この作品を執筆されたころの著者は、P148において「女性たちは性奴隷に他なりませんでした」と書かれています。一方、近著の『反日種族主義』などではお考えに変化があったようです。
この作品『大韓民国の物語』では、P156~では、大韓民国陸軍特殊慰安隊の慰安婦にも触れられておられ、大韓民国では、大韓民国陸軍特殊慰安隊の慰安婦の存在がほとんどタブーとされているものと思われ、一線を画すものとなっております。ただ残念なのは、大韓民国陸軍特殊慰安隊の慰安婦が、「軍による管理売春」とされており、このお考えは近著でも変更は無いようです。
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韓国の「国史」教科書を書き換えよ 大韓民国の物語 単行本 – 2009/2/27
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韓国の「司馬遼太郎」ともいうべき知性派教授が、世論の集中砲火にもめげず書いた日本の植民地支配の肯定的側面を描く問題作
- ISBN-104163703101
- ISBN-13978-4163703107
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/2/27
- 言語日本語
- 本の長さ347ページ
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/2/27)
- 発売日 : 2009/2/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 347ページ
- ISBN-10 : 4163703101
- ISBN-13 : 978-4163703107
- Amazon 売れ筋ランキング: - 395,943位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 193位韓国・朝鮮史
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月11日に日本でレビュー済み
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日本人としては、不満な部分もありますが、韓国人としては精一杯正直に書いた本と言えるでしょう。
2021年3月27日に日本でレビュー済み
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朝日新聞よりこの本の方が社会の木鐸の役割wp果たしている!!!
2014年10月13日に日本でレビュー済み
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日本人として一度は読んでみて欲しい。韓国の建国は最初から誤りだった、と言う韓国人が居るということには驚くばかりである。朝鮮戦争に起因しているそうであるが・・・。朝鮮戦争では多くの日系米兵も志願し、2百名以上が帰ることはなかった。38度線には日系米兵有志が建てた鎮魂碑がある。朝鮮半島南部には日本を起源とする前方後円墳が20基以上存在する。これらは未だに科学的な調査はなされていない。韓国は調査した結果、日本の領地であった証拠が出るかもしれないことに恐れを抱いているのであろう。
著者の史料に基づく態度は科学者として当たり前であるが、感情論から入る原理主義者が闊歩する韓国でこのような本を出し、「韓国こそ教科書を改めるべきだ」と主張したことはさぞかし大変なことであったであろうと同情を禁じ得ない。
著者の史料に基づく態度は科学者として当たり前であるが、感情論から入る原理主義者が闊歩する韓国でこのような本を出し、「韓国こそ教科書を改めるべきだ」と主張したことはさぞかし大変なことであったであろうと同情を禁じ得ない。
2019年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
〇著者が本書で言わんとすることはこういうことだ。「現在の韓国は民族を単位とする民族主義的歴史観に毒されている。歴史家が実証を踏まえない感情的な議論を主張し、これが歴史教科書に取り入れられ、大衆の集団記憶として定着しているからだ。そうなると、民族の統一が成るまでは政治も歴史問題から目を離すことができないということにもなる。これでは、過去(死人)にとらわれて現在と将来を縛るようなものではないか。ことに政治がそのようなことで良いだろうか。しかも、民族という概念は、日本の支配下にはじめて生まれた概念であって、昔はなかった。このような歴史観は、個人を単位とする歴史観に改めなくてはならない。歴史家は、歴史を解釈する知識人として実証的な研究をし、大衆の集団記憶を修正して行かなくてはならない。