号泣してしまいました。
寂しさ、優しさ、強さ、儚さを感じました。
世界中の人に読んでもらいたいです。

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どうぶつの国(1) (少年マガジンKC) コミック – 2010/3/17
雷句 誠
(著)
動物しかいない星「どうぶつの国」に暮らすタヌキのモノコ。両親を大山猫に食べられ一匹ぼっちになってしまったモノコは、ある日、見たことない動物‥‥人間の赤ちゃんを拾う! 小さな出会いが世界を変える、奇跡のアニマルファンタジー開幕!!
動物しかいない星「どうぶつの国」に暮らすタヌキのモノコ。両親を大山猫に食べられ一匹ぼっちになってしまったモノコは、ある日、見たことない動物‥‥人間の赤ちゃんを拾う! 小さな出会いが世界を変える、奇跡のアニマルファンタジー開幕!!
動物しかいない星「どうぶつの国」に暮らすタヌキのモノコ。両親を大山猫に食べられ一匹ぼっちになってしまったモノコは、ある日、見たことない動物‥‥人間の赤ちゃんを拾う! 小さな出会いが世界を変える、奇跡のアニマルファンタジー開幕!!
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/3/17
- ISBN-104063842746
- ISBN-13978-4063842746
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年7月31日に日本でレビュー済み
正直、絵柄は、あまり好きじゃありません。でも、内容は新鮮です。
この漫画が゛肉食獣→悪゛と決め付けているという意見もありますが、私はそうは思いません。
どちらかというと、゛狩りをしないと生きられない肉食獣への同情゛のようなものを感じます。
実際、獲物を捕獲して生き延びるのは大変な作業で、草食より厳しいです。
゛全ての生き物が食べられる木の実゛については、想像の産物ですが、あったら良いなって夢を感じます。
食物連鎖を考えるのは、人間にとっては辛いことです。
嫌なことは考えないほうが楽に生きられるかもしれない。だから聞きたくない人も多い。
でも、何も考えないで生きるより、こういうことを考えるって、大事なことじゃないかと思います。
オシャレなレストランで商品になって出てくる肉が、かつては生き物だったと思い出すのも大事です。
この漫画には、突っ込みどころも色々あるけど、それはショウガナイです。
食物連鎖について、真の答えなんてないのだから。
それでも、考えさせられる、心に迫るシーンが沢山ある漫画です。
後のほうの巻では、少年漫画独特の戦いのシーンが多くなってきたのは残念です。
この漫画が゛肉食獣→悪゛と決め付けているという意見もありますが、私はそうは思いません。
どちらかというと、゛狩りをしないと生きられない肉食獣への同情゛のようなものを感じます。
実際、獲物を捕獲して生き延びるのは大変な作業で、草食より厳しいです。
゛全ての生き物が食べられる木の実゛については、想像の産物ですが、あったら良いなって夢を感じます。
食物連鎖を考えるのは、人間にとっては辛いことです。
嫌なことは考えないほうが楽に生きられるかもしれない。だから聞きたくない人も多い。
でも、何も考えないで生きるより、こういうことを考えるって、大事なことじゃないかと思います。
オシャレなレストランで商品になって出てくる肉が、かつては生き物だったと思い出すのも大事です。
この漫画には、突っ込みどころも色々あるけど、それはショウガナイです。
食物連鎖について、真の答えなんてないのだから。
それでも、考えさせられる、心に迫るシーンが沢山ある漫画です。
後のほうの巻では、少年漫画独特の戦いのシーンが多くなってきたのは残念です。
2016年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供向けの単純な話ですが、1話ごとのパワーがすごい。大人でも十分楽しめる内容。
言葉を覚えた赤ちゃんが、これからどんな活躍をするか楽しみ。
言葉を覚えた赤ちゃんが、これからどんな活躍をするか楽しみ。
2010年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいて、どうしても動物たちの心情に違和感を覚えた。
そこで思い出したのが「ジャングル大帝」(手塚治虫・著)の話。「アニメのレオは、他の動物の面倒を見たり、エサをあげてるけど。野生の動物はそんなことはしない。」と、手塚さんは仰っていた。
それを踏まえると、この「どうぶつの国」からは、野生の世界の匂いがしないのだ。
