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知事の世界 (幻冬舎新書 ひ 3-1) 新書 – 2008/5/30
東国原 英夫
(著)
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2008/5/30
- ISBN-104344980832
- ISBN-13978-4344980839
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人が知事にならなかったら、本当に知事の世界、とは?と思います。普通に県知事とか、都知事とか言ってるけれど、中身を知るべきだと思います!何度読んでもためになる!!
2011年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
統一地方選に向けて読んでみた。
実務型公務員出身ではない視点からの
行政改革という点では新鮮なものであろう。
知事という仕事に対して一般人に向けて
スポットライトをあててみたという点では
評価のできる仕事をされたと思う。
日々のニュースではごく一部の著者の
言動が伝わってくるのみなので
誤解していた部分も多かった。
当然実務という点で、著者は劣る点もあるだろう。
医療に対しては無策だという話も聞く。
全ての実務に関して専門家顔負けの
知識と問題点の把握を行うのは常人には無理。
いかに御用学者ではないが、適切な知恵袋を
たくさんもつかにかかっていると思う。
そこらへんが、きちんとできていたかどうか
の検証は本著ではあまりなされていないし、
当然素人の自分が検証できることでもない、
というのがやや不満な点。
完全に私見ですが、この地方の事が好きだぞ〜という雰囲気が
ムンムンと漂ってくる首長の方が盛り上がって
やる気も出て良いと個人的には思う。
+上記の適切な知恵袋を使いこなせる人。
今のような官僚出身者ばかりが首長になるばかりじゃ面白みが持てない。
実務型公務員出身ではない視点からの
行政改革という点では新鮮なものであろう。
知事という仕事に対して一般人に向けて
スポットライトをあててみたという点では
評価のできる仕事をされたと思う。
日々のニュースではごく一部の著者の
言動が伝わってくるのみなので
誤解していた部分も多かった。
当然実務という点で、著者は劣る点もあるだろう。
医療に対しては無策だという話も聞く。
全ての実務に関して専門家顔負けの
知識と問題点の把握を行うのは常人には無理。
いかに御用学者ではないが、適切な知恵袋を
たくさんもつかにかかっていると思う。
そこらへんが、きちんとできていたかどうか
の検証は本著ではあまりなされていないし、
当然素人の自分が検証できることでもない、
というのがやや不満な点。
完全に私見ですが、この地方の事が好きだぞ〜という雰囲気が
ムンムンと漂ってくる首長の方が盛り上がって
やる気も出て良いと個人的には思う。
+上記の適切な知恵袋を使いこなせる人。
今のような官僚出身者ばかりが首長になるばかりじゃ面白みが持てない。
2008年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前著 『芸人学生,知事になる』 に引き続き読んだ.前著は知事になる以前のことに比重をかけて書かれていたが,この書籍は宮崎県知事に成るための心構え(マニフェストの政策概要説明を含む),県知事での経験を通じ,政治家/ 東国原としての考えを述べている.概ね予想通りの記述では有ったが,驚きを覚えた部分もあった.「知事の仕事とおカネ(p.86)」に関わる記述で,東国原氏の県知事給料は20%カットで¥992,000,二回の賞与を加えた年収は¥1440万になる.東国原氏にはその他の収入(印税,テレビの出演料など)もあり約¥2900万,結果として住民税:¥400万と所得税:¥1200万の合計:¥1600万円を納税しており,県からの給料を税金で返しているとのこと.この話を聞くと実質給与無しの奉仕活動(ちょっと極端かも?),感服した次第である.氏の仕事に対するモチベーションは,お金や名誉ではなく,率直にふるさと宮崎の復興なのであろう.
2冊目の東国原氏の著書を読ませて頂き強く感じたことは,氏が生半可な気持ちで知事になったのではないこと,そこには強い執念というか,思い入れがあり,県民支持率:93%の理由はここにあるのではないかと感じる.この本は,仕事に活路を見いだせない人が読むと,勇気づけられるのではないだろうか?
2冊目の東国原氏の著書を読ませて頂き強く感じたことは,氏が生半可な気持ちで知事になったのではないこと,そこには強い執念というか,思い入れがあり,県民支持率:93%の理由はここにあるのではないかと感じる.この本は,仕事に活路を見いだせない人が読むと,勇気づけられるのではないだろうか?
