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蒼天航路(36)<完> (モーニング KC) コミック – 2006/1/23
三国時代の中国。魏に生まれた阿瞞は、乱世に己の宿命を見出し、中華の安定、三国の統一に向けて権力の座へ駆け上がっていく。阿瞞は即ち、魏の武帝・曹操である。四天王をはじめとする熱き魏の武将、董卓、劉備、孫権ほか数々の宿敵。絢爛豪華な男たちに彩られた、乱世の奸雄と畏れられた男の感動の生涯!
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/1/23
- ISBN-104063724948
- ISBN-13978-4063724943
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商品の説明
著者について
王欣太
KING GONTA。大阪府生まれ。1992年、アフタヌーン四季賞に応募した『HEAVEN』が四季大賞を受賞、そのまま同作品でデビュー。さらに続けて同誌で『地獄の家』を発表。
1994年、モーニングで『蒼天航路』(原案:李學仁)を連載開始。
1998年、同作品で第22回講談社漫画賞(一般部門)を受賞。
2005年、単行本全36巻をもって『蒼天航路』を堂々完結。
2006年、オールカラー『蒼天航路画伝』を刊行。
2007年より、活躍の舞台をインターネットへと広げ、『ファイアキング』を連載開始。ネットおよび携帯向け描き下ろし限定作品だが、2008年には単行本も出版される予定。
李學仁
1945年11月9日、韓国慶尚南道生まれ。映画監督として活躍する一方、『三夢伝』(画・久松文雄、新潮社)で漫画原作者デビュー。代表作に原案を務めた『蒼天航路』(王欣太/講談社)、『武と魂』(画・久松文雄、リイド社)。1998年逝去。
KING GONTA。大阪府生まれ。1992年、アフタヌーン四季賞に応募した『HEAVEN』が四季大賞を受賞、そのまま同作品でデビュー。さらに続けて同誌で『地獄の家』を発表。
1994年、モーニングで『蒼天航路』(原案:李學仁)を連載開始。
1998年、同作品で第22回講談社漫画賞(一般部門)を受賞。
2005年、単行本全36巻をもって『蒼天航路』を堂々完結。
2006年、オールカラー『蒼天航路画伝』を刊行。
2007年より、活躍の舞台をインターネットへと広げ、『ファイアキング』を連載開始。ネットおよび携帯向け描き下ろし限定作品だが、2008年には単行本も出版される予定。
李學仁
1945年11月9日、韓国慶尚南道生まれ。映画監督として活躍する一方、『三夢伝』(画・久松文雄、新潮社)で漫画原作者デビュー。代表作に原案を務めた『蒼天航路』(王欣太/講談社)、『武と魂』(画・久松文雄、リイド社)。1998年逝去。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早い配達商品自体にもページごとの傷、匂いが無いので非常に嬉しいです
2020年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
曹孟徳から見た三国志の始まりの物語だけど、それぞれのキャラクターの個性が三国志を理解するのに役立ちそう。
面白かった。
面白かった。
2023年7月28日に日本でレビュー済み
曹操の物語もこれにて完結。終盤ちょっと迷走してる感じがありどう終わるのかハラハラしてましたが綺麗にまとまったと思います。三国志にそれほど明るくない人間でも楽しめました。一人の男の生涯を追った人間ドラマとして読みごたえのある作品でした。
表紙と扉カラーの衣装の対比&同じポーズを取る若き曹操、エンディングにもカラーを持ってくるところもお見事。やりきった感すごいです。文庫版で最初から読み直したくなりました。
表紙と扉カラーの衣装の対比&同じポーズを取る若き曹操、エンディングにもカラーを持ってくるところもお見事。やりきった感すごいです。文庫版で最初から読み直したくなりました。
2009年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
青年&いい歳した大人のための極上エンターテイメント!
