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他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑 (幻冬舎新書) 新書 – 2015/9/30
岩波 明
(著)
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マスコミやネット住民はバッシングが大好物。失言やトラブルによって「悪人」となった対象を見つけては非難するが、最近ここに一般の人も追随し、まるで国民総出のいじめの様相に。このとき、非難する側は必ず「正義」を振りかざすが、実は他人を傷つけて楽しむ心理も混在する。もともと、似た価値観を共有する日本人は、差異に対して敏感で嫉妬を抱きやすく、異物を排除する傾向が強い。さらに、適度に豊かな現代には空虚さが蔓延しており、若者は悲観的で自信がない。現代人の心の歪みを、精神科医である著者が斬る!
- 本の長さ195ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2015/9/30
- ISBN-104344983904
- ISBN-13978-4344983908
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商品の説明
著者について
一九五九年、神奈川県生まれ。昭和大学医学部精神医学講座教授。八五年、東京大学医学部卒。東大病院精神科、東京都立松沢病院、埼玉医大精神科などを経て二〇一二年より現職。一五年より、昭和大学附属烏山病院長を併任。精神疾患の認知機能、司法精神医療、発達障害の臨床研究などを主な研究分野とする。著書に、『狂気という隣人』(新潮文庫)、『心の病が職場を潰す』(新潮新書)、『発達障害と生きる』(講談社)、『文豪はみんな、うつ』(幻冬舎新書)、『名作の中の病』(新潮社)、『大人のADHD』(ちくま新書)など。監訳書に『内因性精神病の分類』(共監訳、医学書院)、『精神分裂病の神経心理学』(共監訳 、星和書店)などがある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2015/9/30)
- 発売日 : 2015/9/30
- 言語 : 日本語
- 新書 : 195ページ
- ISBN-10 : 4344983904
- ISBN-13 : 978-4344983908
- Amazon 売れ筋ランキング: - 480,049位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過度なバッシングがよくないのはわかるけど、この本に載ってる人たちは「ものすごく特異な人たち」ばかり。こういう人たちも「自分には無関係の人」だから批判しちゃいけないみたいな事が書いてある気がする。
2015年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ニコニコニュースで紹介記事でこの本のことを知ったが、梗概を見ているうちに「これ、タイトルの時点でブーメランじゃね?」と気づいたのだが、記事の終わりにあるコメント欄でそのことに言及してクソミソにけなしている人がたくさんいたので、なんだか恥ずかしい気持ちになった。内容も読まずにクソミソにけなす人たちと同じ感想を抱いたことが原因だと思う。みんなにクソミソに言われているということは、もしかしたら内容はけっこう正しいかもしれないと思い、それを確かめてみたくて購入した。
内容的には、玉石混淆という印象だった。
まずデータによる裏付けが少ない。
ユニセフによる幸福度に関する調査と、内閣府がおこなった日本の未来についての意識調査ぐらいで、他はデータが乏しい。人間の行動を扱う社会学的な内容なので、調査や実験自体が少ないのかもしれないが、なんとか自論を補強するための客観的証拠を援用しないことには、この手の本は筆者の偏見の塊の域をどうしても出ない。その弱点は克服されているとは言いがたかった。
頻繁に衆愚を目の当たりにしている日本人としては、「あ~、それわかるわ」と直感的に賛同できる記述は多い。
特に、ネットにいるごくごく一部の連中の性質や、炎上や、バッシングに関する分析は良かった。
示唆に富んでいるとまでは言えず、何度かふと思ったことばかりではあったが、それらをまとめているという点だけでも評価できる。
ただし、筆者はネットの住人の性質を、数ではなく表層で語っている印象がある。そしてそれは事実ではないと思う。
これはよく陥りがちな、ラウドマイノリティがラウドであるために数も大きく見積もってしまう傾向だ。
実際には、マジキチは10%以下の少数だと思う。
私はインターネット上で生放送をよくしており、辛辣というか単なる誹謗中傷みたいなコメントも多くされるが、実際の視聴者数に対して、よくコメントを打つ人数は、独自におこなったアンケートによると10%程度である。
また、ニコ生での一般的なアクティブ数(過去10分以内に一度でもコメントを打った人の人数)は、ちくわちゃんランキングなどでザッと見ても、だいたい累計視聴者数の10%以下だ。
余談だった。俺もこういうネタで本書けるんじゃねえか?
