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「放射能は怖い」のウソ 親子で考える放射能Q&A 単行本 – 2011/8/26
服部 禎男
(著)
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購入オプションとあわせ買い
原発と放射能を第一線で見続けてきた著者が語る、放射能の真実。
マンガつきのQ&A形式で、難しい話が簡単にわかります!
テレビや雑誌から流されるのは「放射能は怖い」という話ばかり。
ちょっとでも放射能が検出されると大騒ぎで、ことさらに恐怖をあおり、「放射能は怖いもの」という洗脳を続けています。
しかし放射能は本当にそんなに怖いものなんでしょうか?
ラドン温泉は健康にいいと言うのになんで放射能はちょっとでもあると怖いんでしょうか?
宇宙飛行士は地上の数百倍の放射線を浴びているけど大丈夫なんでしょうか?
ちょっと考えてみると、おかしな話ばかりです。
この本では放射能と今回の福島原発事故に関する素朴な疑問に、ていねいにわかりやすく答えていきます。
放射能が怖いと思われるようになった歴史から、ICRPが出している国際勧告のデタラメぶり、
デタラメぶりを証明する最新の放射線ホルミシスに関するデータ……。
そして「放射能は怖い」どころか、放射能がないと人間は生きていけないという事実もわかります。
目からうろこが落ちる話ばかりで、放射能に対する考えが百八十度変わるかもしれません。
この本を読めば、放射能の正しい知識が身について、今回の原発事故が怖くなくなります。
「ここでお話しする内容は実際に私が見たり聞いたりしたことばかりです。世の中にはデマや噂があふれています。
どうして作り話がとびかうのでしょうか。どうかそんなものに流されることなく、正しい情報を知って、行動してほしいと思います」
(「はじめに」より)
マンガつきのQ&A形式で、難しい話が簡単にわかります!
テレビや雑誌から流されるのは「放射能は怖い」という話ばかり。
ちょっとでも放射能が検出されると大騒ぎで、ことさらに恐怖をあおり、「放射能は怖いもの」という洗脳を続けています。
しかし放射能は本当にそんなに怖いものなんでしょうか?
ラドン温泉は健康にいいと言うのになんで放射能はちょっとでもあると怖いんでしょうか?
宇宙飛行士は地上の数百倍の放射線を浴びているけど大丈夫なんでしょうか?
ちょっと考えてみると、おかしな話ばかりです。
この本では放射能と今回の福島原発事故に関する素朴な疑問に、ていねいにわかりやすく答えていきます。
放射能が怖いと思われるようになった歴史から、ICRPが出している国際勧告のデタラメぶり、
デタラメぶりを証明する最新の放射線ホルミシスに関するデータ……。
そして「放射能は怖い」どころか、放射能がないと人間は生きていけないという事実もわかります。
目からうろこが落ちる話ばかりで、放射能に対する考えが百八十度変わるかもしれません。
この本を読めば、放射能の正しい知識が身について、今回の原発事故が怖くなくなります。
「ここでお話しする内容は実際に私が見たり聞いたりしたことばかりです。世の中にはデマや噂があふれています。
どうして作り話がとびかうのでしょうか。どうかそんなものに流されることなく、正しい情報を知って、行動してほしいと思います」
(「はじめに」より)
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社武田ランダムハウスジャパン
- 発売日2011/8/26
- ISBN-104270006676
- ISBN-13978-4270006672
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商品の説明
著者について
服部禎男
名古屋大学電気工学科卒。東京大学工学博士。元電力中央研究所名誉特別顧問。
大学卒業後、中部電力に入社。入社翌年、東京工大原子核工学修士課程に入学。
卒業後、アメリカのオークリッジ原子力研究所原子炉災害評価研修課程へ。
1980年に電力中央研究所・研究開発部の初代原子力部長に就任。1988年に燃料無交換超小型安全炉の発案。
1989年に放射線ホルミシス研究委員会委員長に就任。また電力中央研究所理事に就任。
2005年には放射線ホルミシス研究とその国際的推進が評価されバンガード賞を受賞。
低量の放射線であれば体にいいとする放射線ホルミシスの第一人者として世界に名をはせている。
名古屋大学電気工学科卒。東京大学工学博士。元電力中央研究所名誉特別顧問。
