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驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫 ま 21-1) 文庫 – 2008/9/3
西欧文明の恩恵で他民族の後進性は救われる……という欧米人の「優越意識」に決然と闘いを挑み、ドイツで大きな物議をかもした書
- ISBN-104167753057
- ISBN-13978-4167753054
- 出版社文藝春秋
- 発売日2008/9/3
- 言語日本語
- 本の長さ281ページ
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2008/9/3)
- 発売日 : 2008/9/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 281ページ
- ISBN-10 : 4167753057
- ISBN-13 : 978-4167753054
- Amazon 売れ筋ランキング: - 288,630位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年2月20日に日本でレビュー済み
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特に海外に滞在したりする人にオススメです。
2020年2月24日に日本でレビュー済み
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日本人なら一度は考えたことをズバリ言い当てた内容。西洋人の持つ負の歴史を明確に解説する一読に値する本です。
2015年6月27日に日本でレビュー済み
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海外の日本人が知っておかなければならない日本の近代史が西洋のそれと対比されて大変わかりやすく書かれた本です。
2019年8月11日に日本でレビュー済み
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確かに歴史は繋がっているし、先祖代々受け継がれて来ているものもありますからね。
そうそう民族としての行動様式や思考が変わることは無いと思います。
幕末から戦後までの涙ぐましい先人の努力は、ヘレン・ミアーズの「アメリカの鏡・日本」にあります。
そうそう民族としての行動様式や思考が変わることは無いと思います。
幕末から戦後までの涙ぐましい先人の努力は、ヘレン・ミアーズの「アメリカの鏡・日本」にあります。
2016年7月5日に日本でレビュー済み
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目から鱗、大変参考になりました。
欧米社会の歴史的な展開を知っておくこと、
日本の江戸時代の歴史を知って、現在にどうつながっておくか、
日本人のアイデンティティを知っておくことは、グローバル化する社会の中で、
生き抜くッために必須の知識です。
しかし、日本では学校でも教えてくれないのです。
著者の大活躍が1989年を最後に情報発信されていないのはどうしてでしょうか。
欧米社会の歴史的な展開を知っておくこと、
日本の江戸時代の歴史を知って、現在にどうつながっておくか、
日本人のアイデンティティを知っておくことは、グローバル化する社会の中で、
生き抜くッために必須の知識です。
しかし、日本では学校でも教えてくれないのです。
著者の大活躍が1989年を最後に情報発信されていないのはどうしてでしょうか。
2017年3月19日に日本でレビュー済み
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ここには、私たちが知らない歴史の見方が記されている。
自虐史観でもない傲慢史観でもなく冷徹な見方で、世界の中の日本を
見つめる資料を提供してくれている。誇り高い日本人がとるべき
思考と行動の指針を提供してくれています。
自虐史観でもない傲慢史観でもなく冷徹な見方で、世界の中の日本を
見つめる資料を提供してくれている。誇り高い日本人がとるべき
思考と行動の指針を提供してくれています。
2015年5月11日に日本でレビュー済み
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日本を見下している欧米に対する並々ならぬ思いが伝わってきます。
今日の安倍総理の行動は「鹿鳴館」の「猿の踊り」をしょうとしています。
私は1979~1981年に仕事でイラクに行きました。
そこで聞いたのは「日本人は銃では欧米に負けたが、今度は銃を使わずに欧米に勝った唯一のアジア人である」と言う言葉です。
平和は銃では絶対に実現出来ない事を分かろうとしない人々が野蛮で哀れです。
