この作品は単なる現代の萌え系作品の一つとしてカウント、認識している人も
いるかもしれないが実はほかの作品と一線を画している部分が多い。
ハヤテの存在はラブコメの主人公としては規格外で異質だ。
某伊藤誠はマイナスの意味で異質だがこの主人公は有り得ない位プラスだ。
大体ラブコメの主人公というのはヒロインを際立たせるために控えめ、へたれ気味に描くが
この漫画はヒロインを食わんばかりに主人公のアピールをしている。
人気投票で実質2位というのも存在感の高さを証明しているだろう。
普通それをやると作品のバランスが崩れると思うのだがこの作品はまとまっている。
つまり、ハヤテはヒロイン並みに存在感や高感度が高いものの、
だからといって周りのヒロインたちもそれに負けることなく存在感を発している。
この冒険心とキャラ作りの巧さには読む度に感心する。
そしてもう一つ思うことは短編とシリーズを重ねるという方式でありながら
すべての話が繋がっているように思える。これは作者が影響を受けた某作品を
反映させたものと本人も言っているが、それによって話のスケールが大きく感じられる。
一本の芯が通っているようで見ていて気持ちがいい。
この「繋がってる感」こそがハヤテを読む醍醐味の一つであると思う。
アニメ化され注目された今だからこそこの作品の本質に迫って欲しい。
ところで今巻の内容としては下田編を完結させ、西沢さんのプレゼントの為ハヤテが
バイトする話、本誌でも話題を呼んだ「普通の話選手権」などが収められている。
このバイトの話も後の展開に繋がってくるし、普通の話〜では小説版の設定を
拾ってきたりとその業は生かされている。西沢さんにスポットがあたると特別な感じだ。
(アニメでは毎週出ているが・・。)私は西沢さん派。
というわけで全巻通して読むとますます面白いので既刊も読んで欲しい。
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ハヤテのごとく! (12) (少年サンデーコミックス) コミック – 2007/7/18
畑 健二郎
(著)
▼第1話/三千院ナギの小宇宙戦争(リトルスターウォーズ)~スターダストメモリー~▼第2話/“湯あたりたまご肌”と呼ばれたモモイがよ~▼第3話/さよなら人類(私だけ)▼第4話/ほしのこえ▼第5話/いつか…信じて▼第6話/スパ○ダーマンの日常は映画のように化け物と戦う事ではなく人命救助なように、執事の日常もこんなもの▼第7話/自分で買うのはイヤだけどもらうと一番嬉しいものはなんですか?見つけにくいものですか?▼第8話/そこに行けばどんなクッキーも作れるというよ。誰もみなお返ししたがるが遙かな待ち合わせ場所▼第9話/Butte-Fly▼第10話/未来世紀(秘)倶楽部▼第11話/それはギルの笛の音のように
●主な登場人物/綾崎ハヤテ(1億5000万円の借金を背負い、ナギに執事として仕える16歳。不幸さ加減なら誰にも負けない自信あり)、三千院ナギ(超お金持ち・三千院家の一人娘。13歳。ハヤテに愛の告白をされたと思い込む)
●あらすじ/下田温泉に落ちた隕石の超効能でナイスバディー化を狙うも、なんの変化もないばかりかハヤテに裸まで見られてしまい、屋敷に戻ってからも不機嫌絶好調のナギ。もしや落下したのは隕石ではなくUFOでは…と考えた彼女が、超科学アイテムで悩殺ボディーにしてくれる宇宙人が現れるのを星空に祈っていると…!?(第1話)
●本巻の特徴/宇宙人と出会ったナギが宇宙船に乗り込み、あわや地球とさようなら…? ナギと亡き母・紫子の思い出などが描かれる、アニメ化で人気ますます爆走中の第12巻!!
