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立ち上がれ日本人 (新潮新書) 新書 – 2003/12/1
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日本は、いつまでアメリカの言いなりになり続けるのか。なぜ欧米の
価値観に振り回され、古きよき心と習慣を捨ててしまうのか。一体、
いつまで謝罪外交を続けるのか。そして、若者は何を目指せばいいの
か――。日本人には、先人の勤勉な血が流れている。現代日本に過去の
栄光を取り戻させるのは、強いリーダーと愛国心だ! マレーシアの
哲人宰相が辞任を期に贈る、叱咤激励のメッセージ。
(目次)
訳者まえがき
序 章 日本人よ誇りを持て
日本に学んだこと
日本人よ自信を取り戻せ
辞任にあたって伝えたいこと
第1章 ルック・イースト――日本への憧れ
アジアはいつも日本を仰いでいた
「自由貿易」という圧力
新たなる「植民地化」の危機
「日本株式会社」の素晴らしさ
アジアは欧米にあらず
今こそ強力なリーダーを
第2章 教育こそ国の柱
知識教育を怠るな
科学的思考の重要性
宗教教育と道徳
フリーターが国を滅ぼす
若者よ、愛国心を持て
家族の役割
第3章 中国に怯えるな
中国は脅威か
ASEANと日本の優位性
巨象を軍備に走らせるな
中国はチャンスだ
第4章 日本人こそイスラム世界を理解できる
誤解されたイスラム教
パレスチナ紛争は宗教対立ではない
テロは許せない
領土を拡張してきたヨーロッパ人
イラク戦争の誤り
ネオコンに対する危惧
日本人よ、盲従するなかれ
第5章 富める者の責任
真のグローバリゼーションとは
節度ある規制を
「地球税」が世界を救う
民主主義は絶対ではない
途上国の声に耳を傾けよ
自らの足で立ち、闘うということ
解 説 アジアの哲人宰相(加藤暁子)
マハティールの素顔/少年時代と植民地/親日家の横顔
マレーのジレンマ/強力なリーダーシップ/引き際の美学
教育と家族/アジアと世界の未来
価値観に振り回され、古きよき心と習慣を捨ててしまうのか。一体、
いつまで謝罪外交を続けるのか。そして、若者は何を目指せばいいの
か――。日本人には、先人の勤勉な血が流れている。現代日本に過去の
栄光を取り戻させるのは、強いリーダーと愛国心だ! マレーシアの
哲人宰相が辞任を期に贈る、叱咤激励のメッセージ。
(目次)
訳者まえがき
序 章 日本人よ誇りを持て
日本に学んだこと
日本人よ自信を取り戻せ
辞任にあたって伝えたいこと
第1章 ルック・イースト――日本への憧れ
アジアはいつも日本を仰いでいた
「自由貿易」という圧力
新たなる「植民地化」の危機
「日本株式会社」の素晴らしさ
アジアは欧米にあらず
今こそ強力なリーダーを
第2章 教育こそ国の柱
知識教育を怠るな
科学的思考の重要性
宗教教育と道徳
フリーターが国を滅ぼす
若者よ、愛国心を持て
家族の役割
第3章 中国に怯えるな
中国は脅威か
ASEANと日本の優位性
巨象を軍備に走らせるな
中国はチャンスだ
第4章 日本人こそイスラム世界を理解できる
誤解されたイスラム教
パレスチナ紛争は宗教対立ではない
テロは許せない
領土を拡張してきたヨーロッパ人
イラク戦争の誤り
ネオコンに対する危惧
日本人よ、盲従するなかれ
第5章 富める者の責任
真のグローバリゼーションとは
節度ある規制を
「地球税」が世界を救う
民主主義は絶対ではない
途上国の声に耳を傾けよ
自らの足で立ち、闘うということ
解 説 アジアの哲人宰相(加藤暁子)
マハティールの素顔/少年時代と植民地/親日家の横顔
マレーのジレンマ/強力なリーダーシップ/引き際の美学
教育と家族/アジアと世界の未来
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/12/1
- 寸法10.8 x 0.9 x 17.3 cm
- ISBN-104106100452
- ISBN-13978-4106100451
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商品の説明
著者について
1925年、マレーシア北部ケダ州生まれ。エドワード7世医科大学卒。在学中の1946年、統一マ
レー国民組織(UMNO)の発足に携わり政治活動を開始。1981年から2003年10月まで首相在
任。来日は50回を超え、日本を手本にしたルック・イースト政策で知られる親日派。
レー国民組織(UMNO)の発足に携わり政治活動を開始。1981年から2003年10月まで首相在