大学卒業後、中部電力に入社。入社翌年、東京工大原子核工学修士課程に入学。
卒業後、アメリカのオークリッジ原子力研究所原子炉災害評価研修課程へ。
1980年に電力中央研究所・研究開発部の初代原子力部長に就任。1988年に燃料無交換超小型安全炉の発案。
1989年に放射線ホルミシス研究委員会委員長に就任。また電力中央研究所理事に就任。
2005年には放射線ホルミシス研究とその国際的推進が評価されバンガード賞を受賞。
低量の放射線であれば体にいいとする放射線ホルミシスの第一人者として世界に名をはせている。
登録情報
- 出版社 : 武田ランダムハウスジャパン (2011/8/26)
- 発売日 : 2011/8/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 128ページ
- ISBN-10 : 4270006676
- ISBN-13 : 978-4270006672
- Amazon 売れ筋ランキング: - 324,840位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,186位科学読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年6月21日に日本でレビュー済み
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わかりやすい解説でした。もう一歩深く説明が欲しいくらいです。
2012年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、どこを見ても事実に基づいている。これは、科学の本である。
最初に明記してある。「ここでお話する内容は実際に私が見たり聞いたりしたことばかりです。・・中略・・世の中にはデマや噂があふれています。どうして作り話が飛びかうのでしょうか。どうかそんなものに流されることなく、正しい情報を知って、行動してほしいと思います。」
どうして?・・ねこ年は30年前から「真実」の追究をライフワークにしてきた。いろいろわかってきている。なぜ驚くほど放射能の危険を大衆が過大視しているのか?それも分っている。マスコミ情報を100%信じこんでいるからだ。ではマスコミ情報は正しいのか?。知っている人は知っていることだが、上杉隆氏が発信している通り、「ジャーナリズム崩壊」が現状だ。では何か?伊藤肇氏が指摘する通り、センセーショナリズムとオポーチュニズムを行動原理とするマスコミが多いからだ。一言で言えばカネである。危ない危ないと騒げば騒ぐほどカネになる。反対に、今のこの国の政治の基準より6ケタほど上の数値までは危なくないという世界の放射能医学の専門研究者の近年の報告を報道したらどういうことが起きるか?・・・お前たちは今までウソを報道してきたな!から始まって、あの過激な団体の大デモが新聞社を取り囲む対策まで、非常事態であろう。
放射能危険限界値を知らなくても、誰にでも分かる事実がある。このたびの福島の事故で、死者はあったか。
ない。障害て病院に担ぎ込まれた人が居るか。いない。このことが何を語るか? 微量でも蓄積してゆく?子供に放射線障害が遺伝する?・・・冗談ではない。各地のラジウム温泉、ラドン温泉の人たちはどうなのか。何世代にもわたって何も異状なく元気ではないか。真実は、事実を出発点としなければ分ってこない。
親子で見る本は、大人にも子供にも分かりやすいマンガ仕立てが一番いい。絵は、文字よりも数段、難しいことを正しく易しく伝えられる。これは、新聞の子供ニュースを大人が見て分かりやすいのと同様である。
ところで実際、子供にも正しく分かりやすいように書くのは、大人向けよりも数段、工夫と手数が要る。そうしてできた本だから、ねこ年のわしにも、読みやすいのだろう。
日本国民の多くは、放射性に対して一種独特の思い込みを持って過ごしてきたはずである。それだけに、多くの場合、ある特別な思い込みを持ってこの本が読まれることが多いに違いない。
しかし、いま一般に優勢に流布されているのは誤った古い知識、あるいは、ある目的のための情報操作であって、正しい知識ではない。ところが、それらに操られたままの人がじつに多い。
大勢の人が言っている。メディアにもそう出ている。当局発表も同じだ。・・・・・それは、天動説の時代には天動説が天下の定説であり常識であったのと同じである。
天が動いているか、地が動いているかは日常生活に影響ないが、いま日本の放射能問題が危ないのか危なくないのかは、自分たちの生活に直接響く大問題である。
