当初この漫画は無意味にえっちな場面がさしはさまれていて扱いに困ったものですが、今回で第8巻まで続き落ち着いた展開になると、気づけばほとんどそういう描写がなくなっていました。そうなってみると無性に寂しいものを感じるのですから、嗚呼、人間とは何と身勝手なものなのでしょう。
今回のお話はホームレスへのボランティア、学校でのいじめ、カスミ網での密猟など、まるで社会派ドラマの様です。登場する虫もノミ、シラミなど地味な虫が扱われています。特に公衆衛生を扱う問題はシリアスです。それだけに読みごたえのある話になっています。
状況やキャラクターの描写が深く、いつもながら内容の濃い一冊です。これで以前の強引なえっちさも懐かしいというのは、私の単なるわがままでしょうか?

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ベクタ-・ケ-スファイル: 稲穂の昆虫記 (8) (チャンピオンREDコミックス) コミック – 2009/10/20
- 本の長さ183ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2009/10/20
- ISBN-104253232787
- ISBN-13978-4253232784
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2009/10/20)
- 発売日 : 2009/10/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 183ページ
- ISBN-10 : 4253232787
- ISBN-13 : 978-4253232784
- Amazon 売れ筋ランキング: - 513,300位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は色物と見せかけての名作です。基本的に虫の話なのですが、その対処方法やはたまた虫と植物の共存関係とそれらとの人間の付き合い方といった環境問題についても考えさせられる本です。ただしお色気満載なシーンがあったり、少しグロテスクな描写もあったりしますので、そういった物が嫌いな方は閲覧を控えたほうがいいと感じます。この巻はネコノミとアタマジラミ、鳥類を無作為に捕獲するカスミ網の危険性について、センチュウという寄生虫についてです。これらに頭を抱えている人は読むことをお勧めします。