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小説 仮面ライダー響鬼 (講談社キャラクター文庫) 文庫 – 2013/5/23

4.4 5つ星のうち4.4 61個の評価

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2005年1月~2006年1月放送の仮面ライダー響鬼の小説版です。

響鬼の前に変身忍者嵐が! 敵なのか味方なのか……!?
運命の糸で結ばれたヒビキとハヤテ。二人の謎が今あばかれる――!

時は戦国の世が終わり江戸幕府の支配が確立したころ。響鬼たち鬼の一族は吉野の里に隠れ棲み、魔化魍の浄化に努めていた。父の無念を晴らすべく鷹の化身となって血車党殲滅を目論む変身忍者嵐。運命的な出会いを果たした二人には過酷な戦いが待っていた!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2013/5/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/5/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 292ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063148564
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063148565
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1.2 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 61個の評価

著者について

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石ノ森章太郎
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白いです。
変身忍者嵐が登場します。
設定は江戸時代です。
2021年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
響鬼の小説作品。七人の戦鬼とも異なる様な歴史小説?的な要素もあり。TVシリーズ登場の鬼の鎧や映画でも名称が使われた血車党など、今作品は更に変身忍者嵐の要素を加えてオリジナルストーリーが展開します。
魔化魍との戦いよりもベースは変身忍者嵐の世界観といった印象が強く、そこに響鬼が登場するといった感じ。上手いこと両作品の世界観を繋ぎ合わせた内容と思いながら他の方のレビューにもある様に、ラストの展開はある意味驚かされました。個人的には七人の戦鬼をベースに現代の明日夢達の時間軸に繋がるのではと想像したので少し・・・アレかな?(^^;
ただ、変身忍者嵐を偶々見ていたのでその上で読んだ一個人の印象では面白かったのではないかと。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説 仮面ライダー響鬼です。
(未読でこれから読むつもりの方は内容に触れるので御注意を)
江戸時代の鬼の響鬼が主人公の小説になっています。
要は舞台が戦国時代だった「劇場版 仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼」の様な時代劇ものです。
TV版本編の主人公のヒビキさんと明日夢、全く登場せず。
TV版本編の主人公が登場しない前例ができてしまいました。
TV版本編の小説版だとは思わずに、
「劇場版 仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼」の様な
TV版本編とは全く別の作品だと思ったほうがいいです。
以上がこれから購入を考えている人への注意点です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、TVの仮面ライダー響鬼が大好き。
迷わずにこの小説を手にとりましたが、とても面白かったです。
時代設定は、江戸でしたが、変身忍者嵐と関係性を持たせ、鬼の謎を説くなどワクワクする内容でした。
最後は、仮面ライダーに受け継ぐなど感涙ものです。
やっぱり響鬼最高!
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月17日に日本でレビュー済み
「変身忍者嵐」と「仮面ライダー響鬼」の世界を上手く繋げてます。両者の出自にこういう経緯と関係性があったとしたら(いやもう、あったとしか思えませんけど)、TV版の「響鬼」や「嵐」をDVDなどで観直す際、なんかにんまりしてしまいそう。鬼の鎧が何故「変身忍者嵐」にそっくりだったのかという種明かしにもなってますし。「響鬼」ファンなら買って損なし。というか、買うべきでしょう。
この小説は、草葉の陰の石ノ森章太郎氏が一番喜んでるんじゃないでしょうか。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「響鬼」を読むつもりで買うと少し肩透かしを食らうかもしれません。序盤は変身忍者嵐と響鬼の世界観を上手く混ぜてるなぁと思ったのですが、中盤以降は変身忍者側の要素が強くなってきて少し困惑してしまいました。

話自体は面白かったです。変身忍者の設定もあってか高寺さんが嫌う「親殺し」「同族争い」といった元来の石ノ森テイストを上手く響鬼の世界に融合させていたのでテイストとしては現代でいうところの白倉作品寄りで新鮮でした。この辺りは人を選ぶかもしれません。
残念なところで言うと、響鬼や威吹鬼たちの回想への導入があまり上手ではないなと言う印象を受けました。また、音撃の描写がドコドコ擬音を連ねるばかりでページの半分ぐらいが擬音のカタカナで埋まるという場面もあったのでダサかったかなと。