我々はいま真実を知らなければいけない。著者服部禎男博士は30年前ラッキー博士の報告に出会って驚愕したが、それが本当であることを知って以来放射能の影響の解明一筋に活動を続け世界中の放射線科学者を動かして次々と新しい研究成果が出た。放射能危険/安全レベルは大きく安全側に変わり、欧米諸国はいち早くそれによって安全基準を緩和したが、日本の当局は85年前の今や世界の科学者が完全に見捨てた古い知識で固まったままである。
そのために福島の人々が大きな災厄を蒙っているのを見捨てておけないとして著者が困難と反論と不評承知で啓蒙活動を開始、継続している。この本は、このような動機から生まれた本である。
放射能が生物に及ぼす影響を実験した最初は、1927年(昭和2年)のマラーである。ショウジョウバエにX線を浴びせたら、2代目、3代目子孫に奇形が生まれた。障害の程度は浴びせたX線の量に比例すると報告した。
これは生物に対する放射線障害は放射線量に比例して増加するという説で、放射線ゼロであれば一番よい、少なければ少ないほどよいという考えかたである。
85年前のこのマラー説は、放射線強度に対する生体損傷は直線的関係にあって、しきい値がないという考え方であるため、LNT(リニア・ノー・スレショルド)仮説(ドグマ)と、現代の我々は呼ぶ。
これに対するのは、放射線量があるレベル以下では無害あるいは有益であって、(ラドン温泉や放射線がん治療の効果のように・・)、ある放射線強度すなわち「しきい値」(スレショルド)以上になるとはじめて放射線障害が発生し始めるという、これは現代の世界の放射線科学の知識であり常識になっている。
研究を進めた研究者が次々と成果を発表した段階で、マラーのLNTドグマは完全に崩壊した。それは、放射線で生体に障害が起きるのはDNAが壊されるためであること。そして、ヒトなど多くの生体にはDNA修復能力が備わっていて、放射線でDNAが壊れてもどんどん修復してゆくこと。そして、マラーが実験試料に使ったショウジョウバエはDNA修復能力を持たない種類の昆虫であったことが分かったためである。
新しい放射線科学の世界では、今から30年前にはラッキー博士が放射線ホルミシス効果を発表し、服部博士が確認実験して世界に発表し、世界各国の多くの研究者が次々と研究を進めて放射線科学が大いに進んだ。最新の放射線強度の危険/安全レベルは大きく変わっている。欧米諸国が採用している安全レベルは、昔よりも何ケタか大きな数値である。
宇宙飛行士は180mSy/6ヶ月浴びて出発時よりも良い体調で戻ってくる。人類は、始まって以来、自然放射線を浴び続けているが何ともない。世界には自然放射線が強い地方があり、イランのラムサールでは、平均10.2、最高260mSv/年の中で代々暮らして何ともない。イランのラムサールは長寿国でもある。
全国のラジウム温泉地、ラドン温泉地で代々暮らしてきた人も、何ともない。新潟県の村杉温泉では、2,700Bqの温泉水が湧いて、飲んでもいる。政府が水道水の限度としている300Bqの9倍だが、代々住んでいる人々は何ともない。
福島第一原発で働いている人も近辺の人も、放射線障害はない。そこで飛び回っている鳥は何ともない。高濃度汚染水が海に流れたと騒いだが、浮いてきた魚はいない。
放射線でガンの治療をしている。
放射能怖い怖い症候群の人々に、本当のことを知って目を覚ましてほしいというのがこの本の趣旨である。
この本を読んで何がどれほど本当に危ないかを知った人は、放射能騒ぎを煽って金儲けする連中のカモにならずに済むにちがいない。
最初に明記してある。「ここでお話する内容は実際に私が見たり聞いたりしたことばかりです。・・中略・・世の中にはデマや噂があふれています。どうして作り話が飛びかうのでしょうか。どうかそんなものに流されることなく、正しい情報を知って、行動してほしいと思います。」
どうして?・・ねこ年は30年前から「真実」の追究をライフワークにしてきた。いろいろわかってきている。なぜ驚くほど放射能の危険を大衆が過大視しているのか?それも分っている。マスコミ情報を100%信じこんでいるからだ。ではマスコミ情報は正しいのか?。知っている人は知っていることだが、上杉隆氏が発信している通り、「ジャーナリズム崩壊」が現状だ。では何か?伊藤肇氏が指摘する通り、センセーショナリズムとオポーチュニズムを行動原理とするマスコミが多いからだ。一言で言えばカネである。危ない危ないと騒げば騒ぐほどカネになる。反対に、今のこの国の政治の基準より6ケタほど上の数値までは危なくないという世界の放射能医学の専門研究者の近年の報告を報道したらどういうことが起きるか?・・・お前たちは今までウソを報道してきたな!から始まって、あの過激な団体の大デモが新聞社を取り囲む対策まで、非常事態であろう。
