一流の詐欺師は、騙した相手から感謝される。
これだと、絶対に罪に問われないですもんね。

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詐欺師入門: 騙しの天才たち:その華麗なる手口 単行本 – 1999/9/1
- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日1999/9/1
- ISBN-104334960944
- ISBN-13978-4334960940
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「信用詐欺師」の醍醐味、カモを分析する、一流になるための条件、日常生活の送り方など、アメリカの詐欺と詐欺師についての話を脚色なく忠実に伝える。映画「スティング」制作のヒントになった本。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んだ次の日から、営業現場で活用してます。
心理的要素な部分と、統計的要素な部分が相まって、
かなり説得性があるスキルが濃縮してます。
自分の営業スタイルをニュートラルと考えた場合、
この本の内容にあるスキルは自分にとってはギアチェンジの要素となりました。
心理的要素な部分と、統計的要素な部分が相まって、
かなり説得性があるスキルが濃縮してます。
自分の営業スタイルをニュートラルと考えた場合、
この本の内容にあるスキルは自分にとってはギアチェンジの要素となりました。
2009年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は犯罪者の世界とその世界の隠語の解説本である。
人を騙し、大金を詐取する犯罪者の物語であるのに、まったく陰惨でない。
それどころか、痛快な読後感すらある。
その理由は、一にかかって本書が取り扱う「信用詐欺」の性格にあると思われる。
被害者(カモ)は「不正な手段による大儲け」をエサに騙されるのである。
この「設け話」載った時点で、被害者と詐欺師は倫理的には同一地平に存することになる。
あとは、狐と狸の化かし合い。より賢く、より機転の利く方が勝利するというだけだ。
従って、詐欺は「ゲーム」となる。スカッとしていて明るい。
被害者が全て社会的強者である金持ちであるところも大いにその印象を強化している。
本書が扱っている時代は一時代前のものではあるが、「不正な手段」と知りつつ金儲けのためには敢えて「やってかます」精神は、アメリカ資本主義の精神として現代にも通じるものがあると思われる。
人を騙し、大金を詐取する犯罪者の物語であるのに、まったく陰惨でない。
それどころか、痛快な読後感すらある。
その理由は、一にかかって本書が取り扱う「信用詐欺」の性格にあると思われる。
被害者(カモ)は「不正な手段による大儲け」をエサに騙されるのである。
この「設け話」載った時点で、被害者と詐欺師は倫理的には同一地平に存することになる。
あとは、狐と狸の化かし合い。より賢く、より機転の利く方が勝利するというだけだ。
従って、詐欺は「ゲーム」となる。スカッとしていて明るい。
被害者が全て社会的強者である金持ちであるところも大いにその印象を強化している。
本書が扱っている時代は一時代前のものではあるが、「不正な手段」と知りつつ金儲けのためには敢えて「やってかます」精神は、アメリカ資本主義の精神として現代にも通じるものがあると思われる。
2015年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
開けた途端、たばこの臭いが漂ってきた。表紙の絵をみて「気のせいか?」と思ったが違った。おそらく消臭処置をしたのだろうが、しみ込んだたばこ臭は簡単に消えるものではないのだろう。とても本を開く気にはなれず、数日風通しの良いところに置いておいたが、臭いはとれなかった。
内容は興味深かった。詐欺の歴史、どんな人がカモになりやすいか等、他では読んだことのない斬新なものだった。
内容は興味深かった。詐欺の歴史、どんな人がカモになりやすいか等、他では読んだことのない斬新なものだった。
2005年3月22日に日本でレビュー済み
