航空自衛隊の音楽隊員として活躍する鳴瀬佳音(なるせ かのん)の日常と事件を描いた作品です。
音楽隊の仕事や演奏会の裏側、航空自衛隊の歴史や文化など、興味深い情報が満載で、佳音の恋愛や友情、家族の関係など、人間ドラマも楽しめます。
この本の魅力は、音楽隊の活動をリアルに描いていることです。
作者は実際に航空自衛隊の音楽隊に取材しており、その様子は巻末のエッセイにも書かれています。
音楽隊のメンバーは、様々な楽器を演奏するだけでなく、自衛隊の任務や訓練にも参加しています。
音楽隊の役割や意義、自衛隊の使命や規律など、知らなかったことが山ほど出てきます。
音楽隊の演奏会のシーンは、音楽の魅力や感動を伝えてくれます。
この本のもう一つの魅力は、佳音の成長物語です。
佳音は、アルトサックスを担当する女性隊員で、最初はドジでおっちょこちょい、さらに天然です。
ですが、音楽隊の仲間や先輩、指揮者など、様々な人との出会いや別れを通して、自分の夢や目標を見つけていきます。
佳音は、音楽隊の一員としてだけでなく、自衛隊の一員としても、自分の役割や責任を果たそうと努力します。
佳音の恋愛も、音楽隊の仕事との両立や自衛隊の規則など、複雑な問題に直面しますが、それを乗り越えていきます。
この本は、音楽と自衛隊という異なる世界を結びつけた、今まで無かったユニークで魅力的な作品です。
音楽隊の活動や自衛隊の歴史を知ることができるだけでなく、佳音の人生を通して、音楽の力や自衛隊の精神を感じることができます。
音楽好きや自衛隊に興味のある方におすすめの本です。
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碧空のカノン: 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート (光文社文庫 ふ 25-1) 文庫 – 2015/9/9
福田和代
(著)
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- 本の長さ355ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2015/9/9
- ISBN-104334769624
- ISBN-13978-4334769628
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2015/9/9)
- 発売日 : 2015/9/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 355ページ
- ISBN-10 : 4334769624
- ISBN-13 : 978-4334769628
- Amazon 売れ筋ランキング: - 648,781位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,622位光文社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年神戸市生まれ。
神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアとなる。
2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビューするなり大型新人として脚光を浴び、次いで首都大停電の悪夢を描いた2008年の『TOKYO BLACKOUT』でいっそう評価が高まった。
現在は専業作家として、『オーディンの鴉』など緻密な取材と専門知識に裏付けられた問題作を上梓しつづけている。(『ハイ・アラート』プロフィールより)
公式サイト http://www.fukudakazuyo.com/
公式ブログ http://d.hatena.ne.jp/Fukuda_Kazuyo/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
急に購入しなくてはならない都合があり買ったはいいが、文庫ではないのが欲しかったので間違えてしまった。
よく見なかったので残念でした。
でも綺麗に包装されていたので商品としては良かったと思います。
もう少し大きくはっきり文庫と書いておいてほしかった。
よく見なかったので残念でした。
でも綺麗に包装されていたので商品としては良かったと思います。
もう少し大きくはっきり文庫と書いておいてほしかった。
2022年7月14日に日本でレビュー済み
主人公は鈍臭くてルーズで化粧っけも色気もない。元同級生が回想で演奏すると別人のようになると言ってるけどそれも一度だけなので、ただイライラする魅力がない女性としか思えない。
それだけじゃないんだという音楽の才能や感性にもっとフォーカスするべきだったのではないか。