放射能危険限界値を知らなくても、誰にでも分かる事実がある。このたびの福島の事故で、死者はあったか。
ない。障害て病院に担ぎ込まれた人が居るか。いない。このことが何を語るか? 微量でも蓄積してゆく?子供に放射線障害が遺伝する?・・・冗談ではない。各地のラジウム温泉、ラドン温泉の人たちはどうなのか。何世代にもわたって何も異状なく元気ではないか。真実は、事実を出発点としなければ分ってこない。
親子で見る本は、大人にも子供にも分かりやすいマンガ仕立てが一番いい。絵は、文字よりも数段、難しいことを正しく易しく伝えられる。これは、新聞の子供ニュースを大人が見て分かりやすいのと同様である。
ところで実際、子供にも正しく分かりやすいように書くのは、大人向けよりも数段、工夫と手数が要る。そうしてできた本だから、ねこ年のわしにも、読みやすいのだろう。
日本国民の多くは、放射性に対して一種独特の思い込みを持って過ごしてきたはずである。それだけに、多くの場合、ある特別な思い込みを持ってこの本が読まれることが多いに違いない。
しかし、いま一般に優勢に流布されているのは誤った古い知識、あるいは、ある目的のための情報操作であって、正しい知識ではない。ところが、それらに操られたままの人がじつに多い。
大勢の人が言っている。メディアにもそう出ている。当局発表も同じだ。・・・・・それは、天動説の時代には天動説が天下の定説であり常識であったのと同じである。
天が動いているか、地が動いているかは日常生活に影響ないが、いま日本の放射能問題が危ないのか危なくないのかは、自分たちの生活に直接響く大問題である。
我々はいま真実を知らなければいけない。著者服部禎男博士は30年前ラッキー博士の報告に出会って驚愕したが、それが本当であることを知って以来放射能の影響の解明一筋に活動を続け世界中の放射線科学者を動かして次々と新しい研究成果が出た。放射能危険/安全レベルは大きく安全側に変わり、欧米諸国はいち早くそれによって安全基準を緩和したが、日本の当局は85年前の今や世界の科学者が完全に見捨てた古い知識で固まったままである。
そのために福島の人々が大きな災厄を蒙っているのを見捨てておけないとして著者が困難と反論と不評承知で啓蒙活動を開始、継続している。この本は、このような動機から生まれた本である。
放射能が生物に及ぼす影響を実験した最初は、1927年(昭和2年)のマラーである。ショウジョウバエにX線を浴びせたら、2代目、3代目子孫に奇形が生まれた。障害の程度は浴びせたX線の量に比例すると報告した。
これは生物に対する放射線障害は放射線量に比例して増加するという説で、放射線ゼロであれば一番よい、少なければ少ないほどよいという考えかたである。
85年前のこのマラー説は、放射線強度に対する生体損傷は直線的関係にあって、しきい値がないという考え方であるため、LNT(リニア・ノー・スレショルド)仮説(ドグマ)と、現代の我々は呼ぶ。
これに対するのは、放射線量があるレベル以下では無害あるいは有益であって、(ラドン温泉や放射線がん治療の効果のように・・)、ある放射線強度すなわち「しきい値」(スレショルド)以上になるとはじめて放射線障害が発生し始めるという、これは現代の世界の放射線科学の知識であり常識になっている。
研究を進めた研究者が次々と成果を発表した段階で、マラーのLNTドグマは完全に崩壊した。それは、放射線で生体に障害が起きるのはDNAが壊されるためであること。そして、ヒトなど多くの生体にはDNA修復能力が備わっていて、放射線でDNAが壊れてもどんどん修復してゆくこと。そして、マラーが実験試料に使ったショウジョウバエはDNA修復能力を持たない種類の昆虫であったことが分かったためである。
新しい放射線科学の世界では、今から30年前にはラッキー博士が放射線ホルミシス効果を発表し、服部博士が確認実験して世界に発表し、世界各国の多くの研究者が次々と研究を進めて放射線科学が大いに進んだ。最新の放射線強度の危険/安全レベルは大きく変わっている。欧米諸国が採用している安全レベルは、昔よりも何ケタか大きな数値である。
宇宙飛行士は180mSy/6ヶ月浴びて出発時よりも良い体調で戻ってくる。人類は、始まって以来、自然放射線を浴び続けているが何ともない。世界には自然放射線が強い地方があり、イランのラムサールでは、平均10.2、最高260mSv/年の中で代々暮らして何ともない。イランのラムサールは長寿国でもある。
全国のラジウム温泉地、ラドン温泉地で代々暮らしてきた人も、何ともない。新潟県の村杉温泉では、2,700Bqの温泉水が湧いて、飲んでもいる。政府が水道水の限度としている300Bqの9倍だが、代々住んでいる人々は何ともない。