以下、エピローグの内容に軽く触れます。

ここも人を選ぶと思います。私は無理でした。私は変身忍者とのコラボは上手いなと思いつつも「響鬼」としての世界観を貫いて欲しかった。「現代の響鬼や威吹鬼、明日夢や京介たちに江戸時代の響鬼の魂が受け継がれているんだ」とか、「今回の吉野の騒動の反省を踏まえて今の組織があるんだ」とかそういうのが欲しいわけであって、そこで1号ライダーに繋げるのがよくわからない。
エピローグは春映画的な空気感を読み取ってしまい、「そうじゃないんだよな」。クロスオーバーを存分に楽しみたい人にとってはぴったりのエピローグですが、あくまで「響鬼」の世界観を楽しみたいんだという人はアレルギー反応を起こしてしまうかもしれません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸時代初頭を舞台に、当時の響鬼さんを始めとした、鬼の一族と、変身忍者嵐との共演・共闘が描かれる本作。
TV版前半でも後半でも無く、まさかの劇場版路線のストーリー概要(+コラボ)に面食らった人も多いであろう、小説版響鬼ですが、
実際内容的には、TV版とはほぼ別物で、7人の戦鬼と同じく、今作単独での時代劇物として楽しんだ方が良い内容となっています。

しかし、完全にTVとはパラレルだった劇場版とは異なり、今作では鬼の一族の能力の起源・発祥から、
(今作時点ではまだ結成されていませんが)猛士の総本部が吉野にある理由等、TVの前日譚兼設定の補完に一役買ってくれる内容が盛り込まれています。
又、TV後半で出て来た鬼の鎧のモチーフが、今作にも出てくる『変身忍者嵐』である事は有名ですが、嵐との関係も含めて、
今作で鬼の鎧が製作された経緯が詳しく語られます。

変身忍者嵐に関しては、個人的に仮面ライダー響鬼が、当初変身忍者嵐のリメイクとして企画されていた事や、
上記の鬼の鎧のモチーフとなった事位しか知りませんでしたが、作中で嵐関連の設定をかなり詳しく説明してくれているので、
特にオリジナルに関する知識が無くても問題無く楽しめました。
出番と活躍も非常に多く、事実上響鬼と嵐のW主人公として描かれていると言って問題無い内容となっています。
(又、ネタバレになるので詳しくは書きませんが、単なるコラボでは無く、ドラマ・テーマ的にも明確なW主人公である関係性が、後半明らかになります)

ドラマのテーマ的には、響鬼さんが、自身の『鬼の力』を『何の為に』使うのか、が中心に描かれており、
頼れる大人として描かれていたTV版と違い、今作での響鬼さんは(無論TV版とは別人である訳ですが)年齢設定が二十代前半に設定され、
鬼としての才能はあるものの、その『力』を一体何の為に使うのか、自分自身決めあぐね悩む、年相応の若者らしく描かれています。
この辺りは、TV版における、頼れる大人としての響鬼さんや、響鬼と明日夢の2人を軸にした話に対する思い入れが強い人には、好みが別れる所かもしれません。
今作では明日夢君は登場自体していませんし。(劇場版の様に、当時のそっくりさんが出てくるという事も無い)

しかし、自身の力のアイデンティティに悩む響鬼。
父の無念を晴らす為に、敢えて敵の化身忍者と同じ体に、自身の体を改造したハヤテ(嵐)の描写は、非常に仮面ライダー(石ノ森章太郎)的であり、
まさかのラスト2ページにおける現代編のエピローグを含めて、『仮面ライダー』と『石ノ森章太郎』に対するリスペクトを非常に感じさせる小説版でした。
TV前半のメインライターを担当した、きだつよしさんが執筆するという事で、TV前半的な内容を期待されていた方にはキツイかもしれませんが、
石ノ森的な描写が好きな方や、あくまでも外伝は外伝と割り切れる人ならば、楽しめるのではないかと。

文章に関しては、基本的には非常に読み易かったのですが、音撃の効果音の描写がダサい点がちょっと残念でしたね;
 気合の声と共に、ヤマアラシの腹にめりこんだ火炎鼓に烈火を打ち込む。
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ・・・・・・!
 太鼓の早打ちのごとく猛烈な連打!
 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ・・・・・・!
(本文からの抜粋になりますが、マジで↑まんまの効果音の書かれ方がされている)
57人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どうしてもテレビの内容に引っ張られます。
この響は良く出来ているんですか、それが逆にテレビとの比較をさせます。対決描写が物足りない。でもオモロかった。