王欣太氏が後にインタビュー(クロニクルに収録)で、「その四百八(最終回)」のネームが上がるまで、ほんとに来週終われるかどうかわからなかった!と言っているほどの、綱渡りのようなジェットコースターのような『蒼天航路』クライマックスがここに
何が起きるか、それぞれの登場人物がどこでどのように最期を迎えるか、
一度読んで見てしまった後も、何度も読み返したくなるこの不思議さ
若き日の『蒼天』曹操は、頭脳明晰で万能、大胆でクールでセクシーな「欠点ないのが唯一の欠点」的「デキる男」として描かれていた。そこにも(笑いと紙一重の)ケタ外れな魅力があったが、丞相→魏公→魏王と権力の頂点へ登りつめていった時期の『蒼天』曹操はどんどんユーモラスな「人間」の表情も見せるようになっていく。そしてその人間らしい表情と、権力者としての冷酷さのギャップが、読者をさらに魅了
その人間くさい『蒼天』曹操のきわみが見られるのも、この最終巻
曹操と、曹操を取り巻く様々な人々とのやりとりが、哀しく可笑しく素晴らしい
ジェットコースターのようなスリル、ミュージカルのような楽しみ、極上の酒の味、それがこの『蒼天』
蛇足だが、『蒼天航路』は、王欣太氏が三国志「正史」(歴史書のほう)に書かれている「事実」(誰と誰がいつどこで戦い、誰がいつどこで最期を迎えたか)を出来るだけ踏まえる事を自らに課しつつ、それ以外の物語や人間像の部分を「漫画」の力でどこまで痛快に、読者の想像や予測・常識を超えて「創造」出来るかにチャレンジし続けた作品だと思うし、だからこそ多くの読者を魅了しているのではないか
(王欣太氏はインタビューで、「ブロードウェイのミュージカルのように三国志を描いてみないか?」と言われて『蒼天』執筆を決心した、と語っている。欣太氏は「マンガで解る中国の歴史」を描いたのではなく、中国の歴史を原型にしたミュージカルを描いたとも言える)
そうであるから、この『蒼天航路』はプロット・役者・演出の優れた芝居、ミュージカルであって、この「漫画」を、中国の歴史や事実を学ぶため・知るための「教材」として読んでいる人はいないはずだ。(もしもいたとすれば、それはその人がどこかでカン違いしてしまっているのだろう。)『蒼天航路』は、コドモのための歴史教科書ではなく、若者&いい歳した大人のためのエンターテイメントだ。この「漫画」に文句を付ける手段はひとつしかない。歴史の話ではなく、「漫画」の力でこの『蒼天』を超えることだけだ。そしてそれはとても難しいだろう
連載が終わった後も折に触れて何度も読み返し、しかし今どきまだこれにハマってるのは自分くらいかな?と思っていたら、最近ついにテレビアニメ化が始まってびっくり
アニメの『蒼天』がどこまで跳べるか。そしてこの晩年の人間くささ満点な『蒼天』曹操も描けるか。そっちも期待しています
王欣太氏が後にインタビュー(クロニクルに収録)で、「その四百八(最終回)」のネームが上がるまで、ほんとに来週終われるかどうかわからなかった!と言っているほどの、綱渡りのようなジェットコースターのような『蒼天航路』クライマックスがここに
何が起きるか、それぞれの登場人物がどこでどのように最期を迎えるか、
一度読んで見てしまった後も、何度も読み返したくなるこの不思議さ