でも、視点を変えて見れば、これは「どうぶつの国」という名の人間社会を描いた漫画だった。
「鳴き声が違うから話ができない」「種族の違う動物たち」は、言葉・意思の通じない人間世界のことではないのか。
そんな社会への憤りを、動物を使って風刺したのではないか-----というのが、この1巻を読んだ見解。
今後の展開で、その見方も変わるかもしれないが、余計なつっこみを入れなければ、どうぶつたちに感情移入できる。
そこで思い出したのが「ジャングル大帝」(手塚治虫・著)の話。「アニメのレオは、他の動物の面倒を見たり、エサをあげてるけど。野生の動物はそんなことはしない。」と、手塚さんは仰っていた。
それを踏まえると、この「どうぶつの国」からは、野生の世界の匂いがしないのだ。
でも、視点を変えて見れば、これは「どうぶつの国」という名の人間社会を描いた漫画だった。
「鳴き声が違うから話ができない」「種族の違う動物たち」は、言葉・意思の通じない人間世界のことではないのか。
そんな社会への憤りを、動物を使って風刺したのではないか-----というのが、この1巻を読んだ見解。
今後の展開で、その見方も変わるかもしれないが、余計なつっこみを入れなければ、どうぶつたちに感情移入できる。
2010年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふざけた見た目に騙されないでください。
心に刺さる漫画をお求めの方是非どうぞ。
表紙からは何の漫画なのか全く想像もつかないでしょうけど
実は、ギャグがあってバトルがあって感動して泣けたりもします。
見た目でスルーするにはあまりに惜しいです。
立ち読みでもいいので是非内容を見ていただきたい。
心に刺さる漫画をお求めの方是非どうぞ。
表紙からは何の漫画なのか全く想像もつかないでしょうけど
実は、ギャグがあってバトルがあって感動して泣けたりもします。
見た目でスルーするにはあまりに惜しいです。
立ち読みでもいいので是非内容を見ていただきたい。
2010年3月29日に日本でレビュー済み
金色のガッシュ!!の雷句誠先生の作品です。
弱肉強食の動物の世界で、両親をヤマネコに食べられてしまったタヌキの女の子が、人間のあかんぼうを育てていくお話。
弱い者が強いものに食べられる世界に疑問を投げかけるなど重たいテーマを扱っていますが、
コミカルなキャラクターのおかげで楽しく読むことができました。
ただ一つだけ違和感を覚えた点は、
「弱い者」にタヌキ達のエサであるサカナやムシがカウントされていないこと。タヌキをエサにしている肉食獣は「弱いものを犠牲にして生きる悪者」として描かれているのに、その被害者であるタヌキも他の生き物を犠牲にして(食べて)生きていることにはノータッチなのです。タヌキは可哀想で魚は可哀相じゃないのかとか、肉食獣たちは何を食べて生きていったらいいんだろう…とか思ってしまいました。
「これは現代を風刺した例え話なんであって大切なのはそこに込められたメッセージ性だ!」といわれればそれまでなんですけど。(それにそっちで正しいんだと思うし)
これからお話が続くにあたって、納得のいく結論がでたらいいなと思っています。
なので続きへの期待をこめて☆4つで。
弱肉強食の動物の世界で、両親をヤマネコに食べられてしまったタヌキの女の子が、人間のあかんぼうを育てていくお話。
弱い者が強いものに食べられる世界に疑問を投げかけるなど重たいテーマを扱っていますが、
コミカルなキャラクターのおかげで楽しく読むことができました。
ただ一つだけ違和感を覚えた点は、
「弱い者」にタヌキ達のエサであるサカナやムシがカウントされていないこと。タヌキをエサにしている肉食獣は「弱いものを犠牲にして生きる悪者」として描かれているのに、その被害者であるタヌキも他の生き物を犠牲にして(食べて)生きていることにはノータッチなのです。タヌキは可哀想で魚は可哀相じゃないのかとか、肉食獣たちは何を食べて生きていったらいいんだろう…とか思ってしまいました。
「これは現代を風刺した例え話なんであって大切なのはそこに込められたメッセージ性だ!」といわれればそれまでなんですけど。(それにそっちで正しいんだと思うし)
これからお話が続くにあたって、納得のいく結論がでたらいいなと思っています。
なので続きへの期待をこめて☆4つで。
2010年4月12日に日本でレビュー済み
ガッシュは良かった。
大好きで、何回も読み返した。
今回の作品も同様のノリを持っていることは
十分にわかる。しかし、まずタヌキには見えない。
ハイハイできるくらいの赤ちゃんにしては
物事を理解しすぎるっていうか大人か?