●その他の登場人物/マリア(三千院家のメイド。美人で面倒見のいい17歳)、タマ(三千院家のペット。人語を話すトラ)、桂ヒナギク(白皇学院の生徒会長。才色兼備)、桂雪路(ヒナギクの姉。白皇学院の教師だが、かなりのダメ大人)、西沢歩(ハヤテの元同級生。特徴がないのが特徴な娘)、橘ワタル(橘グループの御曹司で、一応ナギの許嫁。13歳)、貴嶋サキ(橘家のメイド。うっかり屋)、鷺ノ宮伊澄(ナギの親友。世間知らずの天然お嬢様)、愛沢咲夜(ナギの親戚で幼なじみ。お笑いに厳しい13歳)
●主な登場人物/綾崎ハヤテ(1億5000万円の借金を背負い、ナギに執事として仕える16歳。不幸さ加減なら誰にも負けない自信あり)、三千院ナギ(超お金持ち・三千院家の一人娘。13歳。ハヤテに愛の告白をされたと思い込む)
●あらすじ/下田温泉に落ちた隕石の超効能でナイスバディー化を狙うも、なんの変化もないばかりかハヤテに裸まで見られてしまい、屋敷に戻ってからも不機嫌絶好調のナギ。もしや落下したのは隕石ではなくUFOでは…と考えた彼女が、超科学アイテムで悩殺ボディーにしてくれる宇宙人が現れるのを星空に祈っていると…!?(第1話)
●本巻の特徴/宇宙人と出会ったナギが宇宙船に乗り込み、あわや地球とさようなら…? ナギと亡き母・紫子の思い出などが描かれる、アニメ化で人気ますます爆走中の第12巻!!
●その他の登場人物/マリア(三千院家のメイド。美人で面倒見のいい17歳)、タマ(三千院家のペット。人語を話すトラ)、桂ヒナギク(白皇学院の生徒会長。才色兼備)、桂雪路(ヒナギクの姉。白皇学院の教師だが、かなりのダメ大人)、西沢歩(ハヤテの元同級生。特徴がないのが特徴な娘)、橘ワタル(橘グループの御曹司で、一応ナギの許嫁。13歳)、貴嶋サキ(橘家のメイド。うっかり屋)、鷺ノ宮伊澄(ナギの親友。世間知らずの天然お嬢様)、愛沢咲夜(ナギの親戚で幼なじみ。お笑いに厳しい13歳)
- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/7/18
- ISBN-104091211577
- ISBN-13978-4091211576
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/7/18)
- 発売日 : 2007/7/18
- 言語 : 日本語
- コミック : 188ページ
- ISBN-10 : 4091211577
- ISBN-13 : 978-4091211576
- Amazon 売れ筋ランキング: - 460,316位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月20日に日本でレビュー済み
いや〜、相変わらず面白いです。あのギャグとドタコメぶりがうまく調和されてます。絵は変化していますが、いい感じです。 特に表情の描写がよく、和むといいますか。
しかし気になったのはナギの祖父の帝ですね。今回、三コマしか出ていませんが、これが後々この漫画を揺るがすことをしでかしそうです。二巻でナギが帝を評して言った『ド●クエで言うとゾ●マだな。』を思いだされました。 ますます帝に対する謎が深まりましたね。
あとやっぱりマリアさんの出番がもっと増えてほしいです。(個人的にも好きですし)
しかし気になったのはナギの祖父の帝ですね。今回、三コマしか出ていませんが、これが後々この漫画を揺るがすことをしでかしそうです。二巻でナギが帝を評して言った『ド●クエで言うとゾ●マだな。』を思いだされました。 ますます帝に対する謎が深まりましたね。
あとやっぱりマリアさんの出番がもっと増えてほしいです。(個人的にも好きですし)
2007年7月18日に日本でレビュー済み
今回も面白い!
魅力的なキャラ、嫌らしくない絵、他のラブコメみたいに『いるだけ』じゃないサブヒロイン、そして思わず笑ってしまうネタ・・・いままでの巻の良いところは今回も健在!
オマケも多いので週間少年サンデーでこの作品を見た人も楽しめる!
アニメやゲームネタなどが多くて分かりづらいところもあるけど、それでも面白い!
今回もおススメ!!!!!
追伸:ちなみに初版で買うと『ハヤテ名作劇場』という漫画が付いてくる(その分若干値段が高くなりますが・・・)ので買うなら早めの方がいいと思います。
魅力的なキャラ、嫌らしくない絵、他のラブコメみたいに『いるだけ』じゃないサブヒロイン、そして思わず笑ってしまうネタ・・・いままでの巻の良いところは今回も健在!
オマケも多いので週間少年サンデーでこの作品を見た人も楽しめる!
アニメやゲームネタなどが多くて分かりづらいところもあるけど、それでも面白い!
今回もおススメ!!!!!