若き日の『蒼天』曹操は、頭脳明晰で万能、大胆でクールでセクシーな「欠点ないのが唯一の欠点」的「デキる男」として描かれていた。そこにも(笑いと紙一重の)ケタ外れな魅力があったが、丞相→魏公→魏王と権力の頂点へ登りつめていった時期の『蒼天』曹操はどんどんユーモラスな「人間」の表情も見せるようになっていく。そしてその人間らしい表情と、権力者としての冷酷さのギャップが、読者をさらに魅了
その人間くさい『蒼天』曹操のきわみが見られるのも、この最終巻
曹操と、曹操を取り巻く様々な人々とのやりとりが、哀しく可笑しく素晴らしい
ジェットコースターのようなスリル、ミュージカルのような楽しみ、極上の酒の味、それがこの『蒼天』
蛇足だが、『蒼天航路』は、王欣太氏が三国志「正史」(歴史書のほう)に書かれている「事実」(誰と誰がいつどこで戦い、誰がいつどこで最期を迎えたか)を出来るだけ踏まえる事を自らに課しつつ、それ以外の物語や人間像の部分を「漫画」の力でどこまで痛快に、読者の想像や予測・常識を超えて「創造」出来るかにチャレンジし続けた作品だと思うし、だからこそ多くの読者を魅了しているのではないか
(王欣太氏はインタビューで、「ブロードウェイのミュージカルのように三国志を描いてみないか?」と言われて『蒼天』執筆を決心した、と語っている。欣太氏は「マンガで解る中国の歴史」を描いたのではなく、中国の歴史を原型にしたミュージカルを描いたとも言える)
そうであるから、この『蒼天航路』はプロット・役者・演出の優れた芝居、ミュージカルであって、この「漫画」を、中国の歴史や事実を学ぶため・知るための「教材」として読んでいる人はいないはずだ。(もしもいたとすれば、それはその人がどこかでカン違いしてしまっているのだろう。)『蒼天航路』は、コドモのための歴史教科書ではなく、若者&いい歳した大人のためのエンターテイメントだ。この「漫画」に文句を付ける手段はひとつしかない。歴史の話ではなく、「漫画」の力でこの『蒼天』を超えることだけだ。そしてそれはとても難しいだろう
連載が終わった後も折に触れて何度も読み返し、しかし今どきまだこれにハマってるのは自分くらいかな?と思っていたら、最近ついにテレビアニメ化が始まってびっくり
アニメの『蒼天』がどこまで跳べるか。そしてこの晩年の人間くささ満点な『蒼天』曹操も描けるか。そっちも期待しています
2006年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三国志の英雄、曹操を主人公として三国志の世界を描いた作品。
これほどの漫画が今まで他にあっただろうか?
歴史物というストーリーを極端に制限される形式でありながら
一話一話の構成は他の作品であればクライマックスであってもおかしくないような完成度を誇る。
作者の画力は巻を重ねるごとに加速度的に上昇しており
後半の巻では一コマ一コマがイラスト集のイラストにできるような出来栄え。
日本の漫画家としては文句なしに最高レベルであり他作品の追随を全く許さない。
そして特筆すべきは各キャラクターのキャラの立ち方。
登場する武将、文官の数はかなり多いが
一人一人に信念があり、葛藤があり、どのキャラクターも凄まじい活力を持って光り輝いている。
通常の漫画と同じように考えるならこの作品も主人公は一人だけであるが
この漫画に限っては「全員が主人公」という言葉に何の違和感もない。
とにかく歴代全ての漫画史上最高の作品と言っても全く過言でない。
歴史コミックが苦手な人も是非読んでみてほしい。
これほどの漫画が今まで他にあっただろうか?