任。来日は50回を超え、日本を手本にしたルック・イースト政策で知られる親日派。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月21日に日本でレビュー済み
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アジアの政治家から日本の良さを教わる大切な座右の銘と成りました。
2022年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
首相自身が語った話より訳者の方が印象強いです。
右か左かナショナリズムかグローバリズムかと言った単純な二択ではなく国益のために合わせて選んでいくこと、他国のとりわけアメリカの言いなりではなく自国の考えをしっかり持って政治を行うことが大切であることが教訓として伝わってきました。
右か左かナショナリズムかグローバリズムかと言った単純な二択ではなく国益のために合わせて選んでいくこと、他国のとりわけアメリカの言いなりではなく自国の考えをしっかり持って政治を行うことが大切であることが教訓として伝わってきました。
2022年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本贔屓で知られるマハティール氏の日本論。2020年でも通用する指摘が数多くある。単に欧米にならうのではなく日本が自ら考えることの重要性など、この20年でよりはっきりした部分もあるだろう。逆に言えば日本はこの20年、同じ境遇から抜け出せていないということかもしれない。
気になるのは、マハティールの経歴について書かれた後半部分。やや持ち上げすぎの印象。当時、彼に対してあった厳しい批判への彼側からの反論ということだろうが、その批判を余り知らない読者からすれば、持ち上げすぎて逆に説得力を損なう結果になっているように思った。
気になるのは、マハティールの経歴について書かれた後半部分。やや持ち上げすぎの印象。当時、彼に対してあった厳しい批判への彼側からの反論ということだろうが、その批判を余り知らない読者からすれば、持ち上げすぎて逆に説得力を損なう結果になっているように思った。
2019年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マハティールさんは1998年アジア通貨危機の混乱を固定相場制という政治的賭けを打って収束した後、2002年に首相を辞任しました。
この本は口述筆記をもとに2003年に発刊されました。
マハティールさんは2018年前政権の不正行為を糾弾するため選挙に立ち、93歳の高齢ながら見事に首相に復帰されました。
16年経ってこの本をどう読むかは人ぞれぞれ勝手ですが、時間は逆戻り出来ません。
マハティールさんお得意の「内科医のやりかた」に沿えば、日本は手遅れですと診断するかもしれません。なぜなら人口減少という元の原因に有効な手を打てずに、「False Dawn(偽りの夜明け)」に終始しているからです。
日本の未来の資源を先食いして、”今は明るいが、この先長く暗い夜”にしてしまった政治家と取り巻きのエコノミストを責めても意味はないでしょう。政治は賭けと言うことを、マハティールさんこそ最も理解しているはずです。
ただし、戦後、平和憲法の下で日本がアジアに貢献して来たことの評価は、彼が言うように胸を張っていいと思います。
私はリタイア後マレーシアに住んでいるので、是非マハティールさんに聞いてみたい質問の答えのいくつかがが見つかりました。
人としてどうあるべきか?
>知識は教育を通して得られるものです。それも学校教育だけでなく、生涯を通じて勉強を続けることが必要です。私たちは日々学び、その知識を毎日活用していかなければならないのです。本を読み、経験を積み、人と話し、その話を注意深く聴く能力は、何にも増して大事なものです。そしてシンポジウムやセミナーに参加し、議論をすることで得た情報が知識となります。知識とは、情報を自らのものとして吸収することです。
グローバリゼーションとは?
>豊かな国々は、貧しい国々を助けることが重要です。マレーシア自身が、まさにそれを経験しています。日本をはじめとする豊かな国が私たちに投資し、富んだ市場を形成することで、私たちは豊かになりました。この経験を踏まえてマレーシアは、「隣人を富ます政策」を採用しています。
プミプトラ政策をどう思う?
>約30年にわたって進めてきたマレー人優遇政策でマレー人の企業家が育ち、カネを選挙民にばらまくことが日常化してしまっているのが現実だ。
日本人にアドバイスするとすれば?