「日本的」という言葉がよく出てくる書だが、その言葉で修飾されている事柄が、日本で局所的に起こっていることなのか、世界的に起こっていることなのかの区別はつかない。
私は日本でしか生活していない以上、「日本的」なことが何を意味しているのかは、「たぶんこういうことなんだろうな」程度の理解しかしていない。
内容を鵜呑みにする勇気はわいてこなかったが、世の中に対する付き合い方を整理するにはちょうどいい問題提起が並んだ本だった。
大衆ってアホやなあと思う人は、読んでみると同様の効果が得られるかもしれない。
読みやすいし、まずまずオススメ。
内容的には、玉石混淆という印象だった。
まずデータによる裏付けが少ない。
ユニセフによる幸福度に関する調査と、内閣府がおこなった日本の未来についての意識調査ぐらいで、他はデータが乏しい。人間の行動を扱う社会学的な内容なので、調査や実験自体が少ないのかもしれないが、なんとか自論を補強するための客観的証拠を援用しないことには、この手の本は筆者の偏見の塊の域をどうしても出ない。その弱点は克服されているとは言いがたかった。
頻繁に衆愚を目の当たりにしている日本人としては、「あ~、それわかるわ」と直感的に賛同できる記述は多い。
特に、ネットにいるごくごく一部の連中の性質や、炎上や、バッシングに関する分析は良かった。
示唆に富んでいるとまでは言えず、何度かふと思ったことばかりではあったが、それらをまとめているという点だけでも評価できる。
ただし、筆者はネットの住人の性質を、数ではなく表層で語っている印象がある。そしてそれは事実ではないと思う。
これはよく陥りがちな、ラウドマイノリティがラウドであるために数も大きく見積もってしまう傾向だ。
実際には、マジキチは10%以下の少数だと思う。
私はインターネット上で生放送をよくしており、辛辣というか単なる誹謗中傷みたいなコメントも多くされるが、実際の視聴者数に対して、よくコメントを打つ人数は、独自におこなったアンケートによると10%程度である。
また、ニコ生での一般的なアクティブ数(過去10分以内に一度でもコメントを打った人の人数)は、ちくわちゃんランキングなどでザッと見ても、だいたい累計視聴者数の10%以下だ。
余談だった。俺もこういうネタで本書けるんじゃねえか?
「日本的」という言葉がよく出てくる書だが、その言葉で修飾されている事柄が、日本で局所的に起こっていることなのか、世界的に起こっていることなのかの区別はつかない。
私は日本でしか生活していない以上、「日本的」なことが何を意味しているのかは、「たぶんこういうことなんだろうな」程度の理解しかしていない。
内容を鵜呑みにする勇気はわいてこなかったが、世の中に対する付き合い方を整理するにはちょうどいい問題提起が並んだ本だった。
大衆ってアホやなあと思う人は、読んでみると同様の効果が得られるかもしれない。
読みやすいし、まずまずオススメ。
2016年1月12日に日本でレビュー済み
『他人を非難してばかりいる人たち――バッシング・いじめ・ネット死刑(リンチ)』(岩波明著、幻冬舎新書)は、私たち日本人の精神構造、社会構造を考えるヒントを与えてくれます。
本質的に私たち日本人は他人の不幸や残酷な仕打ちを受けるのを見たいのだと、その事例を挙げています。「ネット住民たちは、バッシングすべき対象が見つかれば、相手はだれでもよい。ただ、他人を徹底的に攻撃することが、心地よいのである」。
著者は、攻撃する人たちに共通する傾向として、他人を糾弾するとき、自分は完全無欠な「神」だと錯覚している――ことを指摘しています。「攻撃する側の『品格』や『人格』は、どうなのであろう? 自分たちはそれほど真っ白で品行方正なのだろうか」。
