う〜ん、面白かった。
自分は男だからか、正直主人公が男じゃないと読む気がしないんですよね。
この本の裏表紙を見て、あれ?もしかして主人公女?と思いましたが、
一応男のタマが主人公のようです。
エピローグがまるで色をつけた映像のように頭の中で再生されました。
こういう終わり方はいいですね、頬が自然とゆるみました、続きを読みたくなります。
設定やら、キャラやら、舞台やら、かなりいい具合にひとつの作品としてまとまっています。
ただ近未来ということで人の生活、考えなどをどのようにしていくのか、作者の手腕が問われることになると思います。
最初タマの姿を見つけただけでユーキが攻撃を仕掛けてきたときには「おぉっ」と思いました。
あれを見て荒んだ厳しい世界だということが理解できましたからね。
この本が大きく大きく育ってほしいとおもい、レビューします。

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レヴィアタンの恋人 (ガガガ文庫 い 2-1) 文庫 – 2007/6/19
半世紀前の世界的ウイルス汚染により、人類の99パーセントが死滅した2077年の日本。コロニーと化した調布新町を守る「特進種」のひとり、久坂ユーキは二子玉川の鉄橋の上で異能の少年と刃を交える。彼は不死身の力をもつ特進種だった。青年を配下としたユーキは、物資採集のキャラバンに同道する。一方、姫路コロニーより遠征してきた鳥辺野ミゲル率いる鳥辺野大隊は、澁澤美歌子の命により、ユーキを探していた――。荒廃した東京で、幻想と退廃の戦記が幕を開ける! 犬村小六オリジナルデビュー作。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/6/19
- ISBN-104094510141
- ISBN-13978-4094510140
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/6/19)
- 発売日 : 2007/6/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4094510141
- ISBN-13 : 978-4094510140
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,154,700位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2010年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
飛空士への追憶、恋歌シリーズを読んでから興味を持ち手を出しましたが、他の作品とは毛色が違います。
牧歌的な雰囲気ではなく殺伐とした時代背景となっており、若干のエログロが含まれます。
作品内容としては舞台設定やキャラ設定などよく練られており、自分は現在刊行中の4巻まで読みましたが満足しています。
1巻単体で見た場合も同様にエログロに耐性がないとちょっとまずいと思うので星4つです。
前半は微妙かな?とも思いましたが後半の展開と最後のシーンについては文句なしです。
とりあえず興味がある方は1巻を手にとってみる事をオススメします。
牧歌的な雰囲気ではなく殺伐とした時代背景となっており、若干のエログロが含まれます。
作品内容としては舞台設定やキャラ設定などよく練られており、自分は現在刊行中の4巻まで読みましたが満足しています。
1巻単体で見た場合も同様にエログロに耐性がないとちょっとまずいと思うので星4つです。
前半は微妙かな?とも思いましたが後半の展開と最後のシーンについては文句なしです。
とりあえず興味がある方は1巻を手にとってみる事をオススメします。
2007年7月13日に日本でレビュー済み
ライトノベルにしてはなかなか読み応えのある練りこんだプロットと設定。文明が疫病で滅んだ後に生き残った人々が織り成す新たな戦国時代が描かれます。「マッド・マックス」の世界で異能を持つ主キャラ達による集団抗争が展開する感じですが、雰囲気的には「七人の侍」的な素朴なデスバトルを想わせます。
主人公の出自、ヒロインとの関係、文明が滅んだ原因等々色々と謎がありますが、バイオテクノロジーに関するSF要素や転生譚などを交え、よく動くプロットの中で読者の興味に対して丁寧なフォローが為されています。星4つくらいでもいいかと思いますが、力作であることと続編への期待で+1しておきます。
主人公の出自、ヒロインとの関係、文明が滅んだ原因等々色々と謎がありますが、バイオテクノロジーに関するSF要素や転生譚などを交え、よく動くプロットの中で読者の興味に対して丁寧なフォローが為されています。星4つくらいでもいいかと思いますが、力作であることと続編への期待で+1しておきます。
2008年1月22日に日本でレビュー済み
先ず、タイトル「レヴィアタンの恋人」について。
「レヴィアタン」と言う名前の団体は出てきますが、「恋人」の意味は不明。
まだ1巻しか読んでいないので分かりませんが、この辺りの説明or意味が2巻か3巻で出てくる事を願います。
(意味の無いタイトル付けならば非常に残念です。)
次に用語について。
詳しく書くとネタバレに繋がりますので控えますが、ラボでの研究時に出てくる用語の意味が難しいです。
意味在っての単語や専門用語なのですが、知識や興味の無い方にはスルー(読み飛ばし)されてしまう可能性が高い気がしました。
簡潔に、かつ分かり易く書いて下さればもっと読み易くなる…と、思います。
(こういう難しい話が好きな方には好まれるとは思いますが…。)
最後に戦闘描写について。
はっきり言って、細か過ぎる気がしました。
描写が細かい事で臨場感はリアルに感じる事が出来たのですが、読むのに疲れました。(苦笑)
又、戦闘描写中はキャラクターの台詞が少なく描写のみで戦闘が続く展開が多い為、読み手によっては好みが分かれる要因になると思います。
色々と書きましたが…
ストーリーや人間関係・舞台設定や話の繋ぎ方は非常に練られていて、とても良く出来た作品だと思います。
キャラクターイラストも美しく描かれていて、挿絵(特に巻頭カラー部分)目当てに買っても損はしない一品だと思います。
1巻の時点ではまだまだ謎の多く残された作品ですので、今後の展開に期待したいです。
期待を込めて、☆4つ。
「レヴィアタン」と言う名前の団体は出てきますが、「恋人」の意味は不明。
まだ1巻しか読んでいないので分かりませんが、この辺りの説明or意味が2巻か3巻で出てくる事を願います。
(意味の無いタイトル付けならば非常に残念です。)
次に用語について。
詳しく書くとネタバレに繋がりますので控えますが、ラボでの研究時に出てくる用語の意味が難しいです。
意味在っての単語や専門用語なのですが、知識や興味の無い方にはスルー(読み飛ばし)されてしまう可能性が高い気がしました。
簡潔に、かつ分かり易く書いて下さればもっと読み易くなる…と、思います。
(こういう難しい話が好きな方には好まれるとは思いますが…。)
最後に戦闘描写について。
はっきり言って、細か過ぎる気がしました。
描写が細かい事で臨場感はリアルに感じる事が出来たのですが、読むのに疲れました。(苦笑)
又、戦闘描写中はキャラクターの台詞が少なく描写のみで戦闘が続く展開が多い為、読み手によっては好みが分かれる要因になると思います。
色々と書きましたが…
ストーリーや人間関係・舞台設定や話の繋ぎ方は非常に練られていて、とても良く出来た作品だと思います。
キャラクターイラストも美しく描かれていて、挿絵(特に巻頭カラー部分)目当てに買っても損はしない一品だと思います。
1巻の時点ではまだまだ謎の多く残された作品ですので、今後の展開に期待したいです。
期待を込めて、☆4つ。