>私は日本人は他国の人と接するとき、もっと打ち解けた方がいいと思う。正直言って、日本人が何か話しても、それが何を意味するか本当のところ確信がもてない。日本人が『イエス』と言っても、それは肯定を意味していない。これによって日本と他国の関係を難しくする。
マレーシアで生活する上で参考になります。
この本は口述筆記をもとに2003年に発刊されました。
マハティールさんは2018年前政権の不正行為を糾弾するため選挙に立ち、93歳の高齢ながら見事に首相に復帰されました。
16年経ってこの本をどう読むかは人ぞれぞれ勝手ですが、時間は逆戻り出来ません。
マハティールさんお得意の「内科医のやりかた」に沿えば、日本は手遅れですと診断するかもしれません。なぜなら人口減少という元の原因に有効な手を打てずに、「False Dawn(偽りの夜明け)」に終始しているからです。
日本の未来の資源を先食いして、”今は明るいが、この先長く暗い夜”にしてしまった政治家と取り巻きのエコノミストを責めても意味はないでしょう。政治は賭けと言うことを、マハティールさんこそ最も理解しているはずです。
ただし、戦後、平和憲法の下で日本がアジアに貢献して来たことの評価は、彼が言うように胸を張っていいと思います。
私はリタイア後マレーシアに住んでいるので、是非マハティールさんに聞いてみたい質問の答えのいくつかがが見つかりました。
人としてどうあるべきか?
>知識は教育を通して得られるものです。それも学校教育だけでなく、生涯を通じて勉強を続けることが必要です。私たちは日々学び、その知識を毎日活用していかなければならないのです。本を読み、経験を積み、人と話し、その話を注意深く聴く能力は、何にも増して大事なものです。そしてシンポジウムやセミナーに参加し、議論をすることで得た情報が知識となります。知識とは、情報を自らのものとして吸収することです。
グローバリゼーションとは?
>豊かな国々は、貧しい国々を助けることが重要です。マレーシア自身が、まさにそれを経験しています。日本をはじめとする豊かな国が私たちに投資し、富んだ市場を形成することで、私たちは豊かになりました。この経験を踏まえてマレーシアは、「隣人を富ます政策」を採用しています。
プミプトラ政策をどう思う?
>約30年にわたって進めてきたマレー人優遇政策でマレー人の企業家が育ち、カネを選挙民にばらまくことが日常化してしまっているのが現実だ。
日本人にアドバイスするとすれば?
>私は日本人は他国の人と接するとき、もっと打ち解けた方がいいと思う。正直言って、日本人が何か話しても、それが何を意味するか本当のところ確信がもてない。日本人が『イエス』と言っても、それは肯定を意味していない。これによって日本と他国の関係を難しくする。
マレーシアで生活する上で参考になります。
2021年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たまたまメールで見かけて購入しました。以前から親日派でもあるという事で興味がありました。古くて新しいアジアを感じました。お薦めかも・・・
2020年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人に何が足りないかを考えさせられる本だと思います。
これから大変な時代に向かって行かなければなりませんが、
民意を汲み、後悔のない進み方をして欲しいです。
これから大変な時代に向かって行かなければなりませんが、
民意を汲み、後悔のない進み方をして欲しいです。
2018年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
医師でもあるマハティール氏の思考は、非常に論理的で、ダメなものはダメとはっきり言い、実行する人のようです。
マハティール氏は、”歪んだイスラム教育”を教える私立学校への補助を中止したそうです。なぜ、日本ではできないのでしょうか?
『アジアは、欧米ではないのです。』と言っています。これは、日本人が世界標準として教え込まれたものは、実は”欧米標準”であって、世界基準ではなく、各国にそれぞれ基準・標準が存在し、それを敢えて”欧米標準”に変える必要はないという意味と思いました。
本書の中で、マハティール氏の中国・北朝鮮に関する見解は、ちょっと同意できませんでした。
氏は、『中国は歴史上、領土を拡大したことはありません。・・・いまさら、これまでのやり方を変えるとも思えません。』と述べていますが、さすがにこれは間違えであったように私は思います。ただし、本書が書かれたのは、2003年であり、当時、中華人民共和国主席は、胡錦濤氏であったためと思われます。
巻末に、約50ページほどの訳者による「解説」が付いています。マハティール氏の生い立ちなどを知ることができます。
固定相場制への切り替えの話は、なかなかです。
マハティール氏は、”歪んだイスラム教育”を教える私立学校への補助を中止したそうです。なぜ、日本ではできないのでしょうか?
