麻宮さんのファンからすればそんなこともないのだろうが、昔、月刊少年ジャンプを購読していた身からすると「快傑蒸気探偵団」という文字列を本屋の文庫コーナーでみつけたときは、懐かしさのあまりに涙しそうになったほど。それくらいガキの頃に読んでて好きだった漫画。なんでコミックスを持っていなかったのだろう。もちろん、即購入。
見直しているうちに当時の記憶が少しずつ思い出されていく。近代欧州の匂い漂う世界観と軽快な冒険活劇、そしてところどころにはさまれるちょっとエッチな展開は少年の心を掴むには充分すぎたわけである。何だかノスタルジーな気分。次の巻が出るのが待ち遠しいが、このノスタルジーな気分に暫く浸っていたいので、漫画喫茶等で読んでしまうのはやめておこう。
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