日本でこのような攻撃が頻発するのは、なぜなのでしょうか。「自虐的に述べてみると、『バカでヒマ』なわれわれは、自らの現実に不満足になりやすい傾向を持ち、不寛容な心持ちで他人のアラ探しにセイを出しては、いっときのウサを晴らしている」と、辛辣です。「現在の日本人に欠けているものがあるとすれば、それは『智慧』であり、『教養』である。日本人は『不寛容』であるが、一方で、だまされやすく乗せられやすい。『智慧のあるように見える人』には取り込まれやすく、その結果、ネット上でも、現実世界でも、『根拠のない流行』が蔓延することとなる」。
さらに、心理の奥に分け入っていきます。「嫉妬は、『嫉妬する相手』の置かれた状況や得たものをうらやむことから始まる。・・・たいていの場合、嫉妬は、微妙な差異から生じる。わずかしか差のないはずのライバルや、あるいは自分より格下と思っていた後輩が、私生活で幸運を手にしたとき、あるいは立派な仕事上の業績を打ち立てたとき、嫉妬心抜きで、すなおに相手を称えることのできる人はそう多くはないように思える。・・・このため、多くの場合、嫉妬の対象は、身近な人物となる」。
「メインタリティが類似している日本人においては、みなが同じような嫉妬心を抱きやすい。こうした点が、学校や職場における集団による陰湿な『いじめ』や『ハラスメント』につながりやすいように思えるし、ネット上の激しいバッシングの一因にもなっているのだろう」。
続いて、自分の時間を削ってまで他人を非難する人たちを駆り立てるものは何なのかが考察されています。「この『不寛容』という現象は、ある意味、現在の日本社会を特徴的に表しているように思える。世界中を見渡しても、不確実な情報しか存在しないにもかかわらず、社会全体が一丸となり一方的に個人の行動をバッシングするという図式は、この日本において特別目立つ現象である。・・・注意する必要があるのは、多くの日本人は自分たちが特別な存在であることに気が付いていない、あるいは、特殊であることを認めようとしない点である」と、警告を発しています。「学校の問題で言えば、いじめや不登校が蔓延しているのは、他国でも皆無ではないが、日本独特の現象である。思春期から中高年に及ぶ引きこもりも重大である。自殺の問題はいまだに見逃せないし、過労死や過労自殺は、他の先進国にはほとんど存在していない現象である」。
これらの日本特有の現象を改善する具体的な処方箋も併せて示されていればと感じるのは、望蜀だと言われてしまうかもしれませんね。
本質的に私たち日本人は他人の不幸や残酷な仕打ちを受けるのを見たいのだと、その事例を挙げています。「ネット住民たちは、バッシングすべき対象が見つかれば、相手はだれでもよい。ただ、他人を徹底的に攻撃することが、心地よいのである」。
著者は、攻撃する人たちに共通する傾向として、他人を糾弾するとき、自分は完全無欠な「神」だと錯覚している――ことを指摘しています。「攻撃する側の『品格』や『人格』は、どうなのであろう? 自分たちはそれほど真っ白で品行方正なのだろうか」。
日本でこのような攻撃が頻発するのは、なぜなのでしょうか。「自虐的に述べてみると、『バカでヒマ』なわれわれは、自らの現実に不満足になりやすい傾向を持ち、不寛容な心持ちで他人のアラ探しにセイを出しては、いっときのウサを晴らしている」と、辛辣です。「現在の日本人に欠けているものがあるとすれば、それは『智慧』であり、『教養』である。日本人は『不寛容』であるが、一方で、だまされやすく乗せられやすい。『智慧のあるように見える人』には取り込まれやすく、その結果、ネット上でも、現実世界でも、『根拠のない流行』が蔓延することとなる」。
