私はBBC制作の『宇宙へ Space race』というドキュメンタりーにすごく感動して、もっと宇宙開発競争の時代のことを知りたくて読みました。
おそらく私と同じような流れでこの書物を気にかけている方も多いと思います。そういう人には本当にどんぴしゃだと思います。
内容はフォン・ブラウンとコロリョフの生き様についてです。専門的な知識がなくても読むことができます。
二人のリーダーシップと実績は圧倒的だと思いました。しかしそれよりも、二人の宇宙への渇望と宇宙開発の先見性はものすごいもので、この二人がいなければ絶対に未だに人類は月に到達していなかっただろうと感じました。そのくらい、本書で二人から滲み出るエネルギーが感じられました。
しかし、二人の科学者について追いつつ、競争が非常に短期間にめまぐるしく展開されるため、時系列がわかりにくいかもしれません。
加えて、有名なアポロ11や『アポロ13』といった非常に語りつくされている物語についてはカットされています。
ですのであらすじ程度の予備知識が必須で、前述のドキュメンタリーを見た人にはぴったりだと思います。
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月をめざした二人の科学者: アポロとスプートニクの軌跡 (中公新書 1566) 新書 – 2000/12/1
的川 泰宣
(著)
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- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2000/12/1
- ISBN-104121015665
- ISBN-13978-4121015662
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商品の説明
商品説明
人類が実現した最も壮大な夢、アポロ計画。月に人間を上陸させることは、冷戦期の米ソの威信をかけた闘いであり、莫大な金と人が注ぎ込まれた。あまり知られていないことだが、2大強国にはそれぞれ中心的な役割を果たした科学者がいた。アメリカのフォン・ブラウンとソ連のコロリョフである。2人のどちらかが欠けていても、米ソの宇宙開発はずいぶんと違うものになっていただろう。本書は、人類を月に送り込むという空前の開発レースを、幼いころからの夢を追い続けた「史上最強のライヴァル」の名勝負としてつづったノンフィクションである。
フォン・ブラウンもコロリョフも1930年代のロケットブームの影響を受けた世代だった。会ったことこそなかったが、運命の糸は劇的に交錯している。ドイツ生まれのフォン・ブラウンはV2ロケットの開発に携わり、その技術をアメリカで発展させる。歴史の転換点となったドイツ脱出劇は実にスリリングだ。一方、コロリョフはドイツから持ちかえったV2を徹底して研究し、初の人工衛星打ち上げと有人宇宙飛行を成功させた。コロリョフのチームには、かつてのフォン・ブラウンの同僚も参加している。
けっきょく、偉業を達成したのはフォン・ブラウンだけだったが、政治、軍事、技術的困難に決して屈することのなかった2人をめぐるドラマは、表舞台の宇宙開発同様、ダイナミックで魅力的である。著者は宇宙の専門家だが、とても読みやすく、エンターテイメント小説顔負けのおもしろさである。(齋藤聡海)
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2000/12/1)
- 発売日 : 2000/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 263ページ
- ISBN-10 : 4121015665
- ISBN-13 : 978-4121015662
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,265位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2015年1月14日に日本でレビュー済み
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息子(当時4才)が、「ロケットってどうやって飛ぶの?」という質問を受けたときに、ロケットや宇宙について書かれている本がないかを探しました。JAXAの的川先生が携わっている点と、ロケット開発の二大巨頭であるフォンブラウンとコロリョフについて書かれている点で、この本を選びました。
いつの間にか、私が宇宙関係の本や、講演会、グッズにまではまってしまっています。
アメリカとロシアのロケット開発の黎明期についても話としては傑作だと思います。
いつの間にか、私が宇宙関係の本や、講演会、グッズにまではまってしまっています。
アメリカとロシアのロケット開発の黎明期についても話としては傑作だと思います。
2019年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フォンブラウンのことは、以前より関心があり、詳しくしりたかったが、この作品で、コロリョフというソ連のロケット科学者を
初めて知った。
米露の宇宙開発の中心人物が、子供の頃からの宇宙への憧れを、
戦争中も持ち続け、実現することに奮闘することに、感動を覚えた。
この二人の遺産を、米露が協力して、火星有人宇宙船の実現に生かしてほしい。
初めて知った。
米露の宇宙開発の中心人物が、子供の頃からの宇宙への憧れを、
戦争中も持ち続け、実現することに奮闘することに、感動を覚えた。
この二人の遺産を、米露が協力して、火星有人宇宙船の実現に生かしてほしい。
2023年4月9日に日本でレビュー済み
的川泰宣「月をめざした二人の科学者」読了。アポロ月面着陸の技術確立の背景にあった米ソの宇宙開発競争。その両陣営の中心人物であったフォン・ブラウンとコロリョフが、国家の威信をかけた壮絶な開発争いの中で、子供の頃からの宇宙への夢を原動力に邁進する姿に大きな感銘を受けた。良書。
2011年9月25日に日本でレビュー済み
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米ソにいた二人の対極的なロケット科学者の人生を垣間見ることができる。
ロケットは人類の宇宙への夢の道具であるとともに兵器でもあった。
20世紀のロマンや懐かしさを振り返ることもできる。良書です。
ロケットは人類の宇宙への夢の道具であるとともに兵器でもあった。
20世紀のロマンや懐かしさを振り返ることもできる。良書です。
2019年2月21日に日本でレビュー済み
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立場や時代、情報公開度からそれなりの内容。
2014年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フォン・ブラウンとコロリョフの宇宙への熱意と開発計画が第二次大戦以前から当時の資料や写真で表現されていて、米ソ対立の中で着々と宇宙への思いが進展していることが分かって中々読み応えがあったと思う。