
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ひとりぼっちのジョージ: 最後のガラパゴスゾウガメからの伝言 単行本 – 2007/4/1
- 本の長さ298ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/4/1
- ISBN-104152088109
- ISBN-13978-4152088109
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/4/1)
- 発売日 : 2007/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 298ページ
- ISBN-10 : 4152088109
- ISBN-13 : 978-4152088109
- Amazon 売れ筋ランキング: - 563,619位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,853位動物学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後のゾウガメを通して、生物の保護とはどんなことか考えさせられる魅力的な本。とにかく読んでください。
2007年10月18日に日本でレビュー済み
――ジョージって誰だ?
【ロンサム・ジョージのプロフィール】
・出身はガラパゴス諸島のビンタ島。
・体重88kg、甲羅の長さ102cm。
・推定で80歳代。人間で言えば壮年にあたる。
・草食。低木やサボテンの葉をかじるため首が長く、
前方のへりがめくれあがる鞍型の甲羅を持っている。
・近縁種のメスのカメにまったく興味を示さず、
性的不能ではないかと疑われている。
・『ゴルゴ13』に登場し、暗殺者に命を狙われた。
・実際に、ガラパゴス諸島近海のナマコ漁のいざこざ
をめぐり、殺してやると脅された。
(本書帯封より引用)
ふむふむ。
ダーウィンが進化論を組み立てるきっかけとなったのは、ガラパゴス諸島での短い体験だったといわれています。
「諸島」であるにも関わらず、島によって全く違う生態系、近縁種なのに一つとして同じものが重なっていない独立性。
そうしたもののなかから「生物は環境に適応して進化するのではないか」という仮説が生まれてきたといわれていますが、このジョージは、ガラパゴスゾウガメの一種。
ゾウガメは食糧になり、なかなかに美味であるため(食べたことないけど、そうらしい。確かに日本でもすっぽんを食べるよね)、昔から捕鯨船や海賊の食料として、ガラパゴスでは乱獲されてきたのだそうです。
結果として、ゾウガメは一時期絶滅寸前になり、ビンタ島では20世紀初頭に絶滅したと思われていたものの、1971年に最後の一頭が発見される・・・
それが、ひとりぼっちのジョージ。
ダーウィン研究所ではさっそくジョージを保護して、なんとか子孫を残そうとあの手この手を使います。この本では、その経緯や、ゾウガメ、絶滅危惧種をめぐる社会問題などが簡潔かつ具体的な事例でまとめられていて、読んでいて飽きないし、この分野で努力している人の姿がよく分かります。
まあ、ガラパゴスに行きたくなるのは間違いない。
お勧めです。
【ロンサム・ジョージのプロフィール】
・出身はガラパゴス諸島のビンタ島。
・体重88kg、甲羅の長さ102cm。
・推定で80歳代。人間で言えば壮年にあたる。
・草食。低木やサボテンの葉をかじるため首が長く、
前方のへりがめくれあがる鞍型の甲羅を持っている。
・近縁種のメスのカメにまったく興味を示さず、
性的不能ではないかと疑われている。
・『ゴルゴ13』に登場し、暗殺者に命を狙われた。
・実際に、ガラパゴス諸島近海のナマコ漁のいざこざ
をめぐり、殺してやると脅された。
(本書帯封より引用)
ふむふむ。
ダーウィンが進化論を組み立てるきっかけとなったのは、ガラパゴス諸島での短い体験だったといわれています。
「諸島」であるにも関わらず、島によって全く違う生態系、近縁種なのに一つとして同じものが重なっていない独立性。
そうしたもののなかから「生物は環境に適応して進化するのではないか」という仮説が生まれてきたといわれていますが、このジョージは、ガラパゴスゾウガメの一種。
ゾウガメは食糧になり、なかなかに美味であるため(食べたことないけど、そうらしい。確かに日本でもすっぽんを食べるよね)、昔から捕鯨船や海賊の食料として、ガラパゴスでは乱獲されてきたのだそうです。
結果として、ゾウガメは一時期絶滅寸前になり、ビンタ島では20世紀初頭に絶滅したと思われていたものの、1971年に最後の一頭が発見される・・・
それが、ひとりぼっちのジョージ。
ダーウィン研究所ではさっそくジョージを保護して、なんとか子孫を残そうとあの手この手を使います。この本では、その経緯や、ゾウガメ、絶滅危惧種をめぐる社会問題などが簡潔かつ具体的な事例でまとめられていて、読んでいて飽きないし、この分野で努力している人の姿がよく分かります。
まあ、ガラパゴスに行きたくなるのは間違いない。
お勧めです。
2008年9月5日に日本でレビュー済み
ガラパゴスゾウガメの一亜種、そのたった一頭の生き残りである「ジョージ」をめぐる物語。カメのことよりもむしろ、カメ一頭に血道をあげる人びとや、自然保護活動において無視される島の住民たちの生活の方が気になって仕方がなかった。単なるゾウガメ賛美の書と受け取るか、それとも自然保護とは本当は何なのかについて考え始めるきっかけとするか、すべては読者の力量にかかっている。