さらに、心理の奥に分け入っていきます。「嫉妬は、『嫉妬する相手』の置かれた状況や得たものをうらやむことから始まる。・・・たいていの場合、嫉妬は、微妙な差異から生じる。わずかしか差のないはずのライバルや、あるいは自分より格下と思っていた後輩が、私生活で幸運を手にしたとき、あるいは立派な仕事上の業績を打ち立てたとき、嫉妬心抜きで、すなおに相手を称えることのできる人はそう多くはないように思える。・・・このため、多くの場合、嫉妬の対象は、身近な人物となる」。
「メインタリティが類似している日本人においては、みなが同じような嫉妬心を抱きやすい。こうした点が、学校や職場における集団による陰湿な『いじめ』や『ハラスメント』につながりやすいように思えるし、ネット上の激しいバッシングの一因にもなっているのだろう」。
続いて、自分の時間を削ってまで他人を非難する人たちを駆り立てるものは何なのかが考察されています。「この『不寛容』という現象は、ある意味、現在の日本社会を特徴的に表しているように思える。世界中を見渡しても、不確実な情報しか存在しないにもかかわらず、社会全体が一丸となり一方的に個人の行動をバッシングするという図式は、この日本において特別目立つ現象である。・・・注意する必要があるのは、多くの日本人は自分たちが特別な存在であることに気が付いていない、あるいは、特殊であることを認めようとしない点である」と、警告を発しています。「学校の問題で言えば、いじめや不登校が蔓延しているのは、他国でも皆無ではないが、日本独特の現象である。思春期から中高年に及ぶ引きこもりも重大である。自殺の問題はいまだに見逃せないし、過労死や過労自殺は、他の先進国にはほとんど存在していない現象である」。
これらの日本特有の現象を改善する具体的な処方箋も併せて示されていればと感じるのは、望蜀だと言われてしまうかもしれませんね。
2024年1月19日に日本でレビュー済み
まだ途中ですが、ほかの方も書いてらっしゃるように、バッシングの事例の詳細をひたすら書くばかりで、肝心の「他人をバッシングばかりしてる人たち」の行動心理には深く言及されてないため、いまいちでした。
雅子様の件も、雅子様が可哀想だと書いてるだけなので、確かに私も読んでいて改めて雅子様は気の毒だなと辛くなりましたが、それに留まりました。
専門家なら他人を批判ばかりする人たちの心理をもっと凡人の私にもわかるように御解説いただきたかったなと。
簡単には書いてあるんですけどね、悪口をSNSに書き込むことでうさばらしをしてる、要するにヒマなんだと。
雅子様の件も、雅子様が可哀想だと書いてるだけなので、確かに私も読んでいて改めて雅子様は気の毒だなと辛くなりましたが、それに留まりました。
専門家なら他人を批判ばかりする人たちの心理をもっと凡人の私にもわかるように御解説いただきたかったなと。
簡単には書いてあるんですけどね、悪口をSNSに書き込むことでうさばらしをしてる、要するにヒマなんだと。
2018年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雅子さまに対して正確な診断をしているとあったのでキンドルで購入しましたが、少し皇室に関心がある人ならこれはもう了解済みの情報ではないか…。と残念でした。
2015年11月3日に日本でレビュー済み
近年の日本では、何らかの不祥事が起きると、それとは無関係の人(週刊誌や、スポーツ誌の記者などと違って、何かスクープを書いても原稿料などの報酬を得られるわけではない人)までもがネット上などでバッシングをする傾向が非常に強くなっているが、その背景にはどのような社会構造があるのだろうか?