2008年7月24日に日本でレビュー済み
住民が、現職への批判の意思表示をしたいが、野党候補にも投票したくない場合、タレント
候補へ大量に票が流れるケースがある。東国原氏の当選はその典型例。
知事になった後は、テレビで腰を低くし巧みなアドリブを交え、宮崎県産物の宣伝マンに徹した。
ある意味、かっての広島県、岡山県、佐賀県等に関するギャグを売り物にしたタレントに近い
ものと言えるかもしれない。
彼の高支持率の原因は、政治的実績のためではなく、自分の故郷の面白い宣伝マンであること
が、親しみを持たれ評価されたものだ。
彼のマニフェストとは何の関係もないことはいうまでもない。
どこまでこの高支持率は続くのだろうか。
虎視耽々と昔の話を蒸し返そうと狙っているマスコミ関係者は少なくはない。
健闘を祈る。(無論マスコミ関係者ではなく東国原知事の健闘をだ。)
候補へ大量に票が流れるケースがある。東国原氏の当選はその典型例。
知事になった後は、テレビで腰を低くし巧みなアドリブを交え、宮崎県産物の宣伝マンに徹した。
ある意味、かっての広島県、岡山県、佐賀県等に関するギャグを売り物にしたタレントに近い
ものと言えるかもしれない。
彼の高支持率の原因は、政治的実績のためではなく、自分の故郷の面白い宣伝マンであること
が、親しみを持たれ評価されたものだ。
彼のマニフェストとは何の関係もないことはいうまでもない。
どこまでこの高支持率は続くのだろうか。
虎視耽々と昔の話を蒸し返そうと狙っているマスコミ関係者は少なくはない。
健闘を祈る。(無論マスコミ関係者ではなく東国原知事の健闘をだ。)
2018年4月4日に日本でレビュー済み
お笑い芸人から知事になった著者が、どうして宮崎県知事になったのか、どういう努力をしてなれたのか、知事になった後の活動などについて書かれています。
良く言われる地盤、看板、カバンのうち、地盤とカバンが無い中、少ない選挙資金で当選しています。
信念が県民に伝わったので、当選できたんだなというのがよく分かりました。
知事になってからは、高級車に乗らなかったり、公舎に住まずマンションに住むというように、市民の目線とずれないように努力していたようです。
テレビで観ていた時はそういう事をしていたのは知らなかったので、マンゴーだけを売りにしていたのかと思っていました。
ですが、この本を読んで色々やってたんだなあと感心しました。
宮崎の雇用を促進させるために、企業を誘致しようとしたり、談合を無くすために手を尽くしたりと、知事としての仕事がよく分かりました。
最後の方はちょっと専門用語が多くて分かり辛いところもありましたが、読んでいて地方行政の勉強にもなりました。
良く言われる地盤、看板、カバンのうち、地盤とカバンが無い中、少ない選挙資金で当選しています。
信念が県民に伝わったので、当選できたんだなというのがよく分かりました。
知事になってからは、高級車に乗らなかったり、公舎に住まずマンションに住むというように、市民の目線とずれないように努力していたようです。
テレビで観ていた時はそういう事をしていたのは知らなかったので、マンゴーだけを売りにしていたのかと思っていました。
ですが、この本を読んで色々やってたんだなあと感心しました。
宮崎の雇用を促進させるために、企業を誘致しようとしたり、談合を無くすために手を尽くしたりと、知事としての仕事がよく分かりました。
最後の方はちょっと専門用語が多くて分かり辛いところもありましたが、読んでいて地方行政の勉強にもなりました。
2008年6月4日に日本でレビュー済み
そのまんま東氏が宮崎知事選に立候補と聞いたとき、思い出したのは横山ノック元大阪府知事だった。
「お笑い系芸人が、また・・」と憮然たる気分になったことを覚えている。
だが、東国原候補のマニフェストを見たとたん、その懸念は一掃された。
「そのまんまマニフェスト」は、実に良くできていた。
目標、期限、財源等のマニフェストの基本要素を押さえながら、「志」があった。
そしてなにより、郷土・宮崎への熱い思いが溢れていた。