ノンフィクションもの的な教養書だが、あとがきにもあるように、
文学的要素が高い。
1910~1920年代に活躍した詐欺師の手法などが
実にスリリングに説明されている一方で、
それぞれおの詐欺師がカモを騙すために、
いかに社会的に魅力のある人物になりきるのか、
また、それはどんな風に魅力的なのかを見事に描き出している。
詐欺師とカモという、欲と欲のぶつかりあいの仕組みの
全体像をつかもうと筆を進めれば進めるほど、
人間という生き物が持つ欲や弱さやズルさが滲み出てくる。
面白い、面白いと言いながらページをめくるうちに
最後のページにたどりつき、本を閉じた後にふと考えた。
本書に出てきた詐欺師達にばったり出会ったとしたら、
私は騙されずにいられるだろうか、と。
幸いにも私は詐欺師にばったり会うような生活を送っていないので
まだ答えは得られていないのだが、
一読して、欲に対する自分の弱さのことを考えずにはいられなかった。
文学作品としても、ノンフィクションとしても一級品である。
素晴らしい。
文学的要素が高い。
1910~1920年代に活躍した詐欺師の手法などが
実にスリリングに説明されている一方で、
それぞれおの詐欺師がカモを騙すために、
いかに社会的に魅力のある人物になりきるのか、
また、それはどんな風に魅力的なのかを見事に描き出している。
詐欺師とカモという、欲と欲のぶつかりあいの仕組みの
全体像をつかもうと筆を進めれば進めるほど、
人間という生き物が持つ欲や弱さやズルさが滲み出てくる。
面白い、面白いと言いながらページをめくるうちに
最後のページにたどりつき、本を閉じた後にふと考えた。
本書に出てきた詐欺師達にばったり出会ったとしたら、
私は騙されずにいられるだろうか、と。
幸いにも私は詐欺師にばったり会うような生活を送っていないので
まだ答えは得られていないのだが、
一読して、欲に対する自分の弱さのことを考えずにはいられなかった。
文学作品としても、ノンフィクションとしても一級品である。
素晴らしい。
2009年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカの、太平洋戦争前の信用詐欺の様子を、人間ドラマも交えた独特の切り口で紹介している。
ネットなどがない時代ならではの、今の時代では成立し得ないものが紹介されているが、そこはご愛嬌。
現代ならではの詐欺を知りたい! という人は、本書より以下の本がお勧め。
華麗なる騙しのテクニック 世界No.1の詐欺師が教える
ネットなどがない時代ならではの、今の時代では成立し得ないものが紹介されているが、そこはご愛嬌。
現代ならではの詐欺を知りたい! という人は、本書より以下の本がお勧め。
華麗なる騙しのテクニック 世界No.1の詐欺師が教える
2004年7月2日に日本でレビュー済み
この本は題名をみればマイナスイメージなのだが、中身は非常に繊細な内容となっている。
人を騙すことはとても正当化できることではないのだが、かれらの騙す手口は非常に巧妙で逆説的な意味を持つことが多い。
この本を購買者たちはおそらく詐欺師になろうと思って購入しないはずだ。この本に期待すべきは騙すがわと騙される側に潜む人間のドラマを楽しむのだろう。
人を騙すことはとても正当化できることではないのだが、かれらの騙す手口は非常に巧妙で逆説的な意味を持つことが多い。
この本を購買者たちはおそらく詐欺師になろうと思って購入しないはずだ。この本に期待すべきは騙すがわと騙される側に潜む人間のドラマを楽しむのだろう。
2003年10月10日に日本でレビュー済み
私がこの本に出会ったのは、もちろん天才詐欺師への興味があったためなのだが、日本では、ファーストクラス詐欺師についての知識はとても浅く、彼らに対する美学もまたほとんど理解されていないといっていいだろう―――または、無知。かつて、落語の世界では、垣間見られたその美学は、いまや消えうせてしまったように思われる。この本は、D・モラー自身による研究、かつてトップに君臨した詐欺師へのインタビュー,old trickの紹介などさまざまな美しい事実を紹介してくれるが真の天才詐欺師たちの哲学は、それを超えたところに存在するのだということを教えてくれる。カヴァーデザインもいかしているので5星。