福島第一原発で働いている人も近辺の人も、放射線障害はない。そこで飛び回っている鳥は何ともない。高濃度汚染水が海に流れたと騒いだが、浮いてきた魚はいない。
放射線でガンの治療をしている。
放射能怖い怖い症候群の人々に、本当のことを知って目を覚ましてほしいというのがこの本の趣旨である。
この本を読んで何がどれほど本当に危ないかを知った人は、放射能騒ぎを煽って金儲けする連中のカモにならずに済むにちがいない。
2011年9月18日に日本でレビュー済み
中部電力出身で、電力中央研究所エネルギー開発本部初代原子力部長、元電力中央研究所名誉特別顧問という経歴の、原子力産業に生涯を捧げた著者が、
放射線ホルミシス仮説の考え方によれば福島第一原発事故の放射能漏れは健康に影響がないから、福島の人々の避難は必要ないと主張している本です。
子供への影響を心配する主婦層が受け入れやすいよう、各章の冒頭に母と子の漫画を交えて、子供と著者とのQ&A形式で構成されています。
Q:「プルトニウムって怖いんですよね?」
A:『怖くもなんともないんだよ。人間が飲んでも影響がないくらい。怖いと思わせたい人がいるんだろうね。一番大きいのは、原発が広まることで損をするグループの存在。いろんな背景が電力の裏には潜んでいるんだよ。これは怖い話になるからここまでにしておこうね。』
Q:「チェルノブイリの事故ではどんな健康被害があったんですか?」
A:『白血病や甲状腺ガンのことが言われているけど、それも放射能の関係とは言い切れません。モーリス・チュビアーナの研究結果によれば、放射能の影響でガンになることはなかったはずなんだ。ましてや奇形児が生まれたなんていうのはデマもいいところだね。そう思わせたい勢力が存在するんだろうね。』
Q:「原発は危険なんですか?」
A:『事故の数でいえば火力発電のほうがよほど危険なんだよ。原子炉がメルトダウンしたからって、どうということはないよ。爆発するわけじゃないし。核廃棄物にしても、薄めて道路に敷きつめれば、みんな健康になるんじゃないかな。ラドン温泉と同じようなものだよ。ラッキー博士もね、核廃棄物は健康増進のための放射線源を提供してくれるって言ってるんだ。』
Q:「福島原発の周辺の住民には避難指示が出てるけど、どこまでが危ないんですか?」
A:『防護服を着て避難エリアに入る人がいるけど、着なくても大丈夫。20キロ圏内が避難区域になってるけど、これもまったくナンセンス。一日も早く安全宣言を出すべきだね。』
Q:「今回の原発事故の放射能もれは心配することはないんですね?」
A:『まったく心配することはありません。心配することによってストレスを抱えるほうがよほど病気になってしまいますよ。ラッキー博士は、人間が生きていく上で年間100ミリシーベルトの放射能が最適だと言っているんだから。放射線ホルミシスの考え方に沿えば、当然、福島周辺からはガン患者が減るし、寿命も延びることになるから。』
本書の意図が、福島の人々の不安を払拭することにあるのか、原子力産業を擁護することにあるのか判然としませんが、
あとがきで、ICRPの勧告に従って放射能漏れの事後処理にかかるなら、その費用は莫大なものになりムダであると述べていることや、Q&Aの内容から判断すると、
速やかに福島の人々を帰宅させて賠償金を圧縮し、被曝を賠償の対象から外すことにより、東電の賠償金負担の軽減を意図しているのではないのかと勘繰りたくなります。
また、著者は、政府が行った避難措置により、家を奪われ、家畜や農地を奪われ、自殺した人が出ている状況に激しい憤りを感じ、老骨に鞭を打って本書を著したと述べてますが、そもそも、その原因を作ったのは著者を含む原発推進派であるにもかかわらず、避難措置を講じた政府や放射能の危険を訴える学者にその責任をすり替えている点も解せません。
いずれにしても、実験・検証に基づいて判断するのが、科学者としての姿勢なのではないでしょうか。
『××博士が言ってるから』正しいのでしょうか。
実際に自身でプルトニウムを飲み、十分な検証期間を経て、人体に影響がないことを身をもって確認したのであれば、プルトニウムは安全だと国民に喧伝しても良いかと思いますが、
T.D.ラッキーやモーリス・チュビアーナ等の、昆虫実験や一定条件下の細胞実験の結果に基づく仮説のみを論拠にして、福島の人々の被曝を既成事実化しようとする姿勢は疑問です。
1993年に日本原子力研究開発機構が「プルトくん」という広報用アニメを製作して、プルトニウムの安全性を宣伝していましたが、国際的な批判を浴びて、このアニメはすぐに回収になりました。
