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発売元 本の倶楽舎
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コメント: 2000年、第1刷、帯なし、カバー上下部少イタミあり、小口・天地少ヤケあり、本文書込・線引・オレありません。
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しのびよる寄生虫 寄生虫博士の警告 (beyond the century) 単行本 – 2000/11/24

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

長年先頭にたって寄生虫駆除に力を注いできた著者が、海外で感染する懐かしい寄生虫、グルメブームが引き起こす新しい寄生虫など、命にかかわる寄生虫感染の現状をエピソードとともに語る。
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商品の説明

商品説明

かつて隆盛を極めた寄生虫病も衛生環境の整備と共にその姿を消したかに見えた。だが、近年の流通機構の発達や食習慣の変化、ペットブーム、自然食志向といった状況と共に、寄生虫病がまた社会に蔓延し始めている。その経路はさまざまで、コンタクトレンズをつけるときでさえ危険にさらされる可能性があるという。
本書は戦後の寄生虫病最盛期から駆除対策に熱心に取り組んできた著名な寄生虫博士、鈴木了司が執筆を担当。著者の経験や研究成果をもとに、日本でいま問題になっている寄生虫たちを紹介してくれる。
AIDSの蔓延と共に注目を集めたクリプトスポリジウムが登場する「新興寄生虫編」をはじめ、海外旅行者数の増加と共に再び姿を現したマラリアなどの「再興編」、白いヒモの形状で有名なサナダムシなどの「存続編」、衛生面の向上と共に激減した土壌媒介寄生虫を扱った「減少編」と、テーマごとに章立ててそれぞれ寄生虫が引き起こす症状、予防・対処方法等について述べている。
しかし、本書が他の医学専門書と一線を画すのは、我々人類が寄生虫とどのように戦い、また共存してきたかをエッセイと専門書の中間のスタンスでユニークに記している点だ。本書は寄生虫の生態についての本であると同時に人間の文化の記録でもあるのだ。
バラエティー豊かな寄生虫たちが人類へ反撃ののろしを上げていると主張する本書は、現在社会のシステムに対して新たな一面から警鐘を打ち鳴らしている。(佐藤敏正)

内容(「MARC」データベースより)

海外旅行、グルメブーム、ペットブーム、そのかげで喜ぶパラサイトたち…。現在の日本国内に限って問題になっている新しい寄生虫病を紹介するとともに、再び増えた、あるいは依然として残っている寄生虫病の現象を解説する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2000/11/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/11/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 232ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087812103
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087812107
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

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鈴木 了司
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
寄生虫の第一人者による寄生虫紹介。
短いセンテンスでエッセイ風に楽しく読める。
一通りの寄生虫は網羅されており、著者の経験、体験なども織り交ぜて読ませます。