自衛隊の音楽隊の話は面白かった。ただ、もう少し音楽以外の訓練の話とか、入隊するのは多分難しいだろうからその辺りを掘り下げて欲しかった。
ミステリー?要素を毎回入れてくるけどそれも中途半端だし、なんか全体としてちょっと足りない感じだった。
それだけじゃないんだという音楽の才能や感性にもっとフォーカスするべきだったのではないか。
自衛隊の音楽隊の話は面白かった。ただ、もう少し音楽以外の訓練の話とか、入隊するのは多分難しいだろうからその辺りを掘り下げて欲しかった。
ミステリー?要素を毎回入れてくるけどそれも中途半端だし、なんか全体としてちょっと足りない感じだった。
2020年1月27日に日本でレビュー済み
自衛隊の音楽隊については警察の音楽隊、消防の音楽隊と同じくらいの漠然としたイメージしかありませんでしたが、音大出身者の進路の一つであるということをこれを読んで初めて知りました。
自衛隊員としての訓練も受けなければならないとか昇進しないと定年まで在籍することはできないなどの事情も知ることができます。
著者が楽器の経験があるのかどうかはわかりませんが、素人ながら楽器を演奏する私が読んでも表現が変だとか間違っていると思う箇所はないので実際に演奏する人によく取材されているのだろうと思います。
自衛隊員であっても人間。若い女性には若い女性らしい人生があります。
吹奏楽を扱った作品は京都アニメーションの作品をはじめとして少なくないのですが、以前『楽隊のうさぎ』を読んであまりいいイメージを持たなかったのでこれらの作品には手を出さずにいました。
しかしここでは登場人物は音大を卒業した大人ばかりで演奏技術もお墨付き。
そんな人たちの本番前や録音に臨む心境も適切に描かれていて実際に楽器に関わる人が手にしても楽しめると思います。
しかし大きな賞を狙うような内容ではないので肩肘張らずにヒロインに感情移入して読むことができます。
登場人物の造形も極端に個性的ではなくそれでいて魅力的に描かれているのは著者の力量でしょう。
三冊続けて読みました。
次が待ち遠しいです。
自衛隊員としての訓練も受けなければならないとか昇進しないと定年まで在籍することはできないなどの事情も知ることができます。
著者が楽器の経験があるのかどうかはわかりませんが、素人ながら楽器を演奏する私が読んでも表現が変だとか間違っていると思う箇所はないので実際に演奏する人によく取材されているのだろうと思います。
自衛隊員であっても人間。若い女性には若い女性らしい人生があります。
吹奏楽を扱った作品は京都アニメーションの作品をはじめとして少なくないのですが、以前『楽隊のうさぎ』を読んであまりいいイメージを持たなかったのでこれらの作品には手を出さずにいました。
しかしここでは登場人物は音大を卒業した大人ばかりで演奏技術もお墨付き。
そんな人たちの本番前や録音に臨む心境も適切に描かれていて実際に楽器に関わる人が手にしても楽しめると思います。
しかし大きな賞を狙うような内容ではないので肩肘張らずにヒロインに感情移入して読むことができます。
登場人物の造形も極端に個性的ではなくそれでいて魅力的に描かれているのは著者の力量でしょう。
三冊続けて読みました。
次が待ち遠しいです。
2021年2月24日に日本でレビュー済み
作中に鳥取県を舞台にした話が一つ。さすがに鳥取駅周辺の描写は的確で、「しっかり取材したんだな~」と感心したのもつかの間、読み進んで行くうちに「んっ?」という記述が。作中に「全日本で金賞を取った中学校」というのが出てくるが、う~ん、ここ数十年。鳥取県でそんな快挙を成し遂げた学校なんて聞いたことがない。いや、全国大会って、行ったことすらなかったんじゃないかな…。そんだけ鳥取県にとって、全国なんて夢のまた夢なんですよ。
これはフィクションであり、現実とは当然違う。でもその虚実のギリギリのバランスで成り立つのがこの手の作品じゃないのかな。全国で金賞を取った鳥取の中学校が出てきたとたん、何か白けてしまって…。
惜しい!あと少しでした。
これはフィクションであり、現実とは当然違う。でもその虚実のギリギリのバランスで成り立つのがこの手の作品じゃないのかな。全国で金賞を取った鳥取の中学校が出てきたとたん、何か白けてしまって…。
惜しい!あと少しでした。
2017年5月22日に日本でレビュー済み
ま、福田さんはどちらかと言えば硬い文章の方が得意なので、あなだらけの謎解きはいいのではないでしょうか。
肩ひじ張らずに何も考えずに読める作品。
ただ、福田さんがマーガレットを愛読されていたのだろうと推測するが、
「安西夫人」と独身女性が「夫人」と付けられている理由を「お蝶夫人」にちなんで名づけられた、
というくだりは大分苦しいと思う。
主人公の佳音世代は「エースをねらえ」を当然知らない世代の設定であり、「お蝶夫人?who?」である。
隊員の中には1人くらい古い漫画が好きで知っている者がいるということがあるかもしれないが、
それでも皆が知らないことは通り名として定着し辛い。