そのようにすれば、日本の植民地時代の前後の時期は、古い儒教的価値観の文明から近代の西欧文明に転換した時期であると捉えることができるし、李王朝末期の開明改革派がめざした仕事が、1945年以降に実現したと考えることもできる。歴史の研究とはそのようなものではないか。歴史は現在と将来のために研究するのである。もはや抗弁する術のない死者に対しては、声高に叫び罪を断罪するのではなく、静かに評価を下すのがインテリゲンチャのマナーではないか。」論旨も本のなかで紹介されている事例も、同じ著者による「反日種族主義」と重複するところはある。しかしながら、一般国民を対象にした「種族主義」に対して、本書はインテリゲンチャ(自らの利害をひとまず離れて極力客観的な認識と分析を試みる能力のある人という意味での)を対象としているように思われる。「種族主義」が出版された今日でも、本書の重要性は変わらないと思う。
〇私の言いたいことは以上で尽きるのだが、ご参考までに、著者が展開する主な議論を下に紹介する。よかったら読んでください。
〇民族主義的歴史観のよりどころとなっているのが、1979~89年に刊行された「解放前後史の認識」(全6巻)である。これに対して著者は2006年に「解放前後史の再認識」を編集して、徹底的な批判を加える。本書は、そのエッセンスをラジオで語った講義録をもととする。以下は、具体的な問題に関する著者の見解である。
〇大韓民国の建国経緯について。盧武鉉大統領は、「1948年の韓国成立に深刻な誤りがあった」と言う。つまり、本来は、民族解放軍が植民地朝鮮を開放して統一国家を形成すべきであり、そのように動いていたが、途中で米が軍事介入したがゆえに実現しなかった。驚くべきことに、現北朝鮮による統一を望んだように見える。しかし、これが教科書の記述であるという。そうなると、朝鮮の最高目標は民族統一であり、それが成るまでは闘争は終わらないということになる。
〇なぜ李氏朝鮮が滅んだか。善い人(李朝)を強盗(日本)が襲ったわけではない。朝鮮王朝はすでに衰えており(東学党の乱など)、そこに加わった欧米からの圧力を、当時のエリートが賢明に処理することができなかった(日本のエリートは賢明に処理した)から倒れたのだ。
〇植民地収奪論について。もちろん植民地収奪はあった。しかし、広く信じられているように日本が朝鮮からコメやカネやヒトを無償で奪って行ったのではない。ただで土地を奪ったのでもない。挑発は有償であった。コメは日本に輸出されたがそれは日本の米価が30%高かったからである(朝鮮農民は満州から輸入した雑穀を食べた。全体として朝鮮人の消費カロリーは増えた)。農地改革の個々の紛争事例を見ると総督府は日本人と朝鮮人を差別せずに公平に判断していた。この期間を通じて年平均4%のGDP成長を見た。もちろん、このような合法的な収奪が帝国主義的収奪なのである。
〇日本の植民地統治(帝国主義)が残したもの。法制度(私的財産の保護、契約の事由)は朝鮮社会を根本から変えた。戦後これを維持した韓国は発展し、植民地時代の法令を無効とした北朝鮮は停滞した。鉄道等のインフラが整理された。北朝鮮に当時の先端的な工業基盤が整備された(農業地帯の南にはなかった)。これが武器の自前製造を可能として金日成に南進を決意させた。官民の人材も育成された。これらの人々が親日派のレッテルを貼られながらも戦後の政府と経済界を支えた。
〇親日協力者の再評価。貴重な人的資源であったことは上述のとおり。李承晩は、テクノクラートを活用した。「建国期に功績ある人は、もはや親日派ではない」と言った。
〇慰安婦にかかる事実。挺身隊は慰安婦ではない。韓国人だけではない(日本人もいたし、数から言えば中国人が多かった)。無償ではない(当時の水準で相応の対価を払い、蓄財する女性もいた)。女衒が活躍したが、官が強制的に集めた事例は見つかっていない。経営者のなかにも女性を大切に扱った人もいた。具体的事実に基づき、戦争と女性という観点から議論する必要がある。
〇民族分断の原因。旧ソ連の文書から金日成の南進をスターリンが許可したことが明らかになっている。スターリンは、中国を共産党が取ったことから、共同して半島全体を手中に収めようとした。毛沢東にも相談していた。
〇李承晩の評価。欠点の多い人だったが、自由主義を絶対に譲らないという決意をもっていた。あの時期はいわばくにづくりのための内戦期に相当する。例えば、北朝鮮は漢江を渡れば南鮮の農民が諸手を挙げて歓迎してくれると思っていた(それで3日間だけ軍事行動を停止した)。しかし李承晩の措置により小規模地主となっていた農民はそれを失うことのみを恐れて、共産主義者に同調しなかった。あの時期を乗り切った功績は大きい。現在の教科書が金日成の写真を載せても李承晩の写真を載せないのはおかしいのではないか。