この本は、バッシングが過熱する社会構造を、精神科医の岩波明さんが実際のケースを挙げながら独自の視点で考察するものであるが、実際にこの本を読んでみると、欧米とは違った、日本独特の要因が複雑に絡み合っていることがはっきりと分かる。
例えば、この本の第5章では、メディアが元横綱の朝青龍に対して行ったバッシングの例が取り上げられていたが、確かに日本には岩波さんの指摘する通り、朝青龍のような外国出身の力士が、日本の国技である大相撲の頂点に君臨することを生理的かつ文化的に受け付けない風潮が強くある。
そのため、当人が何らかの不祥事を起こすと、次の瞬間からメディアの評価が180度変わってしまうのである(余談だが、大相撲では2003年に貴乃花が引退してから、2017年に稀勢の里が横綱に昇進するまでの14年に渡って、日本出身の横綱が1人もいない状態が続いてきた。そのため、貴乃花の引退と入れ替わる形で横綱に昇進した朝青龍は、実質的な「憎まれ役」として相撲界の人気を支えてきたわけであるが、肝心のメディアはこの功績をほとんど評価しなかったのである)。
しかも、日本の場合は岩波さんの指摘する通り、皆と同じであることが異常なまでに求められる傾向が強くある。
そのため、何らかの社会的成功を収めると、周囲から称賛されるどころか、逆に反感を買われてしまうのである。
いや、それ以前に現代の日本では、インターネットや、SNSや、フェイスブックや、ツイッターといった、B層を含む不特定多数を対象としたネットワークが完全に確立されてしまっている。
そのせいで、特に著名人が衆人監視の目から逃れることが、事実上不可能になっている。
つまり、現代の日本でバッシングを受けないためには、この本の表現を借りれば、当人が「完全無欠な『神』であり続けなければならない」のである。
これでは、バッシングを受けた著名人が自殺にまで追い込まれてしまうのも、容易に想像できるはずである。
もちろん、この本で取り上げられているケースはこれ以外にも、まだまだ数多くあるが、いずれにしろ、バッシングはそれを受けた側の肉体と、精神を極限まで破壊する恐ろしい行為でもある。同時に、社会そのものを大混乱に陥れてしまうことでもある。
そのことを、特にB層の人は、この本を読んではっきりと自覚すべきではないだろうか。
この本は、バッシングが過熱する社会構造を、精神科医の岩波明さんが実際のケースを挙げながら独自の視点で考察するものであるが、実際にこの本を読んでみると、欧米とは違った、日本独特の要因が複雑に絡み合っていることがはっきりと分かる。
例えば、この本の第5章では、メディアが元横綱の朝青龍に対して行ったバッシングの例が取り上げられていたが、確かに日本には岩波さんの指摘する通り、朝青龍のような外国出身の力士が、日本の国技である大相撲の頂点に君臨することを生理的かつ文化的に受け付けない風潮が強くある。
そのため、当人が何らかの不祥事を起こすと、次の瞬間からメディアの評価が180度変わってしまうのである(余談だが、大相撲では2003年に貴乃花が引退してから、2017年に稀勢の里が横綱に昇進するまでの14年に渡って、日本出身の横綱が1人もいない状態が続いてきた。そのため、貴乃花の引退と入れ替わる形で横綱に昇進した朝青龍は、実質的な「憎まれ役」として相撲界の人気を支えてきたわけであるが、肝心のメディアはこの功績をほとんど評価しなかったのである)。
しかも、日本の場合は岩波さんの指摘する通り、皆と同じであることが異常なまでに求められる傾向が強くある。
そのため、何らかの社会的成功を収めると、周囲から称賛されるどころか、逆に反感を買われてしまうのである。
いや、それ以前に現代の日本では、インターネットや、SNSや、フェイスブックや、ツイッターといった、B層を含む不特定多数を対象としたネットワークが完全に確立されてしまっている。
そのせいで、特に著名人が衆人監視の目から逃れることが、事実上不可能になっている。
つまり、現代の日本でバッシングを受けないためには、この本の表現を借りれば、当人が「完全無欠な『神』であり続けなければならない」のである。
これでは、バッシングを受けた著名人が自殺にまで追い込まれてしまうのも、容易に想像できるはずである。
もちろん、この本で取り上げられているケースはこれ以外にも、まだまだ数多くあるが、いずれにしろ、バッシングはそれを受けた側の肉体と、精神を極限まで破壊する恐ろしい行為でもある。同時に、社会そのものを大混乱に陥れてしまうことでもある。
そのことを、特にB層の人は、この本を読んではっきりと自覚すべきではないだろうか。
2017年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
データーの羅列ばかりで、
また共感する部分も少なかった。
どう対処すればいいのかなど
期待する部分はほとんど無かった。
また共感する部分も少なかった。
どう対処すればいいのかなど
期待する部分はほとんど無かった。
2017年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルほどのインパクトある内容ではなかった。また、引用や、過去の経緯など書籍を購入して読むほどのものではなかった。