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人生とは勇気 児玉清からあなたへラストメッセージ 単行本 – 2012/10/26
児玉 清
(著)
ジェントルマンの魂にふれる言葉の花束
人生と仕事について胸のうちを語った未発表インタビュー。飾らない言葉が心を打つ。最後となった連載エッセイも収録。この世界を見つめる著者の透徹した視線に改めて驚く、珠玉のメッセージ集。
人生と仕事について胸のうちを語った未発表インタビュー。飾らない言葉が心を打つ。最後となった連載エッセイも収録。この世界を見つめる著者の透徹した視線に改めて驚く、珠玉のメッセージ集。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/10/26
- ISBN-104087815099
- ISBN-13978-4087815092
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2012/10/26)
- 発売日 : 2012/10/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4087815099
- ISBN-13 : 978-4087815092
- Amazon 売れ筋ランキング: - 658,942位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19,355位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対応も良く、品質も最高で、きちんとお届け期間内に購入商品が届き、早速愛読させて頂いた。
2014年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
児玉清さんの、『負けるのは美しく』を初めて読んだときは、私の一番苦しい時でした。
その中には、彼の辛い体験があり忸怩たる思いがあったことなど書かれていました。
またこの本の中にも、疎開先での虐め・お母様の死・駆出しの俳優時代の中傷・お嬢さんの死
など、様々な経験を超えて一人の人間として、決して言い訳をせずいつも前を向いて生きて
いらしたこと。
京都のホテルで資格を取るため滞在していたとき、地元のサッカーチームの負けが続いていました。
「負けるのであれば応援しない」のメッセージに、私は「誰でも負けようと思って戦ってはいないと思います」
とのコメントを送りました。
その時の私こそ、辛くって泣いて帰りたかった。応援が一番欲しかったのはこの私だったのです。
最終的に、学友に恵まれ教授にも恵まれ終了することができました。感謝で泣いてしまいました。
採用試験には受かりませんでしたが、「負けるのは美しく」。
児玉さんが「負けた時こそ、正面玄関から堂々と帰ってきなさい」と言って背中を押してくれてるような気がしました。
また、この本のテーマである「心さえ大切にしっかり自分で支えていれば、人生に怖いものは何にもない」の言葉に
強く支えられています。
クイズ番組の司会でのこと(飴を配ったり)NHKのブックレビューでのことなど興味深く(流れをどこにもっていくのか悩んだり)、チャーミングなお人柄も垣間見えます。
ご子息の素直な飾らない「あとがき」と中江さんの解説文には、清々しく生き抜いた人、皆さんに愛された人として
心にいつまでも残る人、感謝の心とそしてご冥福をお祈りいたします。
その中には、彼の辛い体験があり忸怩たる思いがあったことなど書かれていました。
またこの本の中にも、疎開先での虐め・お母様の死・駆出しの俳優時代の中傷・お嬢さんの死
など、様々な経験を超えて一人の人間として、決して言い訳をせずいつも前を向いて生きて
いらしたこと。
京都のホテルで資格を取るため滞在していたとき、地元のサッカーチームの負けが続いていました。
「負けるのであれば応援しない」のメッセージに、私は「誰でも負けようと思って戦ってはいないと思います」
とのコメントを送りました。
その時の私こそ、辛くって泣いて帰りたかった。応援が一番欲しかったのはこの私だったのです。
最終的に、学友に恵まれ教授にも恵まれ終了することができました。感謝で泣いてしまいました。
採用試験には受かりませんでしたが、「負けるのは美しく」。
児玉さんが「負けた時こそ、正面玄関から堂々と帰ってきなさい」と言って背中を押してくれてるような気がしました。
また、この本のテーマである「心さえ大切にしっかり自分で支えていれば、人生に怖いものは何にもない」の言葉に
強く支えられています。
クイズ番組の司会でのこと(飴を配ったり)NHKのブックレビューでのことなど興味深く(流れをどこにもっていくのか悩んだり)、チャーミングなお人柄も垣間見えます。
ご子息の素直な飾らない「あとがき」と中江さんの解説文には、清々しく生き抜いた人、皆さんに愛された人として
心にいつまでも残る人、感謝の心とそしてご冥福をお祈りいたします。
2012年11月11日に日本でレビュー済み
まっすぐで飾らない人柄、誠実で照れ屋、曲がったことが嫌いで、少年の心、青年のような心を持ち続けた方だったのだな・・と改めて故・児玉清さんの魅力に気づかされた書でした。
一部は初出のものではありませんが、語り口も平易で、インタビューをもとにしている部分が多いため、読みやすい本だと思います。
今の日本を憂う言葉、人生にとって大切なもの、少年時代、映画界入りした新人時代に受けた辛い『いじめ』の体験から得たもの、それらを乗り越えられた理由、淡い初恋の人との思い出、映画『肉体の悪魔』とヒロインを演じた女優への思い、大学時代に出会った運命の女性のエピソードなど・・・どのお話も心の琴線に触れました。
何事にも器用で言葉巧みな男性よりも、直情で生真面目、正直で不器用で純粋な気持ちを抱く男性に、私は心惹かれます。
年齢を重ねても、どこか少年のような純粋な部分をもった男性は、魅力的な人ではないでしょうか?
