他の風太郎作品(忍法帖など)に比べてなにか足りない。
妖しまでの匂い立つようなエロティシズムであると思う。

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柳生十兵衛死す(上)(小学館文庫): 「時代・歴史」傑作シリーズ (上) (小学館文庫 R J- 7-1 時代・歴史傑作シリーズ) 文庫 – 1999/2/5
山田 風太郎
(著)
250年の時空を超えて飛び交う二人の柳生十兵衛!
茫々と薄墨に染まる木津川の河原に一人の男があおむけに倒れていた。「こんなことが! 我らの殿をかくも見事に斬るとは!」死者は天下無敵の剣豪・柳生十兵衛であった。が、開かぬはずの方の目がかっと見開いていた!室町と慶安を舞台に250年の時空を超えて飛び交う柳生十兵衛二人・満厳と三厳。剣の奥義と能を媒介とした壮絶無比の大幻魔伝。伝奇小説の大御所が放つ畢生の大傑作といえよう。
茫々と薄墨に染まる木津川の河原に一人の男があおむけに倒れていた。「こんなことが! 我らの殿をかくも見事に斬るとは!」死者は天下無敵の剣豪・柳生十兵衛であった。が、開かぬはずの方の目がかっと見開いていた!室町と慶安を舞台に250年の時空を超えて飛び交う柳生十兵衛二人・満厳と三厳。剣の奥義と能を媒介とした壮絶無比の大幻魔伝。伝奇小説の大御所が放つ畢生の大傑作といえよう。
- 本の長さ405ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日1999/2/5
- ISBN-104094035613
- ISBN-13978-4094035612
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商品の説明
出版社からのコメント
250年の時空を超えて飛び交う二人の柳生十兵衛!
著者について
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1922年、兵庫県生まれ。東京医科大学卒業。47年、「宝石」新人募集に応募した「達磨峠の事件」がデビュー作。48年「眼中の悪魔」で第2回探偵作家 クラブ賞短編賞を受賞。その後「甲賀忍法帖」を始めとした忍法帖シリーズなどを精力的に発表した。2000年、日本ミステリー文学大賞受賞。01年7月死 去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 八犬傳 下(新装版) (ISBN-13: 978-4331614044)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題名通りヒーロー柳生十兵衛の最後の戦いが描かれている。後期の作品なので忍法はあまり出てこない。(と言ってもいいと思う)SFで云うところのタイムトラベル物で十兵衛が時空を超えて豪剣を振るう。物語が進むにつれて、何でも有りになって行くのは本作でも健在。作者のノリツッコミ割合が増え(これが面白い)キャラクターが善悪軽重を問わず狂騒的になって行く。謡曲での会話、アクションシーンで、一休が太平記語りで伴奏するのが、下らなすぎてビックリ!というか異次元的な面白さ。上巻なので、タイムトラベルはまだ出てこない。あと慶安と室町の「講談、俗説知識」は有る方が、圧倒的に楽しい。
2017年10月6日に日本でレビュー済み
柳生十兵衛が世阿弥の子孫、金阿弥が室町時代の柳生十兵衛と世阿弥へと入れ替わり、室町と江戸で壮絶な死闘をする(レビューは上下合わせて)。
軽快な文章と豪快な柳生十兵衛のキャラクター、一瞬の真剣勝負、奇想天外な展開は今回も健在。ぐいぐい読ませてくれる引力がすごい。
天下の剣豪、柳生十兵衛ついに死す! ストーリーは彼は誰に切られたのかという謎解きでもある。そこに室町と江戸の大陰謀が関わってくる。剣というミクロな物語と時代というマクロな物語の混ざり方が絶妙。
山田風太郎の柳生三部作完結編。あれだけ魅力的なキャラクターを最後にはあっさり殺してしまうのだから、山田風太郎はすごい。
絶対面白い剣豪小説の最高傑作シリーズ。
軽快な文章と豪快な柳生十兵衛のキャラクター、一瞬の真剣勝負、奇想天外な展開は今回も健在。ぐいぐい読ませてくれる引力がすごい。
天下の剣豪、柳生十兵衛ついに死す! ストーリーは彼は誰に切られたのかという謎解きでもある。そこに室町と江戸の大陰謀が関わってくる。剣というミクロな物語と時代というマクロな物語の混ざり方が絶妙。
山田風太郎の柳生三部作完結編。あれだけ魅力的なキャラクターを最後にはあっさり殺してしまうのだから、山田風太郎はすごい。
絶対面白い剣豪小説の最高傑作シリーズ。