司馬作品でも、明治の息吹きを感じる作品の『坂の上の雲』のガイドブック。
この本の面白さは30名余の著名人や評論家、作家の感想が述べてあるところだろうか。
主人公である秋山真之、好古に集中するかと思いきや、他の登場人物、とりわけ立見尚文を支持する方が多いのには「ほうっ」と感嘆の声を上げる。
巻末の登場人物の略歴は、これはこれで、客観的な見方として参考になる。
近年、「墓マイラー」と称して著名人の墓参をする方が多い。
東京港区の青山霊園では「坂の上の雲」ツアーとしてチラシまで用意されている。
乃木将軍はもとより、廣瀬武夫、秋山好古などの墓所もあるからだが、立山墓地の立見尚文も含めると面白いと思う。
本書を片手に足を運ぶのも良いかもしれない。
食いつき足りない部分もあるかもしれない。
しかし、そこは自ら坂道を登って雲をつかめという事か。
新品:
¥5,477¥5,477 税込
お届け日 (配送料: ¥250
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4月4日 - 5日
発送元: おもちゃ鑑定団 (Toys & Books) 販売者: おもちゃ鑑定団 (Toys & Books)
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「坂の上の雲」人物読本 (文春文庫 編 2-43) 文庫 – 2010/11/10
文藝春秋
(編集)
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ドラマも第2部を迎える「坂の上の雲」を深く、楽しく読み解く副読本。200人超の人物事典、子孫達の言葉など、ファン必携の1冊
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2010/11/10
- ISBN-104167217872
- ISBN-13978-4167217877
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2010/11/10)
- 発売日 : 2010/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4167217872
- ISBN-13 : 978-4167217877
- Amazon 売れ筋ランキング: - 755,056位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,194位文春文庫
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年11月11日に日本でレビュー済み
NHKでのドラマ第2部放映を目前にしての発売なので、ドラマ向けガイドかと思いきや、そうでもないようです。
ドラマだけを観ている人にとっては原作への橋渡しになり、原作を愛読している人にとっても、切り口の変わった副読本として楽しめると思います。
ページ数の半分近くを"『坂の上の雲』主要登場人物事典"に割いています。
これが、なかなか楽しめて、使えるのです。
日本のみならず、外国まで、結構地味な人まで幅広くカバーしています。
単なる略歴ではなく、人柄やエピソードも充分に盛り込まれているので読みごたえはあり。
原作を読みながら、こまめにチェックしていくと、物語の背景がよく理解できます。
【おもな登場箇所】として、文春文庫2010年8月版の原作で登場する巻・ページが書かれているのも、逆引的な読み方ができて面白いと感じました。
五十音順ではなく、「主人公の周辺人物」・「友人たち」・「各地の脇役たち」などと分類したことで、単なる事典ではなく、再読へのアプローチ・ガイドとしても使えます。
各界の著名人による"レビュー"も、それなりに興味深いのですが、人物事典の出来がいいだけに、少々色褪せて見えてしまいます。
人物事典だけに絞り、1,000人以上という登場人物をカバーした「完全版・人物事典」が欲しくなりました。
文藝春秋さん、いかがでしょう?
なお、巻末に、
本書は、「 坂の上の雲」と司馬遼太郎 」(「文藝春秋」二〇〇九年十二月臨時増刊号)を改題し、再編集したものです。
「『坂の上の雲』主要人物事典」は大幅加筆しました。
とあるので、同書をお持ちの方は、ご購入前に内容の確認をおすすめします。
ドラマだけを観ている人にとっては原作への橋渡しになり、原作を愛読している人にとっても、切り口の変わった副読本として楽しめると思います。
ページ数の半分近くを"『坂の上の雲』主要登場人物事典"に割いています。
これが、なかなか楽しめて、使えるのです。
日本のみならず、外国まで、結構地味な人まで幅広くカバーしています。
単なる略歴ではなく、人柄やエピソードも充分に盛り込まれているので読みごたえはあり。
原作を読みながら、こまめにチェックしていくと、物語の背景がよく理解できます。
【おもな登場箇所】として、文春文庫2010年8月版の原作で登場する巻・ページが書かれているのも、逆引的な読み方ができて面白いと感じました。
五十音順ではなく、「主人公の周辺人物」・「友人たち」・「各地の脇役たち」などと分類したことで、単なる事典ではなく、再読へのアプローチ・ガイドとしても使えます。
各界の著名人による"レビュー"も、それなりに興味深いのですが、人物事典の出来がいいだけに、少々色褪せて見えてしまいます。
人物事典だけに絞り、1,000人以上という登場人物をカバーした「完全版・人物事典」が欲しくなりました。
文藝春秋さん、いかがでしょう?
なお、巻末に、
本書は、「 坂の上の雲」と司馬遼太郎 」(「文藝春秋」二〇〇九年十二月臨時増刊号)を改題し、再編集したものです。
「『坂の上の雲』主要人物事典」は大幅加筆しました。
とあるので、同書をお持ちの方は、ご購入前に内容の確認をおすすめします。
2012年3月24日に日本でレビュー済み
司馬のなかでもファンの多い大作「坂の上の雲」の副読本的一冊。
ウラ表紙にも思い切りそのことが書いてあり、文春さんの確信犯的企画本です。
さてその中身ですが、これがまずまずのクオリティ。
前半は各界著名人や登場人物の子孫などによる人物評。それぞれが「坂の上の雲」
を思い思いに楽しんでいることが微笑ましいです。
後半は人物事典。250人という大人数ですので、ちょっとしか登場しない人も
多く含まれているうえ、写真や経歴、その後の人生なども書かれていて、本作を
読むときに確認するとより一層登場人物に感情移入できるでしょう。
本作に根強いファンがいるからこそ成功した企画本といえるでしょう。
ウラ表紙にも思い切りそのことが書いてあり、文春さんの確信犯的企画本です。
さてその中身ですが、これがまずまずのクオリティ。
前半は各界著名人や登場人物の子孫などによる人物評。それぞれが「坂の上の雲」
を思い思いに楽しんでいることが微笑ましいです。
後半は人物事典。250人という大人数ですので、ちょっとしか登場しない人も
多く含まれているうえ、写真や経歴、その後の人生なども書かれていて、本作を
読むときに確認するとより一層登場人物に感情移入できるでしょう。
本作に根強いファンがいるからこそ成功した企画本といえるでしょう。