『アジアは、欧米ではないのです。』と言っています。これは、日本人が世界標準として教え込まれたものは、実は”欧米標準”であって、世界基準ではなく、各国にそれぞれ基準・標準が存在し、それを敢えて”欧米標準”に変える必要はないという意味と思いました。
本書の中で、マハティール氏の中国・北朝鮮に関する見解は、ちょっと同意できませんでした。
氏は、『中国は歴史上、領土を拡大したことはありません。・・・いまさら、これまでのやり方を変えるとも思えません。』と述べていますが、さすがにこれは間違えであったように私は思います。ただし、本書が書かれたのは、2003年であり、当時、中華人民共和国主席は、胡錦濤氏であったためと思われます。
巻末に、約50ページほどの訳者による「解説」が付いています。マハティール氏の生い立ちなどを知ることができます。
固定相場制への切り替えの話は、なかなかです。
2018年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2003年にマハティールが22年間就任していたマレーシア首相の座を退いてすぐにこの書物は発行されている。彼の「Look East」政策を取り上げるまでも
なく、彼は日本人の持つ勤勉さ、我慢強さなどを高く評価し、日本の援助無くして自国の発展はなかったとまで日本への感謝の念を隠すことは
ない。その彼が、90年代から2003年ごろまでの弱体化した日本の経済と、混沌とした政治情勢、そして何よりも自虐的になり自信を失っている
日本人へのエールを送ったのがこの書物である。その後、15年が経ち、日本も政治経済ともにボトムアウトしているように思う。国際情勢も日進月歩の
如く大きく変わりつつある。この書物の中でマハティール氏が指摘したような、中国や北朝鮮は脅威でもなんでもないという分析は残念ながら正鵠を
打ったようには思えない。だが、欧米が押し付けていたグローバリズムは、彼ら自身の手で幕を下ろされつつあることは、マハティール氏が指摘している
「反グローバリズム」の一つの結論であるであろうし、どんな国でも短い政権が国家に寄与することは少ないという意味の指摘も当たっている。個々の
政策に対する評価への賛否はあるだろうが、安倍政権が6年続いていることで日本の少なくとも外交的ポジションは間違いなく上がった。「汚れていない
独裁者」が当時のアジアでは絶対的に必要であり、その典型がシンガポールのリー・カンユウーとこのマハティールであろう。特にマハティール氏は、是々非々を
はっきりと言う政治家として、その言葉は重く、日本人にも心に響くものがある。彼は一旦引退するも、90歳を超えて今年再び政権の座に就いた。
意気軒高なこの強かな老政治家は今の日本をどう評価しているのであろうか。
なく、彼は日本人の持つ勤勉さ、我慢強さなどを高く評価し、日本の援助無くして自国の発展はなかったとまで日本への感謝の念を隠すことは
ない。その彼が、90年代から2003年ごろまでの弱体化した日本の経済と、混沌とした政治情勢、そして何よりも自虐的になり自信を失っている
日本人へのエールを送ったのがこの書物である。その後、15年が経ち、日本も政治経済ともにボトムアウトしているように思う。国際情勢も日進月歩の
如く大きく変わりつつある。この書物の中でマハティール氏が指摘したような、中国や北朝鮮は脅威でもなんでもないという分析は残念ながら正鵠を
打ったようには思えない。だが、欧米が押し付けていたグローバリズムは、彼ら自身の手で幕を下ろされつつあることは、マハティール氏が指摘している
「反グローバリズム」の一つの結論であるであろうし、どんな国でも短い政権が国家に寄与することは少ないという意味の指摘も当たっている。個々の
政策に対する評価への賛否はあるだろうが、安倍政権が6年続いていることで日本の少なくとも外交的ポジションは間違いなく上がった。「汚れていない
独裁者」が当時のアジアでは絶対的に必要であり、その典型がシンガポールのリー・カンユウーとこのマハティールであろう。特にマハティール氏は、是々非々を
はっきりと言う政治家として、その言葉は重く、日本人にも心に響くものがある。彼は一旦引退するも、90歳を超えて今年再び政権の座に就いた。
意気軒高なこの強かな老政治家は今の日本をどう評価しているのであろうか。