雪風は複座型の双発機
新版の表紙やアニメ等では戦闘機型決戦兵器みたいな機体になってしまっているが,初版当時の野田氏の解説の通り,おそらくF14がモデルと思われる。当時の私は固定翼化しベクタードノズルに改修したF14をイメージして本作を読んでいた。ハヤカワはどうしてあの野田氏の名解説を破棄した?
当時まだ若かった神林氏の一切手抜き無しの戦闘場面の描写が最高にイカス電脳トップガン?
ハインライン氏の「宇宙の戦士」冒頭の降下シーンに匹敵するカッコ良さ
いつの時代だろうが,どこの惑星を戦場にしようが,どんな異星人と戦おうがチャフとフレアよ!
こういうのは軍事技術の教養がある作家にしか書けないんだな
今の令和の視点から見れば単座型にした方が零と戦闘知性雪風の関係が際立つと思えるのだが
昭和という時代の限界か?
航法士が悲惨
恐竜に食べられたり零に食べられたり
本作の数年後より士郎氏の「攻殻機動隊」の連載が開始されるという時代性にシビれる。当時10代だった自分がリアルタイムでこの黄金時代を過ごせて本当に幸運だった。
まだAIやステルス技術が認知されていなかった時代故の多少の古くささはあるものの,むしろその古くさが新鮮で味があってイイ
今読んでも色褪せない,まぎれもないミリタリーSFの傑作だと断言できる作品だ。
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戦闘妖精・雪風〈改〉 (ハヤカワ文庫 JA カ 3-27) 文庫 – 2002/4/15
神林 長平
(著)
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- 本の長さ413ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2002/4/15
- ISBN-104150306923
- ISBN-13978-4150306922
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出版社より
戦闘妖精・雪風〈改〉 | グッドラック 戦闘妖精・雪風 | アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 | アグレッサーズ 戦闘妖精・雪風 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.6
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5つ星のうち4.6
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5つ星のうち4.8
822
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価格 | ¥814¥814 | ¥1,144¥1,144 | ¥924¥924 | ¥2,090¥2,090 |
『戦闘妖精・雪風』シリーズ | 地球への侵攻を開始した未知の異星体〈ジャム〉に反撃すべく、人類は惑星フェアリイに実戦組織FAFを派遣した。戦術戦闘電子偵察機・雪風とともに、孤独な戦いを続ける深井零の任務は、味方を犠牲にしてでも敵の情報を持ち帰るという非情なものだった――。日本SFの新時代を画したシリーズ第一作、改訂新版 | 戦術戦闘電子偵察機・雪風とパイロットの深井零は、未知の異星体ジャムとの熾烈な戦闘の日々をおくっていた。だが、とある作戦行動中に被弾した雪風は、零を機外へと射出、自己データを新型無人機へと転送する・・もはや人間は必要ないと判断したかのように。人間と機械の相克を極限まで追究したシリーズ第2作 | 地球のジャーナリスト、リン・ジャクスンに届いた手紙は、 ジャムと結託してFAFを支配したというロンバート大佐からの、人類に対する宣戦布告だった。 ついに開始されたジャムの総攻撃のなか、FAFと特殊戦、 そして深井零と雪風を待ち受けていたのは、 人間の認識、主観そのものが通用しない苛酷な現実だった。 『戦闘妖精・雪風〈改〉』『グッドラック』に続く、著者のライフワークたる傑作シリーズ、待望の第3作。 | ロンバート大佐を介在させたジャムは、対人類戦に勝利し、地球侵 入を果たした── それがFAF特殊戦の分析だった。機械知性らの 次の対ジャム戦略を練るために、クーリィ准将は特殊戦にアグレッ サー部隊を新設。雪風は地球連合軍の戦闘機との模擬戦に参加する |
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2002/4/15)
- 発売日 : 2002/4/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 413ページ
- ISBN-10 : 4150306923
- ISBN-13 : 978-4150306922
