元朝鮮総連に所属し、北朝鮮に留学までした著者が見聞きした事実が丹念に記載されています。朝鮮総連の日本での活動実態を知る上では一番の書。今話題の「なぜ、北朝鮮に日本マネーが流れ込むのか?」を知る良い機会になるはずです。
朝鮮総連と北朝鮮が密接につながっていることなんて誰も教えてくれずに育つ世代にはぜひ読んでもらいたい一冊でした。ただし、現状の北朝鮮の実態を表現するのに、日本の戦前の体制を引き合いに出している点が反日っぽいのが気になりました。

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朝鮮総連と収容所共和国 (小学館文庫 R り- 2-1) 文庫 – 1999/8/1
李 英和
(著)
人質ビジネス、替え玉入国、北で辛酸をなめ尽くした日本人帰国者、全国に溢れる収容所……。著者自身による朝鮮総連での活動、西側初の北朝鮮留学経験をもとにして綴られた衝撃の体験的告白ルポ。「赤い封建制国家」の戦慄的なカラクリがいま、明らかにされる。「本書が完全に陳腐化する日の早からんことを願ってやまない」と記す朝鮮人三世の若手経済学者による、テポドンの国・北朝鮮の来し方行く末を考えるための絶対必読書。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1999/8/1
- ISBN-104094034315
- ISBN-13978-4094034318
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商品の説明
出版社からのコメント
人質ビジネスなど、衝撃の国家のカラクリ。体験告発ルポ。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (1999/8/1)
- 発売日 : 1999/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 4094034315
- ISBN-13 : 978-4094034318
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,015,825位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 232位朝鮮半島のエリアスタディ
- - 4,833位小学館文庫
- - 6,563位政治入門
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トップレビュー
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2003年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年5月4日に日本でレビュー済み
在日朝鮮人であり、北朝鮮に留学経験のある大学教員の著者の書。
今回は日本における北朝鮮の支部ともいえる朝鮮総連について筆を振るっている。
雑誌初出が94年、大幅加筆した本書の出版が99年。
不審船騒動や金正日が拉致を認めたり、拉致被害者が帰国したりと北朝鮮を巡る情勢が大きく変わった数年のことを考えると「古い本」ともいえるだろう。
しかし、なんだろうか。現在の情勢はこの書に書かれている頃から本当に大きく変わったのであろうか。
帰国者問題、終わることのない仕送りの苦しみ、強制収容所、マスコミ・・・ほとんど変わっていないのではないだろうか。
変わったと言えることは日朝関係を始めとする国際政治の局面だけであった。金正日の独裁体制は変わらず、朝鮮総連の態度も変わっていない。
北朝鮮や朝鮮総連の変化への期待とそれへの働きかけは今後も続けていかなければならない。
今回は日本における北朝鮮の支部ともいえる朝鮮総連について筆を振るっている。
雑誌初出が94年、大幅加筆した本書の出版が99年。
不審船騒動や金正日が拉致を認めたり、拉致被害者が帰国したりと北朝鮮を巡る情勢が大きく変わった数年のことを考えると「古い本」ともいえるだろう。
しかし、なんだろうか。現在の情勢はこの書に書かれている頃から本当に大きく変わったのであろうか。
帰国者問題、終わることのない仕送りの苦しみ、強制収容所、マスコミ・・・ほとんど変わっていないのではないだろうか。
変わったと言えることは日朝関係を始めとする国際政治の局面だけであった。金正日の独裁体制は変わらず、朝鮮総連の態度も変わっていない。
北朝鮮や朝鮮総連の変化への期待とそれへの働きかけは今後も続けていかなければならない。