無事届きました。
本の状態も良く、たいへん満足しています。
ありがとうございました。
また、機会がありましたら、よろしくお願い致します。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
GHQ焚書図書開封6 日米開戦前夜 単行本 – 2011/11/17
西尾幹二
(著)
日米開戦前夜
- 本の長さ394ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2011/11/17
- 寸法13.8 x 2.6 x 19.4 cm
- ISBN-104198632928
- ISBN-13978-4198632922
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
日本人は何を考え戦争へと向かったのか。7000冊にものぼるGHQの焚書から、日本の現代史の空白を埋める好評シリーズ第6弾
著者について
昭和10年生まれ。東京大学文学部独文科卒。同大学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授。評論家。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2011/11/17)
- 発売日 : 2011/11/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 394ページ
- ISBN-10 : 4198632928
- ISBN-13 : 978-4198632922
- 寸法 : 13.8 x 2.6 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 334,887位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フーバー大統領の回顧録の開封を切掛としてルーズベルト政権の内情という観点から日米戦争に至る経緯を解説した著作が幾つも出版されていますが、本書では当時の日本側での欧米に対する見方が記された著作を取り上げ、戦前の日本側の認識を軸とした日米関係論になって居ます。前半では昭和七年に出版された「日米戦ふ可きか」を重点的に取り上げて、多くの箇所を引用しながら其のシミュレーションの妥当性を検証しています。他にも多くの日米戦争を仮定した著作が開戦の十年以上前から出版されていた事を知り驚きました。此処で西尾幹二氏は重要な指摘をしています。
『焚書の研究をやっていて、戦前に刊行された本を読んできましたが、日本のアメリカ研究もかなり徹底していました。戦後、GHQによって没収され、日本の書物市場から消えてしまった本が多いために、「日本はアメリカを十分に研究していなかった」という思い込みが生まれて、それがずっと今日まで影響しているのではないかと考えます』
第五章では「アメリカの實力」を取り上げますが、此処でも西尾幹二氏は面白い指摘をしています。
『〜〜自分がやられた、それと同じ事をアメリカはいま日本にたいしてやっている。日本を植民地と思っている証拠ではないでしょうか。ところが日本政府は自己の位置をはっきり認めたくないから「思いやり予算」と呼んで、妙な言葉で飾っている。』
「自分がやられた」とは嘗て米國が英國の植民地であった時に、その駐留経費を負担していた事を指しています。現在の米軍駐留は其れ程単純には解釈出来ないと思いますが、一つの見方には成るでしょう。
本書の後半では「米国の世界戦略」、「英米包囲陣と日本の進路」、「日米交渉の經緯」、「世界史的立場と日本」等の著作に記された日本側の対米認識を要約していますが、國際金融資本との關係を除けば近年指摘されて居る事項とさほど変わりません。戦争に持ち込むまでの時期に日本側で行われていた冷静な時局分析はWGIFを進めるに当たって都合が悪かった事が伺い知れます。
『焚書の研究をやっていて、戦前に刊行された本を読んできましたが、日本のアメリカ研究もかなり徹底していました。戦後、GHQによって没収され、日本の書物市場から消えてしまった本が多いために、「日本はアメリカを十分に研究していなかった」という思い込みが生まれて、それがずっと今日まで影響しているのではないかと考えます』
第五章では「アメリカの實力」を取り上げますが、此処でも西尾幹二氏は面白い指摘をしています。
『〜〜自分がやられた、それと同じ事をアメリカはいま日本にたいしてやっている。日本を植民地と思っている証拠ではないでしょうか。ところが日本政府は自己の位置をはっきり認めたくないから「思いやり予算」と呼んで、妙な言葉で飾っている。』
