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幕末の小笠原―欧米の捕鯨船で栄えた緑の島 (中公新書 1388) 新書 – 1997/10/1
田中 弘之
(著)
- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1997/10/1
- ISBN-104121013883
- ISBN-13978-4121013880
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小笠原列島が歴史に出てきた経緯及び関係する人々等とても面白くあっという間に読んでしまいました。格好の歴史書です。
2015年8月1日に日本でレビュー済み
小笠原諸島が日本の領土となったのは意外に新しく、幕末~明治初期のことである。しかし、その少し前からアメリカやイギリスからの入植者が住み着き、捕鯨船の基地にもなっていた。そうした状況下でどのような幕府/明治政府と在住者たち、諸外国の公使などとのあいだでどのような交渉がなされていったかが詳しく書かれている。
幕末ならではの特異な政治状況、アメリカとイギリスの駆け引きなどがあり、非常に特異な感じで外交が行われたようだ。それを丁寧に腑分けしてくれているのが嬉しい。
「不良外人」の追放をめぐっての日米の対決なども。
幕末ならではの特異な政治状況、アメリカとイギリスの駆け引きなどがあり、非常に特異な感じで外交が行われたようだ。それを丁寧に腑分けしてくれているのが嬉しい。
「不良外人」の追放をめぐっての日米の対決なども。
2006年12月11日に日本でレビュー済み
1937年生まれの歴史研究者が1997年に刊行した本。北太平洋の小島の集まりである小笠原諸島は、1670年に漂着した日本のミカン船によって、初めて公に日本でその存在が知られるようになった。当時そこは無人島であり、欧米人の往来もあったが、日本人による「先占」はケンペルによって欧州に紹介された。しかし、その後鎖国下の日本では、無人島は事実上放置され(蛮社の獄参照)、ここに関心を示したのは、むしろ中国との交易や捕鯨に従事する欧米人であった。19世紀には、ここは欧米船の寄港地として重視され、定住する者も登場する(それは同時に自然破壊の始まりでもあったのだが)。1830年にはハワイからセボリーら25名が父島に入植し、内部対立や海賊の略奪に悩まされながらも、島を開拓していった。やがてこれらの島々に関心を示したのがペリーであり、彼は日本を開国させる過程で小笠原諸島の米国領有を試み、またそこの詳細な開発計画を立てている。ペリーの本により、ようやく小笠原の重要性に気付いた江戸幕府は、英国と米国の対立を利用して、1862年に外国奉行水野忠徳、小花作之助、中浜万次郎らを咸臨丸で小笠原に派遣して、そこの領有を確認し、八丈島から入植者も送り込んだが、生麦事件を契機に日本人は一時撤退する。その後、不平等条約の下でのさまざまな苦労を経つつ、明治政府は1875年に、明治丸を小笠原に派遣し、統治を再興し、島民・諸外国もそれを認めた。以後、小笠原は国内・国際政治の波を受けつつ、地道に開拓されたが、大正期以降軍事拠点化され、太平洋戦争中から1968年まで米国の管轄下に置かれることになる。本書の議論の焦点は、一応小笠原諸島での入植者の生活と日本領化の過程にあるが、小笠原をめぐるさまざまな人脈や、人々のほほえましい言動の記録は、読み物としても面白い。
2005年1月3日に日本でレビュー済み
小笠原。鯨好きとしては一度は行ってみたい島。
鯨好きで無くとも、南の島として行ってみたい。
でも、小笠原の歴史については知りません。
意外な歴史です。
最初の入植者は何処の国の人?
今でこそ日本の領土ですが、歴史の流れによってはパスポートが
必要な島となっていた可能性も有ります。
江戸末期、明治、2次大戦の中で、いろいろな事があったのだと
いう事を認識させられました。
読みやすい本です。
鯨好きで無くとも、南の島として行ってみたい。
でも、小笠原の歴史については知りません。
意外な歴史です。
最初の入植者は何処の国の人?
今でこそ日本の領土ですが、歴史の流れによってはパスポートが
必要な島となっていた可能性も有ります。
江戸末期、明治、2次大戦の中で、いろいろな事があったのだと
いう事を認識させられました。
読みやすい本です。