〇私の言いたいことは以上で尽きるのだが、ご参考までに、著者が展開する主な議論を下に紹介する。よかったら読んでください。
〇民族主義的歴史観のよりどころとなっているのが、1979~89年に刊行された「解放前後史の認識」(全6巻)である。これに対して著者は2006年に「解放前後史の再認識」を編集して、徹底的な批判を加える。本書は、そのエッセンスをラジオで語った講義録をもととする。以下は、具体的な問題に関する著者の見解である。
〇大韓民国の建国経緯について。盧武鉉大統領は、「1948年の韓国成立に深刻な誤りがあった」と言う。つまり、本来は、民族解放軍が植民地朝鮮を開放して統一国家を形成すべきであり、そのように動いていたが、途中で米が軍事介入したがゆえに実現しなかった。驚くべきことに、現北朝鮮による統一を望んだように見える。しかし、これが教科書の記述であるという。そうなると、朝鮮の最高目標は民族統一であり、それが成るまでは闘争は終わらないということになる。
〇なぜ李氏朝鮮が滅んだか。善い人(李朝)を強盗(日本)が襲ったわけではない。朝鮮王朝はすでに衰えており(東学党の乱など)、そこに加わった欧米からの圧力を、当時のエリートが賢明に処理することができなかった(日本のエリートは賢明に処理した)から倒れたのだ。
〇植民地収奪論について。もちろん植民地収奪はあった。しかし、広く信じられているように日本が朝鮮からコメやカネやヒトを無償で奪って行ったのではない。ただで土地を奪ったのでもない。挑発は有償であった。コメは日本に輸出されたがそれは日本の米価が30%高かったからである(朝鮮農民は満州から輸入した雑穀を食べた。全体として朝鮮人の消費カロリーは増えた)。農地改革の個々の紛争事例を見ると総督府は日本人と朝鮮人を差別せずに公平に判断していた。この期間を通じて年平均4%のGDP成長を見た。もちろん、このような合法的な収奪が帝国主義的収奪なのである。
〇日本の植民地統治(帝国主義)が残したもの。法制度(私的財産の保護、契約の事由)は朝鮮社会を根本から変えた。戦後これを維持した韓国は発展し、植民地時代の法令を無効とした北朝鮮は停滞した。鉄道等のインフラが整理された。北朝鮮に当時の先端的な工業基盤が整備された(農業地帯の南にはなかった)。これが武器の自前製造を可能として金日成に南進を決意させた。官民の人材も育成された。これらの人々が親日派のレッテルを貼られながらも戦後の政府と経済界を支えた。
〇親日協力者の再評価。貴重な人的資源であったことは上述のとおり。李承晩は、テクノクラートを活用した。「建国期に功績ある人は、もはや親日派ではない」と言った。
〇慰安婦にかかる事実。挺身隊は慰安婦ではない。韓国人だけではない(日本人もいたし、数から言えば中国人が多かった)。無償ではない(当時の水準で相応の対価を払い、蓄財する女性もいた)。女衒が活躍したが、官が強制的に集めた事例は見つかっていない。経営者のなかにも女性を大切に扱った人もいた。具体的事実に基づき、戦争と女性という観点から議論する必要がある。
〇民族分断の原因。旧ソ連の文書から金日成の南進をスターリンが許可したことが明らかになっている。スターリンは、中国を共産党が取ったことから、共同して半島全体を手中に収めようとした。毛沢東にも相談していた。
〇李承晩の評価。欠点の多い人だったが、自由主義を絶対に譲らないという決意をもっていた。あの時期はいわばくにづくりのための内戦期に相当する。例えば、北朝鮮は漢江を渡れば南鮮の農民が諸手を挙げて歓迎してくれると思っていた(それで3日間だけ軍事行動を停止した)。しかし李承晩の措置により小規模地主となっていた農民はそれを失うことのみを恐れて、共産主義者に同調しなかった。あの時期を乗り切った功績は大きい。現在の教科書が金日成の写真を載せても李承晩の写真を載せないのはおかしいのではないか。
2009年12月8日に日本でレビュー済み
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日本、アジアの近代史に興味の有る方には一読の価値ありかと。(当たり前ではありますが)どの国の国民も自国の立場からの論理で歴史観を持ちそれを信じておりますが、それが歪められた愛国心教育によって培われたものであったとしたら彼らのナショナリズムも当然歪んでしまいます。それが次世代へ継承されていくということはなんと恐ろしいことでしょうか・・・
著者は韓国人という立場にありながら実に緻密に、冷静に歴史のタブーと向き合い、違った歴史観を私に授けてくれました。日本人の私には時に耳に痛くつらい内容もありましたが、それよりも「こんな(韓国での一般的な歴史観を否定する)内容の本を韓国で出版して著者の身に危険はないの?」という感想の方が強く残りました。
本書は歴史を冷静に、客観的に見つめていきたいと考える私にはひとつの良い教材となりました。
