「幸村殿、艶にて候」シリーズの第1巻です。時は太閤秀吉が惣無事令(大名への停戦命令)を出し、それに従わない島津氏に対して九州征伐を行う前の話です。
登場人物は、主人公の真田幸村で艶やかな19歳。当時人質として過ごしていた上杉家当主の上杉景勝。幸村を支える個性豊かな真田十勇士の面々などです。
登場人物がみな生き生きとして、戦国時代の活力あふれる世界観がよくでていて、非常に魅力的な作品になっています。当時の主従関係や衆道を背景に自然な感じのボーイズラブ(BL)が展開されています。
景勝らと大阪城に出向いていた、幸村が太閤秀吉の密命を受けて、九州征伐の為の秘密工作に乗り出すところから物語ははじまります。奇想天外な方法で真田十勇士を仲間にしながら九州への旅は面白く、続きを知りたくて読み出したら止まりません。
BL的には、1巻目は幸村が総受け状態の様相となり、景勝から真田十勇士まで皆が幸村に引かれていきます。幸村のハートを射止めるのは誰になるのかは、続巻まで持ち越され、そこへ至るまでが読みどころです。
CAPCOMのゲームの戦国BASARAで赤い鎧に身を包んだ婦女子に人気の真田幸村や、2009年度の大河ドラマ天地人でも登場する女嫌いで美形の小姓を侍らせていた上杉景勝らが織り成すドラマは、戦国物語に興味がある人もない人も、読む価値があると思います。
筆者の秋月こおさん自体は、BL作家歴が長く数々の人気BL小説シリーズを書いていて、BL漫画の原作も書いている方です。
その秋月さんの作品の中でも、「幸村殿、艶にて候」をずば抜けて好きになりました。若き天才武将真田幸村が、仲間や愛する人たちと悩み苦難を乗り越えていく姿に惚れ込んでしまいました。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥628¥628 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥628¥628 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥16¥16 税込
配送料 ¥240 5月15日-17日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥16¥16 税込
配送料 ¥240 5月15日-17日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
幸村殿、艶にて候 (キャラ文庫) (キャラ文庫 あ 1-30) 文庫 – 2007/11/27
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥628","priceAmount":628.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"628","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"noTI9FID5jLPFJ2WE%2FtfcP1g3iPnc77qz5j0jlej6LxWJ9PnHQKctP%2BgX%2BApws65WELn0W3fUMUJ7koo1R%2FzfXYMI0IRa1WyOkx%2BC95eE%2Bu0ov2iUwnhgjn2F6LxslqV","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥16","priceAmount":16.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"16","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"noTI9FID5jLPFJ2WE%2FtfcP1g3iPnc77q%2FLBwAg8NPfa1C%2FvWt3gtPTJy3iQ4BtwYWPJvMg6FugU7NoA3PxiAbGG5eSKp%2FqrWwDOLmPXPBaCcI%2FtUa6D%2B1lXKxZPnnhgjt4Ksy0%2B4H%2Bcw6GBMZ0EDdGUzEQMG72QqOxSovqdU8H6pxiyfQLWi5w%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2007/11/27
- ISBN-104199004602
- ISBN-13978-4199004605
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2007/11/27)
- 発売日 : 2007/11/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 333ページ
- ISBN-10 : 4199004602
- ISBN-13 : 978-4199004605
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,737,235位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,219位ボーイズラブノベルス (本)
- - 282,585位文学・評論 (本)
- - 295,873位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章が非常に分りやすく、読みやすく、難しい時代のお話なのに読んでいてめげない、少しも飽きない。
それどころか、わくわくしちゃってどんどん先に進みたくなる。
実に上手い文章で、あらゆる場面も目に浮かぶようでした。
幸村を中心とする大勢の人物達が、皆 実に生き生き描かれていて、嬉しい誤算、惹き込まれました。
景勝とのやり取り、佐助を筆頭に「幸村第一!」の、ちびっ子軍団 小介、六郎の活躍などはとても痛快。
やたらと怪しい才蔵との危うい主従関係・・・コレは終盤 佐助のピンチの訳と共に事情が判明。
やり取りやセリフが、どこを取ってもシャレていて本当に面白かった。
まだ「序章」であるにもかかわらず、読後の爽快感、満足度は充分得られた。続きが早く読みたいです。
これから読まれる方は「時代小説」だとか「BL」だとか、区別せずに楽しまれたらよろしいかと。
それどころか、わくわくしちゃってどんどん先に進みたくなる。
実に上手い文章で、あらゆる場面も目に浮かぶようでした。
幸村を中心とする大勢の人物達が、皆 実に生き生き描かれていて、嬉しい誤算、惹き込まれました。
景勝とのやり取り、佐助を筆頭に「幸村第一!」の、ちびっ子軍団 小介、六郎の活躍などはとても痛快。
やたらと怪しい才蔵との危うい主従関係・・・コレは終盤 佐助のピンチの訳と共に事情が判明。
やり取りやセリフが、どこを取ってもシャレていて本当に面白かった。
まだ「序章」であるにもかかわらず、読後の爽快感、満足度は充分得られた。続きが早く読みたいです。
これから読まれる方は「時代小説」だとか「BL」だとか、区別せずに楽しまれたらよろしいかと。
2011年7月29日に日本でレビュー済み
和の世界観。戦国の古風な時代。私の求めるBL世界観のひとつです。
真田幸村は若く美しい。良い意味で幼さを残す彼は、悠々とただ少し危うげでもあり、凛とした役者のような性格が映えます。
飄々と、差し出される手をひらりとかわして過ごして来た彼も、一途な思いを感じ取って戸惑い、此れまで目を向けずにいた大人の恋を体だけでなく心で覚えて行くのですね。とても楽しいです。
真田十勇士の人物を多少取り混ぜたらしき物語は(若輩は作品を知りません)、巻を重ねるごとに人物が増えていき、賑わいを呈してきます。
幸村殿…と慕われる彼は、大人の恋を知識でしか知らないかの様子。
想い人に手取り教授されるだけでは済まない、魅力的な彼の運命に期待します。
真田幸村は若く美しい。良い意味で幼さを残す彼は、悠々とただ少し危うげでもあり、凛とした役者のような性格が映えます。
飄々と、差し出される手をひらりとかわして過ごして来た彼も、一途な思いを感じ取って戸惑い、此れまで目を向けずにいた大人の恋を体だけでなく心で覚えて行くのですね。とても楽しいです。
真田十勇士の人物を多少取り混ぜたらしき物語は(若輩は作品を知りません)、巻を重ねるごとに人物が増えていき、賑わいを呈してきます。
幸村殿…と慕われる彼は、大人の恋を知識でしか知らないかの様子。
想い人に手取り教授されるだけでは済まない、魅力的な彼の運命に期待します。