それでも舞台が社会人テニス部とかならまだわかるが、音楽隊では尚更となる。
ベルばらやキャンディキャンディとは同じ時代でも知名度が全然違うのである。
佳音が入隊の時代なら45歳以上のオバサンじゃないと熱心に読んだ世代ではない。
因みに同世代以上の男性も姉か妹がいなければ少女漫画なんか全く読まない世代だから、
「エースをねらえ」という題名くらいしか知らないのが普通。
まだデビ夫人あたりから取ってきた、という方が腑に落ちたと言える。
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ただ、福田さんがマーガレットを愛読されていたのだろうと推測するが、
「安西夫人」と独身女性が「夫人」と付けられている理由を「お蝶夫人」にちなんで名づけられた、
というくだりは大分苦しいと思う。
主人公の佳音世代は「エースをねらえ」を当然知らない世代の設定であり、「お蝶夫人?who?」である。
隊員の中には1人くらい古い漫画が好きで知っている者がいるということがあるかもしれないが、
それでも皆が知らないことは通り名として定着し辛い。
それでも舞台が社会人テニス部とかならまだわかるが、音楽隊では尚更となる。
ベルばらやキャンディキャンディとは同じ時代でも知名度が全然違うのである。
佳音が入隊の時代なら45歳以上のオバサンじゃないと熱心に読んだ世代ではない。
因みに同世代以上の男性も姉か妹がいなければ少女漫画なんか全く読まない世代だから、
「エースをねらえ」という題名くらいしか知らないのが普通。
まだデビ夫人あたりから取ってきた、という方が腑に落ちたと言える。
2015年11月26日に日本でレビュー済み
空自中央音楽隊を舞台に、人一倍「天然」な音楽隊員の主人公と、彼女と仲良しの同僚や上司達が、時々舞い込む他愛ない謎を巡って小さなドタバタを繰り広げる短編集。
文章はこなれていて読みやすいし、話も適度に(発生した「謎」のヒントが全く提示されないので)先が読めないため、先が気になってつい読み進めてしまう。絶対に悲しい展開にならないのも、安心していられる。総じてライトノベル感覚で気軽に楽しめる作品。
ただ、読み終わった後でまず思うのが「これ別に舞台が自衛隊じゃなくても良くない?」ということ。
作品の中で描写される主人公達の日常は、練習する、飲食店で飲み食いする、コンサートで演奏する、集まってわいわい謎について語る、これしかない。自衛隊らしいところといえば、たまにマラソンをしているぐらいか。本当にきちんと音楽隊を取材して書いてるのかと疑問になる。
謎にしても、自衛隊がからまないと成立しないという謎はひとつとしてなく、ありていに言えば、わざわざ自衛隊にせずとも普通の楽団で話を作って十分成立する。
ぶっちゃけると、そのへんのほのぼのストーリーを、自衛隊という包装紙(しかもあまり質が良くない)で包んでブームに乗っかって売ろうとしているだけという安易さが見え隠れするため、さわやかな中にもなんとなく疑問を感じる読後感となっている。
文章はこなれていて読みやすいし、話も適度に(発生した「謎」のヒントが全く提示されないので)先が読めないため、先が気になってつい読み進めてしまう。絶対に悲しい展開にならないのも、安心していられる。総じてライトノベル感覚で気軽に楽しめる作品。
ただ、読み終わった後でまず思うのが「これ別に舞台が自衛隊じゃなくても良くない?」ということ。
作品の中で描写される主人公達の日常は、練習する、飲食店で飲み食いする、コンサートで演奏する、集まってわいわい謎について語る、これしかない。自衛隊らしいところといえば、たまにマラソンをしているぐらいか。本当にきちんと音楽隊を取材して書いてるのかと疑問になる。
謎にしても、自衛隊がからまないと成立しないという謎はひとつとしてなく、ありていに言えば、わざわざ自衛隊にせずとも普通の楽団で話を作って十分成立する。
ぶっちゃけると、そのへんのほのぼのストーリーを、自衛隊という包装紙(しかもあまり質が良くない)で包んでブームに乗っかって売ろうとしているだけという安易さが見え隠れするため、さわやかな中にもなんとなく疑問を感じる読後感となっている。
2016年7月21日に日本でレビュー済み
自衛隊の音楽隊というと、あくまでも自衛隊の付属部署で、自衛隊員から音楽の素養がある人が配属されるのかなという不確かな認識しか持っていなかったのだけど、いやいや本格的な楽隊で、音大出身のいわば音楽エリートがそこを目指して何倍もの関門をくぐり抜けて入ってくるところだったんだね。主人公はそんな音楽隊に所属するちょっとドジな女子自衛官 鳴瀬佳音(カノン)。次々起こる小さな謎かけを含むハプニングを、周囲を巻き込んで解決しながら、音楽隊の日常を描いていく連作集。ちょっと謎解きのプロセスが都合よすぎる感じもあるけど、まぁ話の本筋はそこじゃないのでいいのかな。続編もあるみたいなので、文庫化されたら読んでもいいかな・・。