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「極み」のひとり旅 (光文社新書) 新書 – 2004/9/18

3.4 5つ星のうち3.4 13個の評価

寂し、愉し、おとなのひとり旅の極意が満載!!

--普段の暮らしと切り離すからこそ、ひとり旅は愉しいのである。それは何も贅沢三昧をすることだけではない。寧ろその逆だってあっていいわけで、日々の暮らし以上、いや、以下の質素な旅もまた愉しいのだ。旅はどんな形でも愉しいものだが、ひとり旅は又、それらとは全く異質の愉しさを与えてくれる。「極みのひとり旅」は又、「旅の極み」でもある。--

著者は、1952年京都府生まれ。1976年大阪歯科大学卒業、京都北区にて歯科医院を開業。生粋の京都人であることから京都関連の、更には生来の旅好きから、旅紀行のエッセイを執筆。雑誌「日経おとなのOFF」(日経ホーム出版社)、「おとなの旅時間」(JTB)で旅監修も担当。著書に『京料理の迷宮』『「極み」の日本旅館』(以上、光文社新書)、『京都の値段』シリーズ(プレジデント社)などがある。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2004/9/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/9/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 318ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4334032702
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334032708
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 13個の評価

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柏井 寿
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年1月21日に日本でレビュー済み
本書は、自意識過剰のひとり旅論である。

「ひとり旅を心底愉しむ術」を編み出したという著者が、ひとり旅の基本と、その実践を書いているが、読んでもちっともひとり旅の楽しさが伝わってこず、ひとり旅をしたくなる気分にもなれない。

なぜなら、話が自意識過剰で、読んでいて白けるのである。

例えば、著者は、ひとり旅での夕食について、

『普通に考えれば夕食は、同僚、家族、友人らと一緒に賑やかに食べるものである。たったひとりで夕食を摂るのは、何か事情があるに違いないと思われるのだ。つまりは、世間一般から見れば、ひとりで夕食を食べているのは可哀相な人、同情すべき人なので、憐れみの眼差しで見られるのが常なのである』

といい、

『自分はちっとも憐れな存在ではない。優雅なひとり旅の途上で心から夕餉を愉しんでいるのだ、と、声を大にして言いたい』

という。

ひとり夕食は憐れだという決めつけもどうかと思うが、優雅な一人旅を楽しんでいるんだとわかってもらう必要がなぜあるのか、理解に苦しむ。

他人の視線を気にしながらのひとり旅がどうして楽しいのだろうか?

そして、著者はついに、ひとり夕食でも優雅な一人旅を楽しんでいることを分かってもらえる極意を見つけたという。それは、

『★極意その一。必ずカウンター席、それも端っこに座るべし』

『★極意その二。出来れば開店直後に店へ入り、店へ入る姿を他の客に見られないようにすること』

『★極意その三。料理を「おまかせ」にしないこと』

だという。

ここまで来ると、あまりの自意識過剰ぶりに思わず吹き出してしまう。

本書の後半は、ひとり旅実践編として、著者のひとり旅日記が延々と披露される。

もしあなたが、著者、柏井壽氏の熱烈なファンならば、日記に書かれているエピソードの一つ一つは、読んでいて楽しいであろう。

しかし、もしあなたが、柏井壽氏に興味ないならば、読むのは時間の無駄であろう。

例えば、第一三章「人恋しさが募る旅―仙台」で、柏井壽氏の中学時代の恋愛話など読まされても、楽しいとは思わないだろう。

ひとり旅のためになる話が読めると思ってこの本を買った私は、つい、

「柏井壽さん、誰もあなたのプライベートな話を聞きたいとは思いませんよ。自意識過剰じゃないですか?」

と言いたくなってしまうのである。

なお、本書には、宿、店舗、名所リストが載っているが、2004年の出版なので、最新情報の確認は必要である。

ところで、昨日(2012/1/21)、「城」「秘境駅」「雪見の秘湯」「離島」をテーマに旅する土曜スペシャル「極旅2」を見て、こだわりの旅っていいなぁと思い、ひとり、旅に出かけたくなる気分になった。