- Amazon 売れ筋ランキング: - 71,340位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作『狐と踊れ』で作家デビュー。
第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞(以上、早川書房刊)。1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月1日に日本でレビュー済み
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文庫初版からもうすぐ40周年、自分が初めて読んで神林ファンになってから35年が経ちました。
このたび電子版として携帯したくなり再購入、今読み返しても本当に面白いですね。
このたび電子版として携帯したくなり再購入、今読み返しても本当に面白いですね。
2023年10月2日に日本でレビュー済み
冬木糸一氏の書評を読んで興味をもった。
とにかく、航空機の描写はすさまじくリアリティがある。
マシンとしての航空機だけではなく、パイロットの所作や軍隊における運用のされ方など、フィクションなのかどうか、素人では全く判断できないような現実味がある。
SFとしては、反重力とか小型核融合炉とか都合のよいテクノロジーは登場せず、現在の科学技術の延長で描かれているし、AIがここまで身近になった現状もあって、いっそうリアリティを感じる。
この一作目ではまだ異星人(ジャム)についての描写はごく控えめで十分に展開はされておらず、航空機を描くネタ程度の扱い。
どうしてもレムの「ソラリス」を思い出すことになるが、次作以降でどう展開されるのか読むのが楽しみ。
不満があるとすると、本作で重要なテーマになっている「機械ではなく人間が戦う意味」については、登場人物がそこまでこだわる説得力が、いまひとつ欠ける気がした。
ジャムも機械狙い、こちらも機械で十分、となれば、「機械に戦わせよう」となるのが人間の感覚ではないかと思う。
本物の戦争が、いかに人間を破壊する悲惨なものかを知っていれば、なおさら。
とにかく、航空機の描写はすさまじくリアリティがある。
マシンとしての航空機だけではなく、パイロットの所作や軍隊における運用のされ方など、フィクションなのかどうか、素人では全く判断できないような現実味がある。
SFとしては、反重力とか小型核融合炉とか都合のよいテクノロジーは登場せず、現在の科学技術の延長で描かれているし、AIがここまで身近になった現状もあって、いっそうリアリティを感じる。
この一作目ではまだ異星人(ジャム)についての描写はごく控えめで十分に展開はされておらず、航空機を描くネタ程度の扱い。
どうしてもレムの「ソラリス」を思い出すことになるが、次作以降でどう展開されるのか読むのが楽しみ。
不満があるとすると、本作で重要なテーマになっている「機械ではなく人間が戦う意味」については、登場人物がそこまでこだわる説得力が、いまひとつ欠ける気がした。
ジャムも機械狙い、こちらも機械で十分、となれば、「機械に戦わせよう」となるのが人間の感覚ではないかと思う。
本物の戦争が、いかに人間を破壊する悲惨なものかを知っていれば、なおさら。
2023年7月11日に日本でレビュー済み
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かなり昔に文庫版で読みました。今回久し振りに続編「アグレッサーズ 戦闘妖精・雪風」が
出たので、それを機に全巻をkndle本として買い直し読み直して見ました。
人間対正体不明のジャムとの戦闘を描いていますが、一章一章が独立したストーリーになって
おり、そのどれもが面白い。また主人公の孤独で非情なキャラクターも相まって、どの章にも
寂寥感が漂ってきます。また著者は空戦マニアのようで戦闘シーンの細かい操縦操作、機体の
動きを臨場感溢れるタッチで描写しています。
下手な感情溢れるスペースオペラより、よっぽど面白かった。もう一度読み返したくもなり
ました。何回読んでも面白いと言うのは、傑作だからでしょう。
出たので、それを機に全巻をkndle本として買い直し読み直して見ました。
人間対正体不明のジャムとの戦闘を描いていますが、一章一章が独立したストーリーになって
おり、そのどれもが面白い。また主人公の孤独で非情なキャラクターも相まって、どの章にも
寂寥感が漂ってきます。また著者は空戦マニアのようで戦闘シーンの細かい操縦操作、機体の
動きを臨場感溢れるタッチで描写しています。
下手な感情溢れるスペースオペラより、よっぽど面白かった。もう一度読み返したくもなり
ました。何回読んでも面白いと言うのは、傑作だからでしょう。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
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『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』を読むために読み直しました。
