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恋物語 (講談社BOX) 単行本(ソフトカバー) – 2011/12/21

4.6 5つ星のうち4.6 302個の評価


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阿良々木暦を守るため、神様と自分の命を取引した少女・戦場ヶ原ひたぎ。約束の“命日”が迫る冬休み、彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった……。-物語-はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる――-物語-シリーズセカンドシーズンこれにて完結!アニメ第二期も1月よりオンエア開始!2012年も怪異!怪異!怪異!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2011/12/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/12/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 292ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062837927
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062837927
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.2 x 1.7 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 302個の評価

著者について

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西尾 維新
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1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビューする(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (ISBN-13: 978-4061826816 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
302グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語シリーズの存在は知っていたけど読む機会がなく実際に読んだのはつい最近のこと。
基本的にミステリしか読まない自分だけど物語シリーズはとても楽しめた。
その中でも特に面白いと感じたのは「化物語」と「恋物語」の二つ。
どちらにも共通して言える事は、「真実や本当の謎・テーマを、台詞で使用する単語や文章表現にこだわって巧妙に隠している」事。
例えば化物語には「普通に読むと気付きにくい事」が台詞や単語の言い回しで巧妙に隠されていたり。
化物語を読み終えた時に「あれ?」と感じた事がある人はもう一度表現や言い回しに気を付けながら読んでみると新たな発見があるかも?

今回の「恋物語 ひたぎエンド」も話の内容的には良い意味でも悪い意味でも予想を裏切られたが、全体的にはとても楽しめた。
冒頭で貝木に語らせる事で何が本当か何が嘘か分からなくしている点もなかなか興味を惹かれた。
詳細については語らないけれど、これだけははっきりと言いたい。

【これは貝木の片恋の物語で、貝木のひたぎへの想いがエンドになる物語】だと。

友人と話していた時に大半が「貝木とひたぎイチャイチャしすぎ」「貝木とひたぎ両想いだよな、これ」等と言っていたけど、どう考えてもそうとは読めないと思う。
恋物語で使われている単語や文章表現、言い回しや「何故ひたぎはそう答えたのか」を見ていけば、恋物語ではひたぎから貝木への今の恋愛感情はない。
途中から気を許し始めているし、初恋の相手だったからかつての関係や想いを思い出している部分は散見されるけれど。

ただし貝木、お前は別だ。
物語シリーズ一番のツンデレっぷりをお前が出してどうする(笑)
そもそも今回の恋物語は貝木の主観に基づいてるので、気に入っているひたぎの一挙手一投足や素直じゃない言い回しが必要以上に好意的に見えるのはそもそも当たり前な訳で。
ひたぎに関する描写も、フェイクとまでは言わないまでもひたぎの本心とは違う描写がされている可能性が高いと思う。

以上の事から、内容はちょっと意外だったけど、叙述トリックなどのミステリ好き的な視点から★5。
読めば読むほど新たな気付きが出てくる作品だと思う。

また恋物語の一節である「ひたぎサラマンダー」は今の二人の関係の回答になっている。
こちらも短編ながらなかなか奥深い作品なのでおすすめ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は先にアニメを観てから読むことをお勧めします。
そうすれば、一瞬で通り過ぎる場面がなんだったのかよくわかります。
貝木さんの声も脳内補完され楽しめます。
そして悪役だと思っていた貝木さんが見方を変えると善人の側面を持っていたのがわかります。
意外とカッコイいのです。
まぁアニメでもカッコイい容姿と駿河よりも速く走れるなど運動能力たかいことが描かれてますけど。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は西尾維新らしく言葉遊びが読んでいて気持ちいい感じです。先が読めない展開もワクワクします。
ただ、kindle版ですが、なぜかシリーズものとして認識されずイライラさせられます。なぜでしょう。。。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメも見ましたが、物語シリーズの中でも1.2を争う作品。個人的には1番好きな作品です。

貝木がただの悪者からダークヒーローへの見事な昇格。確かアニメのあとがたりでCVの斎藤千和さんもおっしゃってましたが、あくまで子供(高校生ですが)的ヒーローの阿良々木くんと大人の貝木との立ち位置というか、振る舞いの差を感じさせる作品です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
猫以降は明らかな尺伸ばし巻があったので、絶対に完結しっこないのは明らかにわかっていたが。
なんせ未回収の伏線が多すぎます。回収するには相当まだお話が必要。3巻で平気なの?
ここでシーズンを変えたいのはやはり簡単には忍野メメを出したくないからでしょうかね。
化物語での去りの美学が薄れてしまう。人気があるし本人も大好きだから、忍野の為のファイナルなのかな・・・。