著者や、編集者に期待したいのは、読んでいて旅に出かけたくなるような内容にしてもらいたい、ということである。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月15日に日本でレビュー済み
 著者は京都の歯医者さんだが、グルメ評論家としても知られる人物。けっこう辛口で、美味いものと不味いものをハッキリ言ってくれるので、信頼できる。
 本書は、「ひとり旅」のすすめ。
 前半は準備編。プランニング、宿泊先の選び方、移動手段など丁寧に教えてくれる。ひとり旅というものは、ときに宿泊を嫌がられたり、寂しい食事になってしまう危険があるが、それへの対処法も細かく書かれており、参考になった。
 後半は、日本各地への旅行記。松山、尾道、仙台、湯河原などへ出かけているが、満喫している様子が伝わってきて楽しい。
 読みやすい文章であり、誠実に書かれているので、満足の行く一冊であった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年9月27日に日本でレビュー済み
 ひとり旅に初めて興味を持った人も、すでに実行中の人も、この本を通して経験豊かな著者とひとり旅をめぐる対話を楽しんでみよう。
第1部は、著者曰く「基本の『き』」=ひとり旅経験の総括編。第2部は各論=具体例による「実践編」で、第1部のほぼ4倍のボリューム。私のおすすめは第2部。具体例で説かれるひとり旅の楽しさと辛さ、わびしさと心地良さ(例えば、それぞれ、レストランの真ん中の席での夕食とカウンター席でメニューを見ながらひとりごちつつ摂る夕食)、簡素な旅と贅沢な旅(民宿のような旅館と静寂と馴染みを備えた旅館などの他、例えば昼食でも、「洋食屋」のオムライスと2500円の天麩羅蕎麦)、計画的な旅と行き当たりばったりの旅、当たりはずれの民宿またはラーメン等々、実に豊富な経験を通して「私はこんな旅をやったけど、あなたにとってはどう?」と問いかけてくる。自分の好みや経験と著者の実践とを突き合わせて読んでみていただきたい。賛否いろいろ、感じるままに読み進めるうちにいろんなノウハウが脳裏に蓄積してゆく。そうすれば、いつの間にか、自分がやってみたい旅のイメージが浮かんでくる。
「自分探しの時間から、自分作りの時間へ/やっぱり、ひとり旅は愉しい。」これは本書の最後の2行。こんな風に言えるようになってみたい。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月21日に日本でレビュー済み
ひとり旅をする著書が時々みせる居心地の悪さ。
そこまで感じなくていいのにと思いつつ、出版された時をみたら14年前。
本当にひとり旅に優しい時代になったもんだと思いました。
そんな時代があって今があるを感じるにはいい本だと思います。

『冷めてる!不味い!と不満に思うより、工夫して食べる方が気持ちがいい』の言葉に開眼。
旅の満足度において、食のしめる割合はかなりのもの。嫌な思い出が食ということもかなりありました。
でも、著者の言う通り、もしかしたら鉄板で焼いてみる、調味料を変えてみるで思わぬ発見があるかもしれません。
もう不味いと言わないようチャレンジしてみたいと思います。

読み進めると、著者の旅における妄想(⁉︎)なのか現実なのかわからない部分もありますが、これもひとり旅の醍醐味(?)お好みで読み進めることをおススメします。
2011年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オヤジまみれの表現の連続で、読んでいると、どんどん自分もオヤジになっていくような気がした。とにかく表現が古臭い。ジジ臭い。まったく魅力がない。そして下品だ。

旅の参考になるような記述もあまりなく、読んでいるとなんだか一人旅が気軽に行けなくなる。
一人旅が好きな人、これから行こうと思っている人は読まない方がいいでしょう。行く前に気が重くなります。

僕は一人旅が大好きですが、そんな細かいことばっか気にしてたら一人旅の良さが台無しだろ!って思う記述ばかりの本でした。
まったくおススメできません。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年1月25日に日本でレビュー済み
 「ひとり旅」が確実に増えているという。一方で、ひとり旅は寂しい、辛い、虚しい、・・という側面があることも事実である。

 愉しい、嬉しい、心が満たされるひとり旅をするにはどうすればよいのか。それはテーマを持つことだと思う。

 思い出の地への感傷旅行、船旅、自転車、クルマ、温泉、旅館、グルメ、居酒屋、何でもよい。この本にはひとり旅のひながたがたくさん入っている。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年1月27日に日本でレビュー済み
著者は、一人でホテルに泊まったり、食事をしたりする姿を回り人がどう思うかを考えすぎというか、自意識過剰のところがある。
でもそう感じる人は普通一人旅はできないと思うのだが、それ以上に一人旅の楽しみ、日常を離れる楽しさが上回るのだそうだ。
確かに、同行者がいるより、一人旅の方が、日常を引きずらなくてすむ。
私の友人にも、一人では、ファーストフード以外の普通のレストランで食事できない、という人がいる。著者みたいに自意識過剰の人は意外と
多いのかもしれない。それでも、一人旅をしてみたい人には参考になる部分、共感できる部分が多いエッセイなのだろう。

ただ、30代の女性の一人旅はかっこいい、とか、女性は飛行機に強い、とか、中年男性の一人旅はわびしい、等の記述を読むと
そういうことに、男性、女性や年齢は関係ないのではないかな、と思った。

個人的に私がよく行く広島の記述がおもしろかったので、総合的には悪い印象ではないのだが。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年7月14日に日本でレビュー済み
 こういう本はどういう目的で手にとるかによって評価が大いに変わるだろう。私の場合は、「ひとり旅に自分も行きたくなるようなエッセイを読みたい」という気持ちで手にとったのだが、まったく満足を得られるものではなかった。

 ちょっとしたエピソードは盛り込まれているのだが、どれもつまらない。つまらないエピソードも魅了的に書く技量もない。文章が下手で自己陶酔型なので読む気もうせる。

 とにかくこの人の書いていることは、異様に細かいのである。「ひとり旅は自分探しの旅だ」とか余裕のあるのが良いような事をいいながら、ホテルは大浴場付きがいいとか、昼食場所は五、六軒めぼしいところを予めネットで調べてプリントアウトしておくべきとか、どこどこはネット予約だと三二〇〇円安いとか、新幹線はA席がいいとか、心づけはどれくらいいつ渡すかとか、読んでいてぐったりしてくるのである。

 私の場合、ひとり旅にいきたくなるどころか行くの面倒だな、と思えてくる本だった。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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