これで通読は3回目ですが、3回目でも十分面白かったです。
本書は1984年に出版された『戦闘妖精・雪風』(1979~1983年にかけて発表された連作短編をまとめた物)
を一部修正し2002年に版を改め〈改〉として出版された物です。
私は旧版を読んでいないので、新版との違いがどの程度なのか分からないのですが、
巻末の作者による「雪風〈改〉によせて」によると、一部修正程度とありますので、
そんなに大きく変わってはいないのでしょう。
1984年といえばAppleが初代マッキントッシュを発表した年であり、
当時のパソコンはまだDOS(キーボードでコマンドを入力する操作方法)で動いていた時代です。
リアルタイムで読んでいた人たちのドキドキワクワク感はどれ程だったでしょうか、
しかも今読んでも全然古さを感じさせないって凄いと思います。
《目次》
FAF・特殊戦闘
1 妖精の舞う空
2 騎士の価値を問うな
3 不可知戦域
4 インディアン・サマー
5 フェアリイ・冬
6 全系統異常なし
7 戦闘妖精
8 スーパーフェニックス
〈雪風〉概説
雪風〈改〉によせて 神林長平
人間的/非人間的 石堂藍
ジャムはそこにいる 冬樹蛉
文庫版で406ページ
人間のような行動をする戦闘知性体《雪風》
感情を失った機械のような人間《深井零》
機械なのか生体なのか・・未知の敵《ジャム》
基本的には人類vs侵略者という古典的な題材ですが、なかなか一筋縄では行かない内容です。
雪風とジャムとの空戦シーン、派手なドンパチも凄くリアル。
シリーズの中で最も万人受けするのが本作でしょう。
2部『グッドラック 戦闘妖精・雪風』に続きます
これで通読は3回目ですが、3回目でも十分面白かったです。
本書は1984年に出版された『戦闘妖精・雪風』(1979~1983年にかけて発表された連作短編をまとめた物)
を一部修正し2002年に版を改め〈改〉として出版された物です。
私は旧版を読んでいないので、新版との違いがどの程度なのか分からないのですが、
巻末の作者による「雪風〈改〉によせて」によると、一部修正程度とありますので、
そんなに大きく変わってはいないのでしょう。
1984年といえばAppleが初代マッキントッシュを発表した年であり、
当時のパソコンはまだDOS(キーボードでコマンドを入力する操作方法)で動いていた時代です。
リアルタイムで読んでいた人たちのドキドキワクワク感はどれ程だったでしょうか、
しかも今読んでも全然古さを感じさせないって凄いと思います。
《目次》
FAF・特殊戦闘
1 妖精の舞う空
2 騎士の価値を問うな
3 不可知戦域
4 インディアン・サマー
5 フェアリイ・冬
6 全系統異常なし
7 戦闘妖精
8 スーパーフェニックス
〈雪風〉概説
雪風〈改〉によせて 神林長平
人間的/非人間的 石堂藍
ジャムはそこにいる 冬樹蛉
文庫版で406ページ
人間のような行動をする戦闘知性体《雪風》
感情を失った機械のような人間《深井零》
機械なのか生体なのか・・未知の敵《ジャム》
基本的には人類vs侵略者という古典的な題材ですが、なかなか一筋縄では行かない内容です。
雪風とジャムとの空戦シーン、派手なドンパチも凄くリアル。
シリーズの中で最も万人受けするのが本作でしょう。
2部『グッドラック 戦闘妖精・雪風』に続きます
2022年5月20日に日本でレビュー済み
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新作が出たので併せて再購入しました。これ以降のシリーズが難解なのに比べて読みやすく楽しめます。
2016年12月13日に日本でレビュー済み
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個人的には、淡々と進む話は盛り上がるところまで読めないので無理でした。
でも、そこまで行けたらきっと面白い。身近な人含め面白いとしか聞かないし。
でも、そこまで行けたらきっと面白い。身近な人含め面白いとしか聞かないし。
2021年3月8日に日本でレビュー済み
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昔、文庫本が出た時に買って読みました(改無しの方)。
面白くて何度も読み返した記憶があります。
出版当時から比べるとさすがに年月が経ち、登場するガジェットのいくつかが時代に合わなくなってはいます。
でも、やっぱり面白い。
初めて読んだ時と同じ衝撃を感じることができました。
内容については、本書を手に取るような方には説明するまでもないでしょう。
本書を読んで、どっぷりと神林ワールドに浸ってください。
面白くて何度も読み返した記憶があります。
出版当時から比べるとさすがに年月が経ち、登場するガジェットのいくつかが時代に合わなくなってはいます。
でも、やっぱり面白い。
初めて読んだ時と同じ衝撃を感じることができました。
内容については、本書を手に取るような方には説明するまでもないでしょう。
本書を読んで、どっぷりと神林ワールドに浸ってください。