「自分がやられた」とは嘗て米國が英國の植民地であった時に、その駐留経費を負担していた事を指しています。現在の米軍駐留は其れ程単純には解釈出来ないと思いますが、一つの見方には成るでしょう。
本書の後半では「米国の世界戦略」、「英米包囲陣と日本の進路」、「日米交渉の經緯」、「世界史的立場と日本」等の著作に記された日本側の対米認識を要約していますが、國際金融資本との關係を除けば近年指摘されて居る事項とさほど変わりません。戦争に持ち込むまでの時期に日本側で行われていた冷静な時局分析はWGIFを進めるに当たって都合が悪かった事が伺い知れます。
2013年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日米戦に入っていく時系列が、よくわかった。
若い人は保守を名乗っている人でもほとんどが、勝てる見込みが無い無謀なアメリカのとの戦いに、日本の政府や軍がこちらから飛び込んで行ったと思っている。
これを読むと、そうではないということがよくわかる。
若い人は保守を名乗っている人でもほとんどが、勝てる見込みが無い無謀なアメリカのとの戦いに、日本の政府や軍がこちらから飛び込んで行ったと思っている。
これを読むと、そうではないということがよくわかる。
2015年8月31日に日本でレビュー済み
第2次世界大戦はアジア諸国の解放を意図する大東亜共栄圏構想の日本とアジアを奴隷植民地として白人が永久に支配する新世界秩序構想の欧米諸国との激突であった。 アジアを支配する権利は白人にのみ許された神からの贈り物だという。 日本人は白人でないのでその権利は認められないという。 アングロサクソンの傲慢なマニフェスト・デスチニイーである。 この欧米に鉄槌を加え悔悛させ、その後の世界の新しい支配構築に積極的に関与するのが日本の使命だという。 日本と欧米との太平洋における衝突は必然であった。 白人のみが人間でありアジア、アフリカ人は人間の形をした動物であり、白人の奴隷として使役される運命に神から定められているという。 太平洋戦争は人種差別撤廃のための戦争でもあった。 アジア人にとって英国は不敗の神であり戦争で勝てる相手とみなされなかった。 この神話を打ち砕いたのが日本である。 真珠湾の調査報告書ロバーツ報告では米国政府の警告を無視して厳戒態勢を取らなかったショート,キンメルの責任に帰している。 しかし数々の陸海軍の傍証言からルーズベルトが日本を戦争に巻き込んで行ったことが実証されている。 彼こそが極端な人種差別主義者であり日本の排除こそが新世界秩序構築の最重要課題と考えたのである。
2012年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦前の日本が狂気に支配され、一部の軍部や政治家に国民が操られたというのは全くのたわごとである。戦前の日本人も今日同様、あるいはそれ以上に国際社会の現実を冷静に見つめ、そして中国の悪辣な反日運動に対してそして米国の悪辣な世界制覇の野望に対し武器をとり立ち上がったのだ。司馬遼太郎の言うような陸軍に支配された暗黒時代ではない。西尾氏の本書に日本を追い詰めていく米国の卑劣な陰謀が明らかにされている。戦前の日本人は民主主義や自由を看板にした理不尽な要求、移民の排斥、自らの中南米の勢力圏を独占しつつ、なんら正当な根拠もなく我が国に満州を解放せよと圧力をかけ、蒋介石や毛沢東をに過大な援助を行い、中国の混乱を激化させた米国にどのような感情を抱いたであろうか。しかも米国にとっても日本を追い詰めようとするこれらの政策は国益にかなったのであろうか。戦後も中国は内戦が続き、共産党に支配され結局得られるものは何もなかった。中国人に大躍進運動や文化大革命という未曾有の悲劇をもたらしたのも結局米国資本家達の底知れぬ欲望の結果である。東西冷戦で米国は膨大な軍事費を支出し国力を低下させたというが自業自得である。私は賛成しないが、日本は米国に守ってもらって当然と考える人がいるが一理あるといえる。アジアと欧州の共産化という悲劇の元凶が米国であるというのは明らかである。
本書を読んで驚くのは戦前日本人の知識水準の高さである。特に4人の哲学者による「世界史的立場と日本」というテーマの座談会でのにおける彼らの知性の高さには脱帽するばかりである。平和憲法を教条とする戦後民主主義者や知識人、司馬史観の盲者などは足元にも及ばない。また本書には、今日日本で米国や中国の歴史観に阿諛追従する卑劣な日本の歴史学者(北岡某)やマスコミの姿も描かれている。黒人に対する凄惨なリンチ、米国と英国が開戦前にイランやアイスランド、中東フランス領に対する侵略なども記述されている。米国に日本の仏印進駐を道義的に批難できるはずがない。ポーランドをナチスと分割したソ連には膨大な軍事援助すら提供している。これが自由と民主主義の庇護者を自任する米国の正体である。なんという恥知らずが、偽善の最たるものである。この国と、この国が半分作ったような中国が今世界を牛耳っているのだ。現代世界の政治的、経済的混乱も米国の第2次世界大戦での薄汚い欲望の勝利を起源としている。