マニフェストは有権者との「契約」であるが、志に裏打ちされた「熱い契約」である。
これまで出された知事選マニフェストの中でも出色のものであった。
東国原知事のマニフェストが優れていたことは、わずか就任4ヶ月にしてマニフェストを
県の総合計画に「落とし込む」ことができたという一事をもっても明らかである。
すぐれたマニフェストは県庁に方針を与え、改革をロケットスタートさせる。
「宮崎の広告塔」としての派手な活動の裏で、県庁改革が急速に進んだのは、良いマニフェストを掲げて選挙に勝ったことが大きい。
本書は、東国原知事が正統派「マニフェスト政治家」であることを見事に示している。
宮崎県への「熱い思い」とともに、したたかな「政治家」としての東国原氏の横顔をよく知ることができた。
今後の活躍にさらに注目したい。
「お笑い系芸人が、また・・」と憮然たる気分になったことを覚えている。
だが、東国原候補のマニフェストを見たとたん、その懸念は一掃された。
「そのまんまマニフェスト」は、実に良くできていた。
目標、期限、財源等のマニフェストの基本要素を押さえながら、「志」があった。
そしてなにより、郷土・宮崎への熱い思いが溢れていた。
マニフェストは有権者との「契約」であるが、志に裏打ちされた「熱い契約」である。
これまで出された知事選マニフェストの中でも出色のものであった。
東国原知事のマニフェストが優れていたことは、わずか就任4ヶ月にしてマニフェストを
県の総合計画に「落とし込む」ことができたという一事をもっても明らかである。
すぐれたマニフェストは県庁に方針を与え、改革をロケットスタートさせる。
「宮崎の広告塔」としての派手な活動の裏で、県庁改革が急速に進んだのは、良いマニフェストを掲げて選挙に勝ったことが大きい。
本書は、東国原知事が正統派「マニフェスト政治家」であることを見事に示している。
宮崎県への「熱い思い」とともに、したたかな「政治家」としての東国原氏の横顔をよく知ることができた。
今後の活躍にさらに注目したい。
2013年3月2日に日本でレビュー済み
本書は、2007年から2011年にかけて第17代宮崎県知事を務めた著者が、
2008年に刊行した本で、知事選立候補の頃から、選挙活動、そして知
事当選を果たし、知事就任後約1年半ほど間の活動やその思いなどを
綴った本である。
本書は5章構成になっており、第1章は選挙は何をもって戦うか、第
2章は組織をどこから変えるか、第3章は生活の価値をどこに置くか、
第4章は行動力をいかに発揮させるか、第5章は改革をいつ断行する
かについて書かれている。
具体的には、それまでの大枠だけを決めた選挙を一新し、「そのまんま
マニフェスト」を作成することで、マニフェスト選挙を浸透させたこと、
宮崎県の古い政治体質に県民が嫌気がさしていた頃の選挙であり、保守
的といわれた宮崎県民の票を集め当選したこと、お笑い芸人としての経
験やキャリアが、知事としての宮崎県PRやメディア対応にも役に立った
こと等に加え、地方政治にスピードを求めたこと、議会での一問一答方
式を提案したこと、国と地方の二重行政の問題点等、行政部分の記述も
多くある。
行政の仕事のみにとどまらず、自ら宮崎県のセールスマンとして駆け回
るフットワークの軽さ、オープンで一般市民の声に耳を傾ける姿勢、そ
してマニフェストを実現するための具体的な行動など、地方政治の新し
いかたちを作り出し、県民の高い支持率を得た「知事の世界」の一部を
垣間見させてくれる本である。
また、本書を通して、宮崎県への温かな郷土愛も感じられるので、読ん
でいて印象も良い。だからこそ、現在読むと、本書刊行後にあった知事
任期途中での国政挑戦が個人的には残念ではあるが、地方政治の一つの
あり方を作った著者の考えを知ることができる点で興味深い本である。
2008年に刊行した本で、知事選立候補の頃から、選挙活動、そして知
事当選を果たし、知事就任後約1年半ほど間の活動やその思いなどを
綴った本である。
本書は5章構成になっており、第1章は選挙は何をもって戦うか、第