追伸:ちなみに初版で買うと『ハヤテ名作劇場』という漫画が付いてくる(その分若干値段が高くなりますが・・・)ので買うなら早めの方がいいと思います。
2009年11月13日に日本でレビュー済み
紫子(ナギの母)の墓参りのナギ、思惑含みで伊豆にやってきた一行。母とは旅行の約束でケンカしたまま死に別れた過去をもつナギだが、ハヤテとも伊澄との仲を誤解したまま宇宙船に連れて行かれてしまう。ナギは母の時と同様に、ハヤテとケンカしたまま、別れ離れになってしまうのかと覚悟しかけたが、ハヤテを思う強い気持ちが母(=ハヤテ:ナギは姿を重ねている)に通じて、ハヤテと感動の再会をとげる。
2008年7月7日に日本でレビュー済み
やっぱメッチャハヤテのごとく!面白いです!
それに最初のころの色の薄いカラー絵よりも今の
濃ゆくてはっきりしたカラーが私はいいと思います。
12巻になって絵もまとまってきてグ〜☆です!
それに最初のころの色の薄いカラー絵よりも今の
濃ゆくてはっきりしたカラーが私はいいと思います。
12巻になって絵もまとまってきてグ〜☆です!
2008年1月15日に日本でレビュー済み
151ページと154ページの事です。何か、今(原稿執筆時)を楽しく、あるいは必死にやるあまり、未来(単行本)の事をないがしろにしている気がします。
それはそれとして、今巻では、第2部の終わり(第5話)と第3部の始まり(第6話)を感じます。
11巻で初穂が、ハヤテは紫子に似てると言っていましたが、どちらかと言うとマリアに似ていると思います。そして80ページ、紫子の肖像画(写真かな?)を見ている帝…もしかして、マリアって紫子の
ク○○○とかなのでは?
伏せ字にしてあるのは、そうなって欲しくないという希望です。
第6話、咲夜のハヤテに対する呼び方が、いつの間にか「借金執事」から「ハヤテ」と名前で呼ぶようになっています。
ホントいつの間に。
第11話、ハヤテの父親はハヤテを「綾崎家の次男」
と言っています。
という事はもちろん長男もいますよね。まさか長男は○め○○なのでは?
伏せ字にしてあるのはやはりそうなって欲しくないという希望です。
それはそれとして、今巻では、第2部の終わり(第5話)と第3部の始まり(第6話)を感じます。
11巻で初穂が、ハヤテは紫子に似てると言っていましたが、どちらかと言うとマリアに似ていると思います。そして80ページ、紫子の肖像画(写真かな?)を見ている帝…もしかして、マリアって紫子の
ク○○○とかなのでは?
伏せ字にしてあるのは、そうなって欲しくないという希望です。
第6話、咲夜のハヤテに対する呼び方が、いつの間にか「借金執事」から「ハヤテ」と名前で呼ぶようになっています。
ホントいつの間に。
第11話、ハヤテの父親はハヤテを「綾崎家の次男」
と言っています。
という事はもちろん長男もいますよね。まさか長男は○め○○なのでは?
伏せ字にしてあるのはやはりそうなって欲しくないという希望です。
2007年7月18日に日本でレビュー済み
アニメ化され、その出来を微妙に感じている中で今巻を読んでみたら、やっぱり漫画の方が面白いなと。
そんな想いを込めて星を甘めにしてあります。
前巻不発気味だったギャグも、多少はキレを取り戻しているように思いました。
やっぱり長編はお笑いとストーリーを両立させるのが難しいのかもしれん。
巻末で「しばらく1話完結の話をやりたい」と言っていたので、次巻はもっと期待してます。
そんな想いを込めて星を甘めにしてあります。
前巻不発気味だったギャグも、多少はキレを取り戻しているように思いました。
やっぱり長編はお笑いとストーリーを両立させるのが難しいのかもしれん。
巻末で「しばらく1話完結の話をやりたい」と言っていたので、次巻はもっと期待してます。
2007年7月20日に日本でレビュー済み
温泉の話から始まるのですが一つ一つが面白いです!
とにかく伝説のカキの木やUFOなど現実には無い部分にも面白さがあります。
咲夜さんのつっこみも良い!
また3角関係の部分も注目です。今後の恋の行方はどうなるのかも気になるところですw
見てて笑えてくるのでおすすめです!
とにかく伝説のカキの木やUFOなど現実には無い部分にも面白さがあります。
咲夜さんのつっこみも良い!
また3角関係の部分も注目です。今後の恋の行方はどうなるのかも気になるところですw
見てて笑えてくるのでおすすめです!