プルトくんがプルトニウム溶液を飲むシーン等が問題視されて、アメリカエネルギー省長官から抗議文が送りつけられたのでした。
外圧には敏感に反応して、動燃はすぐにプルトニウム安全説を引っ込めましたが、原発発祥国のアメリカでさえ、人命には配慮しています。
放射線ホルミシス効果の例として挙げられているラドン温泉についても、
2006年、WHOは、ラドンの放射線が肺ガンの重要な原因であることを警告しました。
アメリカの環境保護庁も、ラドンに安全な量というものは存在せず、少しの被曝でもガンになる危険性をもたらすものとしています。
また、米国科学アカデミーは、毎年15,000から22,000人のアメリカ人が屋内のラドンによる肺ガンによって命を落としていると推計しています。
一方、本書が放射能は安全だと主張する論拠は、毎時10ミリシーベルトまでの放射線ならDNA修復が可能だという、フランス原子力協会の元会長であり原子力推進派のモーリス・チュビアーナの説にありますが、
東大アイソトープセンター長の児玉教授は、遺伝子の中には、一定数のDNA修復に関係する遺伝子とDNAの保護に関わる遺伝子とがあり、
これらがやられない限り、低線量による障害はだいたい修復されるかもしれないが、これらがやられた場合にはガンになるので、
安全か否かは、25,000の遺伝子の中でどこがやられるのかという確率の問題になると述べています(『 内部被曝の真実 (幻冬舎新書) 』より)。
したがって、低線量であっても、長期間にわたって被曝すれば被曝するほど、ガンになる確率は上ることになります。
セシウム137の半減期は30年、プルトニウムにいたっては半減期は2万4,000年です。
修復される部分もあるにせよ、この間、遺伝子が破壊され続けることになるのです。
本書がこれらの事実や反対説には触れずに、単なる仮説をあたかも実証されているかのように扱い、放射能による健康被害をデマだと断じ、放射能が人体に良いと言い切ってしまうのは何故なのでしょう?
アメリカは、放射能の危険性を認めた上で、リスク・マネジメントをしています。
一方日本の原発推進派は、原発は絶対に安全だと喧伝して、危機管理のコストを省いて原発を推進した挙げ句、いざ原発事故が起きてしまったら、今度は放射能は安全だということにしてしまおうとしています。
仮に、放射能の人体への影響について学説が定まっていないとするならば、
安全性が実証されていない以上、子供たちの未来を想えば、放射能の危険性を前提に行動すべきなのではないでしょうか。
本書を信じることによって、福島の人々は心の安寧を取り戻せるかもしれませんが、真実が明らかになるのは十数年後です。
水俣病やイタイイタイ病、サリドマイド、薬害エイズ訴訟等の時のように、十数年経って放射能による健康被害があらわになってから、被曝との因果関係を巡って東電や国と何年も争って放射能の危険性が認められたとしても、犠牲になった子供たちの命は戻りません。
それを、性急に、あえて「放射能安全仮説」に舵を切ろうとする本書の真意が分かりませんが、子供たちの未来を想ってのことでないのだけは明らかです。
医薬品の臨床試験のように、人体実験を行って安全を確かめてから、舵を切っても遅くはないのですから。
なぜ、人体実験を避けるのでしょう。不都合な結果が出ることを恐れているのでしょうか。
原発推進の背後には、エネルギーの自給や安全保障の問題があるのかもしれませんが、国民あっての国家です。
安易に国民の命を切り捨てようとする本書の姿勢には賛成できません。
放射線ホルミシス仮説の考え方によれば福島第一原発事故の放射能漏れは健康に影響がないから、福島の人々の避難は必要ないと主張している本です。
子供への影響を心配する主婦層が受け入れやすいよう、各章の冒頭に母と子の漫画を交えて、子供と著者とのQ&A形式で構成されています。
Q:「プルトニウムって怖いんですよね?」
A:『怖くもなんともないんだよ。人間が飲んでも影響がないくらい。怖いと思わせたい人がいるんだろうね。一番大きいのは、原発が広まることで損をするグループの存在。いろんな背景が電力の裏には潜んでいるんだよ。これは怖い話になるからここまでにしておこうね。』
Q:「チェルノブイリの事故ではどんな健康被害があったんですか?」
A:『白血病や甲状腺ガンのことが言われているけど、それも放射能の関係とは言い切れません。モーリス・チュビアーナの研究結果によれば、放射能の影響でガンになることはなかったはずなんだ。ましてや奇形児が生まれたなんていうのはデマもいいところだね。そう思わせたい勢力が存在するんだろうね。』
Q:「原発は危険なんですか?」