しかしこのような状況も長くは続かない。いずれ米国が自らの非を認める日が迫ってきているような気がしてならない。土下座と贖罪が近く来るのではないか。米国は自己欺瞞で自滅する。恥をさらす日は近い。中国も同様だ。
西尾先生のこれまでの努力に感謝する。続編を期待します。心ある日本人に是非とも西尾先生の著書に触れてほしい。東京裁判史観の払拭も、国家の名誉回復も、本来国家がするべき仕事である。繰り返す西尾先生の本来の仕事でなない、国家の義務である。
本書を読んで驚くのは戦前日本人の知識水準の高さである。特に4人の哲学者による「世界史的立場と日本」というテーマの座談会でのにおける彼らの知性の高さには脱帽するばかりである。平和憲法を教条とする戦後民主主義者や知識人、司馬史観の盲者などは足元にも及ばない。また本書には、今日日本で米国や中国の歴史観に阿諛追従する卑劣な日本の歴史学者(北岡某)やマスコミの姿も描かれている。黒人に対する凄惨なリンチ、米国と英国が開戦前にイランやアイスランド、中東フランス領に対する侵略なども記述されている。米国に日本の仏印進駐を道義的に批難できるはずがない。ポーランドをナチスと分割したソ連には膨大な軍事援助すら提供している。これが自由と民主主義の庇護者を自任する米国の正体である。なんという恥知らずが、偽善の最たるものである。この国と、この国が半分作ったような中国が今世界を牛耳っているのだ。現代世界の政治的、経済的混乱も米国の第2次世界大戦での薄汚い欲望の勝利を起源としている。
しかしこのような状況も長くは続かない。いずれ米国が自らの非を認める日が迫ってきているような気がしてならない。土下座と贖罪が近く来るのではないか。米国は自己欺瞞で自滅する。恥をさらす日は近い。中国も同様だ。
西尾先生のこれまでの努力に感謝する。続編を期待します。心ある日本人に是非とも西尾先生の著書に触れてほしい。東京裁判史観の払拭も、国家の名誉回復も、本来国家がするべき仕事である。繰り返す西尾先生の本来の仕事でなない、国家の義務である。
2011年11月20日に日本でレビュー済み
日本に対するアメリカの<敵意>を剔抉した『GHQ焚書図書開封』第5巻が出たのが7月。
「日米開戦前夜」という副題をもつこの第6巻の出版が11月。
来月12月の<パールハーバー70周年>を前にして時宜を得た刊行である。
1941年12月8日の真珠湾攻撃は、日本側の最後通牒の手交が1時間遅れたため、<だまし討ち>とされてきたが、本書はそれがアメリカ側のプロパガンダにすぎなかったことを明らかにする。
本巻で取り上げられるのは以下の5冊。
・「世界知識」増刊『日米戦ふ可きか』(昭和7年)
・棟尾松治『アメリカの実力』(昭和16年)
・齋藤忠『英米包囲陣と日本の進路』(昭和16年)
・来栖三郎『日米交渉の経緯』(昭和17年)
・高坂正顕ほか『世界史的立場と日本』(昭和18年)
最初の2冊の<GHQ焚書図書>を通して見えてくるのは――落日の大英帝国に代わって世界の覇権を握ろうとしていたアメリカと、そのアメリカを冷静に分析しながらも日米開戦は考えていなかった日本の姿である。
しかし、日米交渉をつづけてきた特命全権大使・来栖三郎の講演(これは貴重な史料です)に見るように、アメリカ側は着々と戦争の準備をしながら、日本を開戦に追い込んだ。
もはや決戦やむなし、となったときの日本人の声は『英米包囲陣と日本の進路』から知ることができる。
《いまはわれらが手を携へつゝ嵐の中に面をあげて、敢然と試練に突進する時だ。同胞の決意はいゝか。覚悟はしつかりと出来てゐるか》(286ページ)
そして開戦1年後の座談会『世界史的立場と日本』では、京都大学の学者4人が「この戦争は、これまでのような宣戦布告→戦争→講和→平和という流れを取る戦いとはまったく質が異なる」という「総力戦の哲学」を展開する。
こうして、一歩一歩戦争に追い込まれていった<日本の立場>、当時の日本人の<思いと覚悟>が、400ページになんなんとする本書で明らかにされる。
これを通読すれば真珠湾攻撃を<だまし討ち>のひと言で斬り捨てることはできないし、また当時の日本人の<こころ>を知らずして大東亜戦争を語ることはできない、という粛然とした気持ちになる。