と思われる判断力をもつ主人公。
今後どういう展開に持っていくのかわからないが、
とりあえず、まだそれほど面白いとは
思えなかった。
大好きで、何回も読み返した。
今回の作品も同様のノリを持っていることは
十分にわかる。しかし、まずタヌキには見えない。
ハイハイできるくらいの赤ちゃんにしては
物事を理解しすぎるっていうか大人か?
と思われる判断力をもつ主人公。
今後どういう展開に持っていくのかわからないが、
とりあえず、まだそれほど面白いとは
思えなかった。
2012年11月25日に日本でレビュー済み
動物が、殺し合い、食い合い、弱い物が死んでいく・・野生の掟そのままの姿で生きる星に、人間の赤ちゃんが捨てられ、動物たちに育てられる事になります。この星には人の社会と文明はありません。
ディズニーなどの、よくある動物擬人化系のマンガと違うのは、「異種の動物間では話が通じない」ということです。主人公はオオヤマネコとタヌキ達を家族にして育ちますが、オオヤマネコとタヌキの間で話は出来ません。
ところが主人公だけは「全ての動物と話が出来る」特殊な力を持っていて、動物間の意思疎通を仲立ちできます。しかし、どんな動物よりも貧弱で何の力もありません。序盤では何の力も持たない主人公の「言葉」という力は、話が進んでくるにつれて世界を変える力となっていきます。この主人公の「全ての動物と話が出来る力」は、童話的なファンタジーではなく、大いなる秘密が隠されています。
***
ガッシュで有名な作者氏ですが、私はそちらの作品では「ノリが良いマンガを書く作家さん」程度の評価だったのですが、その後の短編や短期集中連載などの作品をいくつか読むうちに評価が上がり、いまでは、異才や奇才と言っていい希有な才能の作家さんだと思っています。
たいていの作家が経験を積むうちに、若いうちに持っていたメッセージ性やキャラクター表現がパターン化し、それと反比例するように、理屈や話の複雑さに走ってしまうのに対し、雷句誠氏は「うれしい」「哀しい」といった感情表現をストレートに表現する方向に、絵も話も特化していったのが特徴だと思います。
特に絵は、デッサンや正確さよりも、表情 迫力 臨場感 などの「イメージ」が軸になっているのが雷句氏の特徴でしょう。
嬉しそうな絵を描く時は、人体の構造など無視しても本当に嬉しそうなポーズを、大きな敵がでた時は、正確な縮尺よりも本当に巨大さに驚くような構図を画面にたたきつける。そういう「情動を動かすイメージ」を絵に出来る作家さんだと思います。
ディズニーなどの、よくある動物擬人化系のマンガと違うのは、「異種の動物間では話が通じない」ということです。主人公はオオヤマネコとタヌキ達を家族にして育ちますが、オオヤマネコとタヌキの間で話は出来ません。
ところが主人公だけは「全ての動物と話が出来る」特殊な力を持っていて、動物間の意思疎通を仲立ちできます。しかし、どんな動物よりも貧弱で何の力もありません。序盤では何の力も持たない主人公の「言葉」という力は、話が進んでくるにつれて世界を変える力となっていきます。この主人公の「全ての動物と話が出来る力」は、童話的なファンタジーではなく、大いなる秘密が隠されています。
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ガッシュで有名な作者氏ですが、私はそちらの作品では「ノリが良いマンガを書く作家さん」程度の評価だったのですが、その後の短編や短期集中連載などの作品をいくつか読むうちに評価が上がり、いまでは、異才や奇才と言っていい希有な才能の作家さんだと思っています。
たいていの作家が経験を積むうちに、若いうちに持っていたメッセージ性やキャラクター表現がパターン化し、それと反比例するように、理屈や話の複雑さに走ってしまうのに対し、雷句誠氏は「うれしい」「哀しい」といった感情表現をストレートに表現する方向に、絵も話も特化していったのが特徴だと思います。
特に絵は、デッサンや正確さよりも、表情 迫力 臨場感 などの「イメージ」が軸になっているのが雷句氏の特徴でしょう。
嬉しそうな絵を描く時は、人体の構造など無視しても本当に嬉しそうなポーズを、大きな敵がでた時は、正確な縮尺よりも本当に巨大さに驚くような構図を画面にたたきつける。そういう「情動を動かすイメージ」を絵に出来る作家さんだと思います。