晩年、同窓会に出席した児玉さんの感想も、すごくユニークでした。
長年司会を務めたクイズ番組、『週刊ブックレビュー』にまつわるお話もあります。
痛切だったのは、お嬢さんを亡くした悲しみに触れた箇所。
ダンディーな俳優というイメージだけではない、違う側面が窺われる書でした。
あとがきは、児玉清さんのご子息によるもの。
一部は初出のものではありませんが、語り口も平易で、インタビューをもとにしている部分が多いため、読みやすい本だと思います。
今の日本を憂う言葉、人生にとって大切なもの、少年時代、映画界入りした新人時代に受けた辛い『いじめ』の体験から得たもの、それらを乗り越えられた理由、淡い初恋の人との思い出、映画『肉体の悪魔』とヒロインを演じた女優への思い、大学時代に出会った運命の女性のエピソードなど・・・どのお話も心の琴線に触れました。
何事にも器用で言葉巧みな男性よりも、直情で生真面目、正直で不器用で純粋な気持ちを抱く男性に、私は心惹かれます。
年齢を重ねても、どこか少年のような純粋な部分をもった男性は、魅力的な人ではないでしょうか?
晩年、同窓会に出席した児玉さんの感想も、すごくユニークでした。
長年司会を務めたクイズ番組、『週刊ブックレビュー』にまつわるお話もあります。
痛切だったのは、お嬢さんを亡くした悲しみに触れた箇所。
ダンディーな俳優というイメージだけではない、違う側面が窺われる書でした。
あとがきは、児玉清さんのご子息によるもの。
2015年1月8日に日本でレビュー済み
昔、読んだ本のメモを整理していると忘れていた文章に出会います。
今年は、人生とは勇気を実践したいと思います。
BS週刊ブックレビューは好きな番組でした。故人のご冥福をお祈りします。
以下は、2013年08月23日 00:07のメモです。
タイの友人へのおみあげにと、ブックオフによって、買ってみました。
いい言葉がありました。
「知っている」ことに意味はない。
人間にとってはその先の知恵が大事。
そして知識は、知恵の底辺になるものです。
クイズは人生と同じ。
そのときボタンを押せるか押せないか。
人生とは勇気、と、毎回思う。
今年は、人生とは勇気を実践したいと思います。
BS週刊ブックレビューは好きな番組でした。故人のご冥福をお祈りします。
以下は、2013年08月23日 00:07のメモです。
タイの友人へのおみあげにと、ブックオフによって、買ってみました。
いい言葉がありました。
「知っている」ことに意味はない。
人間にとってはその先の知恵が大事。
そして知識は、知恵の底辺になるものです。
クイズは人生と同じ。
そのときボタンを押せるか押せないか。
人生とは勇気、と、毎回思う。
2013年6月13日に日本でレビュー済み
人生について、仕事について、そして大好きな本について・・・。人としての生き方を熱く語る、
児玉清さんの最後のメッセージ。
真面目で礼儀正しい雰囲気。普段テレビから受ける児玉清さんの印象はこんな感じだった。けれど、
実際はとても情熱的な人だったのではないだろうか。この作品を読んでそう感じた。何事にも前向きに、
ただひたすらがんばる。たとえ周囲が「無理なのでは?」と思っても、引き受けやり遂げてしまう。
俳優として、夫として、父として、彼は何事にもひたむきだった。そして、本への情熱・・・。
それは、この作品ばかりでなく、どの作品からも強く感じる。本当に本が好きだったのだ。もっともっと
長生きして、いろいろな本を読んでもらいたかった。病に斃れたことが残念でならない。児玉清最後の
作品であろうこの本を、いつまでも手元に置きたいと思う。あらためて、児玉清さんの冥福を祈りたい。
児玉清さんの最後のメッセージ。
真面目で礼儀正しい雰囲気。普段テレビから受ける児玉清さんの印象はこんな感じだった。けれど、
実際はとても情熱的な人だったのではないだろうか。この作品を読んでそう感じた。何事にも前向きに、
ただひたすらがんばる。たとえ周囲が「無理なのでは?」と思っても、引き受けやり遂げてしまう。
俳優として、夫として、父として、彼は何事にもひたむきだった。そして、本への情熱・・・。
それは、この作品ばかりでなく、どの作品からも強く感じる。本当に本が好きだったのだ。もっともっと
