訃報をきっかけに岸部四郎さんに興味を持ち、タイガース時代やドラマなどの動画や過去の記事や著書を集め始めました。(著書は全て読みたいのですが入手不可能なものがあったり、高額だったりで残念です。)
幸運と不運、器用さと不器用さをちょうど同じくらい併せ持っていて、人間味があります。絶頂とどん底を味わっているだけに、一言一言に深さがあります。
せっかくマルチな才能があるのに、それを存分に伸ばす努力をする機会や周囲の協力が無かった(と思われる)のが残念な感じがします。けれど、失敗も全部含めてこの人の魅力という気もします。
今の私の心境は、映画に例えると「嫌われ松子の一生」の松子の甥、笙(瑛大)でしょうか。できればご存命中に会ってみたかったな、と思う人です。
岸部さんの一生を映画にしたら面白そうと思うのは私だけですかね?

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後ろ向き: 一週間に一日幸せならいい 単行本 – 2006/7/1
岸部 四郎
(著)
- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104344011899
- ISBN-13978-4344011892
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 199ページ
- ISBN-10 : 4344011899
- ISBN-13 : 978-4344011892
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,374,727位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,391位落語・寄席・演芸 (本)
- - 9,232位倫理学入門
- - 57,949位楽譜・スコア・音楽書 (本)
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2020年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先ず“岸部のアルバム”から入り、此方の本を読了致しました。
(今は、“暗くならずにお金が貯まる”を読み始めてます。)
シローさんは、浮き沈みの激しい人生を歩んで来られたと思いますが、歌唱力にしろ、文才にしろ、もっと評価されてもよい方だと思うのです。
前へ、前へアピールするタイプではないから、自己破産した過去の人=負け組扱いされているのかもしれませんが、究極の天と地を味わっただけあり、彼が淡々と綴る文章には深みと魅力があるのです。
シローさんの心に響く名言を集めた『日めくりカレンダー』なんて出してれないですかね。彼の往年の写真に、飄々とした筆跡を印字したものだと嬉しいですね♪
2013年公の場に出たのを最後に療養なさってますね。
今、1番会いたい人です。元気でいてほしいな。と、願わずにはいられません。
シローとブレッド&バターのアルバム“Moonlight”を聴きながら…
(今は、“暗くならずにお金が貯まる”を読み始めてます。)
シローさんは、浮き沈みの激しい人生を歩んで来られたと思いますが、歌唱力にしろ、文才にしろ、もっと評価されてもよい方だと思うのです。
前へ、前へアピールするタイプではないから、自己破産した過去の人=負け組扱いされているのかもしれませんが、究極の天と地を味わっただけあり、彼が淡々と綴る文章には深みと魅力があるのです。
シローさんの心に響く名言を集めた『日めくりカレンダー』なんて出してれないですかね。彼の往年の写真に、飄々とした筆跡を印字したものだと嬉しいですね♪
2013年公の場に出たのを最後に療養なさってますね。
今、1番会いたい人です。元気でいてほしいな。と、願わずにはいられません。
シローとブレッド&バターのアルバム“Moonlight”を聴きながら…