「日米開戦前夜」という副題をもつこの第6巻の出版が11月。
来月12月の<パールハーバー70周年>を前にして時宜を得た刊行である。
1941年12月8日の真珠湾攻撃は、日本側の最後通牒の手交が1時間遅れたため、<だまし討ち>とされてきたが、本書はそれがアメリカ側のプロパガンダにすぎなかったことを明らかにする。
本巻で取り上げられるのは以下の5冊。
・「世界知識」増刊『日米戦ふ可きか』(昭和7年)
・棟尾松治『アメリカの実力』(昭和16年)
・齋藤忠『英米包囲陣と日本の進路』(昭和16年)
・来栖三郎『日米交渉の経緯』(昭和17年)
・高坂正顕ほか『世界史的立場と日本』(昭和18年)
最初の2冊の<GHQ焚書図書>を通して見えてくるのは――落日の大英帝国に代わって世界の覇権を握ろうとしていたアメリカと、そのアメリカを冷静に分析しながらも日米開戦は考えていなかった日本の姿である。
しかし、日米交渉をつづけてきた特命全権大使・来栖三郎の講演(これは貴重な史料です)に見るように、アメリカ側は着々と戦争の準備をしながら、日本を開戦に追い込んだ。
もはや決戦やむなし、となったときの日本人の声は『英米包囲陣と日本の進路』から知ることができる。
《いまはわれらが手を携へつゝ嵐の中に面をあげて、敢然と試練に突進する時だ。同胞の決意はいゝか。覚悟はしつかりと出来てゐるか》(286ページ)
そして開戦1年後の座談会『世界史的立場と日本』では、京都大学の学者4人が「この戦争は、これまでのような宣戦布告→戦争→講和→平和という流れを取る戦いとはまったく質が異なる」という「総力戦の哲学」を展開する。
こうして、一歩一歩戦争に追い込まれていった<日本の立場>、当時の日本人の<思いと覚悟>が、400ページになんなんとする本書で明らかにされる。
これを通読すれば真珠湾攻撃を<だまし討ち>のひと言で斬り捨てることはできないし、また当時の日本人の<こころ>を知らずして大東亜戦争を語ることはできない、という粛然とした気持ちになる。
2012年1月24日に日本でレビュー済み
『GHQ焚書図書開封』シリーズも6巻目「日米開戦前夜」を迎えた。西尾氏が取り上げた焚書は、まず開戦9年前の『日米戦ふべきか』(昭和7年4月)と開戦直前の『アメリカの実力』(16年2月)、『英米包囲陣と日本の針路』(16年10月)の3冊である。いずれも質の高い冷徹な論文集であり、よく米国を分析しているが開戦直前になっても米国に対する戦意がなかったことについては特記されよう。
戦時期の焚書としては『大東亜戦争の発火点:日米交渉の経緯』(17年12月)、『世界史的立場と日本』(18年3月)、『米国の世界侵略』(19年5月)が取り上げられ日本の大義が語られる。『日米交渉の経緯』から来栖特命全権大使が帰国後、1年経って語った講演が全文掲載されており、併載されている真珠湾敗戦を検証した「ロバート委員会報告」は興味深い。もっと知られるべきであろう。
本シリーズの前巻(5巻目)「ハワイ、満洲、支邦の排日」と本巻から日本が日米開戦の追い込まれていった事情が理解できてくる。関連して米国の視点から日米関係を論じた渡辺惣樹著『日米衝突の根源 1858-1908』を併せて読むことをお薦めしたい。
日米開戦から70年が過ぎた。米国の占領政策であったいわゆる“東京裁判史観”の押し付けの成功は米国の予想以上(うまく行過ぎた)だったのではないか? 日本の「真の独立」と「日米関係の深化」のためにもその史観からの脱却が必要である。GHQ焚書図書を発掘して分かり易い形で紹介していただいた西尾氏の努力に感謝したい。
戦時期の焚書としては『大東亜戦争の発火点:日米交渉の経緯』(17年12月)、『世界史的立場と日本』(18年3月)、『米国の世界侵略』(19年5月)が取り上げられ日本の大義が語られる。『日米交渉の経緯』から来栖特命全権大使が帰国後、1年経って語った講演が全文掲載されており、併載されている真珠湾敗戦を検証した「ロバート委員会報告」は興味深い。もっと知られるべきであろう。
本シリーズの前巻(5巻目)「ハワイ、満洲、支邦の排日」と本巻から日本が日米開戦の追い込まれていった事情が理解できてくる。関連して米国の視点から日米関係を論じた渡辺惣樹著『日米衝突の根源 1858-1908』を併せて読むことをお薦めしたい。
日米開戦から70年が過ぎた。米国の占領政策であったいわゆる“東京裁判史観”の押し付けの成功は米国の予想以上(うまく行過ぎた)だったのではないか? 日本の「真の独立」と「日米関係の深化」のためにもその史観からの脱却が必要である。GHQ焚書図書を発掘して分かり易い形で紹介していただいた西尾氏の努力に感謝したい。