歴史物というストーリーを極端に制限される形式でありながら
一話一話の構成は他の作品であればクライマックスであってもおかしくないような完成度を誇る。
作者の画力は巻を重ねるごとに加速度的に上昇しており
後半の巻では一コマ一コマがイラスト集のイラストにできるような出来栄え。
日本の漫画家としては文句なしに最高レベルであり他作品の追随を全く許さない。
そして特筆すべきは各キャラクターのキャラの立ち方。
登場する武将、文官の数はかなり多いが
一人一人に信念があり、葛藤があり、どのキャラクターも凄まじい活力を持って光り輝いている。
通常の漫画と同じように考えるならこの作品も主人公は一人だけであるが
この漫画に限っては「全員が主人公」という言葉に何の違和感もない。
とにかく歴代全ての漫画史上最高の作品と言っても全く過言でない。
歴史コミックが苦手な人も是非読んでみてほしい。
2019年1月28日に日本でレビュー済み
ラスト本当に素晴らしい終わり方で、漫画をたくさん読んできましたが唯一泣きました。
色んな人間の濃密な生き様が、編み込まれるように書かれた名作です。
初期の方で三代目魚武濱田成夫さんがコメントを寄せており、
「漫画にもオスとメスがある、こいつは間違いなくオスや」とありましたが、
作品を読み終えてその言葉をいつも思い出します。
色んな人間の濃密な生き様が、編み込まれるように書かれた名作です。
初期の方で三代目魚武濱田成夫さんがコメントを寄せており、
「漫画にもオスとメスがある、こいつは間違いなくオスや」とありましたが、
作品を読み終えてその言葉をいつも思い出します。
2012年10月15日に日本でレビュー済み
今更だけど。
曹操サイドから描かれ、マンガとしては「横山光輝三国志」を超え、キャラデザインとしては「光栄三国志」をついに塗り替える三国志モノ登場かと、出始めの頃から騒がれていた逸品。
作者はこれをよく描ききったと思う。董卓並びに呂布登場の盛り上がりで一気にその地位を万里のごとく築きあげ、官渡の戦い辺りでピークを迎える苛烈さも、その流れの大きさゆえに途中で熱が退きかけ、絵そのものの重厚さも落ちてゆくものの、最終末に再び速度と温度を取り戻してきっちり終わった。キャラは中国じゅうを踊るように戦い、屍を乗り越え、自身も未来への道として死んでゆく。
初見では勢いに任せてダダダーっ!と、二回目三回目は噛みしめるようにじっくりと読むことをオススメします。
関羽 「 幸福な夢を 生きた 今 我ら兄弟の夢を 不滅とする 」
アニメは版は観るな!
曹操サイドから描かれ、マンガとしては「横山光輝三国志」を超え、キャラデザインとしては「光栄三国志」をついに塗り替える三国志モノ登場かと、出始めの頃から騒がれていた逸品。
作者はこれをよく描ききったと思う。董卓並びに呂布登場の盛り上がりで一気にその地位を万里のごとく築きあげ、官渡の戦い辺りでピークを迎える苛烈さも、その流れの大きさゆえに途中で熱が退きかけ、絵そのものの重厚さも落ちてゆくものの、最終末に再び速度と温度を取り戻してきっちり終わった。キャラは中国じゅうを踊るように戦い、屍を乗り越え、自身も未来への道として死んでゆく。
初見では勢いに任せてダダダーっ!と、二回目三回目は噛みしめるようにじっくりと読むことをオススメします。
関羽 「 幸福な夢を 生きた 今 我ら兄弟の夢を 不滅とする 」
アニメは版は観るな!
2009年6月27日に日本でレビュー済み
曹操に会ってみたい。
そういう気分になりました。
曹操という人物の人生を壮大なオペラのように描いた
この全36巻は、本当に面白かったです。
主要人物が緻密に表現されて、引き込まれて一気に
全巻読みました。あれだけのボリュームの歴史を、
しかも曹操側からの話をここまでまとめあげられる人は
そう何人もいないでしょう。すごいです!
本当に面白かったし、何度も読み返すだろうけど★4個。
なにより曹操が完璧すぎたので・・・。
※完全に個人的意見ですが、もっと彼の苦悩とか、失敗とか、
人間的弱さっぽい部分も見てみたかったなーって
少し思いました。でも、本当に面白かったです。
そういう気分になりました。
曹操という人物の人生を壮大なオペラのように描いた
この全36巻は、本当に面白かったです。
主要人物が緻密に表現されて、引き込まれて一気に
全巻読みました。あれだけのボリュームの歴史を、
しかも曹操側からの話をここまでまとめあげられる人は
そう何人もいないでしょう。すごいです!
本当に面白かったし、何度も読み返すだろうけど★4個。
なにより曹操が完璧すぎたので・・・。
※完全に個人的意見ですが、もっと彼の苦悩とか、失敗とか、
人間的弱さっぽい部分も見てみたかったなーって
少し思いました。でも、本当に面白かったです。