2006年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本のタイトルと「一週間に一日幸せならいい」というサブタイトルに曳かれて買いました。以前から楽観主義の方が悲観主義より良いという世間のステレオタイプ的な思想に疑問を持っていたので、「ポズィティブ・シンキングは疲れませんか?」という著者の主張には十分納得できます。しかし、中身は著者の体験談が中心で、いまいち説得力に欠けていると思います。しかも、家の中で夢を考えているだけではダメで、外に出向いて行かなければならない等、結構、“前向き”な考え方を奨励していたりするんですよね。というわけで、星3つにさせていただきましたが、筆者の体験談等に価値を見出せる人がお読みになれば、それ以上の星がつくものと考えます。
2007年3月15日に日本でレビュー済み
この本の根っこにあるのは、
「おれはこんな辛い人生だったのにみんな幸せそうにしやがって!」といった恨み辛みではない。
「おれはこんな失敗をしたけど、次世代を担うみんなは頑張って生きるんだ!」といった暑苦しいメッセージでもない。
ましてや、「芸能界の裏情報をあばいて一儲けしてやろう」といった意地汚い根性では絶対ない。
ただ、しんどい現状をぶつぶつとつぶやいているだけである。それが、とぼけたイラストの効果もあって妙な面白さをかもし出している。
精神的な病を患っている人を、「頑張れ!」と引っ張りあげようとすると、余計に患者を追い詰めてしまう。
その場合は「ぼくもしんどいよ。でもまあマイペースにいきましょう」と患者に同調してあげないといけない。
ぼくがこの本を手に取ったときも精神的に疲れていたが、たまたま手に取ったこの本が「ぼくもしんどいよ」と言ってくれたおかげでふっと楽になった。
見たところつらい話ばっかりに思えるが絶望感を感じるほどではなく、無理なく不幸話が聞ける。
ストレスをためこんでいる人や緊張した生き方を強いられている人はぜひ手にとってほしい。
「おれはこんな辛い人生だったのにみんな幸せそうにしやがって!」といった恨み辛みではない。
「おれはこんな失敗をしたけど、次世代を担うみんなは頑張って生きるんだ!」といった暑苦しいメッセージでもない。
ましてや、「芸能界の裏情報をあばいて一儲けしてやろう」といった意地汚い根性では絶対ない。
ただ、しんどい現状をぶつぶつとつぶやいているだけである。それが、とぼけたイラストの効果もあって妙な面白さをかもし出している。
精神的な病を患っている人を、「頑張れ!」と引っ張りあげようとすると、余計に患者を追い詰めてしまう。
その場合は「ぼくもしんどいよ。でもまあマイペースにいきましょう」と患者に同調してあげないといけない。
ぼくがこの本を手に取ったときも精神的に疲れていたが、たまたま手に取ったこの本が「ぼくもしんどいよ」と言ってくれたおかげでふっと楽になった。
見たところつらい話ばっかりに思えるが絶望感を感じるほどではなく、無理なく不幸話が聞ける。
ストレスをためこんでいる人や緊張した生き方を強いられている人はぜひ手にとってほしい。
2007年3月23日に日本でレビュー済み
岸部四郎の本は対談集も含め、既に3〜4冊読んでいるが、いずれも独特の岸部節とも言うべき文体で、関西人の私にはスイスイと読み薦められ快適である。本書は恒例の借金地獄→自己破産の悲惨話に、脳卒中→後遺症の話も加わり、ますます快調なネガティヴトーク。やっぱり「他人の不幸は蜜の味」なのかなあ。でも、不思議と元気が出てくるので、社会的貢献度は大だと思ふ。陳腐な言い草だけど「生きるのに疲れた人は、是非御一読あれ。」
2007年1月25日に日本でレビュー済み
岸部さんて、ルックルックの司会をされていたころは、のほほんとして、つかみ所のない人だなぁと思っていました。その後、借金騒動でどん底を味わい、いまは一味違った存在を放ち、いい感じの魅力を放っておられる。どーんと、復活するのではなくて。ご本人は、何も変わっておられないのかもしれませんが。
無理に頑張らなくてもいいんじゃないの、出る杭になったら損だから我を張らなくてもいいんじゃないの、と、ほどほどの「三番手」を目指すという人生哲学。小さい人間に思えるんだけど、頑張らないといいながら、いろいろ気をつかい、努力をしているのがわかって、励まされます。
無理に頑張らなくてもいいんじゃないの、出る杭になったら損だから我を張らなくてもいいんじゃないの、と、ほどほどの「三番手」を目指すという人生哲学。小さい人間に思えるんだけど、頑張らないといいながら、いろいろ気をつかい、努力をしているのがわかって、励まされます。