鎖国日本の250年の平和を、今は70年の戦争放棄をさらに継続して、世界スタンダードにできるのは日本です。
今日の安倍総理の行動は「鹿鳴館」の「猿の踊り」をしょうとしています。
私は1979~1981年に仕事でイラクに行きました。
そこで聞いたのは「日本人は銃では欧米に負けたが、今度は銃を使わずに欧米に勝った唯一のアジア人である」と言う言葉です。
平和は銃では絶対に実現出来ない事を分かろうとしない人々が野蛮で哀れです。
鎖国日本の250年の平和を、今は70年の戦争放棄をさらに継続して、世界スタンダードにできるのは日本です。
2010年11月18日に日本でレビュー済み
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日本人の著者がドイツ人向けにドイツ語で書いてドイツで出版した本の邦訳。
短くまとめれば、日本が短い時間で近代化を成し遂げることができたのは鎖国をする間にすでに下地ができていたからであり、欧米がやさしく指導したからではなく、むしろ帝国主義に騙されたかられながら掴み取った近代化であり、その後対朝鮮・中国に侵攻したのはその教訓を生かしたに過ぎず、これは確かに大きな過ちではあったけれどもそれを教えたのは欧米諸国であり、戦後においてもいろいろ押し付けすぎだろ、という内容で、欧米人が日本に対して抱く優越感に対する挑戦であり、同時に幕末から明治・大正にかけての日本の対外政治がよくわかる。
特に幕末から始まる幕府〜明治政府の対外政策についてはわかったようなつもりでいたが、本書の説明でよく理解できた。具体的にはなぜ幕府が開国を渋ったのか、そしてなぜ開国に至ったのかという点と、明治政府の領事裁判権と関税規制の撤廃への取り組み。読んでいて悲しくなるほど涙ぐましい努力がなされたのである。
ではなぜここまで日本人、というよりアジアをはじめとする非欧米諸国が蔑まれなければならないのか、という問いに対して、著者は遠まわしにではあるが、キリスト教という一神教がその一因があるとしている。一神教ゆえの排他性から、欧米人は結局のところ異人種と相容れられない、ということを日本人は肝に銘じるべきであり、欧米のひとつの典型としてのアメリカがあるのだから踊らされてばかりいないで反面教師とするべきである、としている。
最後の章で著者は、日本人を確固たる意思もなく服従する「大勢追従主義」であるとの欧米の指摘に対して、自らの経験を引き合いに出して日本には個人の誇りからモラルを保つことで個人主義を表現できる人がたくさんいることを述べ、
「(西洋人のように)もしみんなが自我を全てに優先してしまったら、社会は崩壊するという鎖国時代の感覚が一貫してまだ生きているのである。」
と言っている。私の経験から言うと、もちろん大半の日本人はそうであるが、最近そうでない人間が増えてきているように思えて仕方がない。日本は多少外交で遅れをとっても品位では遅れをとらない国であってほしい。
短くまとめれば、日本が短い時間で近代化を成し遂げることができたのは鎖国をする間にすでに下地ができていたからであり、欧米がやさしく指導したからではなく、むしろ帝国主義に騙されたかられながら掴み取った近代化であり、その後対朝鮮・中国に侵攻したのはその教訓を生かしたに過ぎず、これは確かに大きな過ちではあったけれどもそれを教えたのは欧米諸国であり、戦後においてもいろいろ押し付けすぎだろ、という内容で、欧米人が日本に対して抱く優越感に対する挑戦であり、同時に幕末から明治・大正にかけての日本の対外政治がよくわかる。
特に幕末から始まる幕府〜明治政府の対外政策についてはわかったようなつもりでいたが、本書の説明でよく理解できた。具体的にはなぜ幕府が開国を渋ったのか、そしてなぜ開国に至ったのかという点と、明治政府の領事裁判権と関税規制の撤廃への取り組み。読んでいて悲しくなるほど涙ぐましい努力がなされたのである。
ではなぜここまで日本人、というよりアジアをはじめとする非欧米諸国が蔑まれなければならないのか、という問いに対して、著者は遠まわしにではあるが、キリスト教という一神教がその一因があるとしている。一神教ゆえの排他性から、欧米人は結局のところ異人種と相容れられない、ということを日本人は肝に銘じるべきであり、欧米のひとつの典型としてのアメリカがあるのだから踊らされてばかりいないで反面教師とするべきである、としている。
最後の章で著者は、日本人を確固たる意思もなく服従する「大勢追従主義」であるとの欧米の指摘に対して、自らの経験を引き合いに出して日本には個人の誇りからモラルを保つことで個人主義を表現できる人がたくさんいることを述べ、
「(西洋人のように)もしみんなが自我を全てに優先してしまったら、社会は崩壊するという鎖国時代の感覚が一貫してまだ生きているのである。」
と言っている。私の経験から言うと、もちろん大半の日本人はそうであるが、最近そうでない人間が増えてきているように思えて仕方がない。日本は多少外交で遅れをとっても品位では遅れをとらない国であってほしい。