A:『事故の数でいえば火力発電のほうがよほど危険なんだよ。原子炉がメルトダウンしたからって、どうということはないよ。爆発するわけじゃないし。核廃棄物にしても、薄めて道路に敷きつめれば、みんな健康になるんじゃないかな。ラドン温泉と同じようなものだよ。ラッキー博士もね、核廃棄物は健康増進のための放射線源を提供してくれるって言ってるんだ。』
Q:「福島原発の周辺の住民には避難指示が出てるけど、どこまでが危ないんですか?」
A:『防護服を着て避難エリアに入る人がいるけど、着なくても大丈夫。20キロ圏内が避難区域になってるけど、これもまったくナンセンス。一日も早く安全宣言を出すべきだね。』
Q:「今回の原発事故の放射能もれは心配することはないんですね?」
A:『まったく心配することはありません。心配することによってストレスを抱えるほうがよほど病気になってしまいますよ。ラッキー博士は、人間が生きていく上で年間100ミリシーベルトの放射能が最適だと言っているんだから。放射線ホルミシスの考え方に沿えば、当然、福島周辺からはガン患者が減るし、寿命も延びることになるから。』
本書の意図が、福島の人々の不安を払拭することにあるのか、原子力産業を擁護することにあるのか判然としませんが、
あとがきで、ICRPの勧告に従って放射能漏れの事後処理にかかるなら、その費用は莫大なものになりムダであると述べていることや、Q&Aの内容から判断すると、
速やかに福島の人々を帰宅させて賠償金を圧縮し、被曝を賠償の対象から外すことにより、東電の賠償金負担の軽減を意図しているのではないのかと勘繰りたくなります。
また、著者は、政府が行った避難措置により、家を奪われ、家畜や農地を奪われ、自殺した人が出ている状況に激しい憤りを感じ、老骨に鞭を打って本書を著したと述べてますが、そもそも、その原因を作ったのは著者を含む原発推進派であるにもかかわらず、避難措置を講じた政府や放射能の危険を訴える学者にその責任をすり替えている点も解せません。
いずれにしても、実験・検証に基づいて判断するのが、科学者としての姿勢なのではないでしょうか。
『××博士が言ってるから』正しいのでしょうか。
実際に自身でプルトニウムを飲み、十分な検証期間を経て、人体に影響がないことを身をもって確認したのであれば、プルトニウムは安全だと国民に喧伝しても良いかと思いますが、
T.D.ラッキーやモーリス・チュビアーナ等の、昆虫実験や一定条件下の細胞実験の結果に基づく仮説のみを論拠にして、福島の人々の被曝を既成事実化しようとする姿勢は疑問です。
1993年に日本原子力研究開発機構が「プルトくん」という広報用アニメを製作して、プルトニウムの安全性を宣伝していましたが、国際的な批判を浴びて、このアニメはすぐに回収になりました。
プルトくんがプルトニウム溶液を飲むシーン等が問題視されて、アメリカエネルギー省長官から抗議文が送りつけられたのでした。
外圧には敏感に反応して、動燃はすぐにプルトニウム安全説を引っ込めましたが、原発発祥国のアメリカでさえ、人命には配慮しています。
放射線ホルミシス効果の例として挙げられているラドン温泉についても、
2006年、WHOは、ラドンの放射線が肺ガンの重要な原因であることを警告しました。
アメリカの環境保護庁も、ラドンに安全な量というものは存在せず、少しの被曝でもガンになる危険性をもたらすものとしています。
また、米国科学アカデミーは、毎年15,000から22,000人のアメリカ人が屋内のラドンによる肺ガンによって命を落としていると推計しています。
一方、本書が放射能は安全だと主張する論拠は、毎時10ミリシーベルトまでの放射線ならDNA修復が可能だという、フランス原子力協会の元会長であり原子力推進派のモーリス・チュビアーナの説にありますが、
東大アイソトープセンター長の児玉教授は、遺伝子の中には、一定数のDNA修復に関係する遺伝子とDNAの保護に関わる遺伝子とがあり、
これらがやられない限り、低線量による障害はだいたい修復されるかもしれないが、これらがやられた場合にはガンになるので、
安全か否かは、25,000の遺伝子の中でどこがやられるのかという確率の問題になると述べています(『 内部被曝の真実 (幻冬舎新書) 』より)。
したがって、低線量であっても、長期間にわたって被曝すれば被曝するほど、ガンになる確率は上ることになります。
セシウム137の半減期は30年、プルトニウムにいたっては半減期は2万4,000年です。
修復される部分もあるにせよ、この間、遺伝子が破壊され続けることになるのです。
本書がこれらの事実や反対説には触れずに、単なる仮説をあたかも実証されているかのように扱い、放射能による健康被害をデマだと断じ、放射能が人体に良いと言い切ってしまうのは何故なのでしょう?