著者は韓国人という立場にありながら実に緻密に、冷静に歴史のタブーと向き合い、違った歴史観を私に授けてくれました。日本人の私には時に耳に痛くつらい内容もありましたが、それよりも「こんな(韓国での一般的な歴史観を否定する)内容の本を韓国で出版して著者の身に危険はないの?」という感想の方が強く残りました。
本書は歴史を冷静に、客観的に見つめていきたいと考える私にはひとつの良い教材となりました。
2015年2月11日に日本でレビュー済み
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大変理性的な本です。韓国の歴史学者さんがこんなに理性的な本を書かれていると知って、この本がもっと韓国で読まれることを願わずにはいられません。
たとえば、最終章「終言・歴史kらの自由を」では、(p.330)「大韓民国は「歴史問題」で風邪をひいています。・・・風邪の原因とは誤った歴史観です。」そのあとに続くまとめのところでは、(p.334)「日本軍の慰安婦問題も、1980年代までの我々の現代詩の奥深く浸透している、軍による女性の性略取の一方式でした」などと、非常に客観的かつ冷静な分析になっています。
全体として、日本占領時代の日本の貢献についてもっと評価すべきだとは感じましたが、ある程度は評価しています。
全く、パク・クネ政権も、歴史問題で風邪をこじらせています。ぜひ本書を読んでもらいたいものです。
たとえば、最終章「終言・歴史kらの自由を」では、(p.330)「大韓民国は「歴史問題」で風邪をひいています。・・・風邪の原因とは誤った歴史観です。」そのあとに続くまとめのところでは、(p.334)「日本軍の慰安婦問題も、1980年代までの我々の現代詩の奥深く浸透している、軍による女性の性略取の一方式でした」などと、非常に客観的かつ冷静な分析になっています。
全体として、日本占領時代の日本の貢献についてもっと評価すべきだとは感じましたが、ある程度は評価しています。
全く、パク・クネ政権も、歴史問題で風邪をこじらせています。ぜひ本書を読んでもらいたいものです。
2013年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近年の韓国政府による言論弾圧の三大被害者は韓昇助、金完燮、そして本著の著者 李榮薫だろう。これにより、韓国の学者は「反日」以外の日本統治評価ができなくなっている(「韓国併合への道 完全版」P262-268)。
特に韓昇助氏と金完燮氏の場合、社会的に抹殺されてしまった。中世ヨーロッパの異端審問で裁かれたような有様だ。
ところが李榮薫氏は地位を保っている。このことから同氏の主張は韓国政府も黙認せざるを得ない内容だと考える。
すなわち本書の内容は、(有力な反証の無い)信頼できるものと考えて良い。同氏の韓国での地位を考えれば、多少韓国寄りだろう。「信頼できるが、多少韓国寄り」と言うのが本著の信頼度だ。
ともあれ、この著書を記されていることを土台に日本や親日側の主張の是非を考えることが可能だ。これは大変重要なことだ。
私が本書を読んだ理由がこれであった上、(想像していたよりも)突っ込んだ内容を含んでいたため、☆×5にした。
なお、本書は日韓の歴史問題についての入門書には適さない。他の書籍を読んだ後、本書を読むことをお勧めする。
理由は本書には分かり難い表現が散見されるためだ(明快な表現もあります)。
学者らしく確証の無いことを断定しないことに加え、韓国政府や韓国民による弾圧を警戒しているのだろう。
ともあれ真剣に日韓の歴史問題を理解しようとされる方にとって、本書は必読の書だ。推薦します。
特に韓昇助氏と金完燮氏の場合、社会的に抹殺されてしまった。中世ヨーロッパの異端審問で裁かれたような有様だ。
ところが李榮薫氏は地位を保っている。このことから同氏の主張は韓国政府も黙認せざるを得ない内容だと考える。
すなわち本書の内容は、(有力な反証の無い)信頼できるものと考えて良い。同氏の韓国での地位を考えれば、多少韓国寄りだろう。「信頼できるが、多少韓国寄り」と言うのが本著の信頼度だ。
ともあれ、この著書を記されていることを土台に日本や親日側の主張の是非を考えることが可能だ。これは大変重要なことだ。
私が本書を読んだ理由がこれであった上、(想像していたよりも)突っ込んだ内容を含んでいたため、☆×5にした。
なお、本書は日韓の歴史問題についての入門書には適さない。他の書籍を読んだ後、本書を読むことをお勧めする。
理由は本書には分かり難い表現が散見されるためだ(明快な表現もあります)。
学者らしく確証の無いことを断定しないことに加え、韓国政府や韓国民による弾圧を警戒しているのだろう。
ともあれ真剣に日韓の歴史問題を理解しようとされる方にとって、本書は必読の書だ。推薦します。