大作くんにも肩書きがつき、九大天王も全員味方になったところで、ハイ十年後……
ただの全員玉砕攻撃も「背水の陣」って言っとけば作戦っぽくなるだろ、
という股くぐり系男子の采配で
あっちもこっちも全滅するところからお話が始まる。
その後の展開は基本的に「ギをゆな！」「せがらし！」で始まる殴り合いで、
はてしないパワーインフレと、都合が良いときに復活する「死んだはずのあの人」の繰り返し。
本当に誰一人、人の話を聞かない。
「じゃかましい！」「聞く耳持たん！」「問答無用！」ドカーンバキーン、こればっか。
「話は！ 最後まで聞け！！」ってセリフが出てきてびっくりした。お前らにそういうボキャブラリーがあったのかよ。
どいつもこいつも「命と引き替えに放つビックバンパンチ！」をやって死んでいき、
その際ライバルと心中するのがお約束。
こういうの……どっかで見たことある……シグルイとかで……
最初の頃は「やめてよ～」などと言っていた大作くんも
しまいにゃ人を死なせるためにお膳立てする立派な薩摩藩士になってしまう。
最後あたり「あいつらは何のために死んでいったんだ～」などと言う人もいますが、
そりゃあ……
こういうの……どっかでみたことある……大日本帝国とかで……！！！
ヒィッツカラルドの出番が多いことだけが見所でした
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