長生きして、いろいろな本を読んでもらいたかった。病に斃れたことが残念でならない。児玉清最後の
作品であろうこの本を、いつまでも手元に置きたいと思う。あらためて、児玉清さんの冥福を祈りたい。
2014年11月14日に日本でレビュー済み
児玉清からのラストメッセージ、この一言で本書を手にとりました。
まさに本を愛する直向きなところ、真面目で、誠実で、とても頑固な児玉さんに会えました。
最高の司会者であり、批評家であり、思想家であり、役者であり、そして最高の読者家でありました。
今改めで、安らかに、天国で御嬢さんと再会していること、間違いなしと思います。
児玉さんの存在は、比類なき存在ですね。
まさに本を愛する直向きなところ、真面目で、誠実で、とても頑固な児玉さんに会えました。
最高の司会者であり、批評家であり、思想家であり、役者であり、そして最高の読者家でありました。
今改めで、安らかに、天国で御嬢さんと再会していること、間違いなしと思います。
児玉さんの存在は、比類なき存在ですね。
2014年11月2日に日本でレビュー済み
穏やかに微笑む表紙の児玉清さんを見ると、未だに亡くなられたという現実が受け入れ難く、同時に深い喪失感が心を覆います。
第1部のインタビューでは人気番組の司会について興味深い話が語られ、番組を通した現状の日本の問題点も指摘します。実直で飾らない児玉さんの生き方が司会業にも反映されているのがよくわかります。知っていることに意味はない、その先の知恵が人間にとって大事である、という心に響く言葉も満載です。
第2部の祈りをテーマにしたエッセイでは、祈ることで心が救われたという生涯のエピソードが書かれています。
最も印象的なのは、疎開先でいじめられ訪ねてきた母にも打ち明けることができず早朝に母が帰る場面です。明け方の空にぽっかり浮かぶ月が悲しみの児玉少年を照らします。・・月は誰にも言えない僕の気持ちを静かに汲み取ってくれるかのようだった。この日から月は僕にとって特別なものになった。・・情景が目に浮かんでくるような描写が心に残ります。
最愛の娘さんを若くして亡くした児玉さんは永遠の悲しみに苦悩します。人は誰でも最愛の人との別れのときがやってくる、さよならだけが人生だ、という達観された思いを吐露しますが、悲しみが癒えるときは到来することがなかったでしょう。
今はただ天国で娘さんと出会い、好きな読書を楽しんでおられる児玉さんを想像し、お祈りするだけです。
文庫版ラストの中江有里さんのお手紙も涙を誘います。
第1部のインタビューでは人気番組の司会について興味深い話が語られ、番組を通した現状の日本の問題点も指摘します。実直で飾らない児玉さんの生き方が司会業にも反映されているのがよくわかります。知っていることに意味はない、その先の知恵が人間にとって大事である、という心に響く言葉も満載です。
第2部の祈りをテーマにしたエッセイでは、祈ることで心が救われたという生涯のエピソードが書かれています。
最も印象的なのは、疎開先でいじめられ訪ねてきた母にも打ち明けることができず早朝に母が帰る場面です。明け方の空にぽっかり浮かぶ月が悲しみの児玉少年を照らします。・・月は誰にも言えない僕の気持ちを静かに汲み取ってくれるかのようだった。この日から月は僕にとって特別なものになった。・・情景が目に浮かんでくるような描写が心に残ります。
最愛の娘さんを若くして亡くした児玉さんは永遠の悲しみに苦悩します。人は誰でも最愛の人との別れのときがやってくる、さよならだけが人生だ、という達観された思いを吐露しますが、悲しみが癒えるときは到来することがなかったでしょう。
今はただ天国で娘さんと出会い、好きな読書を楽しんでおられる児玉さんを想像し、お祈りするだけです。
文庫版ラストの中江有里さんのお手紙も涙を誘います。
2015年1月9日に日本でレビュー済み
手を抜かずに生きるのが大切なんだと感じる。
あの声で語ってくれている気がして
素直に聞き入ってしまう本だ。
まるで死んだ父親の言葉を聞いているみたい。
父親も児玉さんも、まだ生きているような気がして仕方ないのだけど。
あの声で語ってくれている気がして
素直に聞き入ってしまう本だ。
まるで死んだ父親の言葉を聞いているみたい。
父親も児玉さんも、まだ生きているような気がして仕方ないのだけど。