2章は組織をどこから変えるか、第3章は生活の価値をどこに置くか、
第4章は行動力をいかに発揮させるか、第5章は改革をいつ断行する
かについて書かれている。
具体的には、それまでの大枠だけを決めた選挙を一新し、「そのまんま
マニフェスト」を作成することで、マニフェスト選挙を浸透させたこと、
宮崎県の古い政治体質に県民が嫌気がさしていた頃の選挙であり、保守
的といわれた宮崎県民の票を集め当選したこと、お笑い芸人としての経
験やキャリアが、知事としての宮崎県PRやメディア対応にも役に立った
こと等に加え、地方政治にスピードを求めたこと、議会での一問一答方
式を提案したこと、国と地方の二重行政の問題点等、行政部分の記述も
多くある。
行政の仕事のみにとどまらず、自ら宮崎県のセールスマンとして駆け回
るフットワークの軽さ、オープンで一般市民の声に耳を傾ける姿勢、そ
してマニフェストを実現するための具体的な行動など、地方政治の新し
いかたちを作り出し、県民の高い支持率を得た「知事の世界」の一部を
垣間見させてくれる本である。
また、本書を通して、宮崎県への温かな郷土愛も感じられるので、読ん
でいて印象も良い。だからこそ、現在読むと、本書刊行後にあった知事
任期途中での国政挑戦が個人的には残念ではあるが、地方政治の一つの
あり方を作った著者の考えを知ることができる点で興味深い本である。
2013年7月20日に日本でレビュー済み
"そのまんま東"こと東国原英夫氏が宮崎県知事時代に執筆した本である。県庁で数十年働く職員と突然やってくると知事のギャップを埋めるのは、「知事の本気度」であると同氏。将来展望やビジョンをしっかり掲げ、自治体が本来あるべき姿やこれからめざしていく姿を提示することが大切だと語る。
本書には、どうしても「宮崎出身、いいねえ」と言われる宮崎県にしたかったという知事になった動機、マニフェストを書き上げた経緯、PR戦略、日々の職務・政務などが綴られている。
芸能人である立場を利用し、宮崎のセールスマンに徹する同氏であるが、「国は『地方と国は対等』というが、知事という立場にいる僕はどうかなと思う」と冷静である。もっとも、国に陳情していると述べつつも、「地方から日本を元気にする時代だ。極端なことをいえば、過疎力を逆手にとってパワーに換える発想が必要なのだ」と前向きである。
同氏によると、マニフェストは100%をめざしても、達成できるのは6割だという。数値目標・期限・財源をつまびらかにすることと同時に、モチベーション維持のためにハードルが高く達成することが大切だという。
同氏が宮崎県知事を引退したとき、実際にマニフェストがどのくらい達成されていたのか、埼玉県に住む私は知らない。しかし、同氏のおかげで宮崎が身近になったといえる。
著者が述べていたように「21世紀は地方の時代」かもしれない。地方在住者にとって、本書がモチベーションアップに寄与する書物であることは確かであろう。
本書には、どうしても「宮崎出身、いいねえ」と言われる宮崎県にしたかったという知事になった動機、マニフェストを書き上げた経緯、PR戦略、日々の職務・政務などが綴られている。
芸能人である立場を利用し、宮崎のセールスマンに徹する同氏であるが、「国は『地方と国は対等』というが、知事という立場にいる僕はどうかなと思う」と冷静である。もっとも、国に陳情していると述べつつも、「地方から日本を元気にする時代だ。極端なことをいえば、過疎力を逆手にとってパワーに換える発想が必要なのだ」と前向きである。
同氏によると、マニフェストは100%をめざしても、達成できるのは6割だという。数値目標・期限・財源をつまびらかにすることと同時に、モチベーション維持のためにハードルが高く達成することが大切だという。
同氏が宮崎県知事を引退したとき、実際にマニフェストがどのくらい達成されていたのか、埼玉県に住む私は知らない。しかし、同氏のおかげで宮崎が身近になったといえる。
著者が述べていたように「21世紀は地方の時代」かもしれない。地方在住者にとって、本書がモチベーションアップに寄与する書物であることは確かであろう。