で貝木の番がくるのは予想できたがまさか今回とは。
彼の魅力として忍野と同じく美学が首尾一貫してること、戦場ヶ原がまちがいないくホレた男であること。
忍野の友人で、駿河の母に惚れてた男。
数年かけてここまで骨ができていた以上、こういうキャラなのはかなり前から用意してあったのでしょう。満を持してネタばらし。うそかもしれないけどね。。

恋物語というだけあって、戦場ヶ原、貝木、の恋の物語。そのついでにw件の彼女の狂った恋の結末も。
第二シリーズ最終回にふさわしく、貝木という完全な第三者視点から登場人物のキャラクターを新たに解釈をしていく。戦場ヶ原に関しては。まさにエンド。
題名に間違いなし。

作者が我褒めするだけあってかなりのクオリティー。文章からなにからネタとして相当ためてあったのでしょう。
化時代のように丁寧に言葉遊びが敷かれており、主な人物も事実上は2名。サブキャラもでてきますが。伝統にのっとった形。むかしの八九寺との雑談も好きだけど。
手馴れた読者は雑談、モノローグの片隅から貝木よりも上の視点で読むことも推理することもできます。お前だまされてっぞってね。そして・・・・れるぞと。しかし内容からしでも騙されるのは読者か、貝木かそれとも・・。
化と同じくアニメ化不可能と言ってきたのはまさにこの部分。文章が他作品に比べて洗練されてます。

メデューサ回で撫子がバトルアニメなラストシーンを想像している時点で絶対に書くわけが無いんですww。
もはや読者層が誰に向けてなのかわからない。そもそもこの作品ライトノベルじゃないよね。挿絵ないから。
ハードカバーにふさわしい、化、傷以来の名作かもしれません。ただあのアニメの設定画魅せられると萎えるww。ちゃんとオールバックの眼鏡キャラに変装してね・・・・。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語シリーズはすごく面白いです。みんな読んだ方がいいと思います。
2023年5月21日に日本でレビュー済み
貝木さんの印象が強く、アニメ・小説はもちろんオーディブルにも手を出しました。
街を歩きながら聞くと、物語にはいったかのよう。
駅のベンチであのシーンをただ聞き続けていました。
こういう読み方(聞き方)ができるのもこの物語の楽しさだと思います。
2012年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までのシリーズでどれが面白いと言われればダントツで最初の化物語の上下巻、
そしてその後に続く数巻、それからは若干路線を踏み外した感じがしてました。

今回は物語の区切りとして、ヒロインの結末を掘り下げるのが順当かと
思いきや最初の数ページで「えっ?その感じでいっちゃう?」と
読者を迷わせるような立ち上がりで話がスタートします。

ですが、話を読み進めて行くと読み飽きる事もなく話が進み、
そしてシリーズを追いかけて来た読者の予想を裏切り・・・と言っても
予想を裏切る事を予想しうる展開でいろいろ話しにオチが付き幕が閉じます
そして今までで回収できてない謎やフラグがファイナルシーズンへと続くと言った
感じでしょうか。

正直な感想を言えば、シリーズ途中で路線を踏み外してると感じてから
惰性でシリーズを読んで来た気もしてましたが、今回の話で作者の作品に対する方向性が
定まった、もしくは打ち明けた。そんな感じじゃないでしょうか?

今までとっちらかった路線の軌道修正がされ、これから続くファイナルシーズンに
話をまとめて行こうと云った感じに思います

次回作を期待させ楽しみです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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他の国からのトップレビュー

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Scorv
5つ星のうち5.0 Yes, it is a book/light novel
2018年4月22日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
For starters, I am not fluent in reading Japanese so I can't/won't review the content of this book.

With that out of the way, I will move on to what I can review on. This is a light novel, written in Japanese, of the Koimonogatari story. I'm going to assume that if you are looking into this item, that you already know the basics of the story/series so I won't mention that any further. As far as the book itself goes, it came in a sleeve. The picture displayed with this item as of 4/21/2018 (gray with the picture and title) is the front of the sleeve. The sticker-like image wraps around to the back of the sleeve. The book cover is solid red all around with one corner on the front displaying the publisher, author and illustrator. It's a decent-sized book, just over 280 pages. There's very few pictures, most are before the beginning of the story, of the main female lead.

Long story short, if you're a huge fan of the series and you want the story in its original Japanese, then by all means, buy this. It's a really fun addition which I am going to, eventually, read.

* I will be doing almost identical reviews to the other novels as I purchase them.
** I'm not too particular in differentiating between book and light novel so please forgive me.
Ted
5つ星のうち5.0 Great book
2014年2月1日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
I love the monogatari series, so this was already a great buy for myself. The book is a great piece of literature to own and the art featured is a great plus.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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