊」を、命を賭けて奪い合ったあの頃と、図式は1つも変わっていない。昔のそれは“己の生命(いのち)”という生きるためだったが、現在(いま)は……一体何のためか、少なくも、“生きる、死ぬ”という生命の問題ではあるまいに。なら何なのだろう。かほどに食い物の有り余る現代(ごじせい)に“未だ食ってない食物(もの)が残っている”“それを食わないでは死に切れない”とばかりに世界の食い物を、珍を、奇を、求めて血眼である。
不景気だって?なら、なぜ食い物を捨てる!天才落語家が「美味い水掛け飯」「正しいカレーの作り方」「ペット様の食生活」他を論じる!!
こんなに世の中に食い物が氾濫してるのに、まだあせり、ガッつき、あれも、これもと食い漁り、“それを食わなきゃ生きてる価値が無い”とばかりに群がり、集まり、食らいつく。見ようによっちゃあ地獄であり餓鬼である。戦中、戦後の、あの物資(もの)の無かった時代、芋と水ばかりの中にわずかに米の浮いていた「雑炊」を、命を賭けて奪い合ったあの頃と、図式は1つも変わっていない。昔のそれは“己の生命(いのち)”という生きるためだったが、現在(いま)は……一体何のためか、少なくも、“生きる、死ぬ”という生命の問題ではあるまいに。なら何なのだろう。かほどに食い物の有り余る現代(ごじせい)に“未だ食ってない食物(もの)が残っている”“それを食わないでは死に切れない”とばかりに世界の食い物を、珍を、奇を、求めて血眼である。
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/3/1
- ISBN-10406272006X
- ISBN-13978-4062720069
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商品の説明
著者について
1936年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。16歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。18歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。27歳で真打ちとなり「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。著書には、『現代落語論』『あなたも落語家になれる』『立川談志独り会』全5巻(以上、三一書房)、『新釈落語咄』(中央公論新社)、『酔人・田辺茂一伝』『談志人生全集』全3巻(以上、講談社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/3/1)
- 発売日 : 2000/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 235ページ
- ISBN-10 : 406272006X
- ISBN-13 : 978-4062720069
- Amazon 売れ筋ランキング: - 724,711位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2000年12月12日に日本でレビュー済み
食材をテーマに、様々な観点から世の中のことが描かれている作品です。混沌とした世界事情をいち早く住みやすい環境に変えたいという貴方、必読の書籍になりそうです。
2010年3月1日に日本でレビュー済み
内容は食べ物に関する意味があるような無いようなコラムです。
私は談志ファンなので読んでみました。
個人的に、内容ではなく、べらんめぇ口調で書かれた文体がつらかった。
まったく同じ文章でいいから CD 録音されていたら★5つだったのに。
私は談志ファンなので読んでみました。
個人的に、内容ではなく、べらんめぇ口調で書かれた文体がつらかった。
まったく同じ文章でいいから CD 録音されていたら★5つだったのに。
2018年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どちらかというと
いろいろな食物に関する考えや感想でしょうね
なので食に関する家元のエッセィです。
内容はそこそこ楽しませてくれます
文体は口語なので脳内で家元を再現できる人にはオススメ
談志ファンなら楽しめるかと思います。
いろいろな食物に関する考えや感想でしょうね
なので食に関する家元のエッセィです。
内容はそこそこ楽しませてくれます
文体は口語なので脳内で家元を再現できる人にはオススメ
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