今をときめく映画『カメラを止めるな!』の上田監督の10年前の小説ということで、購入して読んでみました。
ぶっ飛んだ才能の原点のようなものを感じます。「その発想はなかったわ」と驚くところも多いです。
今回の大ヒットは、苦節10年の開花だと思います。
20代前半で借金苦に陥り、ホームレスになった経験もあるということですが、才能を開花させたものは「push your back」という精神だったのでしょう。
上田監督のファンの方なら、監督の昔のブログ(2008年頃の「小説出版道」)を合わせて読むと、より楽しめると思います。
私は個人的に、百田尚樹著『夢を売る男』の第2章「チャンスを掴む男」の温井雄太郎さんを思い起こし、上田監督は最終的にチャンスを掴んだのだと思いました。

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ドーナツの穴の向こう側 単行本(ソフトカバー) – 2008/8/1
上田 慎一郎
(著)
- 本の長さ100ページ
- 言語日本語
- 出版社文芸社
- 発売日2008/8/1
- ISBN-104286049736
- ISBN-13978-4286049731
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2019年6月17日に日本でレビュー済み
"夕日が消えようが、消えまいが、あたしのするべきことは変わらない。世界がどうあろうと、あたしはあたしのやるべきことをやるだけだ。"ヒット中の映画『カメラを止めるな!』の監督でもある著者が描く"ちょっとずれた世界"と女子高生の物語である本書は、スピーディーな展開が心地よい。
個人的には、別件で滋賀県は木ノ本町を訪れて本の取材をしていた時に、まさかの雑談の中で監督がこの【木ノ本出身】であることを偶然に教えてもらい、ついでに【監督の親の友達】である方からこの本を入手したわけだけど。
何とも偶然の本との出会いに"イッツはスモールワールド"とか柄にもなく呟きつつ、それもさておき、本書からはどこか『カメラを止めるな!』にも繋がるような映像的な内容に共通点がある様に感じました。
『カメラを止めるな!』で監督に興味をもった誰か、あるいは青春もの好き、はたまた滋賀県の人にもオススメ。
個人的には、別件で滋賀県は木ノ本町を訪れて本の取材をしていた時に、まさかの雑談の中で監督がこの【木ノ本出身】であることを偶然に教えてもらい、ついでに【監督の親の友達】である方からこの本を入手したわけだけど。
何とも偶然の本との出会いに"イッツはスモールワールド"とか柄にもなく呟きつつ、それもさておき、本書からはどこか『カメラを止めるな!』にも繋がるような映像的な内容に共通点がある様に感じました。
『カメラを止めるな!』で監督に興味をもった誰か、あるいは青春もの好き、はたまた滋賀県の人にもオススメ。