アメリカは、放射能の危険性を認めた上で、リスク・マネジメントをしています。
一方日本の原発推進派は、原発は絶対に安全だと喧伝して、危機管理のコストを省いて原発を推進した挙げ句、いざ原発事故が起きてしまったら、今度は放射能は安全だということにしてしまおうとしています。
仮に、放射能の人体への影響について学説が定まっていないとするならば、
安全性が実証されていない以上、子供たちの未来を想えば、放射能の危険性を前提に行動すべきなのではないでしょうか。
本書を信じることによって、福島の人々は心の安寧を取り戻せるかもしれませんが、真実が明らかになるのは十数年後です。
水俣病やイタイイタイ病、サリドマイド、薬害エイズ訴訟等の時のように、十数年経って放射能による健康被害があらわになってから、被曝との因果関係を巡って東電や国と何年も争って放射能の危険性が認められたとしても、犠牲になった子供たちの命は戻りません。
それを、性急に、あえて「放射能安全仮説」に舵を切ろうとする本書の真意が分かりませんが、子供たちの未来を想ってのことでないのだけは明らかです。
医薬品の臨床試験のように、人体実験を行って安全を確かめてから、舵を切っても遅くはないのですから。
なぜ、人体実験を避けるのでしょう。不都合な結果が出ることを恐れているのでしょうか。
原発推進の背後には、エネルギーの自給や安全保障の問題があるのかもしれませんが、国民あっての国家です。
安易に国民の命を切り捨てようとする本書の姿勢には賛成できません。
2011年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆるホルミシス論をわかり易く解説した本。とても読みやすい。
今、マスコミでは1マイクロシーベルトでも大騒ぎするのに、何故ガンの治療法である放射線療法はイイってことになっているのか? また、何故広島長崎は10年も待たずに都市機能を取り戻し、現在に至るまで市民は普通にしていられるのか? ・・・自分の中で折り合いがついてなかった数々のことが、少なくともこの本で納得がいった。
人間の細胞やDNAには自己修復力があり、放射線治療ではガン細胞と一緒くたに傷ついても修復してしまう。広島長崎でも、直接被爆していない人はヒトが持つ自己修復力で問題なく乗り越えた、と。
そして、放射能研究者は総じて長生きの人が多く、この論を最初に唱えたラッキー博士は90歳過ぎて現役・・・・なんだか、ホルミシス論に説得されそうだわ。少なくとも、40年前の原発が壊れたからって「原発怖い、放射能怖い」と言って、そこに凝り固まっている人よりも信用できそう。
今、マスコミでは1マイクロシーベルトでも大騒ぎするのに、何故ガンの治療法である放射線療法はイイってことになっているのか? また、何故広島長崎は10年も待たずに都市機能を取り戻し、現在に至るまで市民は普通にしていられるのか? ・・・自分の中で折り合いがついてなかった数々のことが、少なくともこの本で納得がいった。
人間の細胞やDNAには自己修復力があり、放射線治療ではガン細胞と一緒くたに傷ついても修復してしまう。広島長崎でも、直接被爆していない人はヒトが持つ自己修復力で問題なく乗り越えた、と。
そして、放射能研究者は総じて長生きの人が多く、この論を最初に唱えたラッキー博士は90歳過ぎて現役・・・・なんだか、ホルミシス論に説得されそうだわ。少なくとも、40年前の原発が壊れたからって「原発怖い、放射能怖い」と言って